「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(11/10分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)

北朝鮮の「人道に対する罪」を暴露する映画
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140301

人道に対する罪を犯している国家体制は変更されるべしというのが、今の国際社会の合意である。

 ええ、そうか?。「人権侵害状況が変わるべき」とは当然言ってるだろうが「国家体制」云々までは言ってねえんじゃねえの?
 つうか変更されるべしとか言ったって変更されねえって現実を高世は直視すべきだよな。高世だと経済制裁で打倒とか、軍事攻撃で打倒とかバカ抜かしそうだけど。
 かつ日本が「人道に対する罪(慰安婦と言う性暴力)」を否定しようとする男・安倍が首相だって事を考えるとあまり北朝鮮を偉そうに非難する気にならんなあ。ま、最低限、安倍をきっちり批判してから北朝鮮批判すべきだわな。でなきゃダブスタだろ。
 それに「人権侵害レベルはともかく」人権侵害自体は「イスラエルパレスチナ問題」「ロシアのチェチェン問題」「ミャンマー軍事独裁」とかいろいろあるのに北朝鮮ばっか非難する高世みたいな日本人にすげえ違和感感じるな。単にお前ら北朝鮮嫌いなだけだろ。人権主義者ぶってんじゃねえよ。

報告書は北朝鮮に対して「全体主義」という言葉を使っているとのことで、「7人の会」で出した声明と認識を同じくする。

 「7人の会」ってのは高世がやってた糞の役にも立たなかった団体。今頃「俺達の方が国連より進んでた」とか、くだらない自慢するなよ、低能。


■真央ちゃんの万感の涙
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140222
 まあ、浅田真央ファンでも何でもないし正直、彼女の成績はどうでもいいし、「一部の自称真央ファン」のキム・ヨナへの悪口雑言には腹が立っています*1が、やはりアスリートの涙というのは感動しますね。
 今回で浅田も引退するわけですから(まあ引退は彼女だけでなく確か「浅田より年上の」鈴木明子も引退ですが、浅田と比べ成績が今ひとつですし、浅田と違い悪く言えば「愛嬌がない」、良く言えば「大人びてる(幼稚でない)」ところが浅田好きには好かれず、マスコミもあまり騒がないのでしょう)。
 俺も我ながら単純な性格だなあ。
 しかしジュニア時代ならともかく何で未だに「真央ちゃん」?、とは思うな。一応成人女性ですけど?。鈴木とか村上佳菜子とか他の選手は「ちゃん付け」で呼ばれてないと思うし。


日中戦争への危機感
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140215

 先日、「言論NPO」の「民間外交」について書いた続き。
 日中両国で世論調査をして分かったことは、それぞれの国民の認識は、自国のメディア、とくにテレビ報道の影響が強いということだという。
 NPO代表の工藤泰志さんによると、相手国の危険性を強調する報道になっていることが世論に大きな影響を与えている。日本のメディアはまだ自制心を利かせているが、中国メディアでは「開戦近し」という煽った印象の報道が目立つという。

「中国に対して」ではなくて「工藤氏と高世に対して」「やれやれ」ですね。
彼らの主観はどうであれ「非当事者」がこういうことを言うのならともかく、当事者がこういうことを言うのは日中関係悪化の責任について「中国へ責任転嫁している」と見なされても文句は言えないでしょう。つうか俺個人は責任転嫁そのものだと思いますが。
 大体「中国メディアは見たことがないので意見を保留します」が「日本メディアのどこが自制してる」んですか。自制していないからこそ東京新聞に「最近、反中国・反韓国記事が週刊誌に目立つ」と危惧、批判する記事が載り、ネット上でも一定の同意、共感を集めたんでしょうに。

意外だったのが、自国のメディア報道は両国関係を客観的で公正に伝えていると思うかという質問への回答だった。
日本では、Yesが25.4%、Noが25.1%で拮抗していたのに対して、中国ではYesが84.5%、Noが7.5%と圧倒的にメディアを「客観的かつ公平」だとみているという。

・日本側イエス25.4、ノー25.4ということは「無回答、わからない、どちらともいえない」などが50%もあったんでしょうか。ちなみに小生は「ノー」ですね。
 「南京事件否定論が蔓延してる国」「尖閣問題ではメディアが日本の言い分しか伝えない国」のどこが「客観的公正」なんでしょうか。
・中国側についてこれだけでは何とも評価に困りますね。
 ただし別にこういうのは中国でなくても似たような結果になるんじゃないですかね。大抵の国では「外国に対して、自国が正しい」という報道がされることが多いでしょう。
 これは別に「中国政府の統制*2」という話ではなくて、「ナショナリズムに親和的な報道」の方がどこの国でも受ける傾向にあるだろうし、そうなると、「自国の視点」から離れた物の見方というのはなかなか難しい。

 世界が日中間の戦争を心配していることは、ダボス会議でも感じられた。いま、尖閣では、政府間のホットラインもなく、「自制心だけで保たれている状態」だと工藤さんは表現する。何らかの衝突があれば、メディアが煽って大事になりかねない。冷静な議論が必要だと工藤さん。
 メディア、とくにテレビは責任があり、偶発的な事故が起きた場合、どんなポジションをとるのか、メディアの人たちは考えてほしいと訴えた。「ここ一、二年が勝負だ」とも。

 さすがに日中戦争(もちろんその場合でもフォークランド戦争的な、尖閣での局地戦でしょうが)はないと思いますが、「日中関係が悪化しても構わない」という安倍の態度が国際社会に恐怖感を与えていることは事実でしょう。そしてそれを日本メディアがまともに批判しない事への工藤氏や高世の批判には小生も全く同感です。


立憲主義が分からない首相
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140214

安倍晋三首相が独裁者に見える。
(中略)
「暴走」という表現が大げさに聞えない。
どういう対抗策があるのか、考えていきたい。

 「見える」んじゃなくて実際独裁者でしょう。安倍は自分の好き勝手にやりたい男であって「反対派の意見にも耳を傾けよう」なんて謙虚さはかけらもないでしょう。そういう人間に対しては「権力の座から降ろす」以外に手はないでしょう。
 なお、高世が紹介する「映画・解放区」とそれに対する大阪市の対応については現時点では意見は保留しておきます。どうも「あいりん地区に覚醒剤の密売人がいる」というドラマ設定が「我々はあいりん地区に対するそういう偏見をなくすために頑張ってきたのに」という反感を市側に生み、大阪市から助成金をえているにもかかわらず、大阪市主催の映画祭で上映が出来なかったそうです(大阪市覚醒剤云々の部分のカットを要求し監督がそれに応じなかったため)。
 大阪市といえば「独裁者・橋下」が文楽補助金に「自分の勝手な感情論」からさんざん因縁つけたことがありますが今回はそういう話ではないようです。
 「事前に台本チェックして助成してるのと違うの?」と大阪市の対応に疑問を感じる反面、「あいりん地区で覚醒剤密売ってのはどうなんかいな、偏見産まんのかいな」という思いもありますね。


■えっ、日本は「覇権主義」?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140213

かわいそうといえば、佐村河内氏のゴーストライターだった新垣隆氏。
もちろん「共犯」でもあるのだが、一方的に利用され、最後は良心の呵責に耐えられずに告白した。

 少額とは言え金ももらっていたのに「一方的に利用され」と言えるんですかね。上下関係にあるわけでもなし、ゴーストライターを断れば断れたし、暴露ももっと早くできたわけです。
 もちろん一番悪いのは佐村河内だし、告白それ自体は評価しますが「一方的に利用され」というのは違うでしょう。

 新垣氏が非常勤講師をしている大学*3を辞する意志を明らかにし、大学側が「厳正に対処する」とのコメントを発表した。すると、彼の教え子たちが「新垣先生を慕う学生・音楽家同志一同」なる団体を立ち上げ、ネットで寛大な処分を訴える署名を募っている。さっき見たら1万5千人超の署名が集まっていた。大学は処分を白紙に戻すという。
 新垣氏に3年間和声学を教わったという学生が、この署名サイトに「彼(新垣先生)ほど音楽にも人間にも真摯で実直で慈愛に満ちた人間はいません」と書いていた。

 ただ生徒や同業者が慕ってるからと言ってそのことと「佐村河内問題での新垣氏の責任の取り方」はまた別問題でしょう。まあ、大学が決めることで小生には関係ないですし、大学が処分しなくても、新垣氏自ら辞職することもありうるでしょうが。


参考:
ハフィントンポスト『新垣隆氏の退職、学生らの反対で白紙に 8000人の署名集まる』
http://www.huffingtonpost.jp/2014/02/11/nigaki-college-stop_n_4764583.html

民間外交というとすぐに「友好」を唱えると思っていたら、彼が「友好ではなく対話」と言った。そのとおり、と共感した。

 言論NPOはともかく高世の主張はばかばかしいですね。別に「友好」と「対話」は矛盾する概念じゃないし、「隣国との友好」なんて当たり前すぎるほど当たり前の話でしょう。
 「対話のためには友好はどうでもいい」とかそんなわけないんですから。

このフォーラムの特徴のひとつは世論調査

 問題はどういう世論調査を行っているのか、ですね。
 日本マスコミが良く行う世論調査のように「無作為抽出でやる」のと「特定の集団(例えば国会議員や地方議員、地方首長など)相手にやる」のとではまた評価は違ってくるわけです。そのあたり、高世の記事だけではよくわかりませんが。

今回の調査は「過去最悪」だったという。

ま、過去最悪かどうかはともかく安倍の靖国参拝などでぎくしゃくしていることは事実でしょう。

また、「社会、政治体制」では、中国人は日本をどう思っているのか。
「民主主義」(10%)「平和主義」(6.9%)「国際協調主義」(11.8%)「自由主義」(13.6%)などは非常に低い。
「資本主義」(42.1%)はまあ順当として、「軍国主義」(41.9%)さらには「覇権主義」(48.9%)だと思っているという結果に驚いた。

 「悲しみは感じる」ものの、俺は全然驚かないですけどね。靖国神社に参拝し、「侵略の定義はない」なんていう極右の安倍が首相ならそうなるでしょう。中国以外(例:韓国)で聞いてもそうなるかもしれない。最近も

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/02/12/2014021203218.html
朝鮮日報『安倍首相の好感度急落 金正恩氏とタイ=韓国』
【ソウル聯合ニュース】日本の安倍晋三首相に対する韓国国民の好感度が低下の一途をたどり、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記と同程度まで落ち込んだとの調査結果が12日、明らかになった。
 韓国の民間シンクタンク、峨山政策研究院が先月に成人男女1000人を対象に行った各国首脳の好感度(10点満点)調査によると、安倍首相は金正恩氏と同じ0.99点となった。
 安倍首相に対する好感度は昨年7月に1.65点、11月に1.43点で、12月の靖国神社参拝以降はさらに低下。今回1点を割り込んだ。
 米国のオバマ大統領は6.21点、中国の習近平国家主席は4.55点だった。

なんて記事がありましたから。

力をアピールし実力行使する国を指す「覇権主義」がダントツの一位とは・・・。「覇権主義」は中国じゃないのか?

そういう悪口雑言を吐いたところで「解釈改憲による集団的自衛権行使をねらう」安倍の極右性がどうなるもんでもないんですが。


■「嫌中憎韓」のトレンド
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140211

 細川氏は2位につけることができなかった。たくさんの著名人が動いた候補者一本化問題を今から振り返れば、細川氏が「勝てる候補」だとの前提自体がどうだったのか。
 立候補までの顛末、政策論争の拒否、演説の迫力のなさと無内容さには「勝てる候補」になる要素は見られなかった。

 今更そういうこと言うなって話ですね。選挙期間中、「細川では勝てない」「演説が無内容過ぎる」などと高世が言ってたのならともかく、そういうことを何一つ言ってなかったのに、後出しじゃんけんして人として恥ずかしくないんでしょうか。
 「宇都宮支持者」の小生は細川を支持しませんが、それにしたって高世の後出しじゃんけんぶりには吐き気がしますね。どれほど人として屑なのか。こういう屑と知人、友人としてつきあえる人間は理解できません。ましてや結婚して子どもまで産める高世の奥さんの脳みそは理解できません。理解したくもないですが。子どもたちもオヤジ・高世の屑ぶりに殺意を感じたりしないんでしょうか。

野党がもっと習熟すべきことだと思う。

 高世も本当にとんちんかんですね。小泉元首相と手を組むような細川候補が「社民、共産」と共闘する意思があるわけないでしょう。最初から共闘する気がない人間と共闘が成り立つわけがないでしょう。

注目は田母神氏の得票の多さだ。
田母神氏が訴えた「景気」「防災」などの政策よりも、中国、韓国を意識した対外強硬姿勢が支持を広げた要因だ。

前半は同感です。田母神の得票には十分な警戒が必要でしょう。
が後半は異論あり。
何か根拠があるんでしょうか。高世は「田母神支持の理由は何ですか、と言うアンケートで一番多かったのはタカ派外交」などといった根拠を何一つ提示していません。田母神が必死に極右性を選挙戦で隠そうとし*4「防災や景気」をアピールしたことを考えれば高世のように理解していいかは非常に疑問です。
もちろん田母神支持の多くが「景気や防災で頑張ってくれれば極右でも構わない」と言う態度(田母神の右翼性について消極的支持)であれば、「積極的支持でなければ」問題ないとは言いませんが、高世のように根拠レスで適当なことを言うのはまともな人間のやることではありません。まあ、高世はまともではないですが。

大月由美子主任は「店舗の売り上げに占める割合が大きくなり、専用のコーナーを設けることになった」と説明する。

 人としてのプライドはないのかと三省堂には聞きたいですね。売れれば何でもすると言うのではもはやまともな本屋とは言えないでしょう。売れさえすれば「インチキ民間療法の本」でも売るのかと問いただしたい(それにしても、そういう代物を買って喜ぶゲスの気持ちが小生には全くわかりません)。まあ、嘆かわしい話ですが地道に批判していくしかないでしょう。その種の「レイシズム本」は道義的にも許されるものではないですが、それ以前に「実利限定」でも許されるものではありません。貿易国家の日本が隣国を不当に敵視するなど自殺行為もいいところです。
 それにしても■「韓国がアメリカで起こした「教科書問題」」(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140206)なんて嫌韓国エントリを書いたレイシスト高世が自分を棚上げして良くでかい口が叩けるもんです。


■籾井会長はNHKのモミジョンウン?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140208

 街宣車の上で応援演説をしていたのは福島瑞穂*5。ざっと200〜300人のサポーターでそれなりに盛り上がっていた。ただ、彼女では逆に票が逃げるかも。

 何を根拠に票が逃げるというのか。福島氏と社民党、そして支持者に失礼というもんでしょう。説明できるモンなら説明してみろと言いたい。まあ、高世みたいな屑にマジレスしても仕方ないのでしょうが。

夜も降り続くようだが、投票率が低くならないか心配だ。

 全く同感です。「低投票率だと組織票がものをいう」と言う問題もありますが、それとは関係なく投票率は高くあって欲しい。

佐村河内守*6(さむらごうち・まもる)の詐欺事件には驚いた。
(中略)
これは今週号の「週刊文春」のスクープだ。
テレビや新聞が扱わないネタを暴露する点で、週刊誌はやはり存在意義があるとあらためて感じる。

やれやれですね。「そういうこともある」というだけで「新聞発やテレビ発のスクープ」だってありますが。大体、佐村河内の件は「扱わないネタ」じゃなくて単に「気付かなかっただけ」でしょうに。

(注:週刊文春)今週号には、「舛添要一投票直前スキャンダル」と題する記事も。
政党助成金で2億5000万円の借金を返済したという疑惑だ。先月21日に表に出ていたのだが、新聞・テレビではほとんど報じられてこなかった。
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140121
ようやく部数の多い媒体で書かれたが、もう遅い。

確かに「こんな選挙終盤では影響が小さい」と言う意味では遅い(しかも世論調査では疑惑の主・舛添の当選可能性が高い)です。マスコミが全然報じなかったことには怒りを覚えますね。高世が指摘するように赤旗は報じていたわけですから。
 とはいえ「選挙前の報道という意味」では全くの無意味ではないですし、仮に「不幸にして舛添が当選しても」都議会その他で疑惑を追及していくこともできます。

古くは田中角栄*7の、また日共の野坂参三*8のスキャンダルも週刊誌発だった。

田中角栄失脚(首相辞任)のきっかけとなった立花隆の金脈研究は月刊『文藝春秋』です(ウィキペ『田中角栄』参照)。週刊誌じゃない(野坂云々のほうは週刊文春なので正しいですが)。自称とは言え仮にもジャーナリストが事実関係を間違ってどうするんでしょうか。
 なお、立花の田中関係の著書としては『田中角栄研究・全記録 (上)(下)』(1982年、講談社文庫)、『田中角栄新金脈研究』(1985年、朝日文庫)、『ロッキード裁判とその時代1〜4』(1994年、朝日文庫)、『ロッキード裁判批判を斬る1〜3』(1994年、朝日文庫)、『巨悪vs言論:田中ロッキードから自民党分裂まで(上)(下)』 (2003年、文春文庫)があります。
・しかし『日共』って。右翼が日本共産党罵倒に使うことで蔑称と化してる言葉、そのために右翼以外はまず使わない言葉をよく使えるもんです。
・野坂の件について言えばソ連崩壊で秘密文書*9が表に出、「ソ連に亡命していた共産党員・山本懸蔵のスターリンソ連共産党書記長による粛清は野坂の密告が原因であること(ただしそのことを野坂は隠し続けた)」「野坂が日本帰国後も、党に秘密でソ連と連絡を取っていた事」が週刊文春に暴露報道されます。日本共産党は調査の結果、週刊文春の記事が大筋では正しいことを野坂が認めたこと、野坂の行為は党員にあるまじきこととして除名処分したこと、ただしこうした事実を日本共産党は把握していなかったことを発表します。
週刊文春の野坂記事については小林峻一、加藤昭『闇の男・野坂参三の百年』(1993年、文藝春秋)として出版されます。一方、共産党は野坂問題について赤旗で連載を行い、それは、不破哲三日本共産党にたいする干渉と内通の記録:ソ連共産党秘密文書から(上)(下)』(1993年、新日本出版社)として出版されます。また野坂除名後に研究書として加藤哲郎『モスクワで粛清された日本人:30年代共産党と国崎定洞・山本懸蔵の悲劇』(1994年、青木書店)、和田春樹『歴史としての野坂参三』(1996年、平凡社)が出版されています。
・まあ、週刊誌や月刊誌といった雑誌の報道に価値がないとはもちろん言いません。しかし、この高世エントリのような無茶苦茶な週刊誌持ち上げには賛同できませんね。新聞やテレビだから、こうした報道が出来ない訳では全くありません。また東京新聞の「こちら特報部」が以前指摘していましたが最近の「オヤジ向け週刊誌(週刊文春、新潮、現代、ポストなど)」に蔓延する「嫌中国・韓国記事の酷さ」を考えてもとても手放しで「オヤジ向け週刊誌のスクープ」を褒める気にはなりませんね。

週刊新潮」の今週号には、「『朝鮮総連』が出演NGを根回しで画面から消えた4人の有識者」という短い記事が載っている。
朝鮮総連がテレビ局に、都合の悪いコメンテーターを排除するよう圧力をかけているという内容。
このブログに12月に書いた「石丸次郎をテレビに出すな!」をもとに取材を進めたようだ。

というか、高世が週刊新潮に持ち込んだネタじゃねえの?。なお、4人というのは高世に寄れば李英和、高英起、朴斗鎮、石丸次郎です。
 そしてこうした主張が「石丸次郎が報道特集情熱大陸に出演したこと」「朴斗鎮が新報道2001に出演したこと」ですこぶる怪しいと言う事は小生、以前指摘しました。
 週刊新潮しか取り上げず、しかも短い記事ということでも高世の主張がいかに怪しいかは明白でしょう。高世も「今週の週刊誌記事」としてメインで取り上げたのは「佐村河内の疑惑」「舛添の政党助成金不正使用疑惑」であってこの件じゃないわけです。
 この件、明らかに週刊文春報道を機に現在騒がれている「佐村河内の疑惑」などとはまるでメディアの扱いが違うわけです(もちろん佐村河内の場合、当事者・新垣隆*10が記者会見まで開いたので佐村河内側に弁解の余地がないのが大きいですが)。

排除対象の一人、関西大学李英和(リヨンファ)教授はこうコメントしている。
「NHKを始め、東京のテレビ局は総連の言いなりです。昨年春からインタビューを受けても、使われないことが多くなった。それで記者に聞いたところ、総連の圧力があったことを知りました。」

・嘘臭い話ですね。「総連のいいなり」というほど「東京の放送*11」が北朝鮮よりだとは「埼玉県民」の俺は全然思いませんが。俺からすればそんなに総連よりなら、「もっと朝鮮学校無償化除外問題を報じて欲しい」ですよ。
・大体、「記者に聞いたところ」って普通聞かれたって朝鮮総連に限らずスポンサー圧力でアレ何でアレ「圧力があった」なんて言わないでしょう。「会社を首になる覚悟」「李とともに闘う覚悟」があるのならともかく。
 適当にごまかすんじゃないですかね。「圧力があった」なんて言ったらその場で李だって「どういうことですか!」とその記者に詰め寄るでしょうし、「××さんから聞いたが圧力があったそうじゃないですか」とテレビ局に抗議するかも知れない。週刊誌が取材に来るまで何のアクションも起こさないなんて事はないでしょう。李が口から出任せほざいてる疑いが否定できませんね。

「私が急にテレビに出なくなったので、全国に散らばっている教え子たちが心配して“死んでないですか”という生存確認の電話が来るようになりました」

これまた怪しい話ですね。テレビに李が出演しない程度で「死んだのか」と思う人はいないでしょう。「理由は何だか知らないが出演しなくなったんだろう、先生は出たいのにテレビ局が何らかの理由で呼ばなくなったのか、大学関係業務(研究や学生指導など)、反北朝鮮政治運動の重視で先生が自分から出なくなったのかは知らないが」と思うのが普通の人間でしょう。大体、李も「一応大学教授で、かつ反北朝鮮活動でそれなりに知られた存在」なんだから死ねば新聞記事にでもなるでしょうし。

 会見での「暴言」問題を引き起こしたNHKの籾井会長を、参議院予算委員会有田芳生議員が追及した。有田議員は、百田、長谷川両経営委員の発言とともに、ラジオ番組で、出演者に都知事選の選挙期間中、原発に触れないよう要請した問題を取り上げた。

《籾井会長は5日の参院予算委に出席。民主党有田芳生議員が、NHKのラジオ番組で原発問題を話そうとした東洋大の中北徹*12教授がテーマ変更を求められた問題を質問した。すると籾井会長は「選挙期間中の番組は公平性を期す必要があり、テーマの変更を求めた」と、自身の関与をアッサリ認めたのだ。》(日刊ゲンダイ

 有田議員は、2005年以前の海老沢会長*13独裁体制が再来し、自己規制や萎縮が蔓延するのではないかとNHK内部で憂慮する声があると指摘した。
 海老沢氏は「エビジョンイル」とあだ名された独裁者。日刊ゲンダイはすでに籾井会長を「NHKのモミジョンウン」と名づけた。
 テレビに対する「圧力」について、もっと関心を高め、国民が注視していく必要がある。

・NHKに対する圧力は明らかな事実なので注視する必要があるでしょう(問題は籾井会長や長谷川、百田経営委員よりむしろ彼らをごり押しした安倍ですが)。一方、総連云々は何の根拠もない話です。かつ「政権が予算や人事をたてにNHKに圧力かける」のと「取材対象が取材に応じないことをたてに圧力かける(高世の総連云々話。総連云々はデマでしょうが、芸能人事務所が圧力とかそういうことはあるでしょう)」のとは性格が違うでしょう。前者は抵抗することが困難ですが後者はそうではない。前者の方がより悪質なわけです。
・しかしいい加減独裁者に「北朝鮮関係のあだ名(「エビジョンイル」「モミジョンウン」のジョンイル、ジョンウンが何を意味するか説明しなくてもわかるでしょう)」をつけるのはやめて欲しいですね。北朝鮮に失礼です。まあ、「エビジョンイル」はNHK内部のあだ名をメディアが報じたのでメディア側に「事実を報じただけ」という「弁解の余地」はありますが「モミジョンウン」ってのは日刊ゲンダイの勝手な命名ですからね。弁解の余地はないでしょう。つうか「エビジョンイル」「モミジョンウン」なんて「北朝鮮に失礼な言葉」が流通する国で「総連の圧力」なんてメディアに通用すると本気で高世は思ってるんでしょうか。
・なお、海老沢会長辞任は「安倍の圧力によるNHK番組改変問題」が理由の一つです。今回の件と言い、いかに安倍がメディア統制好きか改めて思い知らされます。


■韓国がアメリカで起こした「教科書問題」
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140206
 こういう事が起こるのは安倍が「靖国参拝慰安婦問題、竹島問題」で韓国に喧嘩を売るからです。
 安倍が馬鹿な事しなければこんな事は起こらない。にもかかわらず高世は

こういうニュースに接すると、ストーカーに狙われているような暗い気分になる。

と韓国を罵倒するんですから呆れて物も言えない。「やめろといっても靖国参拝する」「いつまで経っても河野談話撤回を企む」安倍の方こそ韓国にとって「ストーカーに狙われているような暗い気分」でしょう。
 大体「東海単独記載」でなく「日本海との併記」なんだから、中国、韓国、東南アジアなどが問題視する、いわゆる「日本の教科書問題(戦前の侵略の矮小化)」と違って何の問題もないでしょう。
 単独記載だったら俺も「それはちょっと」と思いますけどね(まあ、その前に単独記載では併記と違って議員の支持が得られないでしょうが)。
 何で高世は韓国に悪口雑言するのか。そして高世が悪口雑言しようと「少なくない米国地方議員が東海併記を支持している事実」は何ら変わらないわけです。

Kポップが大好きで、毎日のように韓国KBSの歌番組を録画している娘たちも、最近の韓国の官民あげての反日騒ぎには、うんざりを通り越して怒りの表情をみせる。

 嫌韓国バカ・高世のバカガキらしいですね。親なら「安倍さんが馬鹿な事をするからいけないんだよ」「併記なんだから騒ぐような問題じゃない、お前併記で何か困ることがあるのか?。ないだろう」とかガキをたしなめるくらいのことが出来ないんでしょうか。たぶんバカガキと一緒に嫌韓国発言なんだろうな。


■死は解放
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140205

上原一慶

ググったところ『民衆にとっての社会主義:失業問題からみた中国の過去、現在、そして行方』(2009年、青木書店)と言う著書があるようです。「人生80年時代」に「享年70歳」というのは早死にでしょう。

亡くなる人をおくる言葉といえば、「あまりにも早すぎる」「惜しい方をなくした」「大きな損失だ」「まだまだお元気でいてほしかった」など「いかないで」と引き止めようとするものが多い。
死を悼む気持ちから自然にそうなるのは理解できる。
 サザエさんの波平役の声優、永井一郎の葬儀では、カツオ役の富永みーなが「もっといっぱい一緒にお風呂に入りたかった。もっと叱られたかった」と弔辞を読んでいた。

普通はそういうでしょう。

先月、心にしみる追悼の言葉があった。
《女優・淡路恵子さんが11日夕、都内の病院で亡くなった。80歳だった。淡路さんは昨年7月に直腸がんと食道がんが判明し、手術を受けていた。萬屋錦之介さんと結婚後、女優業を引退していた淡路さんの、女優復帰映画となった「男はつらいよ・知床慕情」でメガホンをとった山田洋次監督が追悼のコメントを発表した。
 山田監督は(中略)「華やかな人でしたが私生活ではお子さんを亡くされるなど、つらい人生でもあり、そういうつらい思いからもようやく解放されたのかとも思います」と波乱万丈の人生に言及し、追悼した。
 淡路さんは、1953年にフィリピン人歌手ビンボー・ダナオと結婚。長男で俳優の島英津夫と次男をもうけたが、65年に離婚。翌年の66年には俳優の萬屋錦之介さんと再婚し、三男と四男を出産した。
 しかし90年には三男がバイク事故で急逝。97年には元夫の萬屋さんが亡くなり、10年には四男が首つり自殺した。浪費癖のあった四男は、04年に淡路の自宅に窃盗に入り、住居侵入罪で逮捕され、実刑判決を受けていた。》
 死は「解放」。たしかにそうだなと胸に落ちた。

いやいや「死は解放」なんておいそれと言っていいセリフじゃないでしょう。大抵の人間は「死にたくない」わけですから。山田洋次の「解放」云々と言う言葉も何というか「複雑な思い」を俺は感じますけどね。山田が本気で「彼女の死を悲しんでない」というわけではないでしょう。
 それにこういう発言は果たして、していいのかと言う思いを感じる。高世だって肉親が死んだときに無神経に「死は解放」とか言われたらぶちきれるんじゃねえのか。


参考

男はつらいよ 知床慕情(ウィキペ参照)
 『男はつらいよ』シリーズの38作目。1987年公開。
あらすじ
 北海道・知床を旅していた車寅次郎(渥美清)は、獣医の順吉(三船敏郎)の車に乗せてもらった事が縁で、順吉の家で居候する事になる。順吉は居酒屋「はまなす」の女将悦子(淡路恵子)に惚れているのだが、なかなか上手く行かないでいた。恋のベテランを自認する寅次郎は、煮え切らない順吉の態度に苛立っていた。そこへ順吉の娘りん子(竹下景子)が東京から帰ってくる。玄関で出くわした寅次郎は、りん子に胸をときめかすのであった。
 しかし、順吉はりん子が離婚して帰ってきたことに腹を立て怒鳴ってしまうが、寅次郎が居たことで、この場は収まる。しばらくして、寅次郎は、悦子から店を畳んで田舎である新潟に帰ろうと思うと相談を受ける。その後、寅次郎は、仲良くなった知床の仲間たちとバーベキューに出かける。そこでも順吉は皆から離れて一人で酒を飲んでいる。その時、悦子は店を辞めて故郷へ帰ると告げる、順吉は頭ごなしに反対だと言う。寅は反対の理由をハッキリ言えと促し、順吉は戸惑いながらも皆の前で悦子に向かって、「俺が行っちゃいかんという訳は、俺が惚れてるからだ。悪いか!」と言い、途端に悦子はワッと泣き出す。「ほんとに言っちゃったよ」と驚く寅次郎であった。
 その後、順吉の結婚の話をしているりん子と寅次郎。別れ際に、りん子が寅次郎を呼び止める。愛の告白かといった雰囲気であったが、りん子は一言「色々ありがとう」とだけ言う。その晩、順吉の仲間が、寅次郎に「りん子に惚れているんだろう」と冗談で言った。しかし、寅次郎はその言葉に激怒し、東京へと帰ってしまうのであった。


バンコクで足を撃たれた戦場カメラマン(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140203
 以前も高世は書いていましたが高世の見立てでは、「タクシン派VS反タクシン派」の戦いは「新興勢力(タクシン派、なお現在の首相はタクシンの妹)VS旧勢力(反タクシン派)」の戦いで旧勢力の中心には軍がいます。
 そして軍はいざとなったらクーデターを発動することもあり得るとタクシン派を脅している。
 旧勢力は「非合法手段を使うこと」もあるとタクシン派を脅している。反政府勢力と言っても反タクシン派は全然「民主化勢力なんかではない」わけです。
 実際タクシン政権は軍クーデターで倒れたわけです。首相だったタクシンは海外亡命を余儀なくされた。そして「そのクーデター」を同じく旧勢力である「国王家や裁判所」が黙認した。司法や王家が軍とつるんでクーデターを容認し、それを国際社会も事実上黙認したというとんでもない過去がタイにはあるわけです。
 だからこそタクシン派は「再度の軍クーデター」が怖くて反タクシン派の選挙妨害に思いきった手が打てない。とはいえ「旧勢力」もそうそう何度もクーデターなんか起こせば国際的評価が落ちることを自覚していてなるべくならやりたくない。結果お互い、すくみあいになるわけです。

【追記】
高世に近い認識を示している赤旗記事を紹介しておく。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-02-06/2014020606_01_1.html
 現在のタイ情勢をどうみるのか、ナコンパトム・ラチャパット大学の元講師で政治教育学が専門のワッタナ・アカパニット氏(49)に話を聞きました。 (バンコク=松本眞志)

 反政府勢力が執拗に抗議行動を繰り返していることについていえば、この勢力の中心にいる政治家に問題があると思います。この人たちは政府の汚職腐敗について主張していますが、現政権から権力を奪還し、再び利益を享受したいというのが本音だと思います。
 これらの政治家たちは普通に選挙をやっても勝てないために、選挙を経ずに権力を獲得できる方法を見いだしたのだと思います。
(中略)
 反政府勢力を支持する富裕層や中間層は、「民主主義」を嫌う傾向があるように思います。それは単純に人口のうえからいっても貧困層の数が多いために、一人一票の公正な票を与えた場合、必ずこれらの富裕層が選挙で負けてしまうという問題があるからです。
(中略)
 タイの政党は、欧州や日本などと違って、社会民主主義共産主義、あるいは資本主義など理念や大きな政策上の違いがあるわけではありません。人脈や利害関係で成り立っている部分が大きく、国民の前で重要な政治問題を論議することがほとんどありません。
 これが人々の政治意識の発展を阻害してきたともいえ、タイの政治の弱点でもあります。


■ホームレスでもスマイルはあげられる
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140130

 脱原発票を分散させずに、勝てる候補(細川氏)に集中して、安倍路線にNOを突きつけようと、本来なら宇都宮氏に投票する人々から細川氏に乗り換える動きがある。新自由主義に批判的であっても、安倍内閣の暴走を止めるためなら、小泉の「毒」*14をあえて食らうというわけだ。

 ばかばかしい。そもそも「細川・小泉*15コンビ」の脱原発なんて怪しいし、「脱原発でさえあれば新自由主義でもいい、佐川疑惑でもいい」っていいわけねえだろ。ぶっちゃけ、田母神よりはさすがに「ずっとマシ」だろうが舛添と比べてマシだという判断はどっから出てくるんだよ。
 そもそも宇都宮から乗り換えて細川なんて奴はまともに政治考えてねえだろ。勝ち負けだけが全てかよ(ただし本当にそんなに細川が『舛添対立候補』として圧倒的かどうかはどうも怪しいらしいが。当初思われていたほどには「舛添に肉薄している」わけでもなければ、「宇都宮に大差をつけてる」わけでもないらしい。細川が不振の理由としては「佐川疑惑」「出馬表明が遅れた(後出しじゃんけん効果をねらってわざと遅らせたが、かえって逆効果)」「脱原発以外の公約があいまい」「脱原発が怪しいと見なされてる」「連合都連の支援がない(労組に好意的でなわけでも何でもない舛添支援を表明した連合都連もどうかと思うが)」「政治家を引退してからだいぶたってるので若者への知名度がない」「年齢の高さと政界引退からだいぶたってることから『昔の人』イメージがある」といったところか)。
 もちろん勝ち負けがどうでもいいとまでは言わないが、そういう目先の勝利にこだわった結果が「麻生自民に勝ったけど政権が迷走してずたぼろになった民主党政権」じゃねえのかよ(民主党政権に是々非々の立場だった共産党参院選で一定の議席増を果たし、当初協力した社民党議席を減らしたことは興味深いと思う)。勝った後のことをちゃんと考えてるのかよ。細川が「だめだめ」なら仮に奴が勝って都知事になっても「野田佳彦*16首相の後に安倍晋三*17」「青島幸男都知事の後に石原慎太郎*18」みたいな事態が起きかねないだろうが。そのときに細川支持した連中は責任とれるんだろうな。まあ、聞くだけ野暮で「細川にだまされた、俺は悪くない」と醜い言い訳するだけだろうが。
 なお、こうした都知事選の動向について「勝敗最優先で細川支持などおかしい」とか「勝敗を考えれば細川支持はやむを得ない」などと、高世が何一つコメントしない点が興味深い。特定候補への支持を表明して恨まれたくないのだろうが、だったら最初から都知事選について高世はコメントしなければいいのではないか。

細川候補のHP http://tokyo-tonosama.com/をみると明日、「細川護熙を応援する有志記者会見」が開かれ、瀬戸内寂聴澤地久枝なかにし礼菅原文太湯川れい子の各氏が登場するという。
 菅原文太氏や湯川れい子氏は、前回は宇都宮候補を応援したのが今回は細川候補に鞍替え*19。ほかの支援者の顔ぶれも錚々たるもので、HPに吉永小百合の顔写真が支援者として載っているのが目を引く。ほかにドナルド・キーン、千住博、私たちが『情熱大陸』で紹介した坂茂さんも支持者に名を連ねていた。
 鎌田慧*20坂本龍一広瀬隆*21 、福島菊次郎といった左翼陣営にいたるまで細川支持になっているのは驚きである。

 単にそこに名前が出てる奴が馬鹿なだけ、以上。彼ら細川支持者の作家、ジャーナリストなどとしての過去の業績を全否定する気はさすがにないが、細川支持は明らかにおかしいと思う。「晩節を汚した」と言いたい。
 だいたい細川支持なんかしてる時点で左翼でも何でもない。
 なお、赤旗ほかから宇都宮支持を表明した著名人の名を引用しておく。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-29/2014012901_02_1.html
 女優の木内みどりさんは「誠実で優しい人。ズルイもの勝ちで何でも通ってしまう社会に、宇都宮さんのようなリーダーが必要です」とメッセージを寄せています。
 元外務省国際情報局長・評論家の孫崎享氏は、憲法改定などを狙う安倍政権を「戦前の日本に逆戻りしそう」と批判し「脱原発はもちろん、その他の面でも優れた政策を持ち、しかも贈収賄からいちばん遠い人*22がいい」と述べ、宇都宮さんへの支持を表明しています。
 「オリンピックも大企業やゼネコンのためではなく、みんなのための祭典にしてほしい」と書いたのはコメディアンの松元ヒロさん。松元さんは「派遣村」で初めて宇都宮さんと出会ったことを紹介し、「ぜったい東京の都知事にはこんな人になってもらいたい」と書きこんでいます。
 作家の雨宮処凛(かりん)さんは「宇都宮さんは、一貫して、『自分の損得』抜きで活動してきた」とし、宇都宮都政が実現すれば「東京都から、人間らしさを取り戻していく気がする」と述べています。

宇都宮けんじ公式サイト「応援の声」
http://utsunomiyakenji.com/voice/
 女優の木内みどり氏と杉田かおる氏以外は残念ながら世間的には今ひとつ名が知られてないかなと思うが。


■悪いことが続いても前向きに生きるには?
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140129

北朝鮮政治犯収容所の中で生まれたシン・ドンヒョクさん。
(中略)
拉致問題はながく解決できずにいるが、北朝鮮は『対話』で問題が解決する体制ではない。核問題も同じで、『対話』などで解決できないのに、国際社会があたかも『対話』で解決できるかのようにふるまっているのをみると、いらだち、じれったさを覚えます」・・・

おいおい。外交交渉(対話)以外の方向でどうやって解決するんだよ。また「軍事力で打倒」だの「経済制裁で打倒」だのという「巣くう会脳」のバカの登場かよ。
まあ、この種のバカは高世は大好きなんだろうけど。

もっと話を聞いてみたいでしょう?

全然聞いてみたくない、以上。

《池田名誉会長が脱舛添指令 創価学会一転「原発ゼロ」の細川支援に》
こう報じたのは『日刊ゲンダイ』だ。

 また日刊ゲンダイのガセネタかよ。公明党創価学会に逆らえるわけがないだろ。創価は舛添支持に決まってるだろうが。


北朝鮮の収容所で生まれたシンさん
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140128

有田芳生さんがあいさつで、私も一緒にやった「意見広告7人の会」(http://jinken.asia/)の活動に触れた。

 まあ糞の役にも立たなかった運動ですね。この「7人の会」とやらは何の成果も上げられなかったし、この7人*23 の内どれほどの人間が「その後も拉致問題に関わったか」といえばほとんど関わってないでしょう。そもそも7人の中に「勝谷誠彦」なんてバカがいる時点でお話にならない運動です。
 勝谷の酷さについてはたとえば以下を参照下さい。

kojitakenの日記
小沢一郎応援団長・勝谷誠彦電波芸者)の処世術はパクリとデマ拡散』
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20121028/1351386790
電波芸者勝谷誠彦の落日』
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20131124/1385261771

シンさんは、きのう、横田夫妻と一緒に会見した。
北朝鮮の人権弾圧のもっとも酷い被害者と日本人拉致被害者の親が会って、連帯を誓うという図。

 連帯を誓ったって拉致解決という意味では何がどうなるもんでもないんですが。ま、「小泉訪朝から11年経っても何も解決しない」結果「拉致が風化しマスコミが報道しない」のでこういう、てこ入れをやるわけです。まあ、拉致解決という意味でも「マスコミに報道してもらう」と言う意味でもおそらくほとんど無意味でしょうが。ソチ五輪都知事選の方がよほど報道されてるわけです。

生まれてこの方、収容所の中しか知らないシンさんが、最も衝撃を受けたのは、中国に出たときでも韓国に来たときでもなく、北朝鮮の社会、つまり「外」の世界を見たときだった。
人々が笑ったり、子どもが大きな声をだしてはしゃいだり、警察官がいても挨拶しないでいたりすることが信じられなかったという。

要するに政治犯収容所は酷いが、一般人社会はそれなりに平和だと言う事でしょう。だから北朝鮮は問題ないと言いたいわけではなくて「北朝鮮社会を暗黒一色みたいに描くのは間違いだ」という話です。
 なお、お断りしておけば北朝鮮に限らずどこの独裁国家だってそういうもんでしょう。「暗黒一色」だったらむしろ独裁が成立しないんじゃないですかね。

ナチス強制収容所より酷いとされる収容所

何でそういうユダヤ人が聞いたら激怒しかねないことを平気で言うかね。


細川氏が信じる「福島で核爆発!」の情報
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140127
 ガセネタの疑いが濃い怪しい情報で演説をする細川に対し

こんな得体のしれないトンデモ情報をもとにして恥ずかしげもなく政策を語るとは・・・・
これこそ「大変なこと」だ。
判断力に異常をきたしているのか、あるいはよほどおかしな人物の影響下にあるのか。
いずれにしても都知事候補としてはアウト!退場していただきたい。

と酷評する高世。高世の指摘がデマでなく事実ならば異論はない*24が、そういう高世は誰を支持するのか?。
ここは「怪しいネタで脱原発を語る細川氏は論外。田母神は即時原発再稼働、舛添も『安全が確認されれば再稼働』で脱原発派じゃない。当選の可能性も考え、消去法で私は脱原発派・宇都宮氏にしたい。いわゆる有力候補4人以外はたとえ脱原発派でも失礼ながら当選可能性が低い。有力4候補の内、まともな脱原発派は宇都宮氏しかいない」とでも言っていただけると「宇都宮シンパ」として大変ありがたいのだが「自称脱原発派」のくせに何故そういわないのだろう?。反共主義ですか?
 そして「陰謀論者には都知事選から退場して欲しい」とまで細川を酷評するなら「コミンテルン陰謀論・田母神」にも同じ事を言ったらどうだろう。いや言わなくてもあの男に当選可能性はないだろうが、「高世が荒木和博や三浦小太郎という田母神応援団と親しくつきあってること」を考えると「荒木や三浦に遠慮して田母神批判が出来ないんじゃねえの?」と疑いたくなる。
 なお、高世が「細川の金銭スキャンダルに触れない」のは何故だろう?。俺的には「佐川疑惑」だけでも退場して欲しいし、同様の理由で「赤旗が金銭スキャンダルを報じた舛添」にも退場して欲しい。
 

先日『赤旗』が暴露した舛添要一氏の「新党改革」に関するカネの問題は、ほとんどのマスコミが追及することなく選挙戦に突入している。

 全く持ってマスコミはふざけている。
 安倍自民や「現時点での世論調査1位・舛添」にびびっているのか?。この件に限らないが日本のマスコミはおよそジャーナリズム精神がなさすぎる。宇都宮陣営が大いに「舛添疑惑」を選挙戦で語っていく必要があるのだろう。
 そして不幸にして舛添が当選したとしても「金銭疑惑を引き続き追及し可能ならば猪瀬のように失脚に追い込む」努力が必要だろう。


■呼吸と鼓動が入った布
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140125

ディレクターのNさんが毎年、自分で仕込んで作ったビールを差し入れしてくれるが、これがうまい!究極のプライベートブランド
法的には密造になるらしい。免許無しにアルコール分を1%以上含むものを造ることは酒税法で禁止されている。

「法的には密造」
じゃあ書くなよ。Nさんが逮捕されたらお前の責任だからな。

要は税金を取りたいから。

税金ってのは酒税。無免許醸造の禁止理由は理由としてはそれプラス「酒造メーカーの保護」。
なお、以前も書いたが免許を取るには「大量の酒製造」が必要なので到底個人に免許は取れない。
ちなみに昔「どぶろく裁判」という「酒税法の無免許醸造禁止規定違憲論」に基づいた裁判があったが、最高裁は合憲判決を出している。


■明るみに出た舛添氏のカネの問題(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140121

どの世論調査でもダントツの支持率を得ているのが舛添要一氏。

 最近の選挙は「マスコミがまともな報道しないこと」もあって「有名人の人気投票化」してますからね。あと「勝ち馬に乗りたがる傾向(長いものには巻かれろ)」が強いように思う。「判官贔屓」と言う言葉は今の日本人にはないようです。
 「民衆の政治意識が低い」という残念な話です。なお、こうした状況を明らかに助長してるのが「細川の後出しじゃんけん」でしょう。「後出しじゃんけんの結果が世論調査での舛添勝利」と言うのが細川にとって皮肉ですが。

http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-01-20
 細川陣営が主要な政策を明らかにするのは選挙公示の前日だといいます。立候補自体も政策発表も究極の「後出しジャンケン」というわけで、このようなやり方は大いに問題があり支持できません。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014012202000127.html
 詳しい政策集の発表は宇都宮氏だけ。「正々堂々と政策論争したい」と語っていた舛添氏は二〇二〇年五輪などの五本柱、「雇用の創出」などの項目は掲げるが、具体策に踏み込んでいない。舛添氏は取材に「細川さんが『脱原発』しか言っておらず、こちらだけ細かい話は出せない」と説明。細川氏は公約の正式発表が二十二日になる。看板の「脱原発」も中身や工程表は公表していない。田母神氏は政策の調整中で、発表は告示後になるという。
 選挙情報サイト「政治山」*25を運営するパイプドビッツ(港区)の担当者は「告示ぎりぎりでも政策が出そろわないのは異例」と困惑する。ネット世代に政策本位の投票を促す政策比較が売りだが「争点は原発以外にもあるのに比べる材料がない」。
 早稲田大学マニフェスト研究所の中村健*26・次席研究員(42)は「政策の工程表や財源の確保策を示さないと有権者は実現可能*27か判断できない。支持政党や見た目で選ぶしかなくなる」と、人気投票を助長しかねないと懸念する。 (都知事選取材班)

という話です。細川一人の責任ではない(細川の討論会欠席や公約未発表をを口実に欠席したり公約未発表にしたりする舛添も同罪)ですが細川の卑怯な後出しじゃんけんが「政策論争なき選挙の危険」という状況を悪化させていることは事実でしょう。

 しかし、選挙戦の出鼻をくじくかのように、きょうの『赤旗』が強烈なスクープを放った。
 政党助成金を不当に使っていたというのだ。カネの問題でやることになった知事選なのにこれは致命的。

赤旗の記事について『政党助成金で借金返済、舛添氏の「新党改革*28、政党支部→資金団体と迂回』http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-21/2014012115_01_1.htmlを参照してください。
高世も引用していますが

東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を表明している舛添要一厚生労働相が結成した「新党改革」が、借金返済に使うことを禁じられている政党助成金や立法事務費で借金返済を行った疑いがあることが20日、本紙の調べで分かりました。

という話です。「西松建設からのヤミ献金疑惑」が赤旗に報じられた石原が都知事選挙で当選したほど「都民の政治意識が低いこと」を考えればこの報道だけで「舛添落選確定的」とは残念ながら言えませんが、こうした重大な疑惑が選挙前に判明したのはいいことです。
 「徳洲会疑惑でやめた猪瀬前知事の後継が舛添や細川と言った金銭疑惑の人間でいいのか」と大いに宣伝するとともに、「不幸にして彼らが当然した場合」も「彼らの疑惑を徹底追及して、可能ならば猪瀬同様に都知事辞任に追い込んだり、刑事訴追を検察に求めたりする」必要があるでしょう。その点、大いに、宇都宮陣営と宇都宮氏を支持する社民党共産党に期待したいものです。「佐川急便疑惑」という傷を持つ細川と「その支持者」にはこの件での舛添批判はあまり期待していません。
 

資産隠しなど、プライベートなカネの問題では、以前から一部のメディアが書いていた。
http://gendai.net/articles/view/news/147040
しかし、政党助成金の不当使用はこれとは次元が違う。

 確かに「次元は違う」のでしょうが、公人である以上「資産隠し」も事実ならば許される行為ではありません。「資産隠し」を野放しにしたら「閣僚*29や国会議員の資産公開制度」が無意味になるからです。
 その点「資産隠しは問題ないかのような高世の文」は間違いであり、問題視する日刊ゲンダイの方が正しい。なお、日刊ゲンダイは「舛添が子どもへの養育費を出し渋ってること」を「閣僚時代の資産公開では3億円の財産があったはず。それで出し渋るとはけちにも程がある。子どもへの養育費は人としての当然の義務だろう」「もし『閣僚時代の3億円の財産をその後、事業の失敗などで失った*30』というならそんな金銭管理能力のない人間が都知事でいいのか」としていますが、これまたその通りだと思います。

政党助成金を一切受け取らない共産党にしかできない徹底追求。こういうとき共産党はなくてはならない政党だなと思う。

 「こういうとき」も何も共産党がやってるのは「金銭疑惑追及」だけじゃないんですけどね。
 そしてこういう疑惑追及は別に「政党助成金受領の有無」とは関係ないでしょう(政党助成金を認める立場でも舛添の行為は政党助成金制度に反する違法・不当行為だからです)
 ま、それはともかく、反共の高世でも「さすがにこういう時は共産党を評価せざるを得ない」んでしょう。

この重大な問題を、マスメディアがこれからどう扱うかに注目したい。

 マスコミには正直あまり期待していませんが、「舛添の政党助成金流用疑惑」と「細川の佐川疑惑」を追及報道するのが「ジャーナリズムの責務というもの」でしょう。
 なお、舛添の金の疑惑だけ指摘するのもアンフェアなので細川の金の疑惑についても紹介しておきます。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-21/2014012114_01_1.html
赤旗『佐川1億円疑惑って?、都知事選予定候補の細川氏、求められる説明責任』
 93年8月、「非自民」8党*31会派連立政権で首相となった細川氏が、国会で追及され、94年4月、わずか在職263日で辞任することになったのが、今回、問題になっている佐川1億円疑惑です。
 この1億円は、83年の県知事選の前年の82年9月に、細川氏東京佐川急便から借り入れたというもの。当時、細川氏は、借りた目的について、東京・元麻布のマンション購入と、熊本市の細川邸の山門と土塀の修理に使ったと説明しました。
 ところが、日本共産党国会議員団と「しんぶん赤旗」の調査、追及で借金の2カ月前にマンションを購入していたこと、山門・土塀の修理が借金の1年も2年も後だったことがわかり、「佐川1億円」の使途が別のところにあった疑惑が濃厚になりました。浮上したのは、83年県知事選をめぐる裏献金疑惑です。
 同知事選では、4選をめざしていた現職知事*32との間で公認を得るための激しい市町村議・県議に対する工作合戦が繰り広げられました*33。本紙は、細川氏擁立のために奔走した選挙参謀や複数の県議から次のような証言を得ました。
 「細川氏の秘書から工作資金として何十万円、何百万円単位で金がいるといってもらっていたが、82年10月以降になると、カネがドーンときて、これ以降カネには苦労しなかった」
 「細川事務所の秘書が『選挙資金は潤沢にある。佐川清(佐川グループの総帥)からカネがきたから。それで、当座の選挙資金をつくった』といっていた」
 日本共産党は94年1月、国会で、公認決定をめぐって自民党熊本県連の5役会や常任総務会が開かれた時期と、佐川からの資金提供の時期が符合していることや、これら関係者の生々しい証言をもとに、「佐川マネーは知事選の工作資金ではなかったのか」と追及。細川氏は「知事選に備える必要もあり、借り入れの必要があった」と認めざるを得ませんでした。
 その後、細川氏は、同年2月、国会に、日付のない契約書や、押印もなく、発行者の名前も記載されていない1000万円の「領収書(控)」のコピーなどを提出、「完済した」としました。しかし、佐川側との間で「返済などの実務を担当した」という細川氏の“金庫番”だった秘書の証人喚問にも応じず、国会が空転。説明責任を果たさないまま政権を投げ出したのです。

 しかし単なる偶然に過ぎませんが「細川の失脚(首相辞任)」と「金丸*34の失脚(自民党副総裁辞任)」がどちらも佐川疑惑(金丸の場合、東京佐川急便社長の背任が疑惑発覚の理由で佐川グループ総帥・佐川清は関係ありませんが)。皮肉な偶然ってのはあるもんだなあと思いますね。

【追記】
その後の赤旗の「舛添批判」「細川批判」続報も紹介しましょう。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-23/2014012301_04_1.html
『舛添氏 政党支部、自宅に事務所費800万円、政党助成金を懐に、10〜12年 ファミリー企業に支出』
 東京都知事選に立候補を表明した舛添要一厚生労働相の政党支部が、舛添氏の自宅に事務所を置き、「家賃」名目で、2010年〜12年の3年間で、ファミリー企業に約800万円を支出していたことが本紙の調べでわかりました。原資は政党助成金で、国民の税金が舛添氏側に還流していたことになります。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-25/2014012515_01_1.html
後援会 100万円借り200万円返済、舛添氏に謎の“倍返し”、都知事候補とカネ
 東京都知事選に立候補した舛添要一厚生労働相政治団体が、舛添氏本人から借りた100万円の「返済」として、舛添氏が貸し付けた金額の倍の200万円を渡した直後に解散していたことが24日、本紙の調べで分かりました。舛添氏は過払いの100万円を懐に入れたことになります。
(中略)
 本紙の取材に舛添氏の事務所は、期限までに回答しませんでした。

 取材から逃げる点が「舛添が自らの非を事実上認めてること」が伺える。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-27/2014012714_01_1.html
政党助成金12年分、舛添氏 絵画購入など100万円超
 国民の税金である政党助成金の不適切な支出が問題になっている東京都知事候補の舛添要一厚生労働相が、政治資金や政党助成金で絵画を購入していたことが、「赤旗」日曜版の調べでわかりました。絵画の購入などに使われた金額は2012年分で100万円以上にのぼっています。

 絵画購入が「趣味」か「財テク」か知らないがおよそ政治活動とは言えないだろう。全くふざけている。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-25/2014012515_02_1.html
細川氏「返した」言うが、「佐川1億円」何に使った
 都知事選に立候補した細川護熙元首相は、みずからの「佐川1億円」疑惑について、「いろいろ(国会で)追及されたが、全額を返済している」とのべ、選挙戦を乗り切ろうとしています。この説明ですむのか―。
 細川氏は告示前日の会見で、「熊本の私の古い家の修復、東京の宿舎のマンション購入のために、湯河原の建物に抵当権を設定して1億円を借り入れ、10年かけて全額返済した」とのべました。
 ところが、(中略)日本共産党国会議員団と「しんぶん赤旗」の調査で、借金の2カ月前にマンションを購入していたこと、「熊本の私の古い家」の山門・土塀の修理は借金の1年も2年も後だったことが判明しています。本紙が「太かカネがドーンと入った」という関係者らの証言を得たように、細川氏が立候補した83年の熊本県知事選の工作資金だったという、猪瀬直樹都知事そっくりの疑惑があるのです。(21日付既報)
 細川氏は国会でも、領収書や東京佐川の「貸付金台帳」などの資料も示して、元金、利息とも「私の資金をやりくりして支払って完済した」と繰り返し答弁していました。
 しかし、領収書は、押印も振出人の名前すらないもの。台帳には、「昭和64年」は昭和天皇が亡くなり、1月7日までしかないのに、「1月31日」という幻の日付があるなど、偽造資料でした。
 しかも、94年4月の首相退陣会見で「間違いなく完済しているが、利息は旧佐川各社からの政治献金として処理した」と突然、説明を変えました。3000万円を超す金利分はヤミ献金だったのでは―。
(中略)
 細川氏には説明責任があります。


■虐殺者を称えさせられた朝鮮学校の生徒たち(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140118
 糞くだらない。そんなのが無償化除外の理由になるか、ボケ。
 そして「虐殺者・昭和天皇(アジア太平洋戦争の主犯)」を「戦後象徴として崇敬し続けた」日本政府・日本社会とか、「虐殺者・東条英機A級戦犯として絞首刑)」を「英雄として合祀する靖国神社」と「そこに参拝する安倍首相」をどう思うか、高世は言ってみろと言いたい。俺なんか「昭和天皇病気時の異常な自粛騒動」「東条の英霊化(靖国合祀)」とか考えたら恥ずかしくて高世みたいなこんな馬鹿な事は言えないぜ。

念のため、私は朝鮮人に対するヘイトスピーチには強く反対する立場である。

 手前ふざけんな。「ヘイトスピーチはしないが朝鮮学校差別はします」なんて誰が容認するか。この糞野郎が。

【追記】

sigesige00
@noharra @BridgeoverTrobl @han_org (注:id:noharraは)いいかげん(注:私、sigesige00を)疲れさせるのをやめてほしいですが…まず在日朝鮮学生少年芸術団の活動は朝鮮学校の活動ではない。学校の放課後にテコンドー教室を開くのと同じ、別の活動である。

 なるほど。うかつにも気付いていませんでしたが重要な指摘ですね。ま、朝鮮学校の活動だとしても偉そうに部外者がどうこう言う事ではないと思うし、ましてやそんな事は無償化除外などの差別を正当化しませんが。


■超異常政権の「安定」を望むのか
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140116
 てっきり「未だに安倍政権は成立1年後の50〜60%と最近の内閣では高支持率だ」「靖国参拝河野談話撤回論で日中、日韓関係を悪化させても何とも思わない超異常政権*35安倍内閣*36の安定を望むのか、日本人よ」「安倍政権を早急に終わらせなくては日本の未来はない」という批判*37*38かと思いきや違いました。
 「超異常政権」とは「北朝鮮金正恩政権」のことだそうです。やれやれ。改めて「俺と高世では考えが違いすぎて会話が成り立たないだろう」と痛感しました。
 「安定を望むのか」も何も崩壊されたら困るのは「日本を含む」周辺諸国(米国、ロシア、中国、韓国)ですよ。「東ドイツ崩壊(西ドイツへの吸収合併)」のような平和的崩壊をすればいいが、「アフガン、イラクのような内戦状態」にならない保障はどこにもない。
 少なくとも「平和的崩壊の可能性が高くなければ」誰も普通、崩壊なんか望みませんよ。
 で、高世は「平和的崩壊の可能性がある」というのか、「内戦が起こってもいい」というのかどっちなんでしょうか。どっちにしろばかばかしいですが。「平和的崩壊」の保障はどこにもないでしょう。
 もちろん「内戦が起こっても構わない」なんてのは論外です。
・むしろ「戦後史上、例の見ない極右・超異常政権」の安倍内閣打倒の方策でも高世は論じたらどうなんでしょうかね。日本は「与党に有利な小選挙区制という反民主的選挙制度」ですが、「一応、民主主義国家」である以上、選挙での安倍打倒が可能なわけです。

外交問題を専門にする孫崎享*39が12月13日のツイッターにこう書いていた。
北朝鮮:事実なら超異常政権出現。3代目。実力、勉強なく権力のみ継承。13日共同「北朝鮮の治安機関、国家安全保衛部は12日、金正恩*40第1書記の叔父、張成沢元国防副委員長に対する特別軍事裁判を開き、死刑判決。刑は即日執行。朝鮮中央通信が13日伝えた。」》
ということは、孫崎氏は、金正日時代を含む粛清前の政権を「超異常政権」だとは思っていなかったらしい。これにはちょっと驚いた。

いやいやむしろ俺が驚いたのは、結論よりも「張粛清」でそれほど評価が変わる孫崎の態度ですよ(そもそも孫崎は北朝鮮専門家でないのでその認識は評価に値しないと俺は思いますが)。
 「金正日*41時代」と「金正恩時代」とそこまで評価が変わるようなことは何もないと思いますけどね。
 「張粛清は当然の行為」といい北朝鮮を擁護する気はないですが、まあ、「北朝鮮に限らず」独裁国家にはありがちな粛清劇でしょう。よく知りませんが、金正日時代にもそういうことはあったんじゃないか。
 珍しくも何ともない。ちなみに俺は金正日政権も金正恩政権も孫崎や高世と違い「超異常政権」なんて思ってません。まあ、「超異常政権」の定義にもよりますが、世界にごろごろしてるレベルの独裁国家に過ぎないでしょう。単に「日本の隣国だから」目立つだけに過ぎないと思いますね。
 たとえばアフリカの国にとっては北朝鮮よりよほど「近隣の独裁国家」のほうが関心事でしょう。
 一方、日本人の多くはいわゆる「中東の春」までは「エジプト・ムバラク*42政権」「チュニジアのベン・アリ*43政権」といった独裁政権には何の関心もなかったわけです。

「四人組」のかわりに最近よくテレビに出るのが、武貞秀士*44

 いきなり四人組などと言われても意味不明です。もちろん「文革の四人組*45」であるわけがない。
 高世のブログをサイト内検索して見つかったエントリ『石丸次郎をテレビに出すな!』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20131224)を読んで意味がわかりました。
 この四人組とは『石丸次郎*46李英和*47、高英起*48、朴斗鎮*49』だそうです。なお、『石丸次郎をテレビに出すな!』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20131224)については拙エントリ『「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(8/24分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130824/5064208021)、『「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/30分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130930/5064208021)で批判しております。そこでの小生による高世批判を改めて紹介してみましょう。

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130824/5064208021
・で「明日(12/15)以降」にされた説明が「朝鮮総連(以下、総連)の圧力」です。ばかばかしくて話にならないですね。総連にそんな政治力があるとは失礼ながらとても思えませんが。
 総連は「石丸の言う事は嘘八百だから出すな」と抗議(高世の言う圧力)はしてるかもしれません。しかしそれが理由で石丸が呼ばれないというのは何が根拠なのか。
 圧力云々と言うなら、総連云々より、むしろ「他の件で石丸は出られない」と思う方が自然じゃないですかね。石丸も石丸の所属組織アジアプレスも何も北朝鮮ネタだけやってるわけではありませんので。当然、石丸やアジアプレスを敵視する人間、団体も総連だけではありません。
・つうか、本当に「総連の圧力で石丸を扱うことがタブー化」(以下、石丸タブー)なんて事実があったらいくら放送時間が「視聴者の少ない」夜の11時とは言え、キー局TBSの番組(情熱大陸)で扱わないだろ。情熱大陸で扱ってるということが「石丸タブー」なんて「高世の主張」のデマゴギー性を証明してるんじゃねえの?。まさか「ニュースのコメンテーターとして呼ぶのはノーだが、ドキュメンタリーの対象ならOK」なんてそんな変な話ないだろ。
 まあ、高世は「情熱大陸スタッフは勇気があるから」とか強弁するんだろうが。
・今日(12/21)のTBS報道特集(6時台という視聴者の多い時間帯)で石丸と『石丸が入手したとか言う映像』が出るらしい。どこが「石丸タブー」だ。思い切りお前の言ってること大嘘じゃねえか、高世。
 それとも根拠レスで「TBSは勇気がある」とか強弁するのか?。

http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130930/5064208021
・高世の話には「ホンマかいな」としか思いませんが。そもそもこんな事を高世が書いても「高世が干されないでテレビ局の下請けをやってること」自体「ホンマかいな」の理由の一つですし、石丸がTBS番組に出たことも「ホンマかいな」の理由の一つです。
・総連が差別だと主張する「朝鮮学校無償化問題」があまり騒がれないこと一つとっても高世の「総連マスコミコントロール説」は馬鹿げています。
 つうかそもそも「改革開放映像」にせよ「高世・石丸流のバッシング映像」にせよ北朝鮮映像自体の放送が一時期に比べて減ってると思いますけどね(要するに視聴率がとれない)。高世だって北朝鮮関係仕事は随分減ってるわけです。だから石丸の出演が減っただけでしょうに。
・石丸はTBSの番組に出演したし、(中略)高世曰く「石丸や李と同様に干されているという朴斗鎮」を俺はこの間、フジテレビ「新報道2001」で見ましたけどね。李英和が最近テレビ出演したか知りませんが、要するに高世の主張などガセネタでしょう。

 少し脱線しましたが、さて高世のエントリに話を戻しましょう。

飯島秘書官*50の訪朝に「100点満点!」と言い切ったのが印象的だった。

 結果的には今だ成果が出ていないわけですから、高世の紹介する武貞発言が事実ならば武貞氏は外れたことになりますが、一方、高世の言う「北朝鮮打倒論」が論外であることは言うまでもないでしょう。「100点満点」かどうかはともかく「交渉しか解決の道はない」と言う意味では「飯島訪朝」は間違いではない。問題は「訪朝(交渉)しないと問題は解決しないが、訪朝(交渉)すれば問題が即解決と言うほど話は単純ではない」ということです。
 たとえて言うならば「手術しないと病気は治らないが手術すれば治るわけではない」といったところでしょう。適切な手術をしないと病気は治りませんが、だからといって手術それ自体が無価値だと言ったらそれは間違いの訳です。

最近は、チャンソンテク粛清に関してテレビ(テレビ朝日が多い)で、とても楽観的なコメントを連発している。
いわく、北朝鮮の体制はすっきりとシンプルになった。目の上のタンコブが無くなった金正恩は、権力基盤をしっかり固め、自分の思い通りに改革開放政策を進められる、などなど。

ま、この武貞氏の見方については意見を保留しておきます。金正恩による張粛清を「金正恩への権力集中が進んだ」と見るべきか、「金正恩を担ぐグループが張を排除しただけで、金正恩への権力集中が進んだとは言えない」と見るべきか、素人の俺には判断しかねますので。

対米、対日、対韓関係の好転が期待できる。拉致問題の進展も相当期待できる・・・
で、その根拠は?
金正恩は、ミッキーマウスをプロデュースし、米プロバスケットボールの選手を呼んできた、また、お寿司が大好きで正月にはコマ遊びや凧揚げを楽しんだ。だから対米、対日関係は期待できます・・・。
「マジっすか!」といいたくなる仰天のコメント。父親の金正日も寅さん映画も和食も大好きだったが、多くの日本人を拉致したのだった。

 相手が高世では本当に武貞氏がこう発言したのかが怪しいです。武貞氏は「金正恩はミッキーやロッドマンで親米派、お寿司やコマ遊びやたこ揚げで親日派であるというイメージを作り出そうとしている」「それは彼と側近が対米・対日関係を改善したいという意思の表れではないかと思う」「そう言う意味で対米・対日関係改善に期待したい」と言ったのではないのか。
 つまり高世は「武貞氏は金正恩は米国文化好き、日本文化好きだから対日、対米関係改善が期待できる、と言っているがそれはおかしい」と言っていますが本当は武貞氏は「金正恩がそういう自己宣伝、自己プロデュースをしてるのは対米、対日関係改善の意思の表れだと思う」と言ったのではないか。
 であるなら、武貞発言は何らおかしくないと思います。実際に武貞発言を聞かないと何とも言えませんが。

金正恩は欧州留学経験があるから「開明派」とみなすのと同様の誤解。

 開明派の定義にもよりますが、「開明派=何らかの経済改革開放を目指してる」と定義するなら金正恩はおそらく「開明派」でしょう。欧州留学経験のある人間が「改革開放しないでやってける」と思うほどバカではないでしょう。「中国の改革開放」「ベトナムドイモイ」のような路線を目指してるに決まってる。もちろん「民主主義派」かは疑問ですが、多くの人が「金正恩開明派ではないか」と言う場合に想定してるのは「民主主義改革」ではないでしょう。
 「開明派=民主主義派」とするなら「明治維新の中心人物の一人・大久保利通*51」も「中国改革開放の父・トウ小平*52」も「開明派」ではなくなりますが、多くの人は「近代化」という意味で「開明派」と大久保やトウ小平を表現するわけです。

こういう解説には、その人の「願望」が大きく作用している。

むしろ「反北朝鮮極右」高世の方こそ「いかなる意味でも金正恩開明派ではない」「金大中盧武鉉太陽政策など無価値」「小泉訪朝と日朝平壌宣言も無価値」「北朝鮮との間に外交など成り立たない」「北朝鮮経済制裁や軍事攻撃で崩壊させるしかない」という「狂ったウヨ願望」まみれに見えます。以上、高世の北朝鮮叩きに突っ込みましたが冒頭で高世が触れたカラシニコフについてもコメントしてみます。

先日、カラシニコフ氏死亡の記事を紹介したが、彼は自分が作った小銃で多くの人が死んだことをひそかに悩んでいたらしい。

 別にカラシニコフ銃「だけ」が武器じゃないし、当然カラシニコフ銃「だけ」が人を殺してるわけじゃなし、そこまでカラシニコフが悩む話かなという気がします。
 その一方で、自分で書いてて矛盾する気もするが、ロシア正教会が苦悩するカラシニコフを慰めるために「武器を使う人間が悪いのだ」と「聞きようによっては銃規制に反対する全米ライフル協会みたいなこと」を言ってることに違和感も感じます。

*1:もちろん浅田のせいではないので浅田には何の敵意もありませんが

*2:まあ、統制もあるでしょうが

*3:桐朋学園大学

*4:率直に言って隠し切れていませんでしたが田母神が隠そうとしていたことは間違いないでしょう。正直、そうした田母神の態度は意外でした。

*5:社民党幹事長、党首、鳩山内閣消費者問題等担当相を歴任。現在、社民党副党首、参議院議員

*6:産経の某コラムが「さむら・かわちのかみ」って誰だろうと思った、と書いてたが俺はクラシックなんか聴かないしマジで「さむら・かわちのかみ」だと思い込んでた。この事件があるまでは

*7:岸内閣郵政相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相

*8:日本共産党第一書記、議長を歴任

*9:もちろん野坂関係に限らない。朝鮮戦争北朝鮮からの開戦であることや、「独ソ秘密議定書」に基づきソ連ポーランド侵攻したことなどが確定的事実となったのもソ連崩壊後のことである。

*10:作曲家、桐朋学園大学非常勤講師

*11:「東京」と断ると言う事は李が住む『大阪の放送局』は違うんでしょうか?

*12:著書『国際経済学入門:21世紀の貿易と日本経済をよむ』(1996年、ちくま新書)、『日本銀行・市場化時代の選択』(1999年、PHP新書)、『企業年金の未来:401kと日本経済の変革』(2001年、ちくま新書)、『はじめて学ぶ金融論』(2004年、ちくま新書)、『通貨を考える』(2012年、ちくま新書)、『やっぱりドルは強い』(2013年、朝日新書)

*13:2004年に発覚した『NHK紅白歌合戦の担当プロデューサーによる制作費の不正支出』などの不祥事について、最高責任者として信頼回復とNHK改革に尽力する旨を表明していたが、NHK番組改変問題の内部調査で放送前に安倍晋三(当時、官房副長官)と面会していたことが発覚、辞任を求める声が強まり、2005年1月25日付けでNHK会長を辞任した。会長辞任翌日に後任会長・橋本元一の任命でNHK顧問に就任したが、世間の猛反発に遭いわずか数日で辞任という事態になった。現在、日本相撲協会外部理事、日本ゴルフツアー機構会長。(ウィキペ「海老沢勝二」参照)

*14:「毒」とは「新自由主義」のこと。細川支持表明した自称リベラルはともかく高世は「小泉は危険な新自由主義者」であることは認めるらしい。認めた上で高世個人はどう考えるのかは何も書いてないが

*15:小泉は首相時代は原発を推進した

*16:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相

*17:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*18:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事を経て現在、維新の会共同代表

*19:だって前回は反自公の有力候補は宇都宮しか出てないだろ。民主党も宇都宮支持だったし

*20:原発関係の著書に『原発列島を行く』(2001年、集英社新書)、『六ヶ所村の記録:核燃料サイクル基地の素顔(上)(下)』(2011年、岩波現代文庫) など

*21:原発関係の著書に『原発の闇を暴く』(共著、2011年、集英社新書)、『FUKUSHIMA:福島原発メルトダウン』(2011年、朝日新書)、『第二のフクシマ、日本滅亡』(2012年、朝日新書) 、『原発ゼロ社会へ! 新エネルギー論』(2012年、集英社新書)など

*22:「贈収賄から一番遠い人」とは細川の佐川疑惑への批判だろう

*23:有田芳生(ジャーナリスト)、勝谷誠彦(コラムニスト)、加藤哲郎一橋大学大学院教授)、重村智計早稲田大学大学院教授)、高世仁(ジャーナリスト)、日垣隆(作家・ジャーナリスト)、湯川れい子(音楽評論家)。肩書きは全て運動当時。加藤氏は現在は名誉教授。

*24:なお、デマであるならば、細川陣営は早急に高世に抗議すべきだ。

*25:サイトはhttp://seijiyama.jp/

*26:27歳で徳島県川島町(当時、現在は市町村合併吉野川市)の町長に初当選。町長を2期務めた

*27:「実現可能か判断する」以前に何をやりたいかすらわからないのですが

*28:現在は荒井広幸参院議員・党代表のみが所属議員。無所属の平野達男参院議員(菅内閣防災担当相、野田内閣復興担当相)、浜田和幸参院議員(菅内閣総務大臣政務官、野田内閣外務大臣政務官)とともに参院会派「新党改革無所属の会」を結成

*29:舛添は安倍、福田、麻生内閣厚労相

*30:そんなことはおそらくなく、単に舛添がけちなだけでしょうが

*31:社会党新生党(小沢・羽田グループ)・公明党日本新党(細川グループ)・民社党新党さきがけ(武村グループ)・社会民主連合江田五月グループ)・民主改革連合のこと

*32:沢田一精氏のこと

*33:工作の結果、細川が自民公認を得たため、沢田氏は知事選出馬を断念。自民党参議院議員(熊本選挙区選出)に転じた。

*34:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)などを歴任

*35:歴代自民党政権と比べて極度に右翼という意味でも、「中韓米と関係を悪化させても何とも思ってないらしい態度」といい安倍はまさに「超異常政権」でしょう。今の日本はそんな安倍を首相に高支持率を与える「超異常極右国家」だということです。

*36:他にも小生が考える安倍の異常性としては「日弁連アムネスティ、ペンクラブなど各方面から批判のある特定秘密保護法案を強行可決したこと」「不況克服のめども立たないのに消費税増税をもくろんでること」などいろいろあるが。

*37:言わずともわかるでしょうがもちろん俺はそういうアンチ安倍です。

*38:「安倍こそ超異常政権」というのは高世への茶々入れではなく本気で書いています。

*39:著書『日米同盟の正体:迷走する安全保障』(2009年、講談社現代新書)、『日本の国境問題:尖閣竹島北方領土』(2011年、ちくま新書)など

*40:国防委員長、朝鮮労働党第一書記、朝鮮人民軍最高司令官

*41:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*42:空軍司令官(国防次官兼任)、サダト政権副大統領などを経て大統領

*43:内務相、首相などを経て大統領

*44:防衛省防衛研修所研究員を経て現在、拓殖大学海外事情研究所客員教授。著書『防衛庁教官の北朝鮮深層分析』(1998年、ベストセラーズ)、『恐るべき戦略家・金正日』(2001年、PHP研究所)、『金正恩北朝鮮・独裁の深層』(産経記者・黒田勝弘との共著、2013年、角川oneテーマ21)など

*45:江青毛沢東の妻)、張春橋文革期に副首相、人民解放軍総政治部主任を務めた)、姚文元王洪文文革期に党副主席を務めた)のこと

*46:アジアプレス・インターナショナル大阪事務所代表。著書『北朝鮮難民』(2002年、講談社現代新書)、『北朝鮮からの脱出者たち』(2006年、講談社プラスアルファ新書)

*47:RENK(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)代表。関西大学教授。著書『北朝鮮・秘密集会の夜:留学生が明かす“素顔”の祖国』(1996年、文春文庫)、『朝鮮総連と収容所共和国』(1999年、小学館文庫)

*48:デイリーNK東京支局長。著書『金正恩・核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(2013年、宝島社新書)

*49:コリア国際研究所所長。著書『朝鮮総連:その虚像と実像』(2008年、中公新書ラクレ

*50:訪朝時点では「内閣参与」なので「元秘書官」と書くべきでしょう

*51:大蔵卿、内務卿(参議兼任)などを歴任

*52:副首相、党副主席、人民解放軍総参謀長、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席などを歴任