「拉致被害者家族会はもう国として見限っていい」官房長官会見で異例の質問

 日朝交渉を巡って制裁再開を唱える家族会を巡り官房長官の記者会見で時事通信社の記者が「交渉しないでどうやって拉致を解決するのか」「あんな家族会連中は国として見限っていい、もう放っておいてもいい」「北朝鮮といつになったら国交正常化するのか」などと質問した。菅氏は「できる限り家族会と話をしながら進めていきたい」などと答えた。

 時事通信社は14日、菅義偉官房長官の記者会見で拉致問題をめぐって不適切な質問をしたとして編集局社会部記者(47)を同日付で総務局勤務としたと発表した。監督責任を含む関係者の処分も今後検討するとしている。
 時事通信社渡辺祐司編集局長のコメント
拉致被害者家族会をはじめ拉致業界関係者ら皆さまを不快な思いにさせたのは、極めて遺憾です。申し訳ありませんでした。今後は再発防止に向け記者教育の徹底を図っていく所存です」


元ネタ
産経新聞
■『沖縄「国として見限っていい」 官房長官会見で異例の質問』
http://www.sankei.com/politics/news/150713/plt1507130030-n1.html
■『時事通信社、沖縄をめぐる質問の記者を処分』
http://www.sankei.com/politics/news/150714/plt1507140016-n1.html