今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年10月19日分)(追記あり)

【追記】
 国会で、早い時点で北朝鮮拉致の可能性を指摘し政府側の答弁を引き出した橋本敦氏の死に際して、その件が必ずしも報道されていないことが拉致風化を物語る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの拙記事をご紹介頂きました。いつもありがとうございます。
【追記終わり】
橋本敦氏が死去 元参院議員: 日本経済新聞
橋本敦氏死去 元共産党参院議員:時事ドットコム*1
磯崎氏「拉致濃厚」答弁引き出した共産橋本氏に弔意 - 産経ニュース*2
【日本共産党国会議員団大先輩の訃報】 | 清水ただし – 日本共産党 衆議院議員 – 党中央委員 元大阪市会議員
 いわゆる「李恩恵質問」で梶山*3、宇野*4答弁を引き出した橋本敦氏が8/29に死去されていたことが判明しました。
 「自発的ではない」とはいえ、記者の質問に、「共産を敵視する自民議員」の礒崎*5官房副長官ですら「その功績に哀悼の意」を表明したわけですが、小生も謹んで哀悼の意を表明しておきます。
 橋本氏は「享年93歳(1928年生まれ)」。これまた、先日、逝去が判明した「森山*6元法相(1927年生まれ)」と大体同年齢です。ちなみに梶山氏(2000年死去)も1926年生まれで今年(2021年)まで存命なら「橋本氏、森山氏に近い年齢」です。
 ちなみに、森山氏にも「単なる偶然」ですが、橋本氏同様「その政治人生において北朝鮮に関わったことがある(金正男が国外追放された時の法相が森山氏)」と言う共通点があります。
 なお、「反共右翼」救う会や「救う会の操り人形」家族会の連中が「橋本氏に弔意を表明しないであろう事」は予想の範囲内ですがマジでムカつきます。

李恩恵質問の橋本敦氏
◆小泉訪朝の小泉首相福田官房長官田中均

と言った恩人に感謝せず*7「何の役にも立ってない救う会安倍晋三にへいこらした」あげく、蓮池透氏を家族会から除名した結果が「今の拉致敗戦」です。俺は、拉致被害者家族会にはかけらも同情しません。むしろ軽蔑、憎悪、憤怒といった負の感情しかありません。
 なお、以上の内容については「似たり寄ったりのこと」を来年の9月17日は、誰かはともかく現在とは別の人物が首相だが、拉致問題については今年と同じような状況だろう(本日小泉訪朝から19年) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)にコメントしたのでお読み頂けると幸いです。


北朝鮮、弾道ミサイル2発を発射 岸田首相「大変遺憾」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
 別に騒いで欲しいわけではないですが、

【主張】ミサイル避難訓練 中止で国民を守れるのか(1/2ページ) - 産経ニュース2018.6.23
菅義偉官房長官が、北朝鮮弾道ミサイル飛来に備えた政府と各自治体による住民避難訓練を、当面中止すると発表した
・ミサイル避難訓練は今年度、すでに訓練を終えた群馬、福岡両県以外に栃木、香川など9県で実施が予定されていた。すべて見送るという。訓練の必要性がなくなったという判断は極めて疑問だ。中止を撤回してもらいたい。

ということで、「Jアラートでの退避訓練」などしていた「一時期と違い」まるで騒がれないあたり「何だかなあ」ですね。もはや「北朝鮮の脅威」などとは誰も思ってないわけです。まあ、騒がれていた時期だって「どこまで本気だったか」疑問ですが。


衆院選千葉 混戦の6区、拉致「失言」生方氏は無所属で出馬 - 産経ニュース
 出馬しないのか、と思いきや無所属出馬だそうです。失礼ながら、「立民の公認が得られなかった」時点で諦めるべきではないか。
 立民も「当選したら復帰を認める」と言うわけにもいかないでしょうし(勿論当選する保証はありませんが)。

*1:来年の9月17日は、誰かはともかく現在とは別の人物が首相だが、拉致問題については今年と同じような状況だろう(本日小泉訪朝から19年) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)のコメント欄でも、指摘しましたが日経や時事が何一つ「李恩恵質問」について触れてないのが「何だかなあ」ですね。もちろん「共産党に冷淡なマスコミ」「橋本氏も政治家引退してからだいぶ時間が経った」つう事もあるでしょうがやはり「拉致の風化」もあるでしょう。 国会で、早い時点で北朝鮮拉致の可能性を指摘し政府側の答弁を引き出した橋本敦氏の死に際して、その件が必ずしも報道されていないことが拉致風化を物語る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)もご指摘のように例えば「小泉訪朝直後(2002年)の死去」ならもっと訃報が大々的に報じられてるでしょう。

*2:正直「弔意表明の事実を淡々と報じてるだけ」「弔意表明と一緒に『産経の拉致報道の自慢』をやってる」とはいえ「拉致質問で橋本氏に官房長官が弔意表明」なんて記事を「反共右翼」産経が報じるとは意外です。

*3:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官など歴任

*4:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*5:第二次安倍内閣経産大臣政務官等を経て岸田内閣官房副長官

*6:海部内閣環境庁長官官房長官、宮沢内閣文相、小泉内閣法相など歴任

*7:田中氏に至っては個人攻撃で外務省退官に追い込む無礼を働いた。