■id:Bill_McCrearyさんのご指摘に感謝
ところでbogus-simotukareさん、こんな記事がありました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tokurikimotohiko/20160421-00056848/
でこのエントリの暴言(というか悪口雑言)を最低限訂正*1した上で、このご紹介記事を読んでみましたが
実は、ネット上で匿名で暴言や虚偽の投稿をするという行為が「安全」に見えるのは、匿名の状態がばれないという「仮定」の上に成り立っていますが、この「仮定」にはほとんど根拠がありません。
まあ、「警察の捜査」「民事訴訟」という大事になれば当然ながら「ばれる」でしょう。たとえば小生の場合「はてな社」には当然ばれてるわけです。
で小生も「虚偽記事」なんてものはさすがに書かない*2だけの常識はあります。
いわゆるヘイトスピーチも勿論しませんが、我ながら「暴言」という辺りは「ハードルが一寸低いかな」とは思います。まあ、なるべく気をつけたいとは思いますが。
実際「匿名(といっても俺の場合、はてな社には名前が分かっていますが)だと暴言が出やすくなる」というのはあるでしょう。「恥ずかしながら」少なくとも俺はそうです。
あまり言うと「プライバシーの問題になる」ので書きませんが
日本では、会社の事情*3とかで実名で活動できない人がまだまだ多いのは事実ですし、匿名自体を否定するものではもちろんありません。
つうのは小生にもあるので実名で書く気はありませんが、まあ暴言には気をつけたいとは思います。
小生も「学校退学、会社懲戒処分(最悪免職)」などのデメリットは勿論嫌ですので。
■北朝鮮最新情勢と救出への展望−東京連続集会報告5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5397.html
問
仮に全被害者を返すとして、向こうは日本から100億ドルとかの金が入ってくるから返すでしょうが、そんなことできるでしょうか。核問題が解決しないのに、日本から金が流れるのは他の国*4が許さないでしょう。従って、核問題を解決しないと拉致問題も解決しないのではないでしょうか。
「北朝鮮に100億ドルくらい金出せば拉致被害者が帰ってくると思うが米韓が『核開発に使われる恐れがあるからやめろ』と言ってそれに反対するんじゃないかと私は思うが、あなた方家族会、救う会はどう思うか」とは、巣くう会集会とは思えない面白い質問です(苦笑)。個人的には「米韓が反対しようとも」うまーく米韓を丸め込んで「100億ドル(1兆数千億円くらい?)かいくらかはともかく」北朝鮮にそれなりの金を出して拉致解決にこぎつけるのがあるべき政治家の務めだと思います。
西岡
まず、100億ドルという金を日本が出すことはありえないと思います。
増元
私も西岡さんと同じように、100億ドルはまず出せないと思います。今の世界情勢の中で北朝鮮に100億ドル出すようなことはアメリカが許さない*5でしょう。日本はアメリカに弱いですからね。安倍さんもアメリカの言うことを無視はできないでしょうから。
「ありえない」「アメリカが許さない」と他人事みたいなこと言ってますが「たとえオバマが許しても、いや誰が許そうとも、俺たちが許さない。俺たち巣くう会、家族会が日本政府にそんなことやらせない」が正しい。
西岡
核開発は(ボーガス注:金正日の)遺訓レベルではなくて、建国の戦略です。1950年代からやっていることで、金日成*6時代からやっていることですから、絶対に変わらない。
いやいやウィキペ「北朝鮮核問題」によれば確かに
なので早い時点で「核開発の願望はあった」のでしょうが、それが「単なる願望レベル」ではなく、かなり強固な意志になり実を結んだのは「冷戦崩壊後」のことでしょう。冷戦崩壊によって、「米国による北朝鮮政権転覆の危険性」は現実性が高くなり「それに対抗するための核開発の必要性も高くなった」わけです。核問題が米朝間の懸案になっていくのも「冷戦崩壊後」のことです。従って「充分変わりうる」でしょう。単に「北朝鮮は変わらない」とネガキャンしてるだけの話です。
飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)
条件としては拉致を解決した後国交正常化ができて、まともな国と国のつきあいができるようになれば、資金援助も認められるようになると思います。
「拉致を解決した後」ではなく「拉致を解決する前に資金援助と国交正常化」でなければ拉致解決という意味でどうにもならないと思いますがそれはさておき。
本心かどうかはともかく、飯塚は「打倒北朝鮮」を公言する気はないようです。
人質に対する金となれば、それが先走って論議されます。悪者に金を出して人質を返してもらうというと、道義が通るかどうか。私はそうじゃないと思います。
「そうじゃない」つうのは前後の文脈から見て「身代金なんか出せないなんて、そんなきれいごと言って帰らないくらいなら帰る保証があるなら金を出せばいい」つうことでしょう。飯塚も少しは「蓮池透化」してるんでしょうか。
そんなことはありません。「核、ミサイルを持つことにメリットがない」と思えば北朝鮮はいつでも放棄するでしょう。「諸事情が違うので北朝鮮と単純比較はできませんが」リビアのカダフィ政権や南アフリカは核開発を放棄してる。
問題はどうやって「核開発を放棄しよう」と思わせるかという方法論です。そこで必要なのが俺は太陽政策だと思っているわけです。
「太陽政策だから核、ミサイルなんか持たなくても在韓米軍による北朝鮮政権転覆なんかないんですよ、むしろ放棄したほうが経済交流が進むんですよ」つう話ですね。
瓦解の一つの方法として中国が金正男で傀儡政権を作って、改革開放路線にいけるかどうかです。
なんで瓦解させたがるんだか、わけがわかりません。内戦にでもなったら収拾がつかなくなる。そもそも中国はそんなことする気ないでしょうが、何を根拠に「正男は改革開放だ」と思うのか。
つうか金正恩政権だって改革開放でしょう。ベトナムや中国の改革開放成功を見てればそれを目指そうとするのは当然の話です。ただしその改革開放はあくまでも「金正恩政権の政権基盤を保持したうえで」という前提付きですが。であるので「漸進的改革開放」にならざるをえないでしょう。
つうか改革開放させたいのならそれこそ「太陽政策」じゃないのか。
先週拉致問題の特別委員会が開かれましたが、特別委員会を見ていますと、外務大臣に交渉の中身を聞くと、「外交の機微に関わるからお答えできせん」。とにかく答えないんです。
まあ、答えても救う会や家族会が悪口言うだけでしょうからね(苦笑)。
いやむしろ金大中政権や廬武鉉政権の時代は今に比べたらずっと友好関係でしょう。
国交正常化交渉の時に、北朝鮮にODAで出すことは不可能ではないと思っています
心にもないことがよく言えると思いますが、西岡も「強硬論一本やりでは世間に見捨てられる」と思いつつあるんでしょうか。まあ、しょせん西岡の「ODA云々」なんて口から出まかせですが。
仮に「わかった」ところでアメリカや韓国やEU、中国にとっては日本人拉致なんてどうでもいい他人事です。
拉致被害者の居場所もわからないのにそんなことはできるわけもない。拉致被害者を助けたいのなら「金正恩政権に非平和的*7に倒れてもらっては困る」し、金正恩政権が非平和的に倒れたら拉致被害者は事実上見捨てるほかありません。
■北朝鮮最新情勢と救出への展望−東京連続集会報告4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5395.html
要するにほとんどの拉致被害者家族が家族会活動専従ではなく、金もなければ人手もなく活動が救う会に「おんぶにだっこ」の家族会ということでしょう。だから自主的な活動ができない。その結果、「救う会の操り人形」と化して自主性をすっかり失ってしまったのだから哀れです。
日米間の連携が必要だということは、我々からすれば当然なことです。
当初「日米韓の連携」と誤読したのですが、「日米間の連携」だそうです。家族会は韓国との連携を全く考えてないようです。
まあ「河野談話否定派がごろごろいる反韓国の右翼団体・巣くう会」とつるみながら「日米韓の連携」を考えていたらある意味家族会はバカですが、とはいえ「韓国との連携」を全く考えてないというのも変な話です。真面目に拉致を解決する気があるのかと聞きたくなります。
日本も安保理のメンバーになったわけですから
日本が安保理メンバー(非常任理事国)になったのは何もこれが初めてではなく、「1958〜1959年」「1966〜1967年」「1971〜1972年」「1975〜1976年」「1981〜1982年」「1987〜1988年」「1992〜1993年」「1997〜1998年」「2005〜2006年」「2009〜2010年」「2016〜2017年」と「1958*8年に初めて選出されてから」、約60年間で11回も選出されています。おそらく世界最多じゃないか(ウィキペ「国際連合安全保障理事会理事国の一覧」参照)。5〜6年に1回のペースで選ばれてるわけでやはり「経済大国の力はすごい」ということでしょう(もちろん小生は日本が国際社会に評価されてるなんてかけらも思っていません)。
とにかく小泉訪朝後に限っても「2005〜2006年」「2009〜2010年」ですから当然ながら「安保理メンバーになったって何でもできるわけじゃない」ということです。拉致解決に安保理メンバーであることが効果があるなんてことはないでしょう。
こういうことをやった後のフォローアップ、私はいつもそれを感じるんです。
一体どんなフォローアップをやったのか聞きたいもんです。
「自分らの活動にはどんな成果があり、どんな失敗があったのかを分析し、次に生かす」なんてフォローアップをやったことなんて家族会にはおそらく一度もないでしょう。フォローアップをしないから拉致が風化したわけです。
北朝鮮に関わる記事やテレビを見ると、全く困っていないという印象を受けると思います。
やれやれです。拉致の解決ではなく北朝鮮を困らせることが家族会や巣くう会の目的なのか。
ばかばかしい。日朝交渉の相手に向かって「ICCで裁きたい」とは正気なんでしょうか。交渉をぶち壊す気なのか。そんなことをしてどう拉致解決につながるというのか。
今年も既に5月になりました。最終決戦のときというのはこのまま続きますけれど
やれやれです。「このまま続く最終決戦の時」というのはすでに最終決戦じゃないでしょう。
ワイドショーが取り上げていた大阪の「靴のオットー」の「何度もやる閉店直前セール」といい勝負です。
先があまり見えない状態ですが、必ずしも悪いニュースや情報ばかりではない。
「先があまり見えないこと」は今や飯塚家族会会長ですら認めざるを得ないようです。「悪いニュースばかりではない」と虚勢を張って強がってはいますが。
増元照明(増元るみ子さん弟)
私が2003年にアメリカに行った時に、アーミテージ*9さん(国務副長官)に、「情報をください、情報をください」とおっしゃった。その時に、「私たちにできることは何でもやりますよ」とおっしゃって、その後アメリカが主体的に北朝鮮内部の情報を集めたという話は一切聞いていません。
後に、アーサー・ブラウンというCIAの元東アジア部長が来ましたが、「本国から北朝鮮国内の拉致被害者に関する情報を集めよという命令は一切きていない」とおっしゃっていました。つまりリップサービスだったのでしょう。
そんなことはアーサー・ブラウン氏に話を聞くまでもなく常識のある人間には最初からわかりきったことです。今更何を言っているのか。こんなんは米国に限った話じゃない。以前、拙ブログでネタにした「金大中政権高官」林東源氏*10の「小泉訪朝アシスト」(たとえばid:Bill_McCreary氏エントリ『米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる』http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/ed1f4450aca4ce95eda2971599610539参照)なんて例外中の例外です。「日朝両国に恩を売れば韓国の国益になる」という判断のもとに金大中政権は動いたわけですが。
ちなみにアーサー氏の発言は以下の通りです。発言場所は「2008年の救う会集会」ですから今から8年前。麻生*11内閣の時の話です。「麻生内閣以降も米国詣でをやっていたくせに」増元も全く今頃何を言っているんでしょうか。
http://www.sukuukai.jp/report/item_1751.html
アメリカは拉致問題が(ボーガス注:核ミサイル問題を解決するための)六者*12会合の進歩の阻害となると考えています。皆さんの前で言うのは悪いですが、アメリカは拉致問題について日本に口を噤んでいてほしいのです。これはアメリカの本音です。
(中略)
拉致問題についてはアメリカは今まで頼れる同盟国ではありませんでした。まあ、いろいろな理由、あるいは言い訳もありますが、拉致問題はアメリカの問題ではないとブッシュ政権は思ってきました。ですから拉致問題について今のアメリカの政府を信用してはいけません。家族会の皆様にこういう厳しい言葉は本当に悪いですが、これは真実です。正直な話です。
来月からオバマ政権の時代が始まります。その政権の下で拉致問題はどうなるか、少し考えて見ましょう。ご存知のとおり、オバマ政権には優先された問題がたくさん待っています。まずアメリカの経済はどうなるか。イラクの戦争、どうやって軍隊を引き上げるか。それと同じくアフガニスタンの戦争もどうするか。
その他にもインドとパキスタンの問題も厄介です。アルカイダもまだ活動していて、今度はどこからやって来るだろう。
(中略)
厄介な問題が多くなっています。それぞれの問題の解決はまだ不明です。その解決の道を探すだけで本当にいっぱいです。その中で北朝鮮の問題にどれほどオバマ政権が注目するか疑問です。
なお、現在では「状況が変わり」アーサー氏があげてない「ウクライナ・ロシア紛争」「シリアの内戦(ISの跳梁)」「欧米とイランの核合意問題」「米国・キューバ国交正常化問題」なんてのもあります。なおさら米国には自らが当事者である「核、ミサイル問題ならともかく」、自らは当事者ではない拉致に関わる動機は減っていると思います。
さて話が脱線しますがアーサー氏はこんなことも言っています。
http://www.sukuukai.jp/report/item_1751.html
私は二十歳の時、アメリカの陸軍に徴兵されてベトナム戦争に行かせられました。当時はベトナム戦争の後半で数百人のアメリカの軍人が北ベトナムで捕虜になりました。
(中略)
その捕虜を取り戻すまで戦い続けました。
もちろん「どうやって取り戻したか」といえばベトナムとの交渉です。荒木の「自衛隊による拉致被害者救出」のような「米軍特殊部隊による救出」ではない。
もちろん「打倒北朝鮮(巣くう会)」のような「打倒ベトナム」という馬鹿な話ではない。しかし「ベトナム戦争での捕虜取り戻し交渉」に触れながら救う会の北朝鮮打倒論に調子を合わせるこのアーサーという人もどうしようもないバカです。まあまともな人間はそもそも救う会集会に出席しませんけど。
増元照明(増元るみ子さん弟)
それにしても、小泉政権の時に、日本政府がアメリカに正式に情報収集をお願いしているということはなかった*13んでしょう。それでアメリカも積極的にしなかったんでしょう。
小泉政権以降に「第一次安倍内閣」があるのに「安倍は米国にきちんと正式に情報収集を要請したのか」とは安倍批判しないのだから全く増元もどうしようもないバカです。つうか拉致被害者を取り戻した総理は「現時点では小泉氏だけ」なのに小泉非難とは何を考えてるんでしょうか。
松村さんが2006年におっしゃっていましたが、「わが国は戦後60年、お金を使って情報を集めたことはない」と明確におっしゃっていました。
救う会活動家の根拠レス発言を信用するんだから増元もどうしようもない男です。
それにしてもいきなり「松村さん」なんて書かれても訳が分かりません。「お笑い芸人の松村邦洋さんですか、『寅さん』二代目おいちゃんの松村達雄さん*14ですか、自民党代議士だった松村謙三さん*15ですか、『帰ってこいよ』で知られる歌手の松村和子さんですか?」と皮肉を言いたくなります。
救う会もサイト掲載する際に、注記ぐらいしたらどうなのか。おそらく「松村、救う会」でググったらヒットした松村讓裕・救う会秋田代表のことでしょうが。
安倍さんはもう3年ですからね。結果を出さなければどうしようもないんですよ。
「今更かよ」ですね。まあ、こういうことを言ったところで結局は「安倍さん万歳」が増元ら巣くう会、家族会のわけですが。
拉致問題対策本部の歴代の担当大臣に、民主党の時代も含めてずっと、「中学生から教えればいいじゃないですか」とずっと言っているんですが、未だに実現しません。
教育への不当な政治介入も大概にしてほしい。そんなことが拉致解決とどうつながるのか。
だから街行く20代の人たちはほとんど無視ですよ。
ならば30代以上の人間は増元らに好意的なのか。そんな事実はどこにもないわけです。
そもそも「拉致問題について知れば増元ら家族会を支持する」という論理関係は存在しない。まさか教育現場で「皆で家族会を支援しましょう」なんて教育ができるわけもない。しても反感を買って逆効果でしょうが。
そして拉致問題についてよく知ってる「帰国拉致被害者(蓮池夫妻、地村夫妻)」や蓮池透氏は増元なんか支持してないわけです。
大体「政財官界、マスコミ界など、社会の第一線で中間管理職としてバリバリ働いてる中高年世代(40〜60代)」ならともかく「10代(小中高生)や20代(大学生や平社員)」に何を期待するのか。
安全保障関連法案で自衛隊が多少は動けるようにはなりましたが、あれは救出のために自衛隊が活用できるという法案ではありません。邦人輸送ができるというだけです。
拉致被害者の居場所もわからないのにどうやって自衛隊で救出するのか。与太も大概にしたらどうなのか。
現憲法下でも、日本人を救出してはいけないとは書いてないんですから。憲法9条も、「国権の発動たる戦争、武力による威嚇あるいは武力による行使」が禁止です。北朝鮮にいる日本人を救出するために自衛隊を活用するということは、 現憲法下でも禁止されていないんです。
詭弁も大概にしてほしい。どう見てもそんな行為は「九条が禁じる武力の行使」でしょう。同意もないのに、勝手に北朝鮮に侵入して北朝鮮が武器で攻撃しないとでも思っているのか。北朝鮮相手に何があろうとも自衛隊は武器は一切使わないとでもいうのか。武器を使わないのに警察ではなく「武装集団・自衛隊」を投入するのか。
まあ、それ以前に拉致被害者の居場所もわからないのに自衛隊を出しようがないですが。
憲法上動けないんだという人たちは、したくないからですよ。
憲法の問題はもちろんありますがそれ以前の話です。拉致被害者の居場所もわからないのに自衛隊を出しようがない。はっきりと「居場所も分からないのに出せるわけがないだろう、どこに出せと言うのか?。そう言う意味では憲法なんか関係ない」「米国だって身柄拘束された米国人を救出したときは米軍出動ではなくカーターやクリントンの訪朝という外交交渉だった」と増元を日本政府関係者は批判すべきです。
残念ながら、(ボーガス注:飯塚家族会)代表がおっしゃったように、何年かかるか分かりません。
増元ですら「何年かかるかわからない」と言い出しました(苦笑)。まあ確かに救う会とつるんで蓮池透氏を家族会から除名するようなバカさでは何年かかっても解決しないでしょう。
■北朝鮮最新情勢と救出への展望−東京連続集会報告3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5393.html
そんなことは西岡に言われるまでもありません。そもそも西岡ら救う会に「何か話せ」と蓮池夫妻や地村夫妻、曽我さんに要求する権利も、彼らが西岡ら救う会に何か話す義務もありません。
わざわざ言わなくてもいいことを言う当たり、本当は「何故話さない」と不快に思ってるのでしょう。
蓮池薫さんたちが帰ってきた後、有楽町で集会をした時に、一度出てきてその後出てこなかったですね。我々は、何だろうなあと思ったりもしたんですが、彼らは、「我々が表に出て活動すると後の人が帰ってこれなくなる」と言っていました。
それは救う会ともめたくないが故の建前でしょう。実際は集会に一回出て「何だこの極右団体は」とドンビキしたんじゃないか。それにこういっては何ですが「お母さんの所在が不明の曽我さん」はともかく地村一家、蓮池一家は「身内は全員帰ってきた」のだから他人(他の拉致被害者)の面倒まで見る必要はどこにもありません。地村一家、蓮池一家も正直、自分の生活だけでも大変でしょう。
帰ってきた人たち*16が反北朝鮮活動の中心になるのであれば、返した人間*17が責任を問われる、殺されるという構造があるわけです。
ためらいなく「反北朝鮮活動」と言える辺りが西岡は「悪い意味ですごい」ですね。いつから「拉致被害者救出活動」は「反北朝鮮活動」になったのか。
たとえばまともな人間ならいくら「意見対立があるからと言っても」、「米軍基地・沖縄県外移設を求める運動」、竹島返還運動、北方領土返還運動を「反米活動」「反韓活動」「反露活動」とは言わないでしょう。少なくとも建前ではこれらの活動は「相手国を敵視するアンチの活動」ではないでしょう。
拉致被害者救出運動だって話は同じでしょう。
こういう西岡のような物言いを「問うに落ちず語るに落ちる」というのでしょう。
■北朝鮮最新情勢と救出への展望−東京連続集会報告2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5391.html
そんな事言ったって向こうが「まず報告書を受け取れ」といってるんだから何の意味もない。しかも救う会の「全員一括帰国」には「特定失踪者800人」なんて与太まで入ってるんだから話になりません。
もう調査結果の報告書を求めるのはやめる。それを求めると北朝鮮の思うつぼになって、(ボーガス注:故意に殺して)死亡の証拠が出てくるかもしれない。
ばかばかしい。「故意に殺して遺骨で返す」くらいなら「生かして返すか」「隠し続ける」でしょう。何でそう言う常識的判断が家族会にはできないのか(救う会には最初から何も期待していません)。
総連の議長と副議長は北朝鮮の国会議員だ。国会議員の家は外交特権がある、と。そんなことないんですよ。日本は田中角栄さんのように総理大臣だって逮捕されるんですから
外交特権*18云々に対して「外交特権などない田中の逮捕」を持ち出しても反論になりません。
持ち出すなら「外国の国会議員には外交特権(不逮捕特権)はない」あるいは「外国の国会議員一般には外交特権(不逮捕特権)があるが北朝鮮との間には国交がないので例外として外交特権が生じない」とでも言うべきでしょう。そういえるのか無知なので分かりませんが。
また田中*19は「元総理」であって現職の総理ではないのでそう言う意味でもたとえが変です。当時の総理は田中の政敵・三木*20です。
法的な問題はさておき、現実問題として「現職の総理」逮捕など無理でしょう。実際そんなことは過去の日本に存在しないでしょう。いや米国だってウォーターゲートでニクソンを大統領辞任に追い込んでも刑事責任までは追及できなかったわけです。「現役の国家元首の逮捕」なんて古今東西ほとんど例がないでしょう。
吉田内閣に至っては首相どころか「与党の実力者」佐藤栄作*21・自由党幹事長、池田勇人*22自由党政調会長(いずれも後に首相)を「造船疑獄での検察の追及」からかばうために「犬養法相の指揮権発動*23」という禁じ手まで実行したわけです。
田中総理時代なら到底検察は「田中が首相を辞任しない限り」逮捕に踏み切れなかったでしょう。
また田中の後継総理が「田中の政敵・三木」でなく「盟友と言われた大平*24」だった場合も果たして逮捕ができたかどうか。
また、日歯連ヤミ献金事件においては「疑惑の政治家」として名が上がった橋本*25元首相、野中*26元官房長官、青木*27元官房長官に検察は手が出せず、起訴されたのは「橋本、野中、青木氏とは対立関係にあると言われる」村岡*28元官房長官だけという不可解な事件処理がされたわけです。
なお、田中は国会議員なので「国会会期中は不逮捕特権があります」。つまりは田中逮捕は国会会期中ではなかったわけです(なお、国会会期中でも議院の許諾があれば不逮捕特権はなくなり逮捕ができます。議院許諾で逮捕が確実なことを悲観して自殺した国会議員が新井将敬という御仁です)。
1990年の5月だと思いますが、警視庁は当時の朝鮮総連の副議長安商宅氏の自宅の家宅捜索令状を取った。
しかし直前で中止になった。警視庁の人間*29は、「産経新聞」と「月刊文芸春秋」の記者に、「金丸*30事務所に止められた」と言ったことがありました
まあ真偽不明な話です。なにせウヨメディアの文春と産経です。
おいおいですね。ユーゴの空爆と北朝鮮拉致と何の関係があるのか。拉致問題を理由に北朝鮮空爆でもしたいのか。
(ボーガス注:日本人拉致の)責任者を国際刑事裁判所に訴追すべきだ
バカバカしい。そんな事が可能なのか、拉致被害者救出が何よりも大事じゃないのかて話です。
俺が拉致被害者家族なら「ICC訴追」なんか求めません。現実性がない上に日朝交渉を挫折させ、拉致の解決を挫折させる危険性が高いからです。
小泉政権が「末端の暴走」という北朝鮮の主張を「支持はしないものの反論もしないで曖昧に片付けた」のも「嘘だ、上層部も関与した権力犯罪だ」なんて言ったって仕方がないからです。そんな事言ったら未だに蓮池一家、地村一家、曽我一家は北朝鮮にいるでしょう。
もちろん家族会、救う会が「生存拉致被害者なんかもういない、とにかく拉致の責任者を処罰したい、ウンギョンさんや寺越武志さん、日本人妻に北朝鮮による迫害の危険が及んでも構わない」つうなら話は別でしょうが少なくとも建前はそんな立場ではないでしょうに。
日本は北朝鮮が嫌だと言ってきた総連に対する対応をしました。
意味がわかりません。拉致を解決することではなく、北朝鮮に嫌がらせすることが救う会と家族会の活動目的なのか。建前ではそうではないはずですが。
日本では科学には国境はないから朝鮮総連の人でも、国立大学で教授になれるわけです。
そんなん当たり前でしょう。自慢する話でも何でもない。
しかし軍事に転用できる技術*31が、テロ国家で、NPT(核拡散防止)条約に入っていながらそれを無視して核武装している無法国家*32に持ち込まれるとしたら、それは大問題ではないかと思います。
そういうことはその教員氏が北朝鮮核開発に関与してるという動かぬ証拠を持ってきてから言え、て話です。正直、教員氏が産経その他の嫌がらせにうんざりし「もう日本にいたくない」と思い、海外から「是非ウチの国*33で研究を」とオファーが来れば「優秀な研究者の頭脳流出」という事態にもなりかねません。でも産経や救う会にとってはそれでも構わないのでしょう。
コラムに書きましたが、ロケット工学の権威である糸川英夫*34博士と原子力研究の第一人者である伏見康治*35博士が北朝鮮に行っている。
やれやれです。在日科学者どころか日本人科学者にまで因縁です。さすがに糸川氏も伏見氏も武器開発に協力はしてないでしょう。つうかあまり馬鹿な事を言うと糸川氏や伏見氏の関係者(なお両氏は既に故人です)に名誉毀損で訴えられかねないでしょう。
バカも大概にして欲しい。そんなことがどう拉致の解決に役立つのか。つうかこの西岡の理屈を文字通り適用すれば「メディアの北朝鮮取材」も「サッカー日本代表の平壌での試合及び、ファンによる観戦」も不可になりますがそう言う理解でいいのか。
実は、過去には日本人の渡航が原則禁止だった時があるんです。1990年以前はそうでした。労働党大会は36年振りだと言いますが、36年前の労働党大会に「朝日新聞」の猪狩章*36という元ソウル特派員が取材に言っています。
行って帰って来て本を書きました。その本のタイトルが「ビザのない旅券*37」というものでした。当時は日本人のパスポートには、「北朝鮮を除くすべての国と地域に有効」と書いてありました。「Except North Korea」と。
北朝鮮に渡航したい場合は、別途、北朝鮮だけを渡航先とするパスポートを外務省に申請しなければならなかった。
(中略)
36年前はそうだったんです。そこに戻せばいいんです。
そんなことはすべきでない(つうかさすがの安倍もしないでしょうが)。つうかそんな事して拉致解決の意味で何がどうなんだって話です。ただの北朝鮮への嫌がらせじゃないですか。
■北朝鮮最新情勢と救出への展望−東京連続集会報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5389.html
ネイチャーというのは英国の定評ある科学雑誌です。で拉致問題に詳しい方ならご存じでしょうが、ネイチャーが「北朝鮮の提出しためぐみさんの遺骨はニセモノ」と鑑定した日本の鑑定には疑義がある*38という記事を掲載したことがあります。小生も専門家ではないのでこのネイチャーの記事についてコメントすることはしません。
が、このネイチャーの記事について日本国内では「ネイチャーの記事について議論した方がいいんじゃね?」というだけで「北朝鮮の手先」「横田夫妻の心を踏みにじる外道」扱いですから弱ります。
ならネイチャーは北朝鮮の手先で外道なのか。ともかく、ネイチャーの記事が間違いならきっちり否定しておくべきだし、「本当に疑義があるなら」疑義を解消すべきでしょう。しかし、救う会にとっては「とにかく北朝鮮は嘘つき、めぐみさんは生きてる」が「絶対の真実」なので「議論の必要などない」というとんでもない事になるわけです。
それにしても西岡らは「めぐみさん生存説批判(ネイチャーに限らない)」については「触らぬ神(つうか家族会や横田夫妻)にたたり無し」「家族会に恨まれて田中均氏や蓮池透氏のように酷い目にあわされてはたまらない」で、ほとんどのマスコミがやらないので、もう「ネイチャーのことなんか気にしてない」かと思いきやそうでもないようです。
帝京大学の吉見教授
めぐみさんの遺骨鑑定をしたのは「帝京大学の吉井富夫講師(鑑定当時)」です。吉見教授ではない。
「中央大学の吉見教授(西岡らウヨの天敵)」とごちゃごちゃになってるのか、何なのか知りませんが、拉致問題専門家を名乗る男が随分お粗末なミスです。
当時から私は警戒していたのですが、次は生きている人を殺したり、あるいは腕を1本切って、本物のDNAを出してくる*39かもしれないということでした
(中略)
救う会は生存情報を持っている、と。だか ら遺骨が出てきたとしても、その遺骨の死亡時期を日本の技術では鑑定できるわけですが、それより前か、ごく近い時間までの生存情報がある人について、本物の遺骨がでてきたら殺したんだということになる。その瞬間に「殺したんだ」と叫びますよ、と。
おいおいです。遺骨を出してきたら「たとえ本物でも、殺害したと見なす」というんだから言いがかり以外何者でもありません。よほど「本物の遺骨」が出されることを恐れてるのでしょう。
ここまできて死亡の証拠が一つも出てこなかったということは、もう生きているということだ。
ばかばかしい。「死んでるけど遺骨がない」とか、いくらでも想定は可能でしょう。
むしろ「何故蓮池氏らは返して、それ以外は返さないのか」「救う会からあれほど非難されて何故返さないのか」に対する合理的な考えは「死んでるから」でしょう。少なくとも「死んでない」と決めつけるまともな根拠は何一つない。
そういうことを、2004年末、2005年以降、こういう場や、講演する時に繰り返し言ってきました。北朝鮮側に聞かせるために。
やれやれです。では
島田洋一救う会副会長が「金正恩が誰かに暗殺されれば嬉しい」だの「自衛隊で北朝鮮攻撃すればいい」だの自ブログで放言していた
のも
荒木和博特定失踪者問題調査会代表が「自衛隊のレンジャー部隊を北朝鮮に送って拉致被害者を救出すればいい」と自ブログで放言していたのも
「北朝鮮に聞かせるため」だったんでしょうか(まあ聞かせるためでなくても、内輪の席限定ならまだしも、公言してれば嫌でも向こうに聞こえますが)。でそんなことを聞かせて何か意味があったのか。北朝鮮の反感を高めて拉致の解決を阻害するだけでしょうに。
例えばめぐみさんについて言えば、1994年に亡くなったと言っているけれども、本物の遺骨が出てきて、それが2002年以降であったら虐殺です。
おいおいです。2002年以降の死でも「病死」であるならばそれは虐殺とは言えないでしょう。
「もしそれが明らかになったら、日本は国連の安保理事会に対して、軍事制裁を求める」と言っていました。もちろん個別的自衛権の発動も考えるべきです。
そんなことで「個別的自衛権の発動ができる」のならば、フリーカメラマン・長井健司氏が白昼堂々、ミャンマー軍兵士に殺害されたときに「ミャンマー相手に個別的自衛権の発動をすることもできた」でしょう。
もちろんそんなことをミャンマー相手にすることは「違法の疑い濃厚です」し、そもそも現実的でもない。長井氏殺害に「ミャンマー軍事政権が許せない」と憤りを覚えた人間(小生もその一人ですが)でも「日本政府はミャンマーにきちんと抗議しろ」ならまだしも「自衛隊でミャンマー軍事政権を転覆しろ」なんて人間は普通いないでしょう。
北朝鮮の件だって同じ事です(そもそも北朝鮮が虐殺したなんて根拠はありませんが)。
国連の軍事制裁というのも無茶苦茶で、そんな前例は過去にありません。多国籍軍による湾岸戦争は「安保理が容認しただけ」で国連の制裁とは言えません。朝鮮戦争の国連軍は「事実上の米軍」ですからこれまた国連の制裁とは言えない。
つうか多国籍軍や「朝鮮戦争の国連軍」を「国連軍事制裁」にカウントしても国連軍事制裁なんてほとんどないわけですが。まあ、経済制裁ならまだしも北朝鮮相手に軍事制裁なんて中露がほぼ確実に拒否権を発動するでしょう。そもそも軍事制裁などしたらそれこそ「拉致被害者やウンギョンさん、寺越武志さんや日本人妻」の身が危ないでしょう。
しかし小生も「ミャンマー軍事政権を打倒せよ*40」と無茶を言う気はないですが、長井氏暗殺事件当時の日本ウヨの冷淡な態度には今でも腹が立ちますね。「北朝鮮や中国が同じ事をやったら非難してるだろうに親日(?)国家ミャンマーなら同胞が殺されても何も言わないのか!」と。
まあミャンマーもその辺り日本を完全に舐めていたのでしょう。実際、まともに日本政府が抗議しないんだから舐められても仕方ない。欧米相手にはミャンマーがそう言うことしないのは連中も欧米が怖いからでしょう。繰り返しますが「日本は舐められていた」わけです。
正直ミャンマー軍事政権の日本を舐めた態度には一日本人として腹が立ちます。腹が立たないらしいウヨ連中はわけがわかりません。そんなにミャンマー利権が美味しいのか。それとも長井氏のようなフリーカメラマンを同胞扱いしてないのか。恐らくその両方でしょう。まあ、ミャンマーが共産国家だったら、あるいは米国が「シリア・アサド政権」や「リビア・カダフィ政権」並みにミャンマーを敵視していたら日本ウヨも「打倒ミャンマーとか叫んでいた」のかもしれません。
テレビでも、「我々は分かっていますよ。あなたたちが遺骨を捏造する実験をしたことも知っていますよ」と言いました。
西岡の言う事なので本当に「捏造の実験」などしているかは疑問です。実験していなければ「デマ情報に踊らされてるのか、それとも自ら嘘を垂れ流してるのか、知らないが救う会とはふざけた連中だ」と北朝鮮に呆れられて、拉致解決に逆行するでしょうが、救う会には拉致解決の意志などないからどうでもいいのでしょう。
北朝鮮は「拉致についての調査はまだ終わっていない。それ以外の分科会の調査は終わった。報告書を先に受け取れ」と言ってきました。
しかし、安倍政権はそれを拒否した。「拉致問題が優先だ」と。
ばかばかしい。拉致がそんなに大事か。日本人妻や残留邦人の遺骨はそんなにどうでもいいのか。本来拉致被害者家族が「拉致最優先なんて事はやめて欲しい、日本人妻や残留邦人の遺族など他の方に迷惑をかけたくない」「むしろ拉致最優先なんてしたら拉致の解決がかえって遅れるかも知れない、できることからやってほしい」というべきですがそういう「日本人妻や残留邦人の遺族に対する同胞愛」も「拉致最優先にしない方がむしろ解決が進むかもしれないと言う知的判断力」も何もないんだから家族会の馬鹿さに心から呆れます。
■飯塚耕一郎さん、横田拓也さんが米国で訴え
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5384.html
田口八重子さんの長男、飯塚耕一郎さん(家族会事務局次長)と横田めぐみさんの弟横田拓也さん(家族会事務局長)が、米国ワシントンDCとニューヨークで拉致問題の早期解決を訴えた。
5月2日には、ワシントンDCで開催された、日本政府と米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が共催した「北朝鮮の人権問題に関するシンポジウム」で、飯塚耕一郎さんが、被害者が今も生きていること*41、拉致問題の早期解決の必要性等を訴えた。加藤勝信拉致問題担当大臣、米国務省のロバート・キング北朝鮮人権担当特使、韓国の李政勲(イ・ジョンフン)人権大使等が参加した。
飯塚耕一郎は事務局次長、横田拓也は事務局長なのでその発言は「家族会を代表するもの」と見られる可能性があり細心の注意が必要でしょうが、後で見るように「飯塚耕一郎はまあいいとしても」、『金正恩をICCで裁きたい』と放言する横田拓也にはそうした配慮はまるでないので呆れます。
それはともかく、興味深いのは
が集会に参加したとは言え
てところですね。「日米韓三国政府の共催」ではないわけです。
最初から日本政府が米韓政府に話をしなかったのか、話をしても共催を断られたのかはともかく、米韓政府における日本人拉致問題なんてその程度の扱いなんでしょう。そんなに熱心じゃない。
飯塚耕一郎さんのスピーチ
北朝鮮による安否説明には多くの矛盾や誤りがあります。それは日本政府の調査でも明らかになっていることです。私は、北朝鮮が根拠のない架空のストーリーを作り上げ、母を死亡したことにし、その存在を隠蔽しようとしたと考えています。
彼女は今も北朝鮮で生きています。
「北朝鮮の説明に矛盾がある」ことは当然ながら「生きていること」を保証しません。
「死んだが粛清(死刑)や自殺などあまり表に出したくない話なので架空のストーリーを作った」という事も充分考えられるわけです。
(ボーガス注:政府認定拉致被害者だが帰国できなかった)12人以外にも、北朝鮮に拉致された可能性がある日本人は数百人に上るとされています。
特定失踪者という与太です。いい加減にして欲しい。
北朝鮮による拉致事件は日本だけに留まりません。アメリカでは、デービッド・スネドン氏が拉致された可能性が高いとされておりますし、帰国した日本人拉致被害者などの証言から、日本以外にも、韓国、タイ、ルーマニアなどの国民が北朝鮮に拉致された可能性があるとされています。
曽我ひとみさんや夫ジェンキンス氏の証言による「ルーマニア人女性拉致疑惑」「タイ人女性拉致疑惑」など一部を除けば、ここで飯塚耕一郎が言ってる拉致疑惑なんてもんはほとんどが「根拠もないのに救う会や家族会が拉致だと言ってる代物」にすぎません。
例えば、ここで飯塚が名前を挙げてるスネドン君*42失踪なんて失踪時期が小泉訪朝後、失踪場所が北朝鮮から遠く離れた中国雲南省、米国政府も北朝鮮拉致とは認めていないという代物です。北朝鮮拉致のわけがない。実際、救う会も家族会もスネドン君失踪を北朝鮮拉致だと見なすまともな根拠は何一つ出せません。
参考
http://japanese.joins.com/article/389/68389.html?sectcode=&servcode=
■中央日報『「北朝鮮はルーマニア、タイ女性も拉致」ジェンキンス氏手記』
北朝鮮が1970年代に日本人以外にもタイやルーマニア女性を拉致したという証言が挙がっている。
7日、日本で発売されたロバート・ジェンキンス氏の手記『告白』*43からだ。
ジェンキンス氏は1965年、駐韓米軍服務中に北朝鮮へ渡り、日本人拉致被害者の曽我ひとみさんと結婚、北朝鮮で暮らしていたが、北朝鮮と日本の交渉により昨年、解放された。
ジェンキンス氏は手記で「北朝鮮でほかの米軍脱営兵3人とともに平壌(ピョンヤン)にあるような団地で生活していたが、彼らはそれぞれタイとルーマニア、レバノン出身拉致被害者の女性と結婚した」と明らかにした。
手記によるとタイ人女性は、マカオで北朝鮮工作員2人に強制拉致され、ほかのアジア系女性2人とともに船で北朝鮮に連行された。
またルーマニア人女性はイタリアの美術学校留学中、北朝鮮に拉致されたイタリア人男性とともに北朝鮮へ入国、スパイ疑惑で逮捕された後、帰国できなくなっていた。またレバノン人女性が北朝鮮に拉致されたということはすでに確認されている。
今回、ジェンキンス氏が明らかにしたレバノン人女性は79年11月、レバノン政府の抗議によりほかの拉致女性とともに帰国したが、自分の意志でまた北朝鮮に戻ったということだ。
曽我さんはこのような内容をすでに日本政府に証言しており、日本政府はこれを関連国政府に通知したということだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM1301H_T10C14A8FF1000/
■日経新聞『「拉致」女性の母親死去 ルーマニア』
北朝鮮に拉致されたとみられるルーマニア人女性、ドイナ・ブンベアさんの母親ペトラさんが4日にルーマニア南部クライオーバの自宅でがんのため死去した。84歳だった。ドイナさんの弟ガブリエルさん(47)が13日、明らかにした。
日本人拉致被害者の曽我ひとみさんと夫ジェンキンスさんは、脱走米兵と結婚した「ドイナ」と名乗るルーマニア人女性と北朝鮮で出会い、この女性が1997年に病死*44したと証言。ドイナさんは1950年生まれ。イタリア留学に向かい、78年に失踪した。
http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/2007/07/post_8760.html
■眞鍋貞樹の研究部屋『「拉致事件」へのルーマニア政府とタイ政府の対応』から一部引用
NHKの報道で、ルーマニア政府がドイナさんの「拉致問題」に、当時対応していなかったというものがあった。以下は、電脳補完録からの再転載した記事である。■NHK『ルーマニア 拉致対応せず”ドイナ・ブンベアさん拉致』
曽我ひとみさん夫妻の証言によって、北朝鮮に拉致された疑いが明らかになったルーマニア人女性について、1990年代初めにピョンヤンのルーマニア大使館が、この女性の存在を確認して本国に報告したものの、政府は何も対応しなかったとルーマニアの新聞が伝えました。
ルーマニア人の女性、ドイナ・ブンベアさんは、1978年にイタリアで行方不明になり、おととし、曽我ひとみさん夫妻の証言がきっかけで、北朝鮮に拉致された疑いがあることがわかりました。
ルーマニアの新聞「エベニメントゥル・ジレイ」が、かつてピョンヤンのルーマニア大使館で勤務していた元外交官の話として伝えたところによりますと、ブンベアさんとみられる女性が、1991年と92年に、ピョンヤンにある外国人向けの商店で3回目撃されました。また、この元外交官の同僚が女性に接触して話を聞いた際、女性は自分がブンベアさんだと確認したうえで、「秘密警察が監視する隔離された区域に住み、尾行されているため、大使館とは接触できないと話した」ということです。元外交官は、92年に本国の官房長官と内務省にこうした事実を報告しましたが、本国から調査の指示は受けなかったということです*45。ブンベアさんについて、ルーマニアの外務省は「調査は外務省の権限を越えている」という内容の文書を家族に送っており、家族は「拉致問題の解決にあまりにも後ろ向きだ」と批判しています。
ブンベアさんのご家族の気持ちは分かりますがルーマニア外務省が「悪いけど解決無理だろ」と後ろ向きな態度で逃げた気持ちも分からないではありません。小泉訪朝がいかに僥倖だったかと言う事です。
話が少し脱線しましたが飯塚耕一郎のスピーチへのコメントに戻します。
2014年2月に公表されたCOI報告書では、マレーシア、シンガポール、フランス、イタリア、オランダ、中国といった諸国にも拉致被害者が存在する*46とされております。
現在、日本政府は、生存を前提に、北朝鮮に拉致被害者の帰国を求めつづけています。
同じように、各国*47の政府及び被害者家族が、被害者がそれぞれの祖国に早く帰国できるよう協力していかねばならない*48と考えます。
COIつうのは国連の北朝鮮問題特別調査委員会ですがぶっちゃけ怪しすぎです。救う会の与太をろくに吟味もせずに鵜呑みにしたんじゃないかと思います(なお北朝鮮はこの調査には協力していません)。こんなに世界中に拉致被害者がいる*49のに「日本しか拉致を騒いでない」つうのは明らかに変ですから。
また核・ミサイルだけではなく、人間の生命の問題*50にも、より大きな関心を持つことが重要だと考えています。
ミサイルをぶっ放されたら「人命が失われる」のでそれも「人間の生命の問題」ですが?。
つうか、「多分そんなには数がいない拉致被害者(ほとんど日本と韓国と思われる)」と「ミサイルぶっ放されて朝鮮半島有事がおきたら何人死者が出るか分からず、世界経済への悪影響も懸念される核、ミサイル問題」とどっちを世界各国が重要視するかといったら明らかに核ミサイル問題でしょう。
飯塚耕一郎たち拉致被害者家族が泣き言言ったってその事実は変わらない。
横田拓也さんのスピーチ
皆様、こんにちは。私は横田拓也と申します。
(中略)
アドルフ・ヒトラー*51、スロボダン・ミロシェビッチ*52。彼らは人類が歴史を振り返った時に目にする比類なき残酷且つ残忍な人道及び人権蹂躙を犯した者の名前です。
ヒトラーやミロシェビッチと、北朝鮮拉致と何の関係があるんでしょうか。まあ、「金日成、金正日、金正恩へのネガキャンだ」つう事は理解できますが。
ただヒトラーは自殺に追い込まれ、ミロシェビッチは戦犯裁判で裁かれたこと(ただし判決が出る前に獄中で病死)を考えれば「金正恩を自殺か戦犯裁判に追い込みたいと言ってる」と北朝鮮側の反発を買ってもおかしくないでしょう。
「姉は生きて北朝鮮にいるんです」といいながら「激怒した北朝鮮に姉が迫害されかねない発言」を平然とできる神経には呆れます。
「拉致被害者が帰国しない限り、犯行が20世紀でも、現在進行形で起きていると考える」つうことでしょうか。それならば「是非はともかく」一つの考えではあるでしょう。しかし、もし「小泉訪朝後も拉致があった、たとえばスネドン君失踪がそうだ」などというならそれは与太でしかありません。
日本政府により認定された17名の被害者のほかに、北朝鮮に拉致された可能性を排除できない事案として800名以上の方々の捜査・調査が続けられています。
ぶっちゃけ「800名以上の特定失踪者」なんてもんにはまともな調査や捜査はされてないでしょう。
家族会や救う会に対し、政府や警察が適当に調子を合わせてるだけです。
更に、北朝鮮による拉致は日本人被害者だけに留まらず、分かっているだけでも韓国人・タイ人・ルーマニア人・レバノン人等の無実の人間が地獄の毎日を生き延びています。
既に指摘しましたが「タイ人・ルーマニア人・レバノン人」は曽我・ジェンキンス証言があるので間違いなく拉致でしょうし、韓国も勿論韓国政府が拉致の事実を認めています。
ここで「米国人」などと、与太をかまさない辺り、それなりに横田拓也は常識があるようです。
今を生きる私達には、どんな事をしてでも救出するための努力を具体的に行う義務と責任があります。
ただしその「どんなこと」には「北朝鮮とのバーター取引」は入っておらず「バーター取引」を主張すると家族会や救う会によって「北朝鮮の手先」「腰抜け」などという称号が授与されます。
金正恩は、多くの国民を餓死させる犠牲を何とも思わず、贅沢品を食べて肥え太っています。
こんな独裁者を放置してはなりません。
(中略)
国際司法裁判所や国際刑事裁判所で彼の罪を速やかに問うべきです。
そんなん可能だと思ってるんですかね。俺は可能だとは思いませんが。
大体そんな事言ったら日朝交渉が成り立たないでしょう。拉致被害者(生存*53してればですが)や日本人妻、寺越武志さん、ウンギョンさん*54に危害が及ぶ恐れもある。
つうか「拉致の解決」と「金正恩をICC(国際刑事裁判所)で裁くこと」と「どっちが君ら拉致被害者家族にとって大切なのか?」と聞きたくなりますね。
横田拓也はどうせ「両方大事だから両方目指す」とかいうんでしょうが、それ無理でしょうよ。
■今こそ全員の帰国実現をー33道府県議会が意見書採択
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5336.html
政府は、北朝鮮との対話の窓口を堅持しつつ
神奈川県議会意見書の一部です。「対話の窓口堅持」とは「ストックホルム合意に基づく日朝交渉自体は認める」ということでしょう。「ストックホルム合意廃棄」を放言するウヨもいますが、議会意見書となると、「制裁強化を唱えるなど全体としてタカ派強硬論、右寄りではある」のですが、そこまでの暴論はさすがに出ないようです。
■制裁と国際連携で全員救出実現を!−国民大集会報告5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5340.html
西岡力
安倍政権は、「認定の有無に関わらずすべての拉致被害者を助ける」という方針です。
(中略)
そういう人全員を助けないと、拉致被害者救出運動は終わらないと思っています。
その問題にずっと取り組んでいる特定失踪者問題調査会代表の荒木和博さん、お願いします。
ばかばかしい。「認定してない」、つまり特定失踪者なんか仮に拉致だとしても*55拉致と見なす証拠がない*56から、救出しようがないし、こんなことを言えば北朝鮮が「日本は拉致を解決する気はない。我が国に因縁つけたいだけだ」と理解して交渉意欲をなくし拉致解決が遠のくだけです。こんな与太話につきあえる家族会は全く理解できません。
荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学教授)
まず本日お出での特定失踪者のご家族をご紹介します。失踪した時期の順番でご紹介します。
(中略)
平成9年4月24日、福井県三方町*57で失踪された宮内和也さんの義兄澤香苗さん、姉洋子さん
平成10年4月6日、新潟県長岡市で失踪された中村三奈子さんの母中村クニさん
橋本敦参院議員のいわゆる「李恩恵*58」質問に宇野*59外相や梶山*60国家公安委員長が「北朝鮮拉致疑惑」を認めたのが昭和63年(1988年)。
アエラや産経が「安明進証言」を元に横田めぐみ拉致疑惑を騒ぎ、それもあって拉致被害者家族会が結成されたのが平成9年(1997年)。
どう考えても平成9年や平成10年の失踪者が北朝鮮拉致のわけがないでしょう。とはいえ「小泉訪朝後も拉致がある」と言って恥じないのが荒木という男ですが。
先ほど総理は、「北朝鮮に明るい未来を描かせない」ということをおっしゃいましたが、これを朝鮮語に翻訳すると(略)となりまして、これを北朝鮮に言っても何も意味が分かりません。
北朝鮮に同じことを分からせようとするのであれば、(略)と、「金正恩の野郎は八つ裂きにしてやる」(拍手)と、こういうふうに言わないと分からないのです。
ばかばかしい。いくら安倍だってそんな下劣で野蛮なことを言えるわけもないでしょう。安倍も「荒木和博ってとんでもないバカだな」「そんな荒木とつきあってる連中(救う会、家族会、拉致議連)も荒木並みの(以下自主規制)」と唖然としていたんじゃないか。
北朝鮮が拉致をした過程で、はっきりは分かりませんが、今日ご挨拶をされた寺越昭男のお父さん、寺越昭二さんは、その場で殺害をして海に沈めたという話もあります。
誰がどこでそんなことを言ってるのか。荒木ら巣くう会一味が根拠レスで放言してるだけでしょう。
ご家族の前でこういうことを言うのは非常にはばかられるかもしれませんが、 「行動対行動」と言うならば、それに対する報復しかない*61と思います(拍手)。
先ほど、「人殺しはしない」という松本さんの話*62がありましたが、あの若大将*63をどうにかしないと、問題は解決しないのではないか。
荒木の発言はどう見ても「金正恩を暗殺したい」という放言としか理解できないでしょう。そう言う放言をすることに拉致解決という意味で何の意味があるのか。本当に呆れて二の句が継げません。
それはともかく荒木の言葉をまねすれば
荒木や西岡、島田洋一と言った連中をどうにかしないと、問題は解決しないのではないか。
と思います。もちろん「どうにかする」とは、荒木の物言いとは違って「荒木らを全員殺す」と言う物騒な意味ではなく「拉致問題から荒木ら救う会連中を排除する」と言う意味ですが(そもそも蓮池透氏の主張もはっきり言えばそう言うことです)。本来家族会が「お前ら救う会とはつきあわない」「俺達は蓮池兄弟を支持する」といえば終わる話です。そうなったら荒木や西岡、島田の拉致問題での政治力なんか消滅する。しかしそれができない家族会の愚かさには本当にうんざりします。
恐らく来週15日は、金日成の誕生日ですから、また花火大会でもやるのではないか。
ロケット(ミサイル)発射のことでしょうが「花火大会」などと言って、おちゃらける荒木の神経には心底呆れます。荒木が口先で何と言おうともこの「花火大会発言」で荒木らウヨ連中が北朝鮮のミサイルを脅威とは思ってないことがよく分かります。単に連中は北朝鮮打倒論や「自衛隊の軍拡」を正当化するために北朝鮮脅威論を叫んでいるに過ぎない。
先ほど古屋自民党本部長の話の中で、スネドンさん、アメリカ人の特定失踪者と言っていいと思うんですが、この話がありました。本来であれば、アメリカがどうこうじゃなく、日本が自衛隊を出して、日本人の拉致被害者だけでなく、スネドンさんも助ける。そしてアメリカに恩を売るということくらいのことは、当然あってもいいと私は思っています(拍手)。
ばかばかしい。先ず第一に「小泉訪朝後」に「北朝鮮から遠く離れた中国雲南省」で失踪したスネドン君は北朝鮮拉致ではないでしょう。だからこそ米国政府は荒木らの与太なんか相手にせずスネドン君を北朝鮮拉致認定しないわけです。第二に百歩譲ってスネドン君が北朝鮮拉致だとしてどうやって自衛隊で救出するのか。居場所も分からないのにそんなことはできるわけもないでしょう。
帰ってきている5人、私は蓮池さんには嫌われているんですが
予想もしなかった発言で吹き出しました。確かには蓮池薫さんは荒木ら救う会のことを嫌ってるでしょう。
また荒木ら救う会もそのことを自覚しているでしょう。とはいえこういう集会でそんな事を言っても聴衆も「渋い顔をするしかない」わけです。まさか荒木に向かって「蓮池さんに嫌われるなんてお前に問題があるからだ、荒木は反省しろ」なんて批判するような人間はこの集会の聴衆にはいない。
とはいえ、「荒木さんを嫌う蓮池薫は間違ってる」と非難するほどの「アンチ蓮池薫を公言する人間」もたぶんいないでしょう。「荒木は一体聴衆に何を期待していたんだろうか?」と首をひねります。一緒に蓮池薫批判でもして欲しかったのか?
なお、「蓮池氏と違い荒木ら救う会に対して批判的な事は言わない」ものの「荒木ら救う会とつきあわない」ということで「地村夫妻」も荒木ら救う会を嫌ってるのだろうと推測できます。荒木ら救う会とつきあってるのは「お母さんが行方不明の曽我さんだけ」のわけです。もちろん荒木ら救う会は地村夫妻のことも蓮池薫さん同様に嫌ってることでしょう。
この3月の終わりから、「しおかぜ」の放送時間を今までの1日2時間から、2時間半に伸ばすことができました。さらに今度は、中波放送もやって、少しでも聞きやすくしようと思っています。
ばかばかしい。そんな事をやる事がどう拉致解決に繋がるというのか。荒木ら救う会が「放送に必要な費用」として税金にたかりたいだけじゃないですか。本当に必要な放送なら「荒木ら救う会なんてものを使わずに」それこそ国が直接やればいい話です。そうすれば金も安くすむ。
我々は次の地震があれば倒れるようなビルの中にいて、この冬はお金がなくて暖房もかけられなかった。
本当なら「荒木の運動が支持されてない→だから献金も減って貧乏」という恥ずかしい話です。
西岡力
国際社会が制裁しているのは、我々が、日本が主導しているんだ。
制裁理由は核ミサイル問題で拉致問題ではないので全然日本は主導していません。
怒りを小さくすることは絶対にない。家族は年齢が高くなったからみんなが忘れるだろうと、そんなことは全くない。
ほとんどの日本人は拉致のことなんか忘れてると思います。拉致は風化してるわけです。そして「拉致を風化させるな」といってる西岡らは「拉致を解決したいわけではなく単に拉致をネタに北朝鮮叩きしたいだけ」でその結果「拉致が解決せず」、その結果「拉致が風化して日本人が興味を失ってる」のだから皮肉です。
*1:過去のものを全て訂正するのは到底無理なので。まあご指摘があれば、あるいは「これはまずいな」と自分で気付けば適宜訂正しますが
*2:他人の虚偽記事を誤って信用して流布するという可能性ならありますが幸い今の時点ではそれもなかったかと思います。
*3:他にも学校の関係、親族との関係、地域社会との関係など色々あるでしょう。一応日本は「自民党が政権与党(つまりアレを支持する人間がかなりいる)」なので実名で自民批判するだけでも冗談抜きで俺にはプレッシャーはあります。個人的知り合い相手ならともかくブログで実名で自民批判するほどの勇気は小心者の俺にはありません。
*4:「ほかの国」つうか米韓でしょう。
*5:小泉訪朝を米国は事前に許したのか、許したとしてどうやって小泉政権が米国と話をつけたのか気になるところです。
*7:つまり東ドイツのような平和的な形ではないアフガン、イランのような内戦状態
*8:なお日本の国連復帰は1956年
*9:レーガン政権国防次官補、ブッシュ子政権国務副長官を歴任
*10:大統領外交安保首席秘書官、統一部長菅、国家情報院長を歴任
*11:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣副総理・財務相などを歴任
*12:ウヨは北朝鮮を国と認めないため「6か国会合」と言わず「6者会合」ということがある。
*13:正式に依頼したところでしょせん、米国にとっては他人事。本腰を入れるとも思えませんが。
*15:東久邇宮内閣厚生大臣兼文部大臣、幣原内閣農林大臣、鳩山内閣文部大臣を歴任
*18:なお外交特権をたてに犯罪容疑者が国外逃亡した有名なケースが「金大中事件での金東雲・韓国大使館一等書記官(KCIA工作員)」です。
*19:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相
*20:鳩山内閣運輸相、岸、池田内閣科学技術庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相
*21:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相
*23:この後、検察は田中を逮捕したロッキードまで「大物政治家に手を出せず」巨悪を眠らせる検察と非難されることになります。
*24:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相
*25:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相
*26:村山内閣自治相・国家公安委員長、小渕内閣官房長官、自民党幹事長(森総裁時代)などを歴任
*28:宇野内閣郵政相、海部内閣運輸相、橋本内閣官房長官などを歴任
*29:勿論匿名でしょう。当然ながら第三者に裏は取れません。
*30:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官、福田内閣防衛庁長官、自民党国会対策委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任
*31:そもそも非核三原則が国是の日本でそんな核研究をやっているとも思えませんが。やっていたらそれこそ、そのこと自体が問題でしょう。
*32:核開発当初はともかく今の北朝鮮はNPTを脱退しています。
*33:もちろん北朝鮮ではなく、欧米や中韓辺りを想定しています
*34:東大教授。ペンシルロケット開発者で、「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる。
*35:名古屋大学名誉教授。公明党参院議員、世界平和アピール七人委員会委員として政治的にも活動した。
*36:著書『ソウル特派員報告』(1974年、柘植書房)、『独裁十八年の考察:瓦解した朴政権』(1980年、柘植書房新社)、『光州80年5月』(編著、1980年、すずさわ書店)、『北朝鮮神話と日本』(1994年、情報センター出版局)など
*37:1981年、情報センター出版局
*38:「疑義がある」ですから「鑑定が間違い」としているわけではありません。「鑑定が100%間違いないとは言えないのではないか」という話です。
*39:「犯人が自分が死んだと見せかけるトリック」という意味でいわゆる本格ミステリでありそうな設定ですけどね。まあ実際にはありえないですよね。腕でなく「小指」レベルでも普通の人間はそんなことしないでしょう。ただそんな事を言ったら本格ミステリは読めなくなりますが。
*40:幸い、スーチーが外相(大統領府相、国家顧問兼務)になったことで少しずついい方向に変わりつつあるようですが。
*41:根拠レスでこういう事言うのは問題でしょう。せめて「生存の可能性が否定できない」程度の事が言えないのか。
*42:米国でのスピーチなので名前を挙げたのでしょう。説得力の点で言えば「曽我、ジェンキンス証言というまともな根拠がある」ルーマニア人女性、タイ人女性拉致疑惑の方でも上げるべきですが。
*44:おそらく、北朝鮮は公式にはこの事実を認めてはないでしょう。それはともかく「このように病死した可能性は日本人拉致被害者だって当然ある」わけです。無責任に「生存は確実(家族会、救う会)」などと言うべきではない。
*45:もちろん1992年時点ではチャウシェスク政権は崩壊し民主化しています。
*46:正確には「その疑いが否定できない」程度の表現でしょうが。まあ、その程度の表現でも俺は与太だと思いますね。
*47:もちろん飯塚が拉致被害者がいる国として名前を挙げた、韓国、タイ、ルーマニア、マレーシア、シンガポール、フランス、イタリア、オランダ、中国のこと
*48:といったって、俺の知る限りそんなことはどこの国もやっていませんし今後もしないでしょう。そもそも韓国や「曽我、ジェンキンス証言があるタイ、ルーマニア」以外は「北朝鮮拉致の事実があるかどうか」それ自体が疑わしいわけです。
*49:ただし韓国と「曽我、ジェンキンス証言があるタイ、ルーマニア」は間違いなく拉致でしょうが。
*50:勿論拉致のこと
*51:ドイツ総統
*53:そしてその生存拉致被害者には横田拓也の主張では姉・めぐみさんも入っているわけです(俺は死亡していると思いますが)
*54:横田にとっては「姉の娘」なんですが何とも思ってないんですかね?。そういえば「横田夫妻がウンギョンさんに会った」という報道はあっても「横田拓也がウンギョンさんに会った」て報道は確かないから会ってないんですかね?
*55:国内で所在が発見された特定失踪者が複数いる以上、認定はどう見てもデタラメですが。大体幼稚園児や、「小泉訪朝後失踪者」なで特定失踪者認定だから話になりません。
*56:そもそも証拠があれば認定しているわけです。「認定してなくても救出対象」というのは「この転落死が、自殺か事故死か他殺か分からないが犯人は逮捕する」並みに意味不明です。「犯人を捕まえる」というなら他殺認定すべきだし、他殺認定できないなら「犯人逮捕なんかできない」わけです。
*58:大韓航空機爆破事件犯人・金賢姫に日本語を教えたとされる人物。拉致被害者・田口八重子さんであると考えられている。
*59:田中内閣防衛庁長官、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相
*60:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、橋本内閣官房長官など歴任
*61:そもそも「行動対行動」の「行動」とは「北朝鮮が誠意ある態度を見せるならば制裁解除する」つう話なのだから、荒木の言う報復だの暗殺だのいう話ではないわけです。
*62:突然前後の脈絡もなく「人殺しはしない」と言い出す松本も変な男です。