■【国際情勢分析】インドが超音速巡航ミサイルを中印国境に配備へ 中国は猛反発するが、インドがもはや抑え切れない中国の反印策謀の数々とは
http://www.sankei.com/premium/news/160903/prm1609030012-n1.html
策謀でも何でもなくて「中国としてはインドの核保有*1は支持できない」「中印国境問題では妥協する気はない(国境紛争地帯にミサイル設置したことは容認できない)」「印パ国境紛争では伝統的友好国パキスタンを支持する」「インドがダライを匿ってることについては今も納得してない」とかそう言う話です。
■【日露首脳会談】北方領土交渉進展への“仕掛け” 安倍晋三首相の日露首脳会談定期化提案 経済協力てこに
http://www.sankei.com/politics/news/160903/plt1609030023-n1.html
「経済協力でロシアから北方領土を返してもらおう」という人間たちが「経済協力で北朝鮮から拉致被害者を帰してもらおう」と思わないで「制裁をする」のは本当に不可解です。まあ、それはともかく過去の「ムネオハウス(日露友好の家)」などでわかるように基本的に日本は「そう言う経済支援路線」でロシアとの関係をやってきたわけです。もちろん安倍はそれをよりいっそう拡大するのでしょうが、この安倍の路線が「領土返還」と言う意味でうまくいくかは「過去の経済支援の成果」を考えると甚だ疑問です。少なくとも安倍の在任中に成果が出るとは思えない。
つうか「アベノミクス」「地方創生」「女性活躍」など、過去の宣伝を全てほうり捨てて「日露友好と働き方改革」という新しい玩具に飛びついたようにしか見えません。
■小3女児殺害から12年 父親ら情報呼びかけのチラシ配り 岡山・津山
http://www.sankei.com/west/news/160903/wst1609030065-n1.html
事件発生から12年ですからねえ。
1)犯人が良心の呵責に耐えかねて自白
2)犯人が別の凶悪犯罪で逮捕され、死刑確実なので「隠していても仕方がない」と自白
とかよほどの僥倖がなければ残念ながらこのまま未解決で終了でしょう。「死刑相当事件(殺人は全てそうですが)」は時効が廃止されたとは言えもはや捜査のしようがない。
津山署の稲田建晃刑事官は「犯人検挙まで粘り強く捜査を続ける。今なら言えること、そういえばこんなことがあった…など、どんなことでもいいので、情報を寄せていただきたい」と訴えている。
稲田刑事官の発言も「捜査はあきらめた」とは立場上言えないが故の、ぶっちゃけ建前論でしかなく本気で「情報を寄せて欲しい」とは思ってないでしょう。そもそも情報なんかもはや来ない。
■四半世紀の独裁者が退場 ウズベクでカリモフ*2大統領の葬儀 鍵握る「氏族」、イスラム過激派台頭の懸念も
http://www.sankei.com/world/news/160903/wor1609030050-n1.html
憲法の規定に基づき、大統領代行にはユルダシェフ上院議長が就き、3カ月以内に大統領選が行われる。ユルダシェフ氏は形式的な代行職で、葬儀委員長を務めることになったミルジヨエフ首相がカリモフ氏の最も有力な後継候補だと考えられている。
ウズベキスタンが今後どうなるのかが注目されます。
■【東松山16歳少年遺体】否認に転じた少年たちの殺意は立証できるのか? 未熟な認識、全容解明へ難しい捜査が続く
http://www.sankei.com/premium/news/160903/prm1609030018-n1.html
埼玉の凶悪犯罪続報です。否認と言っても「やっていません」ではなく「殺意はなかった」つう否認です。警察から事情聴取されてる内に「最初から殺す気マンマンで痛めつけてた」というシナリオを警察が想定してることに「そこまで強固な殺意はなかった」「生意気なので懲らしめてやろうと痛めつけてただけ、殺す気はなかった」などと少年たちが言い訳してると言う事でしょう。
「ナイフで滅多刺し」「拳銃で至近距離から狙撃」のような殺意が明確なケースでなくこういうリンチ事件(殴る、蹴る)だとまあ、傷害致死でしか起訴できないケースもあるのだろうとは思います(このケースがそうなるかは分かりませんが)。ただ傷害致死も「殺人に比べれば軽いだけ」であって一般人にとっては「懲戒解雇や退学処分」「実刑判決」などのペナルティが生じる充分、重い罪です。まあ、こういうのは我々一般人から見れば人生を無駄にした「愚かな行為」としかいいようがないですね。この愚かさを周囲が何とかできなかったのかという空しい思いはします。
■【産経抄】9月3日
http://www.sankei.com/column/news/160903/clm1609030004-n1.html
いくら自民党が与党だからといって、所詮は一政党の内規の話である。総裁任期の延長をするしないの論議など、小欄がそう何度も取り上げることはないと思っていたが、考えが変わった。
「考えが変わった」のではなく最初から「任期延長して何が悪い、安倍総理に逆らうな」が産経でしょうがさすがの産経も「一政党の内規の話」について部外者の産経がぐちゃぐちゃいうことについて言い訳せずにはいられないようです。言い訳したところで「一政党の内規の話」についてぐちゃぐちゃ言う事はおかしな話ですが。あげく任期延長に否定的な石破茂*3に悪口雑言です。
断言してもいいですが今の総裁が安倍でなければ「延長して何が悪い」なんて産経は言わないでしょう。石破のような延長反対派に悪口もしない。
まあそれ以前に安倍でなければ延長なんて言い出す総裁はいないでしょうが。
■【ビジネス解読】まさかカルロス・ゴーン氏*4は敵に塩を送る気か? 日産の車載電池事業に中国企業が触手
http://www.sankei.com/premium/news/160903/prm1609030003-n1.html
「中国企業=敵」扱いはさすが産経です(もちろんほめてない)。