■前原誠司氏*1が再始動 国民民主党京都府連会長に就任 「二大政党制へ、原点に戻って頑張る」
https://www.sankei.com/politics/news/180819/plt1808190012-n1.html
民進党解党劇などという愚行をやらかした男を府連会長にするというのだから心底呆れます。
そんなに京都の国民民主にまともな人材がいないのか。
そのうち何事もなかったかのように党執行部にも入れる気でしょうか？。それともさすがにそれはないか。
しかし「二大政党制目指す」ねえ。最大野党立憲民主の枝野氏あたりならまだしも、今や「世論調査では最大与党自民、最大野党立憲民主」どころか、支持率で共産、社民、公明すら下回り、「次に選挙があれば国民民主から立民などへ入党を狙う離党者が続出する」といわれてる政党の「たかが、京都府連会長」、しかも「民主党代表、民進党代表」を務めながらまともな成果が出せなかった男が寝言も大概にしろと言いたい。
■【沖縄県知事選】立憲民主・枝野幸男*2代表「口出ししない」 地元の候補者調整を見守る構え
https://www.sankei.com/politics/news/180819/plt1808190010-n1.html
「しない」というより「できない」が正しいでしょうね。他の府県はいざ知らず沖縄において旧民進党の勢力は大きくない上に、前原のバカがやらかした「民進党分裂劇」によって「国民民主と立憲民主に分裂した」がゆえに余計力が弱くなったからです。
■【安倍政権考】オウム死刑執行で胆力みせた上川陽子法相の処遇、党人事・内閣改造の焦点に
https://www.sankei.com/premium/news/180819/prm1808190004-n1.html
「安倍様の命令」しかも「産経が長い間念願していたオウム死刑囚皆殺し命令」を「忠実に実行した」上川法相が大好き！、なようです。
まあ、別に上川氏でなくても誰が法相でも「オウム死刑囚を皆殺しにしさえすれば」こうやってべたぼめでしょうが。何せ産経が今まで上川氏にこんなにラブコールを送ったことはありませんから。
「オウム死刑囚を皆殺しにしたから上川さん大好き」とはその精神構造はおぞましいとしか言い様がない。いくら死刑囚とはいえ、人の命をなんだと思ってるのか。産経は完全に脳みそが壊れてると思います。
それにしても、単に「安倍のいいなり」で「人情味がないだけ」の行為を胆力呼ばわりとは恐れ入ります。さすが「死刑愛好家集団」「安倍自民万歳集団」産経だけのことはあります。
もちろん日弁連やEU諸国などは彼女を批判しましたが何せ「あの安倍政権」の閣僚です。「安倍様以外は人事権がない」と居直るのは目に見えています。もちろんそんなことは胆力ではない。
つうか世間の批判を恐れずに何かやることが胆力なら、「北朝鮮の核開発」「トランプの報復関税」「トランプの『CNNやNYタイムズはフェイクニュース』呼ばわり」「ロシアのクリミア併合」「ロシア公安によるとみられる反体制派暗殺」でも何でも胆力になるでしょう。馬鹿馬鹿しい産経です。
胆力というのは
「死刑を覚悟して前・韓国統監の伊藤博文*3を暗殺、今も義士（民族英雄）として敬愛される安重根」
「権力の弾圧や右翼テロも恐れず政治活動に邁進したが、ついに右翼テロに倒れた山本宣治」
「岸信介*4ら自民党内台湾ロビーの反発を押し切り、日中国交正常化に踏み込んだ田中角栄*5首相」
「長く獄中に投じられたがついに南ア大統領となり民族融和につとめたマンデラ」
「光州事件死刑判決（後に減刑）など何度も命の危機にさらされたが韓国大統領となり、太陽政策でノーベル平和賞を受賞した金大中」
など、命や地位を失う危機にさらされながらも、あるいは命や地位を投げ捨てて、偉業を成し遂げた「人並み外れた精神力と能力」を持つ人間に許される言葉で「安倍にへいこらする自民議員のワンオブゼム」上川法相ごときに使っていい言葉じゃありません。
まだ総裁選に出馬した石破*6にでも使った方がましでしょう。
■【主張】公務員の定年延長 行政改革の徹底が条件だ
https://www.sankei.com/column/news/180819/clm1808190002-n1.html
そもそも「公務員の定年延長」の議論は「公務員のみ」ではなく「民間の定年延長も同時に行うこと」が想定されてます。
かつ延長理由が何かと言えば、「年金支給年齢を引き上げるから」です。
ぶっちゃけ、公務員優遇という話では全くない。にもかかわらず「行革が条件」と言い出す産経は「いつものことですが」頭がおかしいですね。
*1:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、民主党政調会長（野田代表時代）、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表を歴任
*2:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長（海江田、岡田代表時代）、民進党代表代行（前原代表時代）を経て立憲民主党代表
*3:首相、貴族院議長、枢密院議長、韓国統監などの要職を歴任。元老の一人。
*4:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長（鳩山総裁時代）、石橋内閣外相を経て首相
*5:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などをを経て首相
*6:小泉内閣防衛庁長官、福田内閣防衛相、麻生内閣農水相、自民党政調会長（谷垣総裁時代）、幹事長（第二次安倍総裁時代）など歴任
