■鹿児島市長に森氏4選 共産推薦候補破る
http://www.sankei.com/west/news/161127/wst1611270053-n1.html
自公民社相乗りでは残念ながらこの選挙結果は予想の範囲内のわけです。しかしこういう相乗りこそが「野党はだめだ」という風潮を明らかに助長してるでしょうが全く民進や社民も何考えてるんですかね。
■【新報道2001抄録】自民・下村博文*1幹事長代行「北方領土問題解決のラストチャンス」
http://www.sankei.com/politics/news/161127/plt1611270007-n1.html
どう見ても「鳩山一郎*2訪ソ(日ソ国交正常化)」「田中*3訪中(日中国交正常化)」「小泉*4訪朝(拉致被害者帰国)」ほどの成果がでると思えませんが良く「ラストチャンス」などと放言できるもんです。
■幕末の志士にちなむ手作りアイドル「河内天誅組」デビュー 「南河内が素敵」伝えたい 大阪・富田林
http://www.sankei.com/west/news/161127/wst1611270049-n1.html
アイドルに「天誅」という物騒なネーミングをするセンスはよく分かりません。
正直、幕末の天誅って「桜田門外の変での井伊大老暗殺」など、「テロ行為(悪人認定した相手に対する殺人行為)」でしかないわけですし。このアイドルグループの元ネタである「天誅組」にしても話は同じです。
まあ、幕末の天誅に限らず古今東西、テロリストなんてもんは自分のテロ行為を正義の行為だと主張するもんですが。まあ、伊藤博文*5を暗殺した安重根など、一部のテロ行為については「事実上合法活動が不可能だった」「民族英雄として人々の敬愛を集めてる」などの理由で「天誅扱いすること」は俺個人は別に問題とは思いませんが、まあ、基本、テロはやはり悪ですよね。あくまでも許される(?)正義のテロというのは例外です。
■【落語は「笑点」だけにあらず】競馬の借金で立川流を除名になったブラックの弟子 快楽亭ブラ坊
http://www.sankei.com/premium/news/161127/prm1611270007-n1.html
ブラックに入門したのは6年前。
除名前に入門して、『立川流に残れ』という周囲の声を振り切って、師匠について行ったのかと思いきや、ウィキペ「快楽亭ブラック」によれば「除名は11年前」ですからねえ。まあ、それなりの魅力がある師匠なのでしょうが、借金トラブルで立川流を追放される御仁を師匠にするのもなかなかの強者です。
■【書評】脚本家・小林竜雄*6が読む 『最も危険なアメリカ映画:『國民の創生』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで』*7 町山智浩著*8 にじむトランプへの危機感
http://www.sankei.com/life/news/161127/lif1611270020-n1.html
中ソのスパイである母親が(ボーガス注:朝鮮戦争で捕虜となった)帰還兵の息子を(ボーガス注:催眠術で)操って大統領候補の暗殺を命じる「影なき狙撃者」(62年)
外交的にあまりにも問題がありすぎると思います*9が、当時の米国はそう言う反共国家だったわけです(なお単なる偶然に過ぎませんがケネディ暗殺は1963年です)。
ポピュリズムの問題では過激な言葉で政治家や富裕層への怒りをぶつけ人気者となり州知事になった弁護士が独裁に走っていく「オール・ザ・キングスメン」(49年)
まさに今のトランプのわけです。
私が特に興味深かったのはアカデミー賞作品賞を受賞した「フォレスト・ガンプ:一期一会」(94年)の分析だ。トム・ハンクス演じる聖なる愚人と幼馴染(なじ)みの娘との30年にわたる愛の話で公開時は感動したものだ。それでも(ボーガス注:ベトナム)反戦運動に参加した娘を「売女(ばいた)」としてつき放し揚げ句はエイズで死なせる扱いには悪意を感じた。ただしベトナム戦争時なのに政府の(ボーガス注:ベトナム反戦運動に参加する)黒人への弾圧はまったく描かれず、(ボーガス注:ベトナム戦争は米国と北ベトナムと)どっちが勝ったのかも示されなかったということには気がつかなかった。町山によればこれはカウンター・カルチャー(対抗文化)への否定であった。ここには巧妙な歴史の捏造(ねつぞう)があり、この映画は共和党のプロパガンダに利用されたという。
ウーン、見たことないんですけど、フォレストガンプてそういう「ベトナム反戦運動に対する敵意」を隠した映画だったんですかね?
■乙武洋匡さん、離婚理由を語る 「不倫は暗黙の了解あったが…」「乙武の妻に耐えられなくなったのでは」 フジテレビ系ワイドナショーに出演
http://www.sankei.com/entertainments/news/161127/ent1611270010-n1.html
乙武の屑さが半端ないですね。
番組では離婚した理由について「(ボーガス注:不倫について?)暗黙の了解が家庭内にはあったが、『(ボーガス注:マスコミ報道によって)乙武の妻はこうなるんだ』というのが本人の中に広がって耐えられなくなったのだと思う」と述べた。
と居直って「俺が離婚したのはマスコミのせいだ」て責任転嫁ですよ。マスコミの当時の報道が適切だったかは議論の余地あるでしょうが、この責任転嫁は酷いでしょう。「浮気が妻を傷つけた」という反省はないのか。
ちなみにこの記事には
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.sankei.com/entertainments/news/161127/ent1611270010-n1.html
inazuma2073
全然家族と話とかしてなさそう。会話じゃなくて対話してない感。
torinoya
「これだけ身体的にハンディキャップあってバッシングされるのもすごいですね」”ハンディキャップがあると不倫って許されるのか…。めちゃくちゃ差別的だと思うんだけど。
vlxst1224
これ見てたけど、終始「自分はこう思う」ばかりで奥さんの意見が出てこなくて何か一方的だなあと思った。子供にも7か月会えてないと言っていたがその事実にすべてが集約されてる気がする
bros_tama
“復帰させていただいたら『ゲスの極み乙武』としてやらせていただきたい」と話し、出演者から笑いをとっていた。” ←これで笑えると思っているらしい.
xevra
まさに人間のクズ。全く反省していないし自分が何をやったかも分かっていない。こんな奴が国会議員に祭り上げられなくてよかった。
hdampty7
暗黙の了解なんて本人は一言も言ってない
biztaka
障害がなんだかんだは置いておいて、1人の人として真面目に評価して『クズだな』という感想でした。もうテレビとかメディアに出てこないでほしい。
iasna
"『乙武の妻はこうなるんだ』というのが本人の中に広がって耐えられなくなったのだと思う"うわぁ、開き直ってる……クズすぎんだろ…… これはひどい
munioka303
最高に気持ち悪い思考回路だよな。
shima2tiger
この放送を見る限り、乙武氏は世間一般が求める「まともな感覚」からは随分遠いところにいるんだなと感じた。その感覚のズレを自覚しない限り、復帰しても支持を得るのは難しそう
pero_0104
反省してねーな!奥さんの分析してねーで自分の非を奥さんに詫びなさいな
onehiro
子供にはいつもみんなと仲良くするようにって言ってるから、他の女性と仲良くしているのが何が悪いのか分からないみたいで〜って真顔で言っているのを見て、詭弁大好きな人やなと思いました
come_into_leaf
別れた元奥さんの考えを憶測でテレビで話すのかよ。どんな意図があってそれを口にしたのかな。augsUK
身体的にハンディキャップがあると、堂々と不倫してもバッシングされないと思い込む人がいることの方が怖いよ。
longolongo
嫁の信頼を裏切った自分より、嫁に惨めだと思わせた世間が悪いと言いたいのか? また逃げやがって。つうか、自己分析をペラペラ口に出すマッチョな思い上がりがムカつく。以前と同じ立ち位置に戻れるなんて思うなよ
kastro-iyan
暗黙の了解って言葉がもう全てを物語ってるな。双方で認識に違いがあったんだろう。
rxh
親の責任云々などとは毛頭言うつもりもないが、四肢を失った息子を並々ならぬ苦労をして世に出し自立した結果がコレ、という親御さんの気持ちを慮るに、何ともいたたまれない気持ちになる
nicottowatch
暗黙の了解とか寝言ほざいてる時点で反省の色なしやな
arittake
相模原殺傷も自分のコメントするチャンスとして捉えてるあたり、ほんまもんのサイコパス感ある
mr_yamada
放っといてもしばらくしたら、また何かやらかしそう。
hazime2914
反省ゼロで笑うわ
itotto
それは暗黙の了解じゃなくて、ただただガマンしてただけじゃないかなと思う
QJV97FCr
障害者だから人の道を外しても批判されないって発想の方が差別的だよ。『古市憲寿氏が「これだけ身体的にハンディキャップあってバッシングされるのもすごいですね」』
nabeteru1Q78
社会的、経済的に劣位に置かれた配偶者が浮気に耐えられなくなってついに爆発したことを、浮気した強者の側から見るとこう映るらしい。
strawberryhunter
暗黙の了解なんてものは無いわ。ずっと我慢を強いてたんだろう
という当然すぎる程当然の乙武らに対する批判ブクマがついています。
■外国人犯罪の勢力図に変化? ベトナム人の刑法犯が中国人抜く
http://www.sankei.com/affairs/news/161127/afr1611270002-n1.html
昨年1年間に全国の警察が摘発した外国人(永住者除く)刑法犯の事件のうち、ベトナム人によるものが2500件を突破し、国籍別で中国人を抜き1位となっていたことが26日、警察庁への取材で分かった。外国人犯罪の摘発件数が平成17年をピークに減少する一方、ベトナム人の犯罪は3倍以上に増加。捜査幹部は「中国人が中心となってきた外国人犯罪の勢力図が変化している」と警戒感を強めている。
警察庁によると、昨年の外国人の刑法犯の摘発件数のうち、ベトナム人によるものは2556件で1位。26年の1972件と比べ約1・3倍となった。
国別では、中国2390件、ブラジル1282件と続いた。凶悪犯(殺人、強盗、放火、強姦の各罪)に絞っても総数142件のうち、ベトナム人が最も多い34件となった。
外国人の刑法犯の摘発件数は17年の3万3037件をピークに年々減少しており、26年には初めて1万件を割り込み、昨年は9417件だった。
国籍別では、17年に1万1366件だった中国、6811件だったブラジルは、それぞれ10年で5分の1程度に減ったが、ベトナムは792件と3倍以上に増えた。
(中略)
国際観光振興機構によると、昨年来日したベトナム人は18万5395人で、平成17年と比べ約8倍に増加した。また日本学生支援機構の統計では、26年度に2万6439人だったベトナム人留学生は、わずか1年で3万8882人に増えた。
「こうした動きの中で現地の犯罪組織と在日ベトナム人が連携するケースが増えた」(捜査幹部)。
(中略)
警視庁幹部は「中国人犯罪が激増した初期と似ている。窃盗などの軽微な犯罪が増え始め、出身者同士の凶悪事件が起きている。ベトナム人グループのマフィア化も懸念され、今後警戒が必要だ」と語っている。
「ベトナム人が急増したからベトナム人犯罪も急増」だそうです。日頃生活していてそんなにベトナム人が増えてるイメージもないですが。
■【産経抄】11月27日
http://www.sankei.com/column/news/161127/clm1611270003-n1.html
太閤秀吉がお伽衆(とぎしゅう)にたずねた。「世の中に一番たくさんあるものは何か」と。「人でございます」と答えたのは、知恵者の曽呂利(そろり)新左衛門*10である。秀吉はさらに問うた。
「一番少ないものは」
「人でございます」。
とんち話の一種ですがなかなかうまいオチですね。ここでは「人」の意味が最初と最後で違うわけです。
「凡人」と言う人ならたくさんいるけれども「大人物」「偉人」などと呼ばれる人、つまり秀吉にとっての「宿敵・徳川家康」「側近・石田三成」のような人物はあまりいないってことですね。
*3:岸内閣郵政相、自民党政調会長(池田総裁時代)、池田内閣蔵相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相などを経て首相
*4:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相
*5:工部卿、内務卿、宮内卿、首相、枢密院議長、貴族院議長、韓国統監など歴任。
*6:著書『久世光彦vs.向田邦子』(2009年、朝日新書)、『向田邦子名作読本』(2011年、中公文庫)など
*7:2016年、集英社インターナショナル
*8:個人サイト(http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/)。著書『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』(2011年、文春文庫)、『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』 (2012年、文春文庫)、『アメリカは今日もステロイドを打つ:USAスポーツ狂騒曲』(2012年、集英社文庫)、『底抜け合衆国:アメリカが最もバカだった4年間』(2012年、ちくま文庫)、『トラウマ映画館』(2013年、集英社文庫)、『99%対1%:アメリカ格差ウォーズ』(2014年、講談社文庫)など
*9:かつ「催眠術でロボット化して、殺人の記憶がない形で殺人をやらせる」なんてことは無理でしょう。しかもそれを母親が実の息子相手にやる、て現実性がなさ過ぎでしょう(唖然)。
*10:「エピソードの多くは後世の創作だが」実在の人物とする説と架空説があり、よく分からない人物。ウィキペディアによれば「秀吉が、猿に顔が似ている事を嘆くと、『猿の方が殿下を慕って似せたのです』と言って笑わせた」「秀吉から褒美を下される際、何を希望するか尋ねられた新左衛門は、今日は米1粒、翌日には倍の2粒、その翌日には更に倍の4粒と、日ごとに倍の量の米を100日間もらう事を希望した。米粒なら大した事はないと思った秀吉は簡単に承諾したが、日ごとに倍ずつ増やして行くと100日後には膨大な量になる事に途中で気づき、他の褒美に変えてもらった」「ある時、秀吉が望みのものをやろうというと、口を秀吉の耳に寄せた。諸大名は陰口をきかれたかと心落ち着かず、新左衛門に山のような贈物を届けたという。」というエピソードがある。