今日の産経ニュース(10/13分)(追記・修正あり)

■「本気の共闘」そろわぬ野党 共産、相互推薦訴え
http://www.sankei.com/politics/news/181013/plt1810130021-n1.html
 産経が野党共闘ぶっ壊したいがために悪口雑言してるのはもちろん事実です。この種の記事はある程度割り引いて読む必要があるでしょう。
 とはいえ、「野党共闘による沖縄県知事選勝利」のような成功例もあるものの、野党各党の思惑もあって、共闘がサクサク進んでるわけではないこと、また、反共・連合執行部のせいで「第二の希望の党騒動」が起きかねないこと、立憲民主党が「支持率では未だ自民を大幅に下回り他党の協力なしでは選挙が厳しい」にもかかわらず、最大野党であることを笠に着て共産、国民民主、自由、社民など他党への態度が「最大野党の俺に従え」的に非常に「横柄で無礼」であることもまた事実なので、まあ複雑な心境にならざるを得ません。
 正直、「下手に連合や立民を非難して安倍を利したり、共産への評判を落としたりはできない」とはいえ、連合執行部と立憲民主党執行部のふざけた態度には共産支持者として「手前らふざけんな」と怒りを禁じ得ません。


片山さつき地方創生担当相が本格始動 初出張で鳥取訪問、臨時国会が試金石
http://www.sankei.com/politics/news/181013/plt1810130013-n1.html
 「非常識極右」産経らしい「非常識極右」片山プッシュですが、産経とは別の意味で、つまり「都知事選応援での失言などで大臣を更迭され、切って捨てられた非常識極右・稲田防衛相」同様に「問題行為で早晩、安倍に大臣更迭され、切って捨てられるのではないか」という観点から今後注目したい。


■トルコ裁判所、米牧師解放 トランプ氏「すぐ帰国!」
http://www.sankei.com/world/news/181013/wor1810130009-n1.html
 意外な決定ですが「解放すれば制裁は解除する(米国)」「米国の主張について信用することができたから解放する(トルコ)」つうことでしょうか。
 まあ制裁解除の保証もなしに解放はしないでしょう。
 しかしそうした水面下工作の存在をトランプは認めないのでしょう。表向きは「トルコが制裁圧力に屈しただけ」にしか見えないし救う会なんぞは「北朝鮮制裁が拉致解決につながるという我々の主張の正当性を示唆する事実」と言い出すのでしょうねえ。


■複数医学部で不正入試か 文科省、順大などに説明求める 女子・浪人で差
http://www.sankei.com/life/news/181013/lif1810130007-n1.html
■順大、昭和大などに説明要請 文科省 医学部不正入試疑い
http://www.sankei.com/affairs/news/181013/afr1810130015-n1.html
 「不正としか思えない、疑わしい合格格差について順天堂大学医学部など一部私立大医学部の説明を求める」そうです。事実なら残念ですが予想の範囲内でもあります。
 「東京医科大以外すべて真っ白でした」つうのはあり得そうにない話です。
 中間報告では「不正の存在を認めた大学はなかった」つう発表でしたが、さすがに「そんなん当たり前だろ。安倍のモリカケもそうだけど不正を素直に認めるような奴は最初からあんな不正しねえよ。不正してたって『してません』て嘘つくに決まってるだろ。きちんと調査する気があるのか」つう批判に対応したと言うことでしょう。
 まあ、モリカケなど政権の問題点、不祥事をごまかすための「安倍政権の人気取りの一環」ではあるのでしょうが、不正がただされるのならもちろん悪いことではありません。今後に注目したい。


■医学部入試巡り昭和大が会見 入試で得点操作、現役と1浪加点
https://www.sankei.com/affairs/news/181015/afr1810150026-n1.html
 「昭和大など男女格差が極端な大学については聞き取り調査したい(そうしないと文科省が「お手盛り調査だ」と世論の批判を浴びるから)」という文科省の発表に逃げ切れないと判断してのことでしょう。本来もっと早くに昭和大が会見すべきだったわけですが。こうなると順天堂大なども「実は不正をやってました」となるのか。