自民幹事長に茂木外相 首相が打診、受諾 - 産経ニュース
自民幹事長に茂木氏起用 後任外相に林芳正氏浮上 - 産経ニュース
一般に重要閣僚とされる外相を動かすとは思わなかったので意外です。いずれにせよ「政策批判」であれ「醜聞追及」であれ、「新幹事長」「新外相」についてどう対決していくかが野党各党やマスコミに早速問われてるわけです。
立民「論客」相次ぎ落選 「批判だけでは支持されず」 - 産経ニュース
野党が「与党を批判する」のは当たり前の話であり、「そうでなければ野党ではない」。
産経が言いたいことは要するに立民に「維新のように自民党応援団になれ」と言う話ですが、そんな馬鹿な話はない。大体、ここで産経があげる批判とは「辻元氏*1のモリカケ追及」などといった不正追及ですからね。不正追及など当たり前の話でしょう。
大体、論客というなら「ミスター年金」の異名を持つ長妻昭*2も世間的には「論客」でしょうが、彼は当選していますしね。
野党共闘の効果限定的 統一候補の勝率3割 - 産経ニュース
実に「自民応援団」産経らしいですが、「共闘しなければ勝率1割だった*3」とするならば「3割」であっても「十分効果があった」わけで、「効果限定的」とはいえません。というか「効果があるから」こそ「大した効果なんか無いんだ!」として野党共闘を否定しようとしていることは見え透いています。例えば「甘利や石原の落選」は「野党共闘の大きな成果」でしょう。
立民・枝野代表、進退判断へ 福山幹事長は辞任示唆 - 産経ニュース
執行部(代表、幹事長など)が誰になろうと、それは「立民の党内問題」なので「党員でない」俺の関知するところではありませんが、問題は仮に「枝野が退任」した場合にそれが「野党共闘の破壊に直結しかねないこと」です(留任しても連合の圧力に屈して破壊する恐れはありますが)。連合は明らかにそういう方向に持って行きたがっているでしょうし、立民(前身の民進党時代)には前原代表(当時)らによる「希望の党騒動」という「野党共闘破壊」の前科があります。
あのときは幸いにも「野党共闘維持」を訴えた立民が健闘し、希望が沈没、維新も大して躍進しなかったが故に「野党共闘が幸いにも続いた」ものの、今回は「野党共闘で苦戦」「野党共闘から外れた維新が躍進」ですからねえ。
勿論「立民が野党共闘を壊そうとするのを許さない動き」が必要ですが、一方で「立民がそういうつもりならそれでも構わない、共産は今まで通り、リベラル路線(新自由主義批判、護憲の道)を歩むだけだ」「海江田代表時代(野党共闘否定)の苦難をまた立民が経験したいなら、すればいい(政治的是非以前に党勢拡大の観点だけでも野党共闘、リベラル路線以外に立民の生きる道はないはずだ)」つう思いも一方ではあります。どう見ても連合には共産党ほどの「集票能力は無いこと」は都議選での「国民民主の惨敗」でも明白でしょう。
投票率55・93%で確定 衆院選、戦後3番目の低さ - 産経ニュース
投票率が低かったことがいわゆる基礎票で自民に劣る「立民、共産の苦戦の一因」と言えるかと思います。
投票率を上げることが「勝利のため」に必要なことの一つでしょう。