「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年4/13分:高世仁の巻)

ブラックホールの研究は役に立つのか - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 この高世が掲げた問いに大抵の人間は「学問上の問いに答えを見つけることは意味があると思う」「ブラックホールについて知ることで、後で実利的な面でもいろいろと応用できることもあるのでは」とか言うんじゃないかなと思いますが高世は違います。

ブラックホールやビッグバンの研究は、暮らしや社会に影響をもたらすというものではない。しかし、こういう学問にはぜひ予算を割いて研究者を育ててほしい。
・私たちがいる「天の川銀河」には太陽以上の恒星が1000億から2000億個あるという。1000万ではなくて1000億。そして、天の川銀河のような銀河が、全宇宙には1000億個以上あるとされる。すると恒星の数だけで1000億×1000億個はあるのか。気が遠くなりそうなスケールだ。
・私たち一人一人ががみな、かくも広大な宇宙の一部であり「星の子」だということを深く知れば、人生をさわやかに生きる「気づき」を与えてくれるだろう。それは「有用」な学問ではないのか。

 吹き出しました。そういう変な精神論でブラックホール研究してるわけじゃないでしょう。大体、「ブラックホールが何か」なんかわかったところで少なくとも俺は「爽やかに生きる気づき」なんてもんは得られません。つうか繰り返しますが、ブラックホール研究のような「宇宙物理学や天文学の目的」はそういう「変な精神論」じゃないでしょうに。
 「人生を爽やかに生きたい」つうのはブラックホール研究のような「宇宙物理学や天文学の問題」ではなく「宗教や哲学の問題」でしょうよ。