今日の韓国・北朝鮮ニュース(2019年4/18分)

北朝鮮への「圧力」表現を削除へ 外務省配布の外交青書:朝日新聞デジタル

 外務省が23日の閣議で配布する2019年版の外交青書で、18年版にあった「北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」という表現が削除されることがわかった。政府関係者が明らかにした。拉致問題の打開に向けて、北朝鮮が反発する表現を変えることで前向きな対応を引き出す狙いだ。
 表現を変える背景には、安倍晋三首相が「次は私自身が金正恩(キムジョンウン)(朝鮮労働党)委員長と向き合う」と拉致問題の解決に向けて日朝首脳会談に意欲を示していることが背景にある。北朝鮮から前向きな対応を引き出すため、政府は3月、国連人権理事会に11年連続で提出していた北朝鮮に対する非難決議案の提出を見送った*1
 外務省幹部は非難決議案の提出見送りについて「北朝鮮に融和的な姿勢を見せるための判断だった」と説明する。

 「北朝鮮の反発を和らげたい」というなら経済制裁朝鮮総連幹部の渡航制限、朝鮮学校無償化除外など早急にやめるべきです。白書に圧力と書かないレベルで「どや顔」とは、安倍政権の馬鹿さに呆れて二の句が継げません。とはいえ「こうしたことをポーズでもやるようになっただけ」マシだとは思いますが。
 「中国と北朝鮮では単純比較できない」とはいえ、「中国敵視から二階幹事長訪中→李克強首相訪日大歓迎→そして先日は石井国交相、河野外相、世耕経産相、吉川農水相がこぞって訪中した」ようにこうした今回の動きが「経済制裁朝鮮総連幹部の渡航制限、朝鮮学校無償化除外の中止、そして、日朝国交正常化交渉」につながってほしいもんです。

*1:見送ったと言っても賛成票を投じてるのだから話になりません。過去に賛成票を投じていた経緯から反対票を投じるわけにも行かないでしょうがせめて棄権したらどうなのか。