今日の韓国・北朝鮮ニュース(2019年5/5~6分)

広島)元「慰安婦」が寄付 朝鮮学校差別「なぜ」:朝日新聞デジタル

 韓国・大邱市に住む元「慰安婦」の女性が先月、広島を訪れ、広島朝鮮学園(広島市東区)に寄付金を届けた。同学園は広島高裁の控訴審で、高校無償化適用を求めて係争中だ。
 「同じ日本に住む子どもたちなのに、なぜ差別されるのか」。
 そんな思いが背中を押した。
 女性は、李容洙(イ・ヨンス)さん(90)。4月23日、控訴審の口頭弁論後に開かれた報告集会に鮮やかなチマ・チョゴリ姿で参加し、金英雄(キム・ヨンウン)校長に寄付金500万ウォン(約50万円)を手渡した。

 こうした記事には大いに共感するので紹介しておきます。


【めぐみへの手紙】平成に拉致が白日 令和で解決に歩み(1/3ページ) - 産経ニュース

 上皇后さまは折に触れて、拉致事件の解決を願うお言葉も寄せてくださいました。
 昨年10月の誕生日にあわせ公表されたお言葉では、拉致事件について、「平成の時代の終焉(しゅうえん)と共に急に私どもの脳裏から離れてしまうというものではありません」との思いを示されました。今年2月には、高齢化する私たち家族を気遣いつつ「希望を持ちましょう。何もできませんが解決を願っています」と、お言葉を寄せていただきました。

 そんな発言に何の意味があるのか。美智子(旧姓:正田)がそう発言すれば安倍が日朝交渉に動くのか。金正恩拉致被害者を帰すのか。
 もちろん美智子本人が

「何もできませんが解決を願っています」

と認めてるように「拉致解決」という意味では美智子の発言は何の意味もありません。
 口先だけの美智子などより小泉訪朝に尽力した田中均氏にでも感謝したらどうなのか。いつもながら横田奥さんの馬鹿さには心底呆れます。

 めぐみたちは「死亡」「未入境」などと、偽られたままです。

 何を根拠に偽りだというのか。むしろ「拉致の事実を認め、娘ウンギョンさんの存在を明かした」のにめぐみさんを隠す理由があるとは思えません。死亡したと考える方が自然でしょう。

 お父さんは昨年4月に入院して1年が過ぎました。
 毎日、リハビリに励んでいます。
 「めぐみちゃんが帰るまで元気でいないとね」。
 お母さんがこう話すと、お父さんは「うん、がんばる」と力強くうなずきます。

 これだけでは滋氏の現状はよく分かりません。
 しかしこの文面からは
1)今も入院している(どこにも退院したと書いてない)
2)家族が話しかけたときのみ、滋氏が簡単な返事をするという形でしか、今や滋氏は会話が出来ない(自分からは会話が出来ないし、応答も複雑なことは言えない)
可能性が強いかと思いますね。

たくさんの国民が被害者全員の即時帰国を求め声をあげています。

 ぶっちゃけ「たくさんではない」ですね。もし「署名のこと」を言ってるのなら勘違いもいいところです。署名を頼まれて嫌だと断る人はあまりいないでしょう。問題は「署名に応じる人は沢山居てもそれ以上何かやる人がどれだけ居るのか」ということです。例えば救う会の会員は増えてるのか。おそらく減ってるのではないか。マスコミの報道も小泉訪朝直後に比べれば著しく減ってるわけです。


北朝鮮の拉致問題について学べる教材、文科省が活用求める – 日本教育新聞電子版 NIKKYOWEB
 「教育をおもちゃにするな」と本当に腹が立ちます。拉致問題は外交交渉で解決すべきものであって、啓発活動でどうにかなるもんではない。この点は「障害者差別」「外国人差別」「LGBT差別」など「啓発が意味を持つ一般的な人権問題」と拉致問題は全く違います。


北朝鮮、つけまつげに活路 外貨稼ぎ「今はこれしか…」:朝日新聞デジタル
 「儲けが少ない」と小馬鹿にしたような朝日記事ですが、むしろ「そう簡単には制裁に屈しない」という北朝鮮の強固な意志を感じ取るべきでしょう。正直「核開発の放棄」という意味では「効果があるか疑わしい」制裁路線はやめて「バーター取引」に動くべきだと思います。


「金正恩氏がロケット砲訓練指導」 日本海上で実施と北朝鮮 - 産経ニュース
 主張の是非はともかく北朝鮮が「通常の訓練」と主張していることに注目しましょう。彼らも米朝交渉や南北交渉を完全にぶち壊す気はないわけです。


北朝鮮の飛翔体「脅威ではなかった」 米国、批判避ける:朝日新聞デジタル
北朝鮮発射「脅威与えず」 米国務長官、交渉継続を強調 - 産経ニュース
 米国の思惑が何でアレ、幸いにも将来はともかく「少なくとも当面は」彼らもこの件で北朝鮮をくそみそに非難し交渉をぶち壊しにする気はなさそうです。
 となれば、米国べったりの安倍政権も、救う会、家族会のようなくそみそな非難はしないでしょう。


韓国情報機関「挑発的とみなさず」 北朝鮮の飛翔体発射 (写真=共同) :日本経済新聞
交渉決裂させる意図なし 北朝鮮発射で韓国情報機関 - 産経ニュース
 韓国政府も冷静な対応のようで幸いです。


北朝鮮:「いずれ首相と会う」 金正恩氏、米大統領に語る - 毎日新聞
 「安倍首相が会う気なら会いますよ」「会うことによってお互いメリットがあるなら会いますよ」というだけの話です。トランプから話を振られて「絶対に会わない」とはいえないでしょう。とはいえ金正恩だって「無条件で会う」とはいえないでしょう。まあ、過大評価は出来ませんね。そもそも北朝鮮側の考えも重要ですが、安倍本人にもどれほど会う気があることやら。しかしロシアの件が挫折したらこういう情報リークですか。安倍政権が選挙目当てに外交をおもちゃにするのは本当に腹が立ちます。