40~57歳男性が「風疹対策クーポン」を使うべき理由 | 医療プレミア特集 | 中村好見 | 毎日新聞「医療プレミア」
国は2019~21年度にかけて、これまで公的な風疹ワクチン予防接種を受ける機会がなかったため、流行の中心になっている40~57歳男性の接種費用を無料(定期接種)にする事業を始めた。市区町村から届くクーポン券を使って抗体検査を受け、抗体が足りない人はワクチン接種を受けられる。
対象は1962年4月2日~1979年4月1日生まれ(57~40歳)の男性。
で小生は「公的な接種を受ける機会がなかった1962年4月2日~1979年4月1日生まれ(57~40歳)の男性」であって本日、居住自治体から「クーポン券を送るのでぜひ抗体検査を受けて下さい」つう郵便が来ていたので、「可能な限り早く」受診したいとは思います。しかしこういうのが来ないとなかなか「受診の必要がある」とは気づかないもんで実にありがたい。
ご丁寧なことに「あなたの居住自治体の近くで検査できる病院、クリニック一覧」まで同封されていました。
「最悪の場合あなたが重症患者になった上、周囲(ボーガス注:後述するように主として妊婦と胎児)に迷惑もかけます(郵便の内容)」というのではねえ。小生も小心者なので。
40~57歳男性が「風疹対策クーポン」を使うべき理由 | 医療プレミア特集 | 中村好見 | 毎日新聞「医療プレミア」
・風疹流行が問題なのは、妊娠20週ごろまでの女性が風疹ウイルスに感染すると、生まれてくる赤ちゃんが、心臓病や難聴、白内障などの「先天性風疹症候群」という病気を発症する恐れがあるからだ。
・2012~13年の流行に関連して、先天性風疹症候群の赤ちゃんが45人確認され、うち11人は生後1年3カ月までに亡くなった。
・大人が風疹にかかると、子どもに比べて重症化することがあり、1週間以上仕事を休まなければならなくなる場合もある。自身のためにも、今回の事業を活用してほしい。
つうことですね。ということですので小生と同年代の方もぜひ早めに受診しましょう。
【追記その1】
40~57歳男性が「風疹対策クーポン」を使うべき理由 | 医療プレミア特集 | 中村好見 | 毎日新聞「医療プレミア」
クーポンと住所地が確認できる証明書(免許証、保険証など)を医療機関に持参して、抗体検査(採血)を受ける。1~2週間後に結果がわかり、結果が記された受診票は医療機関か郵送で受け取る。
抗体が足りないことがわかった人は、結果が記された受診票とクーポン、住所地が確認できる証明書を持って医療機関に行き、ワクチンを接種する。接種を受ける人は少なくとも2回、医療機関に行く必要があるということだ。
検査日にすぐに結果が分かってその日のうちに接種できるわけではないようです。
「2度行くのは面倒」なので「ワクチン接種不要」つう結果になってほしいところではあります。いや「接種必要」ならば仕方がないので勿論接種しますが。
【追記その2:2019年10/2】
先日検査を受け、その結果「抗体がある」とのことなので幸いにもワクチン接種は不要でした。
【追記その3】
風疹ワクチン接種1割 無料化も低迷、中高年男性 - 産経ニュース
「2段階」つうのが一寸面倒くさいですよね。しかも初回の検査で結果が分かるのは「採血から1週間後」ですからねえ。
厚労省が調べた結果、今年7月までの4カ月間で抗体検査を受けたのは約16%、ワクチン接種を受けたのは約14%だった。
小生のところに自治体からクーポンが来たのが8月、検査したのが9月なので残念ながら小生はこの「16%」には入っていません。
なお、抗体検査を受けても「抗体があるからワクチン接種不要です」となれば、ワクチンは受けなくていいので「16マイナス14イコール2%」の2%は必ずしも「ワクチン接種をネグレクトしてる人」ではありません。