■【書評】『安倍官邸VS.NHK』相澤冬樹著 元NHK記者による“告発本”
https://www.sankei.com/life/news/190113/lif1901130015-n1.html
産経なので必死に安倍とNHKをかばい相沢氏に悪口か?、と思いきやそうでもありません。
とはいえ「安倍やNHKへの批判」「相沢氏への好意的評価」はせず、ただ淡々と「NHK記者による森友問題の告発本で話題の本」であるとしか書いていませんが、さすがに産経内部でも阿比留などの無茶苦茶な安倍擁護にはついていけないと思ってる人間もいるのでしょう。
■【負けるもんか】ステージに挑む姿、誰かの勇気になる 事故で車いすに アイドル「仮面女子」猪狩ともかさん
https://www.sankei.com/life/news/190113/lif1901130049-n1.html
まあ不幸な事故で、車椅子生活とは大変だとは思いますが、なんとか頑張ってほしいものだと思い、紹介しておきます。
■【暗闘 ゴーン事件】(下)仏政府乗っ取り防ぐ「国策」
https://www.sankei.com/affairs/news/190112/afr1901120025-n1.html
社内には「ルノーから日産を守る盾としては報酬20億、30億の価値がある」(日産関係者)との声もあった。ルノー株を15%持つ仏政府は26年、株主の議決権を強化する「フロランジュ法」を制定。ルノーを通じて日産への支配を強めつつあったが、ゴーンは27年に仏政府が日産の経営に関与しないことで合意を得るなど、日産の独立性を重視する姿勢に、社内でも評価する支持者がいた。
ところが昨年2月に潮目が変わる。ルノーCEO留任の条件としてゴーンが仏政府に「日産との不可逆的な関係づくり」を約束したとされたからだ。不可逆的関係とは「経営統合」を意味し、社内ではついにゴーンがルノー側に回ったと解された。
「この時、社内でゴーンを切る覚悟ができたのだろう」(日産OB)
ちょうどその頃から、不正を調査する内偵チームが極秘の活動を加速させていく。背景には日本政府の意向も見え隠れし、ある政府関係者は「不況にあえぐ仏政府が技術力と雇用欲しさに日産を乗っ取ろうという状況を(日本の)経済産業省が問題視していたのは事実」と明かす。
政府関係者はこう続ける。
「技術力と雇用を流出させないという意味では事件は国策の側面もあった」
おいおいですね。これが事実なら相当に問題でしょう。
なぜなら、仮にゴーンの不正が事実だとしても
1)ゴーン逮捕劇は「フランス政府の要望に応え日産のルノー完全子会社化を目指すゴーン」に反発して起こった、やはり日産の社内クーデターという面があり
2)そのクーデターを政府もアシストするため、あえて日産幹部の不正への関与については見て見ぬ振りをしゴーンのみ逮捕した
3)またゴーンが完全子会社化に動かない限り、日産関係者はゴーンの不正を今も黙認していた
つう疑惑が出てくるからです。産経が何を考えてるのか気になるところです。
産経が「こんな国策捜査(?)は問題だ」という批判的意味合いで記事を書いてるのか、はたまた逆に「だからゴーン逮捕は日産をルノーから守るためにやむを得なかった」といいたいのか。
■細野豪志氏*1、自民入り探る 無所属の展望見えず二階*2派接触、地元は反発
https://www.sankei.com/politics/news/190113/plt1901130007-n1.html
細野の政治傾向(政治的には反自民では全くなく、かつ希望騒動で分かるように勝ち馬に乗りたがる)を考えれば予想の範囲内ですが、まあ酷いですね。民主党幹事長(海江田代表時代)までやった奴がやることじゃないでしょう。今更自民入りしても奴が厚遇されると思いませんし。
各方面から反発が出るのも当たり前です。まあ、そんだけ細野も追い詰められてるんでしょうが。
しかしこのバカがやらかした希望騒動で安倍が有利になったかと思うとこのバカには殺意や憎悪を禁じ得ません。せめて政界引退したらどうなのか。
「ホンマかいな」ですね。細野には、はっきり言ってたいした能力はないと思いますが。
「野党共闘候補として担がれる*3くらいなら自民で飼い殺しにしたい」つうことでしょうか。
ただ、細野氏と長年敵対してきた地元の反発は強い。
そりゃそうでしょう。「細野なんてよそ者、それも最大野党幹部だった奴を擁立するくらいなら、地元の自民系政治家(市長や県議など)でも官僚OBでも、地元財界人でもいくらでも候補はいるはずだ」つう声は当然出るでしょうね。