◆黒坂ツイートにコメント
黒坂の場合、「自民支持者として」単に野党共闘をぶち壊したくて、因縁を付けてるに過ぎないのですが、今回に限っては「結論だけはまとも」といえるでしょう。
何せ国民民主党は「あのウヨ政治家、元自民党総務会長の小池を党首に担いだ連中の党」であり「今は自民党入りした細野*1が幹部だった希望の党」が前身です。
共産の協力を得て政権を取りながら、政権の座につくやいなや、「集団的自衛権容認」などで裏切らないとは言い切れない危うさが連中にはある。あの「自民党入りした」細野ですら、民主党幹部時代は「野党共闘を一応支持していた」わけです。
こうした怪しさは立憲民主党とて大して変わりません。
何せ「最低でも県外」を反故にして、米軍基地辺野古移設を沖縄に押しつけようとしたのは「鳩山内閣副総理・財務相や首相を歴任した立民最高顧問・菅氏」「菅内閣官房長官の枝野立民代表」ら「立民（旧民主）の幹部連中」です。他にも「消費税増税しない公約」「八ッ場ダム中止公約」など数々の公約を反故にしてきたのが菅氏や枝野ら立民（旧民主）の幹部連中の訳です。
そして今度の京都市長選では「野党共闘を重視するなら共産と共闘すべき所」、『地方と国政は違う』の言い訳でまた自民現職と相乗りです。「枝野や菅はいい加減にしろよ」「立民はいい加減にしろよ」という怒りを禁じ得ません。
そう言う筋の通らない相乗りをするから「反自民でも、旧民主（立民や国民民主）に失望し、必ずしも旧民主を支持しない（俺もその一人ですが）」し、一方自民支持層は「京都市長選で自民党にすり寄ってくるような連中など怖くない」「結局、政権さえ取れれば自民（京都市長選）でも共産（国政選挙）でも誰とでも手を組む節操ないのが旧民主（立民や国民民主）なんじゃん。そんな連中なんか使用に値しないわ」と旧民主を馬鹿にする。
「過去に沖縄基地問題で『沖縄の基地反対派』や福島・社民党党首を裏切った」ようにまた「集団的自衛権はやはり必要だ」と言って、共産党などを裏切りかねない怪しさを「枝野や菅、玉木と言った立民や国民民主の幹部連中」には感じずには居られない。正直、共産と「立民、国民民主」の政治合意には曖昧なところが多々あること自体は「黒坂の思惑が何でアレ」黒坂が指摘するように事実ではあるでしょう。
とはいえ「立民や国民民主なんか信用できないから共闘しない」といって安倍を利するわけにも行かず、とはいえ「信用できないので正直共闘したくない」というジレンマに「共産支持者」の俺としてはあります。
共産党執行部もその点、野党共闘をぶち壊したという批判を避けようとして、「政治合意に曖昧なところが多々あること」にはできる限り触れないようにしているのも「分からないではない」のですが「本当にそれでいいのか」感がある。
正直、立民や国民民主の支持が伸びないのも「そうした怪しさ」が大きな理由ではあるでしょう。
自民支持者は「沖縄基地問題でも何考えてるか分からない怪しい旧民主と違って安倍さんは信用できる*2」「旧民主って政権が取りたくて安倍さんに因縁付けて共産党と野合してるだけじゃねえの？。政権与党だったときに、『最低でも県外移設』を反故にしたのは旧民主だろ？。どの面下げて安倍さんに『沖縄の声を無視してる』なんて言えるんだよ、ボケ！」といい、小生のような反自民（ただし非民主）は「共産は信用してるけど、枝野、菅とか玉木とか旧民主の連中はかけらも信用できないんだよなあ。政権与党時代に消費税増税公約や沖縄基地県外移設公約を反故にしたのが連中じゃん」と思い、結果、旧民主の支持は伸び悩む。野党共闘もなかなか進展しない。
俺のような「野党共闘支持者」にとって弱るのは枝野、菅や玉木などがそうした怪しさを払拭しようとせず、かえって「どんどん怪しくなって信用を失ってる」ことでしょう。枝野の出雲大社参拝とか。まあ安倍支持者の馬鹿さを前提にした上での話ですが、俺も正直「安倍に比べたら枝野の方がずっとましだ」とは思いますが「谷垣*3や福田康夫*4と比べたら？」と聞かれると、解答に詰まる（谷垣や福田の方がましかも？）程度の評価しか枝野にはしていません。そういうどうしようもない駄目政治家・枝野が最大野党党首として、でかい面してるから、安倍が長期政権という面は明らかにあるでしょう。
