「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年3/21分:天を回せの巻)

加藤健の「天を回せ! ロビー活動で挑む」 : 反日外国人の無法を許すな!

 先日チャンネル桜人気討論番組『闘論!倒論!討論!』に出演し、「最高裁判決によれば日本政府に影響を及ぼす政治活動*1は外国人に認められない」と解説しました。

 もちろんデタラメな解説です。
 つうか、この解説だと「日本国籍を取得してない外国人(日本国籍を取得していない在日チベットウイグル人)」が「日本政府は中国政府をもっと批判せよ、習主席の訪日など受け入れるな」などと言うことは許されないことになるわけですが、そう言う理解で「反中国ウヨ・加藤健」的にいいんでしょうか?
 そう聞かれたら加藤はどう答える気なのか。「その通りです。そんなことは法的に許されない。ペマ・ギャルポ氏のように日本国籍を取得してからそういうことはやりなさい」と回答するのか(多分違うでしょうが)。
 もちろんこういう馬鹿なことを加藤が言うのも「クルド難民が入管の処分に抗議」「在日朝鮮人朝鮮学校無償化除外に抗議」などといった「加藤が問答無用で否定したい外国人の政治活動」しか頭に置いてないというバカが加藤だからです。
 もちろん「国政選挙権、被選挙権」は外国人には認められていませんが「デモ」や「官庁、政治家への陳情」まで含む「政治活動」も否定されてるなんて事はありません。安倍ですらそんな無法なことを言ったり、やったりはしないでしょう。

*1:そもそも「日本政府に何の影響も及ぼさない政治活動」の方が珍しいでしょう。日本国内において「日本政府以外を対象にする政治活動」も少ないでしょう。