「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年6/8分:巣くう会集会の巻)

救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.06.07)横田滋さん逝去に米国からメッセージ

 横田滋さんの逝去に関し、米ホワイトハウス高官と国務省の広報担当官が、それぞれ産経新聞ワシントン支局にメッセージを寄せた。

 「はあ?」ですね。日本政府や拉致被害者家族会ならまだしも何で「産経新聞ワシントン支局にメッセージ」なのか。
 これは産経側がしつこく「メッセージをくれ」と働きかけた事によるある意味「出来レース的代物」にすぎないのではないのか。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.06.08)横田滋さん告別式の際の言葉−西岡力

横田滋さん告別式の際の言葉-西岡力
 私もキリスト者の末席を汚す者ですので、聖書の言葉をまず引きます。

 西岡のようなゲスがキリスト者ねえ。まあ、トランプ、曾野綾子など「下劣な自称キリスト者」は山ほどいますが。

 私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。

 まあ、きれいごとですよね。西岡だの荒木和博だの島田洋一(巣くう会界隈のゲス右翼)だの、安倍晋三だの麻生太郎だのトランプだのが「良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られた」とはとても思えませんので。
 まあ例は「ヒトラーでもスターリンでもポルポトでも(大量殺戮で知られる海外の独裁者)」、「大久保清でも西口彰でも宮崎勤でも宅間守でも(大量殺人で知られる日本の殺人者)」何でもいいですが。

 早紀江さんと近所の教会に行ったり、ホテルにて二人で聖書を開き祈る時をもつことがありました。そのとき、滋さんはあまり良い顔をされませんでした。
 「早紀江がキリスト教を信じることは、それがなければ悲しみのため精神がおかしくなったかも知れないから良かったと思う。しかし、自分は信じない。神がいるならなぜ、愛する娘を突然奪うこのような不条理を許しているのか。どの神さまでも拝んだらめぐみを連れてきてくれるなら拝みます。神は弱い人間が心の安定を図るために拝むものだ。」

 全くもって正論ですね。何もこれは北朝鮮拉致に限らない。
 神が居るならなぜ「731部隊の細菌戦人体実験」「ヒトラーホロコースト」「ポルポト虐殺」などのような非道が起こるのか、そしてそうした蛮行の実行者(例えば石井四郎・731部隊長)が何故、「必ずしも」法の裁きを受けないのかと言われれば誰しも言葉に詰まるでしょう。

 このような趣旨のことを話されるのを何回か聞いたことがあります。ただの人間にしか過ぎない私には、なぜ、神さまがめぐみさんと横田滋、早紀江ご夫妻にこのような過酷な試練を与え、いまだに解決を与えないことについて、理由を説明できません。わからないことの方が多いです。しかし、滋さんがキリストを信じて洗礼を受けられました。

 そもそも「神など居ない」「だから世の中に不条理(?)が存在する」と言うだけの話です。俺はそう言う意味で宗教は信じていません。もちろん「人間としてあるべき道=道徳」は大事ですがそこに「神などと言うフィクション」を持ち出す必要は何一つないと思っています。
 まあ、一応「某仏教の檀家」ではありますが、「長年、自分の家の伝統として続いてきたから、一応認めてるだけ」にすぎません。
 そして西岡だの曾野綾子だの、横田奥さんだの「俺が人間として評価しないクズ連中」が「キリスト者」を自称してる時点で失礼ながら「キリスト教にはあまり興味は持てません」ね。
 それにしても横田滋氏もそこまで言いながら何故入信したのか。横田奥さんとか西岡とかに強引に入信させられたのか。

 天国で休んでめぐみさんを待ちなさいと神さまに言われて、天国に旅立ちました。

 天国の存在など認めない俺からすればばかばかしい話ですが、まあ、天国があるとしても「めぐみを待ちなさい」ではなく「めぐみに会いなさい」でしょうね。既にとっくの昔にめぐみさんは死んでるでしょう。
 何度も書いてることですが「めぐみさん拉致の存在を認め」、「娘ウンギョンさんの存在も認め」たのに、「生きている」のに、めぐみさんだけを隠すなんて事がありうるわけがない。

 滋さんの戦いを一言で言うとウソとの戦いでした。

 吹き出しました。彼は「めぐみさんと会うためには孫と会うべきではない」などと放言する『一番戦うべき嘘つき』「西岡ら巣くう会」とは戦わず、空しく死にました。そして死後もこうして嘘つき共に都合良く政治利用されています。優柔不断だった「彼の自業自得」とはいえ、哀れで無様で滑稽としか言い様がない。
 むしろ蓮池透氏の闘いこそが「ウソとの戦い」でしょう。

救う会の母体になった現代コリア研究所

 西岡が認めるように巣くう会とはもともと初代会長・佐藤勝巳にせよ、元事務局長・荒木にせよ、現会長・西岡にせよ当初の中心メンバーは『現代コリア研究所』というウヨ団体でした。今は現代コリア研究所は消滅しましたが。

 私は少し反省をしています。我々はこの間20年間運動をしてきましたが、家族の人を先頭に立てすぎたのではないだろうか。
 家族が身をすり減らさなければならないような運動を我々がしてきたとしたら、反省しなければならない。

 心にもない虚言がよくも言えたもんですが、西岡にも「巣くう会は拉致被害者家族をこき使ってる」「横田氏が体を壊して死去した理由の一つはそうしたこき使いではないのか」という批判の声が聞こえてくるのでしょう。

 残された私たちがこの戦いを勝利して、めぐみさんたち全被害者の即時一括帰国という絶対譲れない課題を実現させなければならない、そう決意を固めています。

 未だに「即時一括全員帰国」だそうです。何故段階的帰国ではいけないのか。呆れて二の句が継げませんね。