高世仁に突っ込む(2020年10/19日分)

脅かされる香港の教育の自由 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 きょう*1夜9時からNスペで『香港 激動の記録~市民と“自由”の行方』が放送された

 「学術会議問題とか菅が激怒しそうな問題は取り上げないけど、海外の問題なら気軽に取り上げられるんですね(呆)」「日本の自由の問題(学術会議問題など)は取り上げないのに(以下略)」という感想しかNHKにはないですね。「反中国」高世は「NHKを高評価する」ようですが、俺はそう言う「冷めた感想」「呆れた思い」しかないですね。

 政治家は、香港の教育の自由を守るため、日本を含む国際社会から中国に圧力をかけるよう動いてほしい。

 まあ正直な話、「もはやどうにもならない」んじゃないですかね。
 中国側の攻勢に対して香港民主派側は完全に後手、後手に回ってるようですし。それに対して欧米などが中国に対して厳しい態度に出ているとはとても言えないでしょう。
 まあ、香港民主派側が反撃するにしてもそれは「長期戦」にならざるをえないでしょう。今年とか来年とかで反撃が終了すると思ったら楽観的すぎるでしょう。もはや「最低でも3年以上はかかる」位の覚悟が必要でしょうね(もちろん3年で片がつく保証はどこにもありません)。
 しばらくの間は「かなり厳しい時期が続く」と思いますね。
 正直「デモが過激化したこと」が中国側の「堪忍袋の緒を斬ってしまった」というところでしょう。
 「落としどころを考えずに過激化すれば、全面対決になってかえってまずいことになるのではないか」「例の条例案を香港当局が撤回した時点でひとまずデモを終息させるべきでは無いか」と当初から懸念していた俺からすれば、言葉を選ばず言えば「過激化した香港民主派の自業自得」と言う気もします。
 過激化しなければ中国が「強硬手段に打って出なかった」とはいえません。しかし「過激化したこと」は結果として「中国に強硬路線をとるいい口実を与えた」とはいえるのでは無いか。

*1:10月18日のこと