今年は渋沢栄一(深谷市)で来年は比企能員(東松山市)(NHK大河ドラマ)

 今年のNHK大河ドラマ青天を衝け」は渋沢栄一深谷市)でしたが、来年の大河(鎌倉殿の13人)は「埼玉県的には」比企能員東松山市)なんだと言うことを、最近「東松山市」で「来年は比企能員」というのぼり旗を見て気づきました(十三人の合議制 - Wikipediaの一員が比企能員)。
 渋沢が主役だった今年と違い、来年の主役は北条義時ですが。
 そして、埼玉県的には「鎌倉幕府の有力御家人」といえば畠山重忠ですね。「鎌倉殿の13人」にも勿論出てきます(ただし畠山氏は十三人の合議制 - Wikipediaの一員ではない)。
 なお、比企、畠山ともに、源頼朝死後の『鎌倉幕府内の内部抗争』において、その勢力を恐れた北条氏に滅ぼされます。
 「比企、畠山」の殺害は「北条氏は謀反鎮圧と公言しているが、残された資料からは北条氏のでっちあげ謀略(政敵粛清)の疑いが濃厚(比企能員の変 - Wikipedia畠山重忠の乱 - Wikipedia参照)」なんですが、「主役が北条氏」であるところ、そのあたり、どう描くんですかね。

参考

次期大河でにわかに脚光、御家人・比企能員 - 産経ニュース2021.3.19
 来年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する鎌倉幕府の有力御家人の一人、比企能員(ひき・よしかず)がにわかに脚光を浴びている。ゆかりの深い埼玉県中央部の比企地域では、関係自治体が協議会を設立するなどして、歴史に埋もれた能員やその一族に関するPRの強化を図っている。
 「鎌倉殿の13人」の放送を見据え、埼玉県や、同県東松山市滑川町など比企地域9市町村は、PR活動のための協議会を設立した。
 協議会での取り組みとは別に、東松山市は比企一族ゆかりの地を紹介する小冊子を作り、市内の大岡市民活動センターで配布を始めた。
 今年の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公である実業家の渋沢栄一も、埼玉県深谷市の出身だ。2年続けての「大河効果」に、県内の観光関係者らの期待も高まっている。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」比企市町村推進協議会/吉見町
 来年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」と発表されました。
 本作では比企地域に縁が深い「比企能員(ひき・よしかず)」や幼少期を吉見町で過ごしたと言われる、源頼朝の弟「源範頼*1(みなもとののりより)」の活躍が描かれることから、大河ドラマをきっかけとした地域活性化を図るため、9市町村(東松山市滑川町嵐山町*2、小川町、川島町、吉見町、鳩山町ときがわ町東秩父村)を中心に、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」比企市町村推進協議会が設立されました。

*1:頼朝に謀反の疑いをかけられ伊豆国に流された。その死については明確な記録がないが殺害されたとみられる(源範頼 - Wikipedia参照)。

*2:畠山重忠の館跡とされる菅谷館が町内に存在する。