島田洋一
安倍首相国葬に、各国から誰が来てくれなどというべき立場に日本政府はない。
しかしもし台湾から蔡英文総統が来られるならば、国家元首として丁重にお迎えせねばならない
勿論「台湾とは国交がない」ので「国家元首扱い」できるわけもないし、すべきでもない。島田の言う「国家元首扱い」の意味がよく分かりませんが、首相が会うことか、はたまた天皇が会うことか、それとも他にあるのか?
島田洋一
「安倍首相の遺志を継ぐ」に当たっては中心がいる。
私は萩生田光一氏がどこまで伸びるかが鍵だと思っている
萩生田が抑え込まれるようなら、シェシェ茂木*1、シェシェ&カムサハムニダ林*2などと続いて日本は滅びるだろう
萩生田(第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍、菅内閣文科相などを経て岸田内閣経産相)は「安倍派・集団指導体制の一員」になる見込みとは言え、
◆塩谷立
安倍派会長代理。麻生内閣文科相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)、選対委員長(第二次安倍総裁時代)など歴任
◆下村博文
安倍派会長代理。第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相、自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)、政調会長(菅総裁時代)など歴任
◆世耕弘成
第二次、第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣経産相などを経て自民党参院幹事長。参院安倍派会長。
◆高木毅
第三次安倍内閣復興相などを経て自民党国対委員長。安倍派副会長
◆西村康稔
安倍派事務総長。第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍、菅内閣経済財政担当相(コロナワクチン担当相兼務)など歴任
◆松野博一
第三次安倍内閣文科相などを経て岸田内閣官房長官
といった「他の幹部連(集団指導体制の一員になる見込み)」を島田が萩生田に比べ評価しない理由は何なのか?。てっきり「岸田内閣の閣僚(萩生田や松野)じゃダメだ」「下村に期待する」というかと思っていましたが。何せ「岸田政権幹部」茂木幹事長や林外相を「中韓に弱腰扱い」で悪口雑言ですからね。
ちなみに島田が茂木、林に悪口する理由は以下の通りです。
茂木敏充 - Wikipedia
「尖閣周辺での日本漁船の操業」を「中国主権の侵害である」かの如く主張する王毅・中国外相の発言を受け流したとして、2021年11月24日の日中共同発表に於ける茂木外相の対応を批判する声が自民党外交部会で上がった。王毅発言の直後に茂木は、「謝謝」と感謝の言葉を述べている。この理由について、佐藤正久自民党外交部長が11月26日にBSフジ「プライムニュース」に出演した際に、「同時通訳が無く、フレーズごとの翻訳であったために、茂木外相は何を言っているか理解できていなかった」と擁護している。
林芳正 - Wikipedia
2022年(令和4年)7月12日の外相記者会見で、記者から台湾の頼清徳副総統が安倍元首相の葬儀に参列するため訪日した件について尋ねられ、「今、ご指摘のあった人物については(後略)」と発言し、15日に全日本台湾連合会(全台連)会長より「名前で呼ばないとはあまりに非礼」「礼節の国日本を貶める言動である」「日本の国益を毀損する」との旨の強い抗議を受けることとなった。また、同日、林は、件の呼び方をした理由について記者に問われて、「頼副総統について名前を挙げて質問があったので、それに応じる形で『ご指摘の人物』と述べたにすぎない」と説明した。松野博一官房長官も、19日、閣議後会見の場で記者から問われ、同じ説明を繰り返した。
これに対し弁護士の北村晴男は、『虎ノ門ニュース』の中で、林外相の説明への反論として、「ならば、例えば米国のバイデン大統領の名前を挙げて質問があったとして、林外相は頼副総統の時と同じ呼び方をするのか。するわけがない。あまりにも失礼だから」、「日本が中国に忖度しているように見える。」といった旨の主張で批判した。
島田洋一
伊藤博文を暗殺した「安重根烈士」を敬愛*3する朝日新聞としては、本当は「山上*4烈士」の銅像を本社前に建てたいところだろう
朝日への誹謗中傷であり、福井県立大学(島田の勤務大学)から懲戒処分を受けても文句は言えないでしょう。
それにしても、「桜田義士(桜田門外の変で言い大老を暗殺した水戸浪士、桜田烈士とも言う)」「森田必勝烈士(三島事件での三島の共犯。三島と共に自決)」だのというウヨの主張は島田的にはどう評価されてるのか?、あるいは伊藤博文自身が「英国公使館焼き討ち事件に参加した元テロリストであること」をどう考えてるのかと聞きたくなります。
なお、「水戸天狗党(明治新政府が烈士として美化)」「烈女(女性版烈士)」については以前新刊紹介:「歴史評論」12月号(ボーガス注:池波正太郎『烈女切腹』『力婦伝』、歌舞伎『伽羅先代萩』、『鏡山旧錦絵』、森鴎外『堺事件』、大岡昇平『堺港攘夷始末』の紹介があります) - bogus-simotukareのブログで触れたのでこの機会に紹介しておきます。