島田洋一
長く岸田を見てきたが、あの男から真剣味や使命感を感じたことは一度もない。
脇を立派な人材で固めるならまだしも、最側近が（ボーガス注：岸田派の）木原誠二（ボーガス注：官房副長官）、官房長官が棒読みの松野、外相が媚中の林。
岸田、もういいだろう。
と悪口する島田ですが「安倍とのつながりが薄い」木原はともかく
◆岸田首相
第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長（第二次安倍総裁時代）を歴任
◆松野官房長官
第三次安倍内閣文科相。【政界徒然草】安倍晋三首相が育てたい派閥「四天王」 ４人目は誰だ？！ 噂される濃い〜面々とは（1/4ページ） - 産経ニュース（2017.6.3）によれば安倍が「稲田」「下村」とともに「細田*1派（当時、現在の安倍派）四天王の一人」と評価したとされる御仁で、現在「安倍派次期会長の候補の一人」とされる。また安倍派「５人衆」結束を確認 集団指導体制案が浮上 - 産経ニュース（2023.6.30）によれば、西村康稔*2経済産業相、萩生田光一*3政調会長、高木毅*4国対委員長、世耕弘成*5参院幹事長とともに「安倍派5人衆」と呼ばれる。「安倍派5人衆」は（将来的には会長ポスト等を巡って対立があり得るが現時点では）塩谷*6（安倍派世話人会代表で、現在、事実上の安倍派会長）や下村*7の「安倍派次期会長」正式就任を阻止するため「共同戦線」を組んでいるとされる。
◆林外相
第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相を歴任
といった「安倍内閣の幹部」を良くも悪口できるもんです。それは「任命者の安倍もダメ政治家」ということではないのか？
なお、「安倍派出身の松野官房長官」に悪口しながら「安倍派出身の西村経産相、萩生田政調会長」に悪口しないのが謎です。
経産相、政調会長は重要ポストでしょうに。松野は「西村、萩生田に比べると極右発言が少ない」辺りが気に食わないのか？
島田洋一
（ボーガス注：LGBT法案採決で棄権した）見識から言えば、本来、高鳥修一衆院議員（62）も安倍後継*8の最右翼に位置付けられるべきだろう。
安倍派体制「結論を出したい」自民・世耕参院幹事長 松野氏、西村氏、萩生田氏、高木氏含めた「５人衆」による後継者争い注目 - zakzak：夕刊フジ公式サイト
勿論当選回数、役職経験（大臣、党三役等）等から言えば高鳥（第四次安倍内閣で農水副大臣。大臣、党三役経験なし）など候補者ではなく、一方
◆稲田朋美（ダークホース的扱いだが）
第二次安倍内閣行革相、第三次安倍内閣防衛相、自民党政調会長（第二次安倍総裁時代）等を歴任
◆塩谷立
現在、「安倍派・世話人会代表」として事実上の安倍派会長（安倍派トップ）。麻生内閣文科相、自民党総務会長（谷垣総裁時代）、選対委員長（第二次安倍総裁時代）を歴任
◆下村博文
第二次、第三次安倍内閣文科相、自民党選対委員長（第二次安倍総裁時代）、政調会長（菅総裁時代）等を歴任
◆萩生田光一
第四次安倍、菅内閣文科相、菅内閣経産相等を経て、現在、自民党政調会長
◆松野博一
第三次安倍内閣文科相等を経て現在、官房長官
等が候補者扱いです。このうち、以前は島田は「下村や萩生田」を「安倍側近」として持ち上げていたのですが「島田が反対するLGBT法案」で反対の姿勢を取らなかったことで「突如、高鳥プッシュ（高鳥はLGBT法案で棄権）」のわけです。
島田洋一
LGBT利権法案を強行すれば保守派の信を失うと、嫌というほど警告を受けながら強行し、当然ながら保守派の信を失い、支持率も大きく下げた。
島田らしいですがそのように見なせる根拠は何もありません。
むしろ「マイナカードの不祥事が多発する中での保険証廃止法可決」「入管不祥事（ウィシュマさんの死亡など）が改善の方向で決着しない中での改悪入管法可決」の方が支持率下落の大きな要因でしょう。またLGBT法も島田の言うのとは逆に「右翼に迎合して改悪された」という批判が支持率を下げてるのかもしれない。
島田洋一
ちょっとボールが当たった程度で泣き続けるようではボールガールであれボーイであれ、プロの試合に関わるのは無理。
加藤未唯選手に対する処分は明らかに不当。
問題はボールガールが泣いたことではなく、「加藤の処分」の是非なので「泣いたから処分された」とボールガールに責任転嫁してるとしか思えない島田の物言いは明らかに不当です。
泣こうが泣くまいが「処分すべきなら処分すべき」だし、「処分すべきでないなら処分すべきではない」。少なくとも建前では「泣いたかどうか」で処分したわけではないでしょう。
つうか、プロテニスプレーヤーの打球が激突したら普通泣くと思いますが。
島田は泣かないのか。といったらこのバカは「俺はボールボーイじゃない」「泣かない覚悟のある奴だけがボールボーイ（ガール）になるべきだ」と強弁するのでしょうが。
参考
加藤未唯が明かした“新事実”に反響続々！ソリベストルモの母国メディアは「制裁を受けさせることは何もしてない」と擁護｜CoCoKARAnext（ココカラnext）
スポーツマンシップを欠いた相手ペアには非難の声が殺到した。とりわけ試合中に「失格でしょ。わざとじゃない？ 彼女は泣いているじゃない！」とまくし立てたソリベストルモは一時的にSNSの封鎖を強いられるほどのバッシングの嵐となった。
どのあたりが「スポーツマンシップを欠いてる」のか、わかりません。この日本メディアが「日本人的な排外主義」から外国選手に悪口してるだけでしょう。
加藤は海外のテニス専門サイト『CLAY』のインタビューで、「審判とスーパーバイザーが私に話しかけて、『ボールキッズが少年だったら大丈夫だっただろう』と言いました。また、『少女が15分以上泣き続けたので決断を下さなければならなかった、5分後に泣き止んでいればすべては大丈夫だっただろう』とも説明していました」と告白。
事実なら「泣いた少女への責任転嫁」も甚だしい。処分の是非と関係なく問題発言です。
*1:小泉内閣官房長官、自民党幹事長（麻生総裁時代）、総務会長（第二次安倍総裁時代）等を経て現在、衆院議長
*2:第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍、菅内閣経済財政担当相を経て岸田内閣経産相
*3:第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍、菅内閣文科相、岸田内閣経産相を経て自民党政調会長
*5:第一次安倍内閣首相補佐官（広報担当）、第二次、第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣経産相などを経て参院幹事長
*6:麻生内閣文科相、自民党総務会長（谷垣総裁時代）、選対委員長（第二次安倍総裁時代）を歴任
*7:第二次、第三次安倍内閣文科相、自民党選対委員長（第二次安倍総裁時代）、政調会長（菅総裁時代）等を歴任
*8:この場合は清和会（安倍派）会長の意味
