今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年10月21分)

大阪の朝鮮学校で10月末から公開行事 統合控え一部は「最後」 | 毎日新聞
埼玉の朝鮮学校に初めて常勤の「保健室の先生」 全国では他に2カ所だけ、その背景は…:東京新聞 TOKYO Web
 こういう記事には大いに共感するので紹介しておきます。なお、東京記事について言えば、問題は朝鮮学校限定ではなく「全ての外国人学校に共通する」ようです。外国人差別と言っていいでしょう。


【産経抄】10月26日 - 産経ニュース

 英国のチャーチル元首相といえば、第二次大戦でナチス・ドイツを打ち破った救国の英雄である。ただかつて植民地だったインドの視点に立てば、別の顔が浮かび上がる
大英帝国の維持を最優先するチャーチルはなんとか独立*1を阻もうとした。「独立の父」ガンジーを「半裸の行者」とこきおろした。もともとインド人に人種的嫌悪感を抱いていた、と指摘する歴史書もある。そんなチャーチルは将来、インド系の首相*2が誕生するとは夢にも思わなかっただろう

 「チャーチル植民地主義者)とガンジー独立運動家)の対比」をしながら、「伊藤博文明治憲法制定など日本近代化の一方で韓国統監として韓国植民地化を推進)と安重根」「植民地だった韓国の視点(安重根を義士として評価)」に思いが及ばない辺りが所詮産経です。


「親世代存命中の再会必須」決議採択 拉致国民大集会 - 産経ニュース
 何故必須なのか全く分かりません。
 「親(例:横田めぐみ氏の母・横田早紀江)と会うこと」は意味があるが「兄弟など他の親族(例:横田めぐみ氏の弟・横田拓也、哲也)と会うこと」には意味がないというのはどういう意味なのか、全く理解不能です。そもそも親族(例:横田早紀江、横田拓也、哲也)が全て死に絶えようとも「拉致被害者の帰国それ自体」に意味があるでしょう。
 もはや「親世代が死に絶えた時点」で巣くう会や家族会の運動を終了させたあげく「全て北朝鮮が悪い」と責任転嫁して問題から逃げたいのかと疑いたくなります。
 勿論その結果は「日朝国交正常化交渉の全否定」でしょう。心底呆れます。


「今年は何か良いことがあるのではないかと…」松本京子さん北朝鮮拉致からちょうど45年(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
 ちなみに45年前(1977年)には以下の出来事がありました。

1977年 - Wikipedia1977年の日本 - Wikipedia
◆6月13日
 全米女子プロゴルフ選手権で樋口久子*3が優勝、日本人初の世界タイトル獲得
◆9月5日
 国民栄誉賞創設。王貞治*4、が第1回目の受賞者
◆9月28日
 ダッカ日航機ハイジャック事件
◆10月1日
 経営難に陥っていた安宅産業を伊藤忠商事が吸収合併
◆12月3日
 横浜市飛鳥田一雄市長が日本社会党委員長に就任


小泉訪朝から20年経っても未解決のまま → 日本人拉致問題を知っておこう(朝日新聞EduA) - Yahoo!ニュース

 日本政府は北朝鮮との国交を正常化して植民地だった戦前の清算をすませたいという思いもあり、北朝鮮に強く出ることをしないできました。

 そういう話ではなく単に「証拠がなかった」とか「北朝鮮に拉致を認めさせるうまい手が打てなかった」とか言うだけの話でしょう。

 わたしたちに今できることはなかなか思いつきませんが、少なくとも「こんなひどいことがあった」ということを知っておくことは必要だと思います。

 吹き出しました。「経済支援とのバーター取引で解決(拉致被害者帰国)」程度のことが思いつかないのか?。勿論「実際には思いついたが救う会や家族会の反発が怖くて言えないだけ」でしょうが。


北朝鮮でゴルフ大会開催 外国人観光客誘致準備か - 産経ニュース
アイス工場建設を指示 金正恩氏、平壌で完成 - 産経ニュース
 こういうことをやるようなら軍事的暴走をすることはないでしょう。ほっと一安心ですね。

*1:チャーチルが首相でも独立を認めざるを得なかったでしょうが 独立(1945年8月)は「ポストチャーチルアトリー労働党政権」時代に認められました。

*2:スナク氏のこと

*3:日本女子プロゴルフ協会相談役。2003年に日本人初の世界ゴルフ殿堂入り。2014年にはゴルフ界から初めて文化功労者に選出。著書『チャコのゴルフ人生・その軌跡』(2015年、東京新聞出版局)、『私の履歴書:ゴルフという天職』(2017年、日本経済新聞出版社

*4:巨人監督(1984~1988年)、福岡ホークス監督(1995~2008年)、ワールド・ベースボール・クラシック日本代表監督(2006~2009年)等を経て、現在、福岡ソフトバンクホークス会長。著書『私の履歴書:もっと遠くへ』(2015年、日本経済新聞出版社)、『野球にときめいて:王貞治、半生を語る』(2020年、中公文庫)