内閣不信任案は「即刻否決」と首相 - 産経ニュース
首相「先送りできぬ課題に答え出す」 今国会中の衆院解散見送り表明 - 産経ニュース
ということでひとまず「不信任案へのカウンターで解散はしない*1」と明言した岸田です。三春充希氏も指摘する「最近の内閣支持率低下」に怯えたか、公明党との関係がギクシャクしてる状況で解散したくないからか(例えば公明・山口氏、解散先送り「妥当な判断」 - 産経ニュース参照)。勿論、解散それ自体がどうなるかは分かりませんが「嘘をついてもイメージが悪いだけ*2」なので「早期解散でも国会終了後」ではないか。まあ、岸田がここまで言い切ったことで「6月中に体制立て直しを図り、早くても解散は7月。6月内解散はない」という見方が強まってるようですね。どっちにしろ解散すれば「受けて立つだけ」ですが、「他党はともかく」今の立民の体たらくではいつ解散でも「現有議席が維持できるかどうか自体が怪しい」し、ましてや「150議席」なんて泉の目標は到底無理でしょう。まずは泉が代表を辞めることです。
歌舞伎など伝統芸能に対応する呼称として生まれた新劇も、もはや死語に近い。
今や歌舞伎など江戸時代以前に生まれ、そうした時代を描いた「旧劇(?)」の方がマイナーで「新劇的な物」の方がメジャーですからね。
但し「進撃の巨人 - Wikipedia」を最初に聞いたときは
木ノ下裕一
『進撃の巨人』って知らなかったわ。でも「新劇の巨人」ならたくさん知ってるわよ。千田是也*3、北村和夫*4、杉村春子*5、宇野重吉などなど。
という冗談ではなく俺は「新劇の巨人?」とマジで勘違いしてましたが。
いずれにせよ「解散した新国劇」等と違い、新劇それ自体が「過去の遺物」ということでもないでしょう。
なお、新劇といった場合、イメージ的には戦前結成、あるいは戦後結成だが、戦前世代が創立メンバーで、かなり昔からある
【記載内容はウィキペディア参照】
◆文学座(1937年創立)
◆俳優座(1944年創立)
◆劇団民芸(1950年創立)
東京芸術劇場にいた滝沢修(1906~2000年)や新協劇団にいた宇野重吉(1914~1988年)らが結成
◆青年座(1954年創立)
◆テアトル・エコー*6(1954年創立)
◆東京芸術座(1959年創立)
村山知義(1901~1977年)の新協劇団と薄田研二(1898~1972年)の劇団中芸を合同して結成
◆青年劇場(1964年創立)
◆劇団NLT(1968年創立)
1963年に文学座を退座した賀原夏子(1921~1991年、劇団NLT初代代表)らが結成
◆演劇集団円(1975年創立)
1963年、文学座を脱退した芥川比呂志(1920~1981年)らが結成した「劇団雲」が前身。1975年に、劇団内の意見対立から「雲」から芥川らが脱退して創立。
◆劇団昴(1976年創立)
1963年、文学座を脱退した芥川比呂志、小池朝雄(1931~1985年)らが結成した「劇団雲」「劇団欅」が前身。1976年、「雲」及び「欅」を併合・発展解消する形で、福田恆存(1912~1994年)、小池らが中心となり、「劇団昴」を創立
等を指し、「比較的新しい劇団」は指さない感じがします。
なお、「新劇」以上に「死語」なのが「新派劇(水谷八重子*7、波乃久里子*8など。なお、解散した新国劇と違い劇団新派 公式サイトとして現在も存続)」「新国劇(新国劇 - Wikipediaによれば1987年に正式に解散)」でしょう。「旧劇と新劇の真ん中辺りなのかな?」とは思いますが、小生も正直、中身はよく分かりません。
*1:勿論、野党側が不信任案を出すかは分かりませんが
*2:嘘をつくくらいなら「茂木幹事長や公明党と相談している、私の一存で決められることではない」「デリケートな問題なのでノーコメント」等とごまかすのではないか。
*3:1904~1994年。1944年、俳優座を創立、亡くなるまで代表を務めた。
*4:1927~2007年
*6:熊倉一雄(1927~2015年、長くテアトルエコー代表を務めた)、納谷悟朗(1929~2013年)、山田康雄(1932~1995年)といった戦後声優草創期を支えたレジェンドが在籍したことで知られる
*7:初代が1905~1979年。初代の娘である二代目は1939年生まれ
*8:1945年生まれ。父は歌舞伎役者の十七代目中村勘三郎(1909~1988年)、弟は歌舞伎役者の十八代目中村勘三郎(1955~2012年)