新刊紹介:「経済」2023年7月号

「経済」7月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。
◆随想『科学と言論は文化国家の礎』(北出俊昭*1
(内容紹介)
 日本学術会議議員任命拒否問題での岸田政権批判です。


世界と日本
◆深刻な中国の人口問題(平井潤一)
(内容紹介)
 中国の少子高齢化問題が取り上げられていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。


◆「いのちのとりで裁判」の現在地(吉田雄大
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。
生活保護減額は違法/熊本地裁判決 処分取り消し 原告勝訴/大阪地裁に次ぎ2例目2022.5.26
生活保護引き下げ違法/東京地裁 取り消し命令 全国3例目2022.6.25
生活保護 減額は違法/奈良地裁 国を9度目断罪2023.4.12
「生活保護基準の引き下げは違憲」/勝訴 積み重ねよう/いのちのとりで裁判 原告ら集会2023.4.18
 

特集「鉄道を守り、生かす社会へ」
◆鉄道問題と地域の活性化・未来を語る(高橋千鶴*2
(内容紹介)
 日本共産党の提言を中心に説明がされています。
参考

全国の鉄道網を維持・活性化し、未来に引き継ぐために/12月13日 日本共産党の提言2022.12.14
【北海道、四国、九州は、もともと分割に経営上の無理があり、国が路線維持のために必要な財政支援を行う】
【巨額の内部留保をもち、黒字回復が見込まれるJR本州3社の鉄道路線を維持する】
【鉄路廃止を届け出制から許可制に戻す】
1、JRを完全民営から“国有民営”に改革する――国が線路・駅などの鉄道インフラを保有・管理し、運行はJRが行う上下分離方式
2、全国鉄道網を維持する財政的な基盤を確保する――公共交通基金を設立し、地方路線・バスなどの地方交通への支援を行う
3、鉄道の災害復旧制度をつくり、速やかに復旧できるようにする


◆地域と鉄道(保母武彦*3
(内容紹介)
 一定の成果を上げた名松線存続運動が紹介されています。
参考

税金で存続する路線も…赤字にあえぐローカル鉄道 活路見いだす地域住民の奮闘と思い | 文春オンライン
 JR名松線が走る、三重県津市の美杉(みすぎ)地域。この町にある、ホテル「美杉リゾート」。
 クラフトビールを敷地内の工場で作るなど、ホテルとしては珍しい取り組みをしているが、その狙いは集客だけではない。
◆中川雄貴さん:
名松線を活性化させようという協議会も2つほど存在していますし、私も属していますし、もちろん。(名松線は)資源としても見直されてきているという部分はあるかなと」
 当初、「名張」と「松阪」を結ぶ計画だったことから、頭文字を取り名づけられた「名松線」。1935年に、現在と同じ松阪から伊勢奥津までの43.5キロの区間が開通した。
 以来、地域住民の欠かせない足として愛されてきたが、自家用車の普及や過疎化など、時代とともに利用者が減少。
 また、たびたび災害の被害にも遭った。
 2009年には、台風18号による土砂崩れや地盤の陥没などで、家城駅から伊勢奥津駅までの区間が不通になった。
 土砂崩れなどの災害が発生しやすいため、JR東海がこの区間の運行をバスに替えたいと提案。JR東海の中村満専務が当時「関係自治体等、あるいはご利用になっているお客様のご理解得るためのご提案を、これからしていこうと」と語るなど、廃線の危機に直面した。
 これを受けて沿線地域の住民らが立ち上がり、約11万人分の署名を集めて存続を求めた。その後、県と津市が工事費用のうち約12億円を負担するなどし、6年半ほどが経った2016年、全面復旧した。
 しかし、それもつかの間…。
 2022年7月、ローカル鉄道の在り方を議論する国交省有識者会議が、赤字路線の存続と廃止についての提言を示した。
 鉄道の輸送効率を表す「輸送密度」=「1キロメートル当たりの1日の平均利用者数」が1000人未満の線区について、存続か廃線か協議の対象とするというものだった。
 名松線の2021年度の輸送密度は、195人。JR東海の中で、唯一1000人未満の路線だった。
JR東海・金子慎社長(2022年8月4日の会見):
廃線であるとか、バス転換ということを予定している線区はございません。
 名松線については、台風18号の影響で被災しまして、その時どうしようということで地元と協議をして、復旧して、そういう経緯があるので当面は運行をしていこうと考えております」
 「名松線を守る会」の会長、岸野隆夫さん(69)は、これまでの歴史が存続につながったことに、胸をなでおろした。
名松線を守る会・岸野隆夫会長:
名松線は大丈夫かなという思いはありました。ひとまずは安心しています」
 現在、守る会の会員は美杉地域を中心に3300人あまりいて、沿線の景観整備やイベントによる利用促進に取り組んでいる。
 美杉リゾートの中川さんも、取り組みの幅を広げている。2019年から、美杉地域の宿泊施設や農家などと協力し、「田舎ならでは」の体験型のイベントや宿泊プランをプロデュース。新型コロナにも負けず、宿泊客は3年で3倍以上になり、名松線で来る人も増えてきた。
◆美杉リゾート・中川雄貴 社長:
「観光業に身を置くものとして、田舎の良さを知っていただく旅の導入部分としてはすごくいいものだと思っています。ぜひとも利用してもらいたい。
 僕は地域の宝だと思っています。名松線は美杉の魅力、資源の一つやと。
 日常利用だけを見たら、名松線だけじゃなくて採算合っていない路線ばっかりだと思うんですけど、また別の観点をもって考えていただきたいと思いますね」


◆公益事業としてのJRの役割:国鉄分割・民営化から36年(櫻井徹*4
(内容紹介)
 分割民営化当時「鉄道を安易に廃止することはしない」としながらもその公約を破り、廃線を続けるJR各社とそれを容認する国を批判。
 特に「山手線、新幹線などのドル箱を持つ、あるいは都心に多数の不動産を持ち、不動産開発で利益を上げるJR東日本、東海、西日本」と「ドル箱路線や不動産開発による利益がなく経営不振にあえぐJR北海道、近畿、九州、貨物」の経営格差を指摘。民営化はともかく「分割」は明らかに失敗であり、「経営的に優位な三社」が四社を支えるシステムを構築すべきとしている。


◆観光・まちづくりと鉄道:鉄道存続に向けた存在意義(大塚良治*5
(内容紹介)
 勿論「左うちわで万々歳」ではありませんが、「観光と鉄道」の好事例として「JR只見線」「会津鉄道第三セクター)」が取り上げられています。
 勿論後で紹介するNHK記事でわかるように「只見線の場合は自治体と国の支援が大きいこと」も事実ですが。
会津鉄道

名誉ネコ駅長「らぶ」が永眠 会津鉄道の芦ノ牧温泉駅で人気者:朝日新聞デジタル2022.10.5
 多くの人に愛された会津鉄道芦ノ牧温泉駅福島県会津若松市)の2代目名誉駅長、雄ネコの「らぶ」が5日、永眠した。
 今年、3匹の日常などを描いた映画「劇場版・にゃん旅鉄道」も公開された。

会津鉄道の貸し切り列車で結婚式 観光列車きっかけのカップル|NHK 福島県のニュース2022.10.6
 会津鉄道の観光列車に乗車して交際を深めたいわき市在住のカップルが、6日、貸し切り列車の中で結婚式を挙げました。
 結婚式を挙げたのは、いわき市在住の岩崎圭恭さん(34)と稲場零奈さん(28)です。

【参考:只見線

只見線 - Wikipedia
 只見川の渓谷美、特に新緑や紅葉が美しいことで知られ、行楽シーズンは混雑することもある。最近では『旅と鉄道』2016年5月号の「好きなJRローカル線ランキング(東日本編)」で1位に選ばれている。こうした沿線光景がSNSで海外にも伝わり、2020年からのコロナ禍前は外国人観光客も多かった。
 沿線には秘湯と呼ばれる温泉が多数存在することもあり、JR東日本や沿線自治体は観光客の利用促進に力を入れている。

豪雨被災のJR只見線 赤字覚悟でなぜ鉄道復旧?|地方潮流 | NHK政治マガジン2022.7.26
 全国屈指の豪雪地帯を走り、福島・新潟県境の山岳地帯を越えるJR只見線。これほど乗る人が少ないのに、これほどファンが多い路線も珍しいだろう。
 「絶景鉄道」「秘境路線」「撮り鉄の聖地」
 数々の異名を持つこの路線を、地元とJR東日本は赤字覚悟で復旧する決断をした。
 2011年7月、未曾有の豪雨災害が襲った。
 復旧をめぐる議論が始まったのは、被災のおよそ2年後、2013年5月だった。
 JR側からどのような案が示されていたのか。福島県の内堀雅雄知事は、当時をこう振り返る。
「JRからは、鉄路復旧を諦めてバス路線に転換してはどうかという現実的な選択肢が示された。災害で鉄道が傷ついた場合には鉄道事業者が全額復旧経費を負担し、その後の維持運営も行うのが一般的なケースなので、地元としてはぜひそれをお願いしたいと要請していたが、残念ながら只見線は不採算路線なので、JRとしては多額の復旧経費をかけたうえで、多額の維持運営費をかけて運行を続けていくことは非常に困難だと考えていた。それでも、自然災害で寸断された只見線を元に戻したいという地元の思いは消えることはなかった」
失われた鉄路を復旧するために、地元として何ができるか。
 たどり着いたのは、地元が進んで自らの身を削り、線路が通っていない地域も含め会津地方17市町村すべてが参加して、一定の経済的負担を申し出ることだった。2013年12月、地元側は、只見線の再開を後押しするための基金を通じて復旧費用の4分の1を負担する方針を固めた。しかし、それでもJRは慎重姿勢を崩さなかった。
 JR側の代表として地元との折衝にあたった坂井究さん(元JR東日本常務取締役)は、この時は到底受け入れられる状況ではなかったという。
「多額の費用がかかる鉄路復旧は株主などの理解も得なければならず、地元が一部負担してくれたとしても、年間3億円以上の赤字という状況では賛同できなかった」
 議論が大きく動き出したのは、被災から5年あまりたった2016年秋だった。
 JRも参加する形で開かれた県と沿線自治体による検討会で、地元側がさらに大きく歩み寄り、復旧費用の3分の2に加えて、鉄道施設の維持費年間およそ2億円をすべて負担する案を示したのだ。翌年の6月、ついに鉄路復旧の基本合意が結ばれた。
 寸断された只見線をもう一度元に戻したい。そのためには一定の負担をすることになってもかまわない。こうした地元の思いを形にしたのが、列車の運行と維持管理の負担を切り離す「上下分離方式」だ。
 復旧後は、JRが引き続き列車の運行を担う一方で、県が不通区間の鉄道施設と土地を保有して維持管理を担うことになる。
 地元自治体は復旧費用の3分の2の負担を覚悟していたが、赤字ローカル線を支援する法律改正が行われ国から補助金が出ることになったため、結果的に、地元負担は当初想定の半分になった。


◆地域交通の維持・再生と鉄道:イギリスの事例から(下村仁士)
(内容紹介)
 「英国のコミュニティ鉄道」について論じていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。


◆北海道から考える地方鉄道再生への可能性(武田泉*6
(内容紹介)
 「JR北海道の路線維持」について論じていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。


芸備線*7の維持・存続へ:自治体・住民が一体となった運動(谷口隆明*8
(内容紹介)
 赤旗等の記事紹介で代替。
どうなる地方鉄道 赤字路線“JR芸備線”の行く末は | NHK2022.6.2
赤旗JR芸備線存続願う/広島 仁比氏ら各界関係者と懇談2022.10.15


◆植田*9日銀総裁がなすべきことは異次元金融緩和の総括である(建部正義*10
(内容紹介)
 『なぜ異次元金融緩和は失策なのか』(2016年、新日本出版社)などで黒田前総裁の金融緩和路線を批判してきた筆者が、事実上黒田路線を引き継いでいるとされる植田総裁を批判。黒田路線から早急に撤退すると共に、早急に「批判的な形で総括すべきだ」としている。


◆座談会「世界経済をどうみるか:米中対立とグローバリゼーションの行方」(中本悟*11増田正人*12、小林尚朗*13
(内容紹介)
 米中対立を取り上げ、「人権上(あるいはイデオロギー上)の対立」というより「1980年代の日米貿易摩擦」のような「経済対立」と評価。しかし「台頭する中国」を米国が抑え込むことは困難であり、一方、中国も現時点では米国を圧倒するほどの政治、経済、軍事の力を保有していないが為に「お互い妥協せざるをえないことになるだろう」と見た上で、EU諸国や日本が「米中対立を緩和する方向」で動くべき所、米国に寄りすぎていると批判している。


◆「3月金融危機」の経過と背景(吉川顯麿*14
(内容紹介)
 米国シリコンバレー銀行、クレディ・スイスと言った大手金融機関の経営破綻により「3月金融危機」が危惧されたが政財官界の努力によって阻止されたこと、しかし「未だ破綻の恐れのある金融機関は存在する」とされ、金融危機再燃の危険性が消えたわけではないとされる。
 勿論こうした金融危機の背景には、1)ウクライナ戦争やコロナ禍などを背景とした物価高、2)そうした物価高で助長された経済停滞が存在する。


◆インタビュー「人を育てる町工場」(山田茂*15
(内容紹介)
 中小企業経営者の山田氏に対するインタビュー記事ですが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。
参考
株式会社山田製作所 | 働き方改革特設サイト | 厚生労働省
【第44回】すべては3Sの実践から始まった (株)山田製作所 社長 山田茂氏(大阪)(2009.07.22):中小企業家同友会全国協議会(中同協)

株式会社山田製作所 <特集>スペシャルインタビュー|MOBIO / モビオ(ものづくりビジネスセンター大阪)
 現在は3S*16で企業変革を実現した会社として、世界中から会社見学希望者が集まる。
 山田製作所では3Sに続く新たな挑戦として、自社ブランド『ワイデクル』を立ち上げ、工程管理ボードの販売を開始した。


◆「資本論」の周辺③『エンゲルスと取引所』(友寄英隆*17
(内容紹介)
 エンゲルスが、マンチェスター王立綿取引所の会員であったこと、その会員としての経験が彼の経済学研究に生かされていることが論じられていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。
 なお取引所のあった場所は現在では

ロイヤル エクスチェンジ シアター 観光ガイド - おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)
 ロイヤルエクスチェンジ*18シアターはイギリスのマンチェスターに位置し、1809年に建てられたかつて王立綿取引所だった場所でシアターとショッピングセンターになっています。

マンチェスターロイヤルエクスチェンジシアター その2 - イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》
 完成は1809年。マンチェスターが世界の綿産業の中心地だったころです。
 1963年に綿取引が中止してから閉鎖されていたこの建物が再開して、このかわいいモダンな円形劇場ロイヤルエクスチェンジシアターRoyal Exchange Theater, Manchesterが内部に建てられたのが1976年。

ということで現在は劇場と商業施設になっているようです。

*1:明治大学名誉教授。著書『日本農政の50年』(2001年、日本経済評論社)、『コメから見た日本の食料事情』(2002年、筑波書房ブックレット)、『転換期の米政策』(2005年、筑波書房)、『協同組合本来の農協へ』(2006年、筑波書房ブックレット)、『食料・農業の崩壊と再生』(2009年、筑波書房)、『変革期における農協と協同組合の価値』(2010年、筑波書房ブックレット)、『協同組合と社会改革』(2012年、筑波書房)、『農協は協同組合である』(2014年、筑波書房)、『米の価格・需給と水田農業の課題』(2016年、筑波書房)、『現代社会と協同組合に関する12章』(2018年、筑波書房)、『協同組合の源流の思想と社会改革への対応』(2021年、筑波書房)等

*2:衆院議員。日本共産党常任幹部会委員

*3:島根大学名誉教授。著書『公共事業をどう変えるか』(2001年、岩波書店)、『市町村合併と地域のゆくえ』(2002年、岩波ブックレット)、『「平成の大合併」後の地域をどう立て直すか』(2007年、岩波ブックレット)、『日本の農山村をどう再生するか』(2013年、岩波現代文庫)等

*4:日本大学名誉教授

*5:江戸川大学教授。著書『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(2013年、東京堂出版

*6:北海道教育大学准教授

*7:岡山県新見市備中神代駅から広島県広島市の広島駅に至る、西日本旅客鉄道JR西日本)の鉄道路線

*8:広島県庄原市議(共産党

*9:東大名誉教授(初の学者出身の日銀総裁として話題:歴代総裁は、財務省(大蔵省)出身、銀行業界出身、日銀生え抜き)。著書『国際マクロ経済学と日本経済』(1983年、東洋経済新報社)、『国際収支不均衡下の金融政策』(1992年、東洋経済新報社)、『ゼロ金利との闘い:日銀の金融政策を総括する』(2005年、日本経済新聞社)、『大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』(2020年、角川文庫)等

*10:中央大学名誉教授。著書『貨幣・金融論の現代的課題』(1997年、大月書店)、『金融危機下の日銀の金融政策』(2010年、中央大学出版部)、『21世紀型世界経済危機と金融政策』(2013年、新日本出版社)、『なぜ異次元金融緩和は失策なのか』(2016年、新日本出版社)など

*11:立命館大学教授。著書『現代アメリカの通商政策』(1999年、有斐閣)等

*12:法政大学教授

*13:明治大学教授

*14:金沢星稜大学名誉教授。著書『9.11&3.11:崩壊から再生へ』(2011年、幻冬舎ルネッサンス

*15:山田製作所会長

*16:整理・整頓・清掃のこと

*17:著書『「新自由主義」とは何か』(2006年、新日本出版社)、『変革の時代、その経済的基礎』(2010年、光陽出版社)、『「国際競争力」とは何か』(2011年、かもがわ出版)、『大震災後の日本経済、何をなすべきか』(2011年、学習の友社)、『「アベノミクス」の陥穽』(2013年、かもがわ出版)、『アベノミクスと日本資本主義』(2014年、新日本出版社)、『アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲』(2015年、かもがわ出版)、『「一億総活躍社会」とはなにか』(2016年、かもがわ出版)、『「人口減少社会」とは何か:人口問題を考える12章』(2017年、学習の友社)、『AIと資本主義:マルクス経済学ではこう考える』(2019年、本の泉社)、『コロナ・パンデミックと日本資本主義』(2020年、学習の友社)、『「デジタル社会」とは何か』(2022年、学習の友社)、『「人新世」と唯物史観』(2022年、本の泉社)など

*18:「ロイヤルエクスチェンジ=王立取引所」ですね。