ウクライナ軍の諜報機関、親ロシア派の政治家を暗殺 車に爆弾 | 毎日新聞
事実なら「ウクライナのテロ行為」であり、許される行為ではないでしょう。
ウクライナ軍総司令官側近、贈り物爆発し死亡 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
「ロシアの犯行なのか?、ウクライナ政府内の内紛なのか?、それとも、そうした政治性はない犯罪なのか?」がまずは気になるところです。
“ゼレンスキー大統領 欧米に裏切られたと感じている” 米雑誌 | NHK | ウクライナ情勢
アメリカの雑誌「タイム」に対して大統領の側近は、欧米側から必要な軍事支援を受けられていないとして大統領は裏切られたと感じていると明らかにしました。
この記事についてウクライナのポドリャク大統領府顧問は31日地元メディアに対して「独自の視点を持つジャーナリストの主観的な見方だ」とした上で「われわれのパートナー*1を裏切り者だとは考えていない」と述べ、一部の内容を否定しました。
ポドリャクの発言が事実ならタイムが「不適切な記事を書いたこと」になる。
一方で「タイム記事が事実」で、「ゼレンスキーとポドリャクの間」に温度差(「軍事支援が足りない」と欧米への不満を述べることにあまり躊躇がないゼレンスキーと、欧米との友好関係を重視し、ゼレンスキーの行動を苦々しく思うポドリャク)があり、にもかかわらずポドリャクが「部下という立場」上、「上司」ゼレンスキーを批判するわけにも行かず、タイムを非難してるのかもしれない。
前者(タイム記事が不適切)ならともかく後者(タイム記事が正しいのにポドリャクが不当な非難)ならウクライナ政府も「戦争長期化」で問題点が表面化している、戦争長期化で打撃を受けてるのはロシアだけでなくウクライナもそうだ、ということでしょう。
戦況が芳しくない中であってもウクライナが最終的に勝利するという大統領の抱く信念が、周囲を心配させるほどにかたくなになっていて、そのことが新たな戦略などを打ち出そうとするチームの努力を損ねているとしています。
NHKに寄れば「戦況が芳しくない」とタイム誌がはっきり書いてるらしいこと、また「にもかかわらず」ゼレンスキーが「クリミアを含めたウクライナ全土からのロシア軍撤退」にかたくなになっていて「新たな戦略(停戦交渉?)を打ち出そうとするチームの努力を損ねている」ともタイム誌が書いてるらしいこと、そうしたことをNHKが報じてることが興味深い。
記事では、ゼレンスキー大統領の訪米を前にホワイトハウスが、ウクライナが行うべき汚職対策のリストを作成するなど国防省での疑惑も伝えられた汚職の問題を解決するようアメリカ側からの圧力が強まっているとしています。
ウクライナの政権内では「仕事への監視が強まり、官僚主義がまひし、士気が下がっている」という声も出ているということです。
これまた「ウクライナに批判的な内容」であり、NHKに寄ればこうした記事をタイム誌が書いてるらしいこと、そうしたことをNHKが報じてることが興味深い。
もはや欧米や日本も、戦争長期化に音を上げて「停戦交渉にゼレンスキーは動いてくれ」と思い始め、ゼレンスキー相手にメディアを使った情報戦に動いてるのかもしれません。
実際
欧米当局 ウクライナに停戦交渉の可能性 協議持ちかけか | NHK | ウクライナ情勢
アメリカのNBCテレビは4日、アメリカ政府高官などの話として、先月行われたウクライナ支援の会合の場で欧米の当局者がウクライナ政府に対し、ロシアとの停戦交渉の可能性について内々に協議を持ちかけていたと伝えました。
この中では、停戦の合意のためにウクライナ側が何を放棄する必要があるのかなどの概要についても、話があったとしています。
そして、戦況が膠着する中、ウクライナへの軍事支援が継続できるかという懸念が広がっているうえ、イスラエル・パレスチナ情勢によってウクライナ侵攻へのアメリカ国民の関心が大きく低下する中で、この協議が行われたと報じています。
これについてウクライナのゼレンスキー大統領は4日、記者会見で「報道を不快に思う。ロシアと話し合うようにと圧力をかける欧米側の指導者はいない」として、交渉を行う考えはないと強調しました。
と言う報道が出ています。
こうなるとさすがに「ベトナム戦争でのゴ・ジンジェム暗殺」のような無茶はしないにせよ、「ゼレンスキー打倒」に欧米が動く可能性もあるのではないか。
うがった見方をすれば
ウクライナの元・大統領府顧問 大統領選へ出馬表明 現職ゼレンスキー氏も意欲|FNNプライムオンライン
ウクライナ大統領府の元長官顧問、アレクセイ・アレストビッチ氏は1日、ウクライナメディアに2024年3月の大統領選に「出馬する」と答えた。
と言う動きのバックには「CIA」などがいるのかもしれない(なお、ロシアとの戦争を理由にゼレンスキーが選挙をしない可能性があります)。