今日のロシアニュース(2024年1月21日分)

ゼレンスキー大統領がウクライナ軍トップ“交代準備”か 英紙報道 | TBS NEWS DIG (1ページ)
 現時点では「真偽不明」ですが「自らの権勢を脅かす疑いがあるザルジニーを更迭」て事実なら「アホか」としか言いようがない。そういうアホなことが無いことを望みたい。「汚職にいそしむ一部の軍幹部連中(最近摘発)」と言い本気でロシアと戦う気があるのかと言いたくなります。


ロシア崩壊「10年以内」 北朝鮮が支援でも攻勢維持困難―ウクライナ高官:時事ドットコム
 「10年以内に崩壊」とは随分と幅が広く「ほとんど無意味な発言」でしょう。そもそもまともな根拠もないでしょうし。
 「10年以内に崩壊するだろう」と言う予想と言うよりは「10年以内に崩壊させる」という決意表明でしかないでしょう。
 そもそも「大言壮語した反転攻勢」が失敗に終わったのに懲りずによくこんなことが言えたモンです。バカと違うか。

時事通信の単独インタビューに応じた。

と言う時事通信も「でもあなた方ウクライナ政府が大言壮語した反転攻勢は失敗しましたよね、今回の発言も同じじゃないんですか?」位の皮肉は言ったのかどうか(多分言わないのでしょうが)。「ロシアが酷いこと」は「当然の前提」ですがウクライナ側も「相当にレベルが低くて酷い」気がします。


ウクライナ国防省高官、軍需企業幹部と59億円横領 砲弾調達巡り | 毎日新聞
 ロシアの侵攻を受けていてもこういうことをやるバカはいるのかとげんなりです。
 これは勿論「汚職を何とかしろ」という欧米の要請に応えたものでしょう。


米、ウクライナ戦略転換 領土奪還よりも侵攻抑止に注力:東京新聞 TOKYO Web

 ワシントン・ポストは、バイデン米政権がウクライナ支援を巡り、(ドネツク州など)ロシアが占領した領土の奪還よりも、新たな侵攻を抑止することに注力する戦略を策定していると報じた。

 ひとまず紹介しておきます。
 これが1)支援に消極的な共和党の動き(例えばウクライナ支援の予算案協議にトランプ氏が横やり 停滞1カ月に | 毎日新聞(2024.1.27)参照)と関係するのか、2)実はあまり関係なく、むしろ「大言壮語しても成果が出ないウクライナ」への失望が大きいのか気になるところです。


ゼレンスキー氏、露軍輸送機墜落で国際調査を要求 - 産経ニュース
 「そんなミサイルは撃っていない、ロシアの嘘だ」とは一言も言っておらず、「現在調査中」と言う辺り、撃墜の経緯はともかく「撃墜したのがウクライナであること」は間違いないのでしょう(但しそれをウクライナが素直に認めない)。問題は「なぜそうなったのか?」ですね。ウクライナ側もまずは自分の非を素直に認めたらどうか。その方がロシア批判にも説得力が出てくる。


ゼレンスキー氏、トランプ氏をキーウへ招待の意向 英メディアで語る [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル

 トランプ氏がかつて「自分が大統領になれば24時間で(ウクライナでの)戦争を終わらせられる」と語ったことに触れ、ゼレンスキー氏は「(意見を聞きたいので)私がキーウにいるときであれば、いつでも来てもらいたい」と述べた。

 本心と言うよりは「トランプが訪問することはない」と見切っての皮肉でしょう。
 とはいえ、トランプが本当に訪問して意見具申したとしても「プーチンの主張を受け入れて領土を割譲しろ」等、到底ゼレンスキーに受け入れられないことを言いだし、喧嘩になるだけでしょうが。


バルト三国 ロシアやベラルーシとの国境沿いに防衛施設構築へ | NHK | ウクライナ情勢
 勿論「作りたければ作ればいい」ですが「ウクライナ戦争が終わらない限り」ロシアに侵攻する体力はないでしょうし、終わった後でも侵攻する体力があるかは疑問です。


「ロシア、10年内にNATO攻撃」 独国防相が予測、強まる警戒感 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
 「10年以内」とは幅が広すぎてほとんど無価値な発言でしょう。というか「10年後」も「ウクライナ戦争がどう決着しよう」とも「プーチン政権が続く」「仮にプーチン政権が崩壊しても、今の対外侵攻路線は変化しない」と思ってるのか、いやそれとも「ウクライナ戦争が今後10年続く(今後2~3年程度では終わらない)と考えてるのか?」と聞きたくなります。
 実際は「ウクライナ戦争が今後10年続いたとしても我慢しろ」「NATOの軍拡が今後10年(以下略)」と言う話を正当化するための前振りにすぎないのでは?


ロシア外務次官、ハマス幹部と「停戦方法」協議か…イスラエルの駐露大使とも会談 : 読売新聞
 ロシアの思惑が何であれ停戦が実現すればいいですが果たしてどうなるか?