今日のロシアニュース(2023年9月17日分)(副題:今日もkojitakenに悪口する)

ゼレンスキー氏と「面会拒否」した下院共和党 支持層に広がる「支援疲れ」と保守強硬派の反対:東京新聞 TOKYO Web

「時間がない」。
 下院共和党マッカーシー議長は21日、報道陣にそう語った。ゼレンスキー氏が下院に到着した際、出迎えたのは下院民主党トップのジェフリーズ院内総務だけで、マッカーシー氏の姿はなかった。

 多忙と言い訳していますが、どう見てもトランプ派への忖度でしょう。
 但し、共和党内には逆の

リンゼー・グラム - Wikipedia
 共和党上院議員サウスカロライナ州選出)。
 2023年1月、超党派の議員によるウクライナ訪問に参加。1月20日にはゼレンスキー大統領と会談し、会談後の記者会見ではアメリカを含む西側諸国に対して戦車の供給を促す発言を行った。
→グラム発言時点では戦車供給は表明されていませんでしたが、その後

米独、ウクライナへの戦車の供与を発表 ドイツは他国の供与も認める - BBCニュース2023.1.26
 アメリカとドイツ両政府は25日、ウクライナに戦車を供与すると発表した。アメリカは「M1エイブラムス」31台を、ドイツは「レオパルト2」14台をそれぞれ送る。

となります。

という「軍事支援拡大派」もいます。但し「共和党主流」がトランプ派(軍事支援縮小派)を無視できないと言うことでしょう。
 その結果、「(拡大派と縮小派の間を取って)バイデン政権を一応支持する(但し、支援縮小派に配慮してバイデンほど支援をアピールしない)」という「何だかなあ」な曖昧な路線になるわけです。
 それを「主流派」になりきれない拡大派や縮小派が「縮小されるより現状維持の方がマシ(拡大派)」「拡大されるより現状維持の方がマシ(縮小)」と受け入れる。結論的には「バイデン政権と同じ」ですがそこに至る論理が何ともかんともです。


バイデン大統領 地対地ミサイルATACMS ウクライナに供与方針か | NHK | ウクライナ情勢
 但し

 NBCニュースは22日、複数のアメリカ政府当局者などの話として、バイデン大統領がゼレンスキー大統領に対し、供与する方針を伝えたと報じました。ただ、当局者らは、ミサイルが実際に供与される時期については明らかにしなかったとしています。

で「供与時期不明(未定?)」なので現時点では何とも評価できない気がします。


【フォト&動画】「テロリストに核兵器を持つ資格はない」 ゼレンスキー氏、国連で演説 - 産経ニュース
 核保有国「米英仏」の支援を受けるゼレンスキーとしては「ある意味当然の発言」でしょうが、核廃絶派として「誰であっても核保有は許されない」「核保有自体がテロ」とメモしておきます。


ロシアのLNG開発、業者が米国の制裁対象入り…三井物産などプロジェクトに出資 : 読売新聞
 シベリア開発に出資してる三井物産や『経産省所管の独法』エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC:現在の理事長は高原一郎*1)が米国の制裁対象になるかもしれないというニュースです。
 この記事で分かるように日本の政財官界は「ロシアと完全に切れた」訳では全くない。「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」ことid:kojitakenもロシア問題で「れいわ新選組(親露ではあるが社会的影響力に乏しい)」に悪口するより、社会的影響力の大きい「日本の政財官界(例:未だシベリア開発から撤退しない三井物産JOGMEC)」を批判したらどうなのか?。


「ワグネル」反乱後に消息不明、スロビキン氏はアルジェリア訪問か…プーチン政権から「信頼」 : 読売新聞
 アルジェリア訪問が事実なら「失脚説は間違い」になるでしょうが果たしてどうなるか?


「敗北なら世界大戦」 ゼレンスキー大統領が警告 - 産経ニュース

 ゼレンスキー大統領は17日放送の米CBSテレビのインタビューで、ウクライナが敗北すればロシアはポーランドやバルト3国に迫り、第3次世界大戦に発展しかねないと警告した。

 こういうデマカセを放言して恥じない辺りが俺がゼレンスキーを手放しで評価できない理由です(こんな与太を報道したというCBSも困ったもんです)。何が根拠なのか。
 どう見てもプーチンの目的は当初から「ウクライナ政権転覆(そして傀儡政権樹立)」であって「それ以上ではない」でしょう。そもそもゼレンスキーの言う「ウクライナの敗北」とは何なのか。
 「敗北」が「ゼレンスキー政権の転覆(もはや現実的に無理でしょうが)」ならともかく「4州併合」レベルならとてもポーランドバルト三国侵攻などできないでしょう。また、「NATO非加盟国」ウクライナはともかく「NATO加盟国」ポーランドバルト三国への侵攻はNATO軍の直接介入を招きかねないという意味でもロシアにとっておいそれとできる話ではない。
 そもそも「NATOに加盟していてもポーランドバルト三国にロシアが侵攻してくる恐れがある」というなら何のためにゼレンスキーは「ウクライナNATO加盟」を主張しているのかという話です。


G7がロシア産ダイヤの禁輸発表か 世界最大の原石生産国、輸出収入を削減 - 産経ニュース
 開戦(2022年2月)から1年以上経過した今、「まだやってなかったのか」感が否定できません。


山本七平賞に保坂三四郎さんの「諜報国家ロシア」 - 産経ニュース

 第32回山本七平賞(PHP研究所主催)は13日、保坂三四郎さん(43)の「諜報国家ロシア」(中公新書)に決まった。

 浅見定雄『にせユダヤ人と日本人』(1986年、朝日文庫)が批判するように山本自身が「イザヤ・ベンダサン」を詐称したデマ屋の上に、過去の七平賞受賞作も

第20回(2011年)
 該当作なし、奨励賞:加藤康男張作霖爆殺事件』(2011年、PHP新書
 加藤本は張作霖暗殺を関東軍ではなくソ連の犯行と主張するデマ本。加藤には関東大震災での朝鮮人虐殺を否定する、加藤『関東大震災朝鮮人虐殺」はなかった!』(2014年、ワック)という別のデマ本もある

なんて代物なのによく受賞できたモンです(呆)