「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート56(追記・訂正あり)

パート55の続き。
ツイッターをいろいろと読む(2012.10.20分)

박동호
@tong_song_chi
・年末、もうちょっとお小遣いが貯まったらホンギルトン基金大阪朝鮮学園支援府民基金)に募金しようと思っている。 http://www.osakahuminkikin.net/index.html
・<四国朝鮮学校の子どもたちの教育への権利実現・市民基金>にも。 http://scgsiminnkikinn.web.fc2.com/index.htm

ホンギルトンには既に10口(1万円)寄付してるが、また寄付しないとな、とは思ってる。
四国の方は今日初めて知ったのだが、こちらにもいずれ寄付したいと思う。
なお、これらの基金には高賛侑*1(ノンフィクション作家)、高井弘之氏*2フリーライター)、桃井和馬*3(写真家/ノンフィクション作家)が呼びかけ人、賛同者として名を連ねている。同じライターでもゲス右翼の「アジアプレスの石丸次郎」とは偉い違いだ。もちろん石丸やアジアプレスがゴミであることはいうまでもない。
 

ツイッターをいろいろと読む(2012.10.12分)

・モトガオ‏@motogao
【大拡散希望!】朝鮮学校への無償化適用の判断について言及した田中真紀子氏に対して、右派からのファックスなどによる抗議が殺到しているようです。ここが最後の踏ん張り処になるかもしれません!レイシズムに負けないよう、みんなで田中真紀子新大臣宛の激励ファックス、激励メールを送りましょう!
・モトガオ‏@motogao
【大拡散!】朝鮮学校への無償化適用判断について述べた田中真紀子大臣に対して、右派からファックスなどの抗議が殺到しています。ここが最後の踏ん張り処になるかもしれません!みんなで激励ファックス、激励メールを送りましょう!⇒「高校無償化」の文部科学省担当窓口:03−6734−3177

 ゲスい奴らだ。差別に荷担して恥ずかしくないのか。こいつらの「異常なまでの執念深さ」だけは見習うべきかもしれんが。


朝鮮総連が本部競売回避を画策 41億円返済でRCCと最終調整 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00928
 「今日の北朝鮮・韓国最新ニュース(11/7分)(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20121107/5064205021)でも触れたが一言だけ。
 RCCと総連がこの問題の当事者であって、部外者のお前に関係ないだろ、三浦。バカは黙ってろよ、何様だ。


■韓国の従北団体、朝高無償化で田中大臣に声明
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00927
 なるほど、三浦君の論理だと朝鮮学校無償化を主張する「俺・ボーガス某も従北(平たく言うと北朝鮮シンパ、北朝鮮の手先)」「日本共産党も従北」「日弁連も従北」「東京新聞社会部『こちら特報部』も従北」「ピレイ国連人権高等弁務官も従北」のわけね。バカも大概にしろ。じゃあ何か韓国学校無償化を支持したら「韓国の手先」か。中華学校無償化を支持したら「中国・台湾の手先」か。「創価幸福の科学系高校無償化」を支持したら「池田大作大川隆法の手先」か。まともな人道主義者だったら朝鮮学校無償化を支持するのが当然だ、ボケ。ましてや韓国人は同じ朝鮮民族なんだからな。
 つうかスーパーゲームズワークショップエンタテイメントも以前批判してたが「従北」なんて「韓国極右しか使ってない」「日本ネトウヨの特亜やブサヨ媚中に該当するスラング」を平気で使うな、三浦。こんなバカが役員の「守る会」に入って平気でいられる野原は見下げ果てたクズだ。


■託児所よりもまずコチェビのための孤児院を
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00926
 以前も「全国清津会などの遺骨収集より拉致解決が先」とかふざけたこと抜かしてたが、また同レベルの寝言。先も後もねえだろ。両方やればいいだろ。三浦、お前、別に北朝鮮孤児の人権を守りたい訳じゃなくて単に託児所に因縁つけてるだけだろうが。


東京新聞の城内のツイッターがゲス過ぎる(その1)
 城内のゲスさについてはvanacoralの日記「東京新聞ソウル支局城内康伸記者に抗議します!! 」(http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20121017)も参照。

高英起氏の「コチェビよ、脱北の河を渡れ」を読了。名もなきその日の命をつなぐ北朝鮮住民への愛情が伝わる書だ。北朝鮮関係の書に一番大切な軸が同書にはあると思いました。

高は悪名高い「反朝鮮右翼メディア」デイリーNK(ここの酷さについてはスーパーゲームズワークショップエンターテイメント(http://sgwse.dou-jin.com/)を参照)記者だし、城内のようなバカがほめる本はゴミ本と断定していい。たぶん城内は「北朝鮮と交渉しよう」とか言ったハト派の本は評価しないだろう。

借りた金返さぬ北。借りた200万円返さぬ韓国の元警察官。貸した僕が馬鹿だったのか*4。嫌なこと思い出した

借りた金を返さない奴なんか日本にだって山ほどいる。韓国人元警官がお前に金を返さないから何?。北朝鮮と関係ねえじゃん。ああ、あれか、朝鮮民族は北も南も「借金踏み倒す」ゲスだって悪質なへイトスピーチか?。お前みたいなゲスがソウル支局長か、すばらしい会社だな、東京新聞って(毒)

きのう韓国政府の人から、「あんたがソウルに来てから北がいろんなこと起こす」と冗談交じりに言われた。去年11月の黄海銃撃戦、天安事件、三男登場、そして砲撃事件。確かに昔から事件にはツイている。

ついてるじゃねえよ。韓国人被害者の前で同じこと言えるのか。日本の外国人特派員が「俺が日本に来てから福島原発事故とかオリンパス事件とか大事件が起こってうれしい。ついてる」と言ったらお前はどう思うんだ?
言葉には気をつけろ、バカ。大体「昔からついてる」の「昔の事件」ってのは何だ?。グリコ森永事件とか地下鉄サリン事件とか人でなし発言するんじゃないだろうな?

2009年に(注:新潮社から単行本で)出した『猛牛(ファンソ)と呼ばれた男−「東声会」町井久之の戦後史』が(注:新潮社から)文庫化されました。ご関心を持っていただける方はぜひ買ってください。

 手前のゴミ本なんか買わないから安心しろ。読む場合も手前に印税が入らないように古本屋で買うか、図書館で読むわ。
 それはともかく、「東声会」とは暴力団だ(ウィキペ「町井久之」によれば今は東亜会と名前が変わったらしい)。町井はロッキードで有名になった右翼・児玉誉士夫の子分で在日韓国人(つまり町井とはいわゆる通称だ。本名は鄭建永)。金大中事件で反共暴力団幹部として拉致に関わったと噂される怪人だ(民団幹部も務め民団の右翼化にも貢献した)。テーマとしては面白いと思うが、城内が書くのでは「国士・町井万歳」ではないかと疑う(読まないでこういう事を言うのは良くないが)。
 

【町井久之こと鄭建永や、東声会について】

http://www.mindan.org/shinbun/020918/topic/topic_s.htm
訃報
鄭建永氏(民団中央本部顧問) 14日午前、心臓疾患のため死去。79歳。
(中略)
 解放直後から朝鮮建国青年同盟東京本部副委員長を皮切りに、大韓青年団監察部長などを歴任、71年から民団中央本部顧問職にあった。68年には国民勲章・冬栢章を受勲した。

 元暴力団組長・町井の訃報記事をのせる(しかし町井の犯罪歴は卑怯にも隠す)民団新聞に爆笑。こう言うのを問題視しないで総連がどうのこうの騒げる三浦小太郎とその仲間たち(もちろんアホの野原含む)には呆れる。

田中清玄銃撃事件(ウィキペ参照)
 1963年11月9日、右翼・田中清玄が、暴力団東声会組員・木下陸男に銃撃された事件。
■事件発生まで
 1963年、東声会・町井久之会長は、右翼・児玉誉士夫の取り持ちで、三代目山口組・田岡一雄組長の舎弟となった。同年2月10日、神戸市の料亭「寿楼」で、田岡と町井の兄弟盃が執り行われた。この結縁式には、稲川角二・錦政会(後の稲川会)会長、阿部重作・住吉会名誉顧問、磧上義光・住吉一家四代目総長、波木量次郎・並木一家三代目総長が出席した。
 同年2月11日、京都市都ホテルに、稲川、北星会・岡村吾一会長、町井、松葉会・藤田卯一郎会長、田岡ら全国の主だった組長が集まり、児玉の東亜同友会構想が披露された。
 しかし同年3月、グランドパレス事件(稲川会と山口組の抗争事件)が勃発。児玉の東亜同友会構想は頓挫した。
 同年11月9日、東京丸の内東京會舘で、評論家高谷覚蔵の出版記念祝賀会が開かれた。田中清玄(注:児玉とは対立関係にあり、田岡とは親しい関係にあった)は祝賀会に出席した。

■事件発生
 同日午後6時9分ごろ、東京會舘の前の路上で、東声会組員・木下陸男が、田中を銃撃した。3発の銃弾が腹部、右腕、右手首に命中して、田中は重傷を負った。木下は、近くにいた丸の内警察署の巡査に現行犯で逮捕された。
 木下は、当初「町井会長が、田岡組長の弟分になったが、10月ごろ『田中が三代目山口組を利用して関東やくざを撹乱しようとしている』との風評がたったため、町井会長が非常に苦しい立場に追い込まれると思い、襲撃した」と供述した。
 その後、丸の内警察署は背後関係を疑い、町井を銃砲刀剣類所持等取締法別件逮捕した。だが、結局、町井は襲撃事件では起訴されなかった。
 なお、田中は自伝(田中清玄・大須賀瑞夫『田中清玄自伝』文藝春秋、1993年)の中で『木下陸男は、児玉誉士夫からの差し金で、金をもらってやった』と書いている。

早朝から韓国の研究者の講演に。早期統一には、北朝鮮に米国と修交させない、改革開放させない、韓国は再び包容政策*5に戻らない、この「三つ」が重要と強調していらっしゃった。孤立、ジリ貧に徹底的に追い込むことが不可欠だと。

 無論それとは逆を主張する研究者もいるわけで、そういう研究者によって太陽政策は進められた。 しかし「米国に米朝国交樹立しないように働きかける(もちろんそうしたからって米国が従うとは限らないが)」「太陽政策は今後もしない」は是非はともかく簡単にできるだろうが、「改革開放させない」ね。どうやって北朝鮮のそうした政策を妨害する気かわからんが、改革開放してもらった方がいいだろ?。経済がある程度まともになってから統一しないと困るのは韓国だろうに。
 城内はこういうツィートする奴だからああいう朝鮮学校差別記事を書くのだろう。


■アジア人権人道学会緊急報告会のお知らせ インサイダーが見る金正恩体制の内情 海外派遣労働の奴隷的実態
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00917
 派遣労働の奴隷的実態ね。言うまでもないが派遣労働ってのは派遣元(この場合は北朝鮮)と派遣先があって、派遣元だけが悪い訳じゃ普通ない。派遣先だって悪い。で、実際に奴隷的労働状況があったとして、北朝鮮を非難して派遣労働を仮に彼らが辞めたとしても「派遣労働の奴隷的実態」ってのは変わらないでしょう。別の派遣元が安値で派遣労働者を派遣先に派遣して奴隷的労働が続くだけでしょう。そう言う意味ではこれは厄介な問題だと思います。が、そんなことは三浦たち「自称・アジア人権人道学会」にとってはどうでもいいことでしょう。連中の目的は「派遣労働の改善」でも何でもなく「北朝鮮を非難して、北朝鮮の重要な金儲けの手段たる派遣労働をやめさせること」だけだから。当然、連中は日本国内の派遣労働の問題については何とも思ってないでしょう。


北朝鮮最新情報 :平壌工場企業所支配人に経済教育実施
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00265
 北朝鮮なりに改革開放を試行錯誤してるといういいニュース。


■対北政策の効果は自由と人権の改善で評価せよ(姜哲煥)しかし、韓国で対北ビラ散布が停止される 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00916

対北政策の効果は自由と人権*6の改善で評価せよ

太陽政策で韓国企業が沢山お金を儲けることができた」「太陽政策で軍事的緊張が緩和されヨンビョン島砲撃のようなことがなかった」というのは十分評価に値するだろうに。
そもそも三浦や姜のいうような対北朝鮮タカ派路線、強硬路線が「北朝鮮の人権状態改善」に寄与してるという事実はないと思うし、連中の「本当の目的」はあくまでも「北朝鮮政権転覆」であり人権改善ではないが。
 まあ、そこをハト派から批判されても「極悪独裁政権北朝鮮は転覆するしかない、それこそが人権改善」と居直るのが三浦たち極右だろうが。

黄長菀先生は、金大中政府の‘太陽政策’さえなかったら、金正日政権は崩壊したか、強制的に中国式の変化の道へ進んだ筈と確信した。

バカか?。太陽政策を今してない(ただし開城工業団地を続けるなどしており完全に敵対しているわけでもない)けど崩壊してるか?。「中国式の変化の道へ進んだ筈」って、それを目指したのが太陽政策だろう。開城工業団地は「改革開放の一種」じゃないのか?

李明博政府が対北強硬政策だけを施行したという(注:野党の批判)話に同意できない。強硬政策とは、北韓体制を揺るがすために対北破壊工作や、積極的な活動を行ったということだが、韓国政府はそういう政策を推進したことがない。

バカか?。今時、北朝鮮相手の破壊工作を韓国がやったら国際社会から総スカンだ。今の時代に「21世紀版シルミド作戦」でも実行するのか?

金大中盧武鉉太陽政策よりも、少なくとも北朝鮮との「対話」を冷却化させた李明博政権の方が、北朝鮮内部によい影響を与えたことも確かでしょう。

ええっ、何でそういう話になるの?。マジで訳がわからん。李政権時に起こったヨンビョン島砲撃とか天安撃沈(北朝鮮は認めていないが)とかいいことなのか?

韓国は本来、38度線を越えて亡命兵士が出た今こそ、対北放送に積極的になるべきではないでしょうか。

バカか?。そういう挑発行為をやって戦争の危険を高めて何の意味がある?。そもそもそんな放送やビラまきしなくても、太陽政策をすすめれば嫌でも情報が北朝鮮流入すると思うけどね。

韓国警察、対北朝鮮ビラ散布を封鎖

俺は無論、警察権力の介入には否定的*7だがこれでビラまきなんぞやらせた場合の南北関係の緊張状態を考えたら「手放しでほめる気はないが」、まあ、「必要悪」つうか仕方ないかと思う。李大統領にその程度の常識があって幸いである。

彼らが覚悟の上で、苦しんでいる同胞に少しでも希望を与え、正しい情報を伝えようとした行為を妨げるようでは、「自由と人権の拡大」はなかなか進みません。

 三浦はバカを言うな。覚悟って何の覚悟よ。最悪の場合、「ヨンビョン島砲撃みたいなのが起こること」が十分予想できるがそれを覚悟するってのか?。いや覚悟しようとウヨ脱北者の勝手だが、被害被るのはウヨ脱北者限定じゃないだろうが。
 大体「正しい情報なら表現行為に何の問題もない」のなら、日本大使館前の慰安婦少女像は何の問題もないことになるがそれでいいんだな?。日本ウヨによる「他者の表現行為侵害」(例:ニコンプラザでの慰安婦写真展妨害)に何も批判的なことを言わない奴がふざけるな。


■荒木氏のブログから引用紹介 「国益」と国民の生命
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00915

かってある外交官*8が、十数人の拉致被害者のために日朝国交正常化が遅れてはならないと言った種の発言をして、今も批判の対象になっています。

 まあ正論だと思う。そもそも「国交正常化を遅らせれば拉致が解決する」というわけでもない。解決可能なら国交正常化より先に拉致を解決すればいいが「国交正常化より先に拉致を解決しないと行けない」というわけでもない。「正常化後もしつこく拉致解決にこだわればいい」だけの話だ。北朝鮮側はともかく、日本側は誰も「国交正常化したら拉致はチャラ」なんて言ってない。
大体、国益の観点からは「日朝国交正常化で極東に平和をもたらす」「朝鮮に日本が経済進出してレアアースほったりする」ことの方が拉致被害者の生命よりずっと大事だ。俺も含めて、ほとんどの日本人は拉致被害者の身内でも何でもない。赤の他人「拉致被害者」のために「極東の平和を犠牲にする」なんて国益毀損行為に乗れるか(まあ、国交正常化を後回しにしたからと言って拉致が解決する保障はないし、ウヨ連中は拉致を解決する気なんかなくて単に国交正常化交渉を妨害してるだけだが)。
 つうかもう生きてねえだろ。何度も書いてて飽きてるけど生きてたら蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さんと一緒に返すだろ。
 大体、お前らウヨは拉致解決を口実に国交正常化妨害してるだけだろ。そしてお前ら「国益」を理由にイラク人質事件の被害者を見捨てようとしたろ。あのとき「イラクの被害者を救え」と言えば「拉致被害者の命は大事」って主張にも説得力も少しはあるがな。口からデマカセほざくな。

日朝平壌宣言に戻って」と主張している政治家や外交官はみな同じ考えです。

別に日朝平壌宣言に基づいた外交という主張は「常に拉致よりも国交正常化を先行させる」と言う主張ではない(国交正常化を先行させることを否定はしていないだろうし、既に述べたように国交正常化を先行させること「それ自体」は別に悪ではないが)。大体、日朝平壌宣言に限らず一度結んだ条約をチャラにすることが適切な行為だとでも思うのか?。まあ、三浦は北朝鮮打倒論だから「全てがチャラになった方がいい」のだろうが冗談ではない。

日ソ国交*9を結ぶとき、シベリア抑留の犯罪性や北方領土の侵略を日本が厳しく突き謝罪を求めたわけではありません。日中国交正常化の時、日本が中国の民族問題や人権問題について何か言ったという話も聞きません。

 わかってんじゃん。それが現実主義だ(そもそもシベリア抑留や北方領土ならともかく、中国の人権問題なんて日本は当事者じゃないんだから、日本の国交正常化に関係ないが。大体その理屈なら人権問題や竹島問題を理由に韓国とは『韓国が民主化竹島を日本に返すまで』国交正常化すべきでないことになるが?)。何で北朝鮮だけ騒ぐ?。それと「中国に遠慮した」云々と言うんだったら中国だって日本に言いたいことは山ほどあったろう。日本の中国への償いが無問題とでも思うのか、この腐れ右翼は。お仲間のバカウヨが「南京事件否定論」とか「張作霖暗殺コミンテルン犯行説」とか失礼な暴言はいてることを批判したらどうなのか?
 そして
1)「黒人の人権より、南アに埋まってる金やダイヤモンドの方が大事」とアパルトヘイト南アフリカと日本がつきあい続け、国連総会で日本非難決議が可決されたこと
2)そうした状況を君らウヨが「南アとのつきあいはやめるべきだ」などとは何ら批判しなかったこと、をどう思ってるのか言ってみろよ。
 北朝鮮相手の時だけ人権派ぶるな、クズ。

北朝鮮との国交樹立が、果たして真の意味での「国益」に結びつくのかというさらに大きな問題です。

そりゃ結びつくだろ。
まず第一に今のまま対立してるよりは北朝鮮のいろんな情報が入ってくる可能性が高まる。その情報にはもちろん拉致もあるわけだ。
第二に、戦争の危険性が遠のく。
第三に商売で儲けることができる。あそこには質のいいレアアースが埋まってるそうだし、工場進出すれば低賃金の優秀な労働力を手に入れることができるだろう。他にもメリットはあると思うが俺が思いついたのはそんなところだ。大体、「事情が違うから単純比較できないとはいえ」日米韓国以外のほとんどの国が北朝鮮と国交を結んでるのに何寝言言ってるのか?

国内で政治犯収容所を持ち

最近ANAが定期便を再開したミャンマーにも政治犯収容所はあるが?。
なお、ANAの定期便再開についてはたとえばNHKミャンマー定期便再開 期待と課題」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121015/k10015761661000.html)、ミャンマー政治犯収容所についてたとえば日経「ミャンマーと初の人権対話・米、成果を強調」(http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1800G_Y2A011C1EB1000/)を参照。日経記事にもあるように国際社会の圧力でスーチー氏など主要政治犯については軟禁を解く、釈放するなどしているが収容所へ投獄された政治犯がいなくなったわけではない。他にも政治犯がいる国などいくらでもあるだろう。

他国に拉致を含むテロを行い

拉致は既に辞めたし、ヨンビョン島砲撃だの天安撃沈だのがいいことだとは言わないがそれはそれで国交樹立の是非(もちろん俺は是の立場だが)とは関係なく、別途、責任追及すればいいだけの話だ。
 しかしこういうこと言う三浦のような奴は戦前日本が「閔妃暗殺」「張作霖暗殺」と結構危ないテロ国家だったことをどう思ってるのやら。

韓国に対し未だに工作活動による親北統一を仕掛け

いや韓国との経済格差を考えれば、もう、北朝鮮主導の統一なんて考えてないだろ。現在行われている工作活動はそういう性格のもんじゃない。

自由、人権、民主主義といった価値観を全く共有せず

日本が外交関係持ってる国が全て「自由、人権、民主主義」と言う観点で問題ないかといったらそんな事は明らかにないが。良くバカが言える。何で北朝鮮だけそこまで敵視するかね。

麻薬ビジネスにまで手を染めている国

 現時点では噂に過ぎないと思う。大体、アフガンの北部同盟なんか麻薬の売買で資金稼いでたって言うけど、そういうのは非難しない男がよく言う。
 大体それ(北朝鮮の麻薬ビジネス)が事実だとしても売るものがないからだろ。太陽政策すれば問題解決だろ?

北朝鮮の大使館が今の体制のままできれば、そこには当然外交官特権も生まれます。上記のような国家の出先機関が国内に生まれた場合、ここ日本に住む脱北者、日本人妻がどのような思いでそれを迎えることになるのか、いや、それこそ今日本に戻ってきた拉致被害者の方々にとっても、その大使館の存在は恐怖ではないでしょうか。

 とりあえず三浦君は韓国大使館一等書記官・金東雲(KCIA要員)の犯罪「金大中拉致」をどう思うのか言え。金は犯行現場から指紋が出て日本警察から出頭要求を受けたのに、外交官特権悪用して自国に逃亡してるんだが。
 米軍基地が治外法権化して沖縄県民が恐怖と怒りを感じてることをどう思うのか言え。
 映画「アウトレイジ」のグバナン共和国*10大使館の闇カジノをどう思うか言え(あれはもちろんフィクションだが、不良外交官がそういうことをやらないという保障はどこにもない) 
 北朝鮮だけ因縁つけるのか。 

犯罪防止の手段はただ一つ、被害者の救出と、犯罪者の処罰でしょう。

 犯罪防止に話を限れば平壌宣言で「再発防止に努める」と言う趣旨の約束をしている以上犯罪者処罰などせずとも二度とやらないだろう。末端の暴走という言い訳つきではあるが、完全に北朝鮮の犯行と認めたのにやる理由もない。二度とやらないからこそ犯行を認めたわけだろうに。 
 なお、理想は真相の全面解明と犯人処罰だろうが、現実問題、処罰ができるわけねえだろ、バカか?。大体過去の権力犯罪が全てきれいに裁かれたかと言えばそうじゃないだろう。金東雲は金大中拉致で裁かれたのか?。小林多喜二をあの世に送った特高は裁かれたのか?。「共産党弾圧のための謀略」菅生事件について日本警察は一度でも共産党に公式にわびたのか?。北朝鮮だけ問題視かよ、げすいね。

参考

菅生事件(ウィキペ参照)
 1952年6月2日に大分県直入郡菅生村(現在の竹田市菅生)で起こった公安警察による自作自演の駐在所爆破事件。
 日本共産党員ら5名が逮捕・起訴された。被告人全員が事件との関係を否定したが、一審大分地方裁判所で全員有罪となる。しかし、その後の弁護団や報道機関の調査で、事件に現職警察官・戸高公徳が関与していることが明るみに出た。法廷でも警察の組織的関与(でっちあげ)が立証され、二審福岡高等裁判所は被告人全員に無罪判決を下した。
 なお、戸高は事件関与のかどで起訴、有罪となったが、刑は免除されて警察官に復職した。
 戸高は復職したのちに、ノンキャリア組の最高ポストとされる警視長まで昇任。さらに、退職後の1987年には警察共済組合の関連企業「たいよう共済」役員となり1995年5月まで勤めた。続いて危機管理会社・「日本リスクコントロール」へと天下りした。これらはノンキャリア組警察官としては異例の厚遇である。たいよう共済は警察職員とその家族を対象とした傷害保険の代理店であり、職員の大半を警察OBが占めている。次の渡り先である日本リスクコントロールもやはり警察OBが幹部を占める会社であった。

 戸高に対する厚遇は明らかに「汚れ仕事への報酬と口止め料」だろう。


■日本人遺骨問題、遺族が連絡会発足 朝鮮への墓参手続きを説明
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00914
 北朝鮮打倒を目的とする極右・三浦にとっては全国清津会会員の墓参や遺骨収集だろうと、Jリーグサポーターのサッカー観戦だろうと、観光旅行だろうと、ビジネスマンの商売だろうと、在日の里帰りだろうといかなる形でも日朝交渉や、訪朝(日朝間の人の自由交流)は認めたくないというだけのくだらない話。しかし三浦も人権派ぶってる手前、「何よりも大事なのは北朝鮮打倒、全国清津会は墓参や遺骨収集をあきらめろ」という不人情なことはさすがに公言できない。結果、ああでもない、こうでもないと詭弁が発動されるわけだが、所詮、詭弁は詭弁だ。
 全国清津会の人々にとって、三浦ほど不愉快な輩もいないだろう。人権派ぶってるが本心はそんなところにはない、ただの反北朝鮮右翼、要するにエセ人権派なのだから。こんな男を役員に担ぐ「守る会」とその会員(もちろんアホの野原を含む)も三浦同様、エセ人権派であることは言うまでもない。


■英訳論文「ソルジェニーツィン収容所群島』読書ノート」*11「ハリケーンの精神の旅」*12(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?page_id=1375
 英訳論文にはいろいろと書いてあるのかもしれないがせめて日本語で「この英訳論文がこのサイト限定なのか、それとも英訳出版の一部紹介なのか(まあ三浦の論文を英訳出版してくれる奇特なところがあるとも思えないが)」「日本語の原文を英訳したのか、それとも英語の書き下ろしか」とか経緯というかこの英訳論文を載せた理由ぐらい書いてもいい。


■中国貨物船が火災事故、乗組員を無事救出した海保万歳(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1379

こういうのを本当にいいニュース(もちろん、事故にあった人は気の毒だが)として、もっと詳しく報じてほしい。

単に通常業務に過ぎないんだから、いちいち詳しく報じる必要はない。

今の中国政府には私は批判的だけれど、ハイチの地震だったかな、中国の救援隊が活動している映像を観て、その背後の国家の意志はどうあれ、同じアジア人として頑張ってくれ、アジアの誇りだ、と思った。

 「背後の国家の意思」とか余計なこと書かなくていい。この種の救助は中国に限らず「国のイメージアップ」「被害国との友好を深める」と言う目的が全くない、純粋な人道精神なんてことはない。
 そして「背後の意思がどうであれ」災害救済は立派というなら、東日本大震災での北朝鮮からの義援金や、朝鮮総連等、在日朝鮮人組織の災害救済活動を評価したらどうなんだか、このゲス右翼は。

当たり前のことを当たり前にやり、そして誇るわけでもなく事実のみを報告する海保の姿勢は立派、日本人として誇らしい。

そんなもの、ほとんどの労働者は、どこの国であれ、どこの時代であれ、どんな職業であれ、当たり前の話だ。「日本の海保」に限らない。実にばかばかしい三浦の発言。

 ジャック・ヒギンズの「脱出航路」という小説がある。この小説については、内藤陳氏が、「この小説に主人公はいない、全員が主人公なのだ、たとえ数ページ登場して死んでしまう老婆でさえ」と絶賛した冒険小説の名作。

 内藤陳ってのは次のような人です。

内藤陳(1936〜2011年:ウィキペ参照)
 1963年夏、井波健、成美信と共に三人組のお笑いトリオ「トリオ・ザ・パンチ」を結成し、「おら、ハードボイルドだど!」などのギャグで人気を博す。
 1981年からは月刊プレイボーイ誌で「読まずに死ねるか!」を連載し、冒険小説やハードボイルド小説を紹介。1981年に日本冒険小説協会(ブログ:http://www.aisa.ne.jp/jafa/blog/)を設立して会長に就任。以後、「読まずに死ねるか!」シリーズを集英社から出版。
 新宿のゴールデン街にバー「深夜プラスワン*13」(ギャビン・ライアルの作品から頂いた)を経営していた。
 TBSで放送された深夜番組『三宅裕司いかすバンド天国』(1989年〜1990年)に不定期で審査員として出演、迷審査を行っていた。


若松孝二監督事故死 エンドレス・ワルツが観たくなった(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1365
 若松氏の映画は一つも見たことがないので、正直、俺にとってどうでもいい人です。若松監督と言えば俺的にはヤクルトの監督です。
 しかし、タクシーにひかれるという不慮の死なのでつつしんでご冥福をお祈りします。生きていれば沢山の映画をファンのためにお作りになったことでしょう。
 なお、単なる偶然ですが俺が愛読している、ブログ『ライプツィヒの夏』も「若松孝二監督が亡くなった」(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/21e3aee9e226ab22446014ce8c5cd013)と言うエントリを書いています(早くコメ欄を復活して欲しいものです。コメ欄が使えないので一応、id:Bill_McCrearyと書いて自動IDコールした上で「タイトル名の若松監督の名前が間違ってます」とお教えしておきます→追記:訂正されました)。他にも探せば若松氏追悼エントリはたくさんあるでしょう。
 では三浦エントリに突っ込んでみましょう。
(追記:id:Bill_McCreary氏の紹介する毎日新聞記事によれば「当初は意識がはっきりしていたが容態が急変」となっているが、産経新聞「若松監督は入院直後から意識不明、事務所が明かす」(http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121018/ent12101817560015-n1.htm)、スポーツニッポン若松孝二監督のプロダクションが一部報道を否定」(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/10/18/kiji/K20121018004356300.html)、「若松監督 死因は多発外傷」(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/10/19/kiji/K20121019004358760.html)によれば「事故直後は意識があったが、すぐに意識不明の危険な状態となった。容態急変の事実はない」そうだ。こういうのは、病院や、プロダクションなど複数の場所に確認し、間違いない記事を書くのかと思っていたがそうでもないのか?。)

「われに撃つ用意あり」

ググったところ原作は佐々木譲氏の「真夜中の遠い彼方」(1987年、集英社文庫、後に「新宿のありふれた夜」と改題して1997年、角川文庫)のようです。しかし何で映画の名前を原作から変えてしまうのか。こう言うのは俺は好きになれません。

沢木耕太郎の「テロルの決算」*14

 沢木が大宅壮一ノンフィクション賞をとって一躍有名になった代表作の一つです。浅沼稲次郎社会党委員長を暗殺した右翼少年・山口二矢がネタのようですが読んだことがないので評価はできません。

若松さんの撮影した三島由紀夫の映画*15は、失敗作だったのではないかと思います。しかし、若松監督が三島を描こうとすれば、あのような描き方しかなかったのでしょう。

禅問答過ぎて三浦が何を言いたいのかさっぱりわからない。失敗とは何がどう失敗で、あのような描き方をするしかなかったとはどういう意味なのか?。文脈から見て
1)「興行的な成功、失敗を論じてるのではない」
2)「三島役の俳優が下手とか、音楽がちゃちいとかテクニカルなことを言ってるのではなく三島理解に共感できない」というくらいのことはわかりますが。

 若松さんははっきりと、三島の文学とか、同性愛とか、そういうものに焦点をあてるつもりはない、あくまで、運動家としての三島、特にあの市ヶ谷駐屯地での決起の日を描きたいと言っていましたので。

 別に「政治活動家としての三島」だけ描いたからと言って「即失敗」とは言えない。ある人物を描く上で特定の事件だけを取り上げることには何の問題もない。
 大体、文学はともかく、同性愛(そもそも三島の同性愛説って争いのない事実なんでしょうか?)なんか焦点を当ててどうする気なのか?。同性愛差別撲滅運動を三島がしていたとかいうならともかく。また三島の同性愛を描けるだけの材料があるんでしょうか。そして下手な描き方をすればそれは三島や遺族への名誉毀損やプライバシー侵害、同性愛差別の助長にしかならないでしょうに。

前衛ミュージシャンの灰野敬二が出ていて、そのシーンでは阿部のことをはっきり否定していたシーンがあり

 で、その灰野の発言は若松監督シナリオの設定(ないし、若松監督が映画化した原作小説、稲葉真弓エンドレスワルツ』(河出文庫)の設定)に基づくお芝居なんでしょうか、それとも灰野の本心なんでしょうか。死亡してるから、阿部や鈴木は本人を出せないのは当然として、何故若松監督は灰野については役者ではなく本人を使ったんでしょうか?
その当たり「若松監督から訊いてないのでよくわからない」でもいいから、説明してもいいでしょうに、三浦は。なお、俺個人は灰野のように死者の悪口を言う人はあまり好きにはなれません(この映画の場合はただのお芝居かもしれませんが)。相手は反論できないわけですからね。

町田康*16が、伝説のジャズメン阿部薫を演じ、その妻でエッセイスト*17鈴木いづみ*18広田レオナ*19が演じた。

 ウィキペ曰く、阿部は自殺か事故か知りませんが睡眠薬の飲み過ぎで20代で命を落とし、妻・鈴木も晩年は生活苦に苦しんだあげく、30代で自殺を遂げたというのだから幸せな人生とは言い難いでしょう。俺だったらそういう人間を映画化することには躊躇しますね。
 なお、ウィキペ曰く、阿部は若松監督の映画「十三人連続暴行魔」の音楽を担当し、鈴木も若松監督の映画「理由なき暴行・現代性犯罪絶叫篇」に女優(芸名・浅香なおみ)として出演し、生前つきあいがあったようです。


■【コラム】朝鮮総連中央本部ビルを手に入れよう(朝鮮日報記事) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00913
 朝鮮日報にしろ三浦にしろ言ってることがバカとしか言いようがありません。今のところ競売されてないわけですから。
 俺個人は政治的問題を引き起こすから競売すべきではないと思いますし、日本政府も「競売されたくなかったら早く借金を返せ」などと総連に圧力をかけるつもりしかない(競売するぞというブラフしかかけるつもりがない)のかもしれません。また、高値で売れる保障がなかったら金のことだけ考えても競売すべきではないでしょうし、競売したくても競売できないでしょうが、それはさておき。
 競売後の総連ビルをどうするか、なんてことは買い取った人間が決めることで、三浦にも朝鮮日報にも全く関係ないでしょう。総連の利用を今まで通り認めたって、今まで通りではなくてかなり減らすけど、総連利用スペースを認めたって、オフィスビルにしたって、商業施設(デパートとか)にしたって何したって買い手の自由でしょう。
 三浦や朝鮮日報が買い取る気なら話は別ですがどうやらそんな気はなさそうです。まあ、かなりの値段になるでしょうからね。
 しかし、三浦が「更地にすれば」等とバカ言ってるのには呆れます。普通はビルを更地になんかしません。ビルを壊して更地にするのには当然金がかかるからです。「週刊漫画タイムズ(芳文社)の解体屋ゲンでも読め」と言いたい。いくらかかるか知りませんが、仮に更地にするのに5億かかるとしましょう(1億以下ですむかもしれませんし、10億以上かかるかもしれませんが)。
 当然更地にした土地が「5億で更地にしても利益が出る」そういう計算でなきゃ更地にしても金の無駄遣いです。更地費用・5億が赤字になる。その危険性を考えたら普通はビルのまま使う方がいい。その程度の脳みそも三浦という男にはないんでしょうか。そしてそんなバカ・三浦を副代表や代表にして守る会の連中(もちろんカス野郎・野原を含む)は恥ずかしくないんでしょうか? 
 それにしても朝鮮日報がいわゆる「総連との和解」を行った当時の民団幹部をろくな根拠もないのに総連の手先呼ばわりしてるのには呆れます。単に「和解」であって「組織統一」でも何でもないのに。
 「民団は万々歳、総連は衰退」みたいなことを朝鮮日報は書いていますが実際には民団も「韓国軍事独裁を支持した極右な連中」「自民党における安倍晋三のような代物」が未だに存在するので、それを嫌って入らない人間も少なくないわけです。今や在日韓国人みんながみんな民団に入る時代じゃない。
 で、そういう現状を変えるためにも「総連との和解」が当時の民団執行部(ハト派)によって実行されたわけです。「韓国も太陽政策が始まったし、組織統一する訳じゃないし、反対派もあまりいないだろ。いても既成事実を創ればこっちの物」とでも思っていたんでしょうか?
 が「民団版・安倍晋三」によってひっくり返されたわけです。実に残念ですがこんなバカやってるようでは、民団には先はないでしょう。まあ、三浦たち日本ウヨなんぞとつるんでる時点で現在の民団執行部は話になりませんが。こういう民団執行部のことをいわゆる「肉屋を支持するブタ」というんでしょう。肉屋(日本ウヨ)にとっては民団もブタで、単に白ブタ(民団)より先に黒豚(総連)を屠殺したいだけなのに「自分は豚肉を食べる人間」だとでも思ってるらしい白ブタ(民団)には心の底から呆れます。
 今回の朝鮮学校無償化問題騒動でいいことがあったとすれば「俺のような部外者の日本人にも民団執行部がゴミ以下の存在だとよくわかった」ということでしょうか。まあ、そんなの「差別で子どもの心が傷ついたという悪いこと」に比べたらどうでもいい「いいこと」ですが。
 民団も屑ですが、朝鮮日報も良く産経と同レベルの記事が書けるゴミ新聞だなと思います。こんなんが全国紙なんですか。民度低いな、韓国。
 いや産経が全国紙の日本もいい加減低能ですが。


■韓国人拉致 生存する被害者は1000人超? ただ「働かされる動物」だった韓国国軍捕虜
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00912
 数が1000人越えるかどうかはともかく日本を上回る拉致被害者がいることは事実のようです。しかし朝鮮戦争の捕虜まで拉致とか言うなよ。何でもかんでも拉致と呼んだら話がぐだぐだになるだけだろうに。

韓国社会は拉致被害者に対する関心が非常に薄い

南北関係に存在する問題は拉致だけではないですからね。「拉致のためなら軍事的緊張が高まっていい」なんて「健康のためなら死んでもいい」に近いことを言うのはただのバカでしょう。
日本が騒ぎすぎ。むしろ太陽政策を進めることで自然に拉致問題も解決するのでは?

北韓*20との接触では「核問題」などが中心となり、拉致問題は後回しにされているのが現状だ。

 だって核ミサイル問題の方が重要じゃん。北朝鮮がまかり間違ってミサイルぶっ放せば何人死ぬと思ってるんだか。たかが数百人(?)の韓国人拉致被害者とどっちが重要だよ。日本に至っては多く見積もっても数十人だろうし。たかが赤の他人のために何で俺や俺の家族が犠牲にならないと行けないのか?
「そういうことが拉致被害者家族の前で言えるのか」ですか?
 正論だと思ってるので、言ってもいいけど張り倒されるの嫌だからいいません。でも日本人も韓国人もそれ以外の国の国民もみんなぶっちゃけ思ってることでしょ。

韓国で拉致被害者団体は拉致の経緯などから複数の団体に分かれて活動している。

 複数に別れててもいいんじゃねえの、別に?。「共同声明出す」とか共通行動を取るぐらいやってもいいんじゃね、とは思うけど無理して一緒になる、一つの団体になる必要ねえよ。市民団体が複数あるなんて古今東西、悪いことでも珍しいことでもないし。無理して一緒になるとかえって内紛が起きかねないし。

韓国軍捕虜は言葉を理解し、ひたすら働く動物にすぎなかった。

 でも中国人労働者の蜂起(いわゆる花岡事件)が起こったあげく、戦後、BC級戦犯裁判が行われた秋田の花岡鉱山とかに比べればマシみたいだけど。この韓国人捕虜のおっさんに話を限れば「労働者として差別待遇」レベルの話であって、花岡レベルの「蜂起したら報復で殺される危険大だが、蜂起しないと食糧不足と長時間労働で死んじゃう」「捕虜虐待でBC級戦犯裁判されて当然」レベルの恐怖の奴隷労働ではなかったようだが。
いや無論、北朝鮮を擁護したいわけではなく日本の朝鮮人、中国人強制連行にまるで興味ナッシングなゲス右翼・三浦が良く善人ぶれるなと思って。

左派は常に北朝鮮を強調するが、3ヶ月だけでも北朝鮮に住んでみてほしい。それでも北朝鮮がいいと言えるのか、ぜひ聞いてみたい!

 何訳わからないこと抜かしてるんだか、この韓国極右は。今時「北朝鮮はすばらしい国だ」なんて左派はほとんどいないでしょ。太陽政策って別にそういう考えでやられてる訳じゃねえし。
 「3ヶ月住めば」云々って本気で言ってるの?。こいつをほめる三浦共々「ホームラン級のバカウヨ」だな。

韓国政府は、韓国を守るために闘い捕虜になった兵士たちを助けるのは義務のはずです。

 ええっ、イラク人質事件の時に日本人人質を自己責任論で見捨てたゲス右翼の一員・三浦がそういうこという?。「バッカじゃなかろうか、ルンバ」(嘲笑)
 まあ可能ならば助けるべきだけど「何もかも犠牲にしてでも」ってのはおかしいわな。


■11月10日 守る会関東学習会のお知らせ 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00911
 11月10日以降に三浦による学習会報告エントリが書かれるんでしょう。何ら突っ込む所のない平凡なエントリなら「その通りだと思います」と書くのもばからしいので何も書かないですが、「アホか」と突っ込みたくなるようなエントリだったら突っ込みます。まあ学習会の内容がどういうものになるかですね。
 ちなみに太秦のサイト(http://www.uzumasa-film.com)を見て気付いたんですが、映画「第九軍団のワシ」(http://miura.trycomp.net/?p=877)や映画「鬼に訊け」(http://miura.trycomp.net/?p=746)を個人ブログで三浦が宣伝していたのは、「映画のでき」もさることながら、これらの映画の配給を「お友達」太秦がしていたからだったようですね。いや単なる事実の指摘ですけどね。


■山中教授のノーベル賞受賞を祝って ブラームスの大学祝典序曲を(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1354
特に突っ込む所のない普通のエントリなので普通にコメント。
(追記)
 三浦エントリを最初読んだときは何とも思わなかったのだが、左側のない男『「第三の男」を忘れるな ノーベル医学賞』(http://lowell.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-e8e6.html)を読んで、「三浦も俺も、日本マスコミも日本人の山中氏ばっか万歳して悪い意味で愛国主義だ」と思うに至った。つうか山中氏の単独受賞かと勘違いしていた。俺のような凡人、愚人は言われないとなかなか気付かないものだ。まあ、三浦のようなウヨの場合は「ニッポン万歳」で故意にイギリス人受賞者を無視している可能性が否定できないが。

この曲はブラームスがドイツのブレスラウ大学*21から名誉博士号を授与され、そのお礼に書いたものだそうです

ウィキペ「大学祝典序曲」によればブラームスが自分から進んで曲を書いたわけではなく大学サイドの要望で書いたそうですが。というより返礼に曲を書いてもらうことが前提の博士号授与(さすがに大学が「曲書いてよ」と露骨にはいわないでしょうが)だったのに、ブラームスが大学の気持ちを知りながら「面倒くさい」とすっとぼけてるのか、天然ぼけでマジで気付かなかったのか、いつまで経っても書かないので、催促したと言うことのようです。

ウィキペ「大学祝典序曲」
 ブラームスは1879年にブレスラウ大学から名誉博士号を授与された。当初ブラームスは、ただ感謝状を書いただけで満足していた。しかし、推薦人の一人、指揮者のベルンハルト・ショルツから、そのような儀礼には、もっと盛大な感謝のしるしを示すものだと説得された。大学当局は、ブラームスが音楽作品を提出してくれることを望んでいたのである。
 そこでブラームスは、名誉博士号の返礼として本作を作曲した。

ちなみに「大学祝典序曲」は日本では「大学受験ラジオ講座のテーマ曲」として有名です。

ウィキペ「大学祝典序曲」
 ト長調による第2主題が、ラジオたんぱ文化放送で放送された大学受験ラジオ講座のテーマ曲に使われたため、日本ではその部分がとりわけ有名になっている。この「大学受験講座の音楽」という印象が強いため、NHKのコント番組『サラリーマンNEO』の「サラリーマン語講座」のオープニングや、さだまさしの「恋愛症候群 - その発病及び傾向と対策に関する一考察 -」(恋愛を講義風に語る内容の歌)のイントロに使用されている。


■かるめぎ97号PDFを見て吹いた
 萩原遼曰く、「守る会集会の一次会に出席した民団の幹部」に「二次会にも出席しませんか」と声をかけたら「二次会には在特会がいるそうだから嫌だ」と断られたそうです。「アンチ総連のお仲間」民団にすら嫌われてやがるの、バッカじゃなかろうか、ルンバ(嘲笑)。
 しかもそれを平然と書いて恥をさらすと(もちろんこうした民団幹部の指摘を隠すのもどうかと思うが)。
 で、延々、萩原は「朝鮮総連に敵対している点は同じでも、僕ら守る会と在特会は違う」と言い訳を始めるわけですが、だったら在特会の守る会集会参加なんか認めるんじゃねえよ。なめてるのか、手前。「在特会は守る会集会から全力で排除します」と民団の幹部相手にいえない萩原が本当に哀れで無様だ。
 お前が「うちの会は在特会とは違う」と言ったところでその民団幹部はたぶん信用してねえよ。アンチ総連という「党利党略」でお手々組んでるだけだろ。「民団幹部は二次会には出なかったけど一次会には出たし機関紙も買ってくれた(萩原遼)」って何の慰めにもなってねえよ。
 北朝鮮朝鮮総連在特会の存在を「被害者アピールできる」と喜んでるだろうじゃねえよ、ゲス。そういうこと言うなら手前ら守る会が在特会撲滅にたちあがれや、萩原。大体、在特会は「萩原や守る会のお友達」民団も攻撃してるだろうが。在特会撲滅にたちあがらないで民団に申し訳ないとは思わないのか?
 まあ、萩原の考える違いって「在特会は暴力ふるうけど僕らはふるわない」「在特会は民団を敵視するが僕らは民団と友達(在特会を集会から排除しないようでは本当に友達か疑わしいが)」レベルの低能な話らしいが。あのな、暴力ふるわなければ朝鮮総連朝鮮学校在日朝鮮人を差別していいという話じゃ全然ないから。ただし「集会から在特会を排除しない」時点で「守る会萩原の暴力反対」はとてつもなく疑わしいが。本当は暴力容認してるんじゃねえの?
 本当にこいつは共産党除名されて当然のゴミだよな。


■『演劇「日本アニメ、夜明け前」*22を観た 手塚治虫が土下座した夜』(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1349

作・演出の竹内一郎は「人は見た目が9割」をベストセラーにした方

ウィキペ「さいふうめい」を参考に竹内についていろいろ書いてみましょう。
さいふうめいというのは竹内のペンネームです。週刊少年マガジンに長期連載されていた『哲也:雀聖と呼ばれた男』の原作者と言えばわかる人もいるかもしれません。
 ちなみに哲也とは『麻雀放浪記』(角川文庫)で知られる阿佐田哲也色川武大)のことです。
・竹内は2006年に『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社)でサントリー学芸賞芸術・文化部門を受賞しています。ただウィキペ曰く受賞には

竹内は2006年11月に『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』によりサントリー学芸賞を受賞しているが、この受賞に対しては疑問の声もある。例えば選評では従来はマンガ批評は非常に乏しかったと述べられているが、1994年には大塚英志が『戦後まんがの表現空間-記号的身体の呪縛』(法蔵館)によりサントリー学芸賞社会・風俗部門を受賞していることからも明らかなように、従来より数多くの優れた研究がなされているにも拘らず、(注:何故か選評において)それらは全て無視されている。

と批判の声もあるようです。
 アマゾンレビューや個人ブログなどで批判意見があるので、あとで紹介します。まあ、各方面から「漫画評論がなってない」と批判されるこういう人が「手塚治虫虫プロの時代」をネタに芝居の脚本書いたと言っても俺はそんな芝居を見る気にはならない。たとえそれがどんなに面白い芝居*23であったとしても手塚理解がデタラメで「間違った手塚像」を広めている危険性があるわけですから。
 しかしこういう批判を知ってか知らずか三浦は

優れた手塚治虫論をものにした竹内

と書いちゃうのはすごすぎます。批判を知らないのなら「物書き気取り」「自称手塚ファン」の分際で無様だし、知ってて無視してるのなら不誠実だし。どっちにしろ、三浦の主張を信じれば、三浦が手塚ファンを自称しながら「竹内本しか読んでない手塚に失礼な男」であることは間違いないでしょう。
 まあこの件(三浦の竹内流手塚論絶賛)がなくても、三浦なんか「チャンネル桜ジャパニズムとつきあって恥じない」「朝鮮学校差別を主張して恥じない」知性も誠実さもないカスだと思いますが。


【アマゾンレビュー】

(1)
ちっとも本格的でない漫画論、というか、マンガを舐めるな! 2006/11/11
By 門前の小僧何とやら
 第一の読後感は、なんじゃこりゃ?である。マンガ評論家の限界を云々する箇所を読む限りでも、著者はどうやら伊藤剛*24大塚英志*25も読んだことがないらしい。というか、そもそも巻末の参考文献リストにも挙げられていないから読んでいないのである。これで手塚を論じ、「日本初の本格漫画評論」という帯をまとうというのは、噴飯ものである。
 マンガ評論を読んだことのある方ならば賛同いただけると思うが、伊藤や大塚の仕事は、彼らに対する賛否は別として、手塚論も含めて現代マンガ評論において重要な地位を占めている。にもかかわらず著者は、読んでいない。つまり、現代マンガ批評の枠組を把握していないのである(ちなみに本書を読む限りでは、文献欄に挙げられている夏目房之介*26にしても、本当に読んだのか疑わしい。読んだ割には、分析の仕方が雑駁なんだよね)。
 にもかかわらず学術的な体裁に見えるという人がいる。きっと、単に読みにくいだけの文章を、そのように勘違いしているのだろう。断っておくが、学術の場では、体裁ではなく手続が重要なのである(たとえば、大塚など先行研究をきちんと踏まえるというような)。そこを間違えてはいけない。
 とにかく全体の文脈から細部に至るまでおかしな所だらけで、ただし、いちいち拾い上げたらキリがないから(字数制限もあるし)一つだけ挙げるが、著者は平気で鳥獣戯画や歌舞伎など近代以前の日本文化を持ち出し、手塚をそれに大した論証もなく結びつけてみせるという、かって呉智英が嘲笑的に批判したことをやっている。そして、手塚がいなかったらという仮定の話をしだして、それでも誰かが手塚のような仕事をしただろうという。だが、手塚論を云々しようという場で、手塚不在という仮定の話をしてどうするの?底の浅い日本文化優越論を書きたかったわけ?
 これが学者の本だとすれば、片手間に書かれたものと思うより他にない。まったく、ふざけるな!である。
 本格的なマンガ評論や手塚論を読みたいという人には、読むだけ時間と金の無駄であるといっておく。はっきりいって、読まない方がいい。
(2)
これはもはや漫画評論ではない。 2007/11/10
By ひろまる
 まず、表紙の論述が間違っている。ストーリー漫画は手塚治虫以前に、既に存在していたからである。大正時代に発表された、『正ちゃんの冒険』がそうである。この作品は、少年少女向け漫画初のストーリー漫画であり、アメリカの新聞漫画に影響を受けている。そのことから、「日本の漫画は、海外の漫画の影響を受けていない。」とする、著者の論述が間違っていることがわかる。また、映画的手法を最初に用いたのは手塚治虫だ、と著者は書いているが、これも間違いで、既に昭和初期の『スピード太郎』で使われており、この作品が初の映画的手法を使った作品である。以上のことは、他の漫画評論家の中では、既に常識となっていることで、著者本人は、本当に漫画評論がしたいのか、と私は疑問に思うのである。
(3)
学術書とはいえない, 2007/2/6
By じょぜ (日本)
 手塚治虫をなんらかの意味で「起源」とみなすコトが、少なくとも現在のマンガ研究・批評の時流からすれば周回遅れのものであるのは論をまたないだろう。それを知るには伊藤剛テヅカ・イズ・デッド』(NTT出版)を読むだけで十分だ。

【個人ブログ】

悲しい本「手塚治虫=ストーリーマンガの起源」: 漫棚通信ブログ版
 よっぽど無視しておこうかと思ったのですが、読んでいてあまりにあきれてしまったので、ひとつきっちり書いときます。
 竹内一郎手塚治虫=ストーリーマンガの起源」読みました。著者は、「さいふうめい」の名でマンガ原作を手がけ、短大などの非常勤講師もされている人物。手塚治虫が先行するどのような文化や作品に影響されてストーリーマンガをつくったか、というテーマの本、だと思います。

 私にとっては「何故日本にストーリーマンガが生まれたのか」は、非常に大きな謎であった。
 先行する西洋文化であるフレンチコミックやアメリカンコミックの影響を受けていないとはいえないが、やはりストーリーマンガは、日本独自の文化である。

 これがまず前提です。
 これに読者はまず困ってしまう。
 著者はストーリーマンガを「日本独自の文化」と言いきってます。著者の考えるストーリーマンガはアメコミやBD*27とは違うものとしていますが、コマがあり、フキダシがあり、主に物語を語るという意味で、海外マンガと日本マンガのどこが違うのか。
 著者の考えるストーリーマンガとは何かを、まず定義してから論を進めるべきなのですが、そこは曖昧にされたまま。著者の考えるストーリーマンガが、「日本で描かれているマンガ」のことだとしたら、「日本独自」になるのはあたりまえじゃないですか。
 ストーリーマンガの定義がされるのは、なんとこの本の巻末です。

ストーリーマンガは、まず物語ありきの、絵と文字を使った読み物である。

これが、なぜ、日本独自の文化なのか。何も説明されない。この本はこういう雑な前提で始まっています。
(後略)

竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』
 それにしても、この本はすごい。すごすぎる。
 いや、中身がすごいというより、なにせ「日本初の本格漫画評論!」とオビに銘打っているのだから。はじめ「著者初の」かと見間違えたのかと思ったけど、何度眼をこすり本をひっぱたいたりしてみても「日本初の」と書いてある。
(中略)
 全体を読んでみるとわかるし、あと、後半の目録を見てもわかるけども、大塚英志伊藤剛も一切出てこない(夏目房之介は出てくる)。大塚も伊藤も、最近手塚を軸にして漫画論を書いた*28。どちらも無視し得ない手塚論であり、表現論である。伊藤の著作については「マンガ表現論の枠組みを根本的に更新」「マンガ論の世界にとどまらない広範な反響」(宮本大人/「日経」06年2月5日付)とまで新聞評で書かれている(その当否は別としても)。それなのに、本書では一切言及ナシである。
 竹内一郎の本書で意識されているのは竹内オサム*29呉智英*30米沢嘉博*31らで、「あとがき」で謝辞をのべているのは、日下翠*32である(日下は最近亡くなったようである。ぼくも深見じゅんを論じるさいに参照させてもらっている)。
 大塚や伊藤については完璧にネグレクト。
 ここまで無言及だといっそすがすがしい。
(中略)
 しかも内容は、大塚や伊藤がその歴史性を批判した内容(たとえば漫画を「日本文化」の文脈で語ることや、手塚系漫画を「漫画」一般であるかのように読む読み方)にかんすることがまるまる書いてある(後述)。別に大塚や伊藤に従う必要はみじんもないが、それらの批判に対し、どう考えるかくらいは一言でもほしかったところである。
(中略)
 この本を読んでみて、先述のとおり、一番ひっかかるのは、それまで、というか直近の研究や評論にたいしあまりに無言及にすぎていて、しかも「日本初の本格漫画評論」などと大きく出ていることである。いいのかな、と。
(後略)

竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』のサントリー学芸賞受賞にあたっての雑感
 竹内一郎手塚治虫=ストーリーマンガの起源』がサントリー学芸賞を受賞した。
(中略)
 あらためて読んでみてひどいと思う。
 漫画原作者によるエッセイかな、とか、大学人の余技かな、とかそんなふうに見ていたうちは「まあ、先行の言説くらいはふまえてくださいよ」くらいでよかったのだが、なにせ「学芸」の「賞」をおとりあそばすようになったわけだから、それは先行研究にたいするわきまえや身振りがないことはほとんど致命傷といってもいい。
 「無視する」というのは出版戦略としてはありえても、「学芸」にはありえない。
 いや、ありえなくはないが、そのさいには、自身の立論が相手の論理を乗り越えていることを積極的な叙述として展開している必要がある。つまりいちいち言及しなくても、「おお、この議論は例のあの議論を切っているな」と思えるような展開である。
 そうでなければ、ただの不勉強。「学芸」の書物としては、厳しい審判が下されよう。
(後略)

手塚を日本アニメの過酷な現場を作り出した戦犯のように批判する手合い(私も時々していた、すいませんでした)への的確な批判も説得力を持ってなされていました。

まあ、竹内による「手塚戦犯論への批判」は、サントリー学芸賞受賞作への酷評に関係なく、それはそれとして竹内を評価していいんでしょうね。この手塚戦犯論という俗説についての批判としては
虫プロがアニメーターの劣悪環境を決定づけたという嘘 - 法華狼の日記
手塚治虫のアニメ・ダンピング - 法華狼の日記
東映・動画・手塚・労働・運動・りんたろう - 法華狼の日記
を紹介しておきます。虫プロ以外にもアニメ会社(例:東映動画)はあったし、「そちらの方が給与は安かった」と言う証言があると言う指摘です。

1961年に生まれ、73年に倒産した虫プロ

ウィキペ「虫プロダクション」いわく「旧虫プロ」という奴です。その後、旧虫プロの有志が集まって新たに虫プロ(新虫プロ)を創りますし、手塚は手塚で、「虫プロ」の債務を整理した上で、以前からあった手塚プロダクションでアニメ制作を再開します。
 他にも旧虫プロ有志によっていろいろなアニメ会社が創られたようですがそれの紹介は省略します。

千夜一夜物語の主人公、アルディンの声は何と青島幸男。彼の仕事の中でも私はこれがベストファイブには絶対入ると思う。

「彼の仕事」ってのは「声優として」なのかそれとも「全仕事」なのか?。さすがに「都知事時代」はあまりにもお粗末なので入れてないでしょうが、ほかにも青島は
・渡辺プロ制作の「おとなの漫画」(フジテレビ)、「シャボン玉ホリデー」(日本テレビ)などの構成をし、放送作家本人が画面に登場する「青島だァ!」のギャグで一躍有名になる。
・作詞家としても才能を発揮し、番組で関わったハナ肇とクレージーキャッツ坂本九らの作詞をする。代表曲として「スーダラ節」(ハナ肇とクレージーキャッツ)、「だまって俺についてこい」(植木等)、「明日があるさ」(坂本九
・1981年、「人間万事塞翁が丙午」で同年上半期の直木賞を受賞
・テレビ司会者として1968年より11年間に渡り『お昼のワイドショー』(日本テレビ)で活躍
・俳優として、テレビドラマ「意地悪ばあさん」(長谷川町子原作)に主演の意地悪ばあさん(波多野たつ)役で出演
といろいろやってるんですが?(以上、ウィキペ「青島幸男」参照)。


■10月23日 救う会東京集会
http://hrnk.trycomp.net/syukai.php?eid=00180

曽我ミヨシさんを救うぞ!東京連続集会69

 救うぞと言ったってね。どうやって救う気なのか。居場所がわからない所か,生きてるかどうかすら怪しいのに。まあ、こういう冷酷なことは俺も人としてあまり言いたくないのですが、常識で考えてもう生きてないでしょう(生きてたとしても北朝鮮から逃亡し所在不明と言ったところでしょう)。生きてたら娘・曽我ひとみさんと一緒に返すでしょう。返せば返せるのにわざわざ母娘を離ればなれにして反感を買う意味がどこにあるのか?
 何故返せないのかはわかりません。拉致時*33に抵抗するミヨシさんを勢い余って絶命させたのか。それとも拉致されて北朝鮮に住んでるうちに、病死や自殺、事故死、粛清(死刑)など何らかの形に不幸にもなくなったか。北朝鮮からすきをついて逃亡し、行方不明になったか?
 拉致時で40代、今年で70代なんですし、北朝鮮発展途上国で日本と比べて生活環境も悪いでしょうから病気でなくなってたって全くおかしくないわけです。生きてるかわからないのに「救う」とバカなことを言ったって何がどうなるわけでもないでしょう。西岡はバカだと思っていましたが惠谷治も未だにバカのお仲間のようです。機を見るに敏な関川夏央なんか既に北朝鮮商売から撤退してるのにね。

拉致の手法、経路、曽我さん拉致の目的、背景などを探り

今更そんなもん探らなくてもいいだろうに。救出に関係ないだろうに(そもそもわかるとも思えませんが)。一番探るべき問題は今の居場所だろうに。まあ、失礼ながら生きているとは思えませんが。どっちにしろ救いたかったら居場所等、現状についての情報入手が必要でそのためにはむしろ早期の国交正常化が必要だと思いますが。それが無理でも平壌に政府事務所ぐらい置くべきでしょう。国交正常化前に中国に事務所をおいたように。


北朝鮮最新情報 :亡命の北朝鮮兵士「開城工団見て南北の格差実感」 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00908
 開城工団(開城工業団地)とは別に亡命を助長するために創ったわけではなく
1)北朝鮮の安い労働力で韓国企業が儲けるため
2)北朝鮮の暴発を防ぐため(北朝鮮も豊かになれば失うものが多くなるので軍事的暴発しずらくなるし、軍事的暴発は経済支援を引っ張り出すための手なので、開城工業団地のような儲け口が見つかればやる動機がなくなる)
3)統一に備えて北朝鮮の経済的状況を少しでも改善しておく(そうしないと統一時の経済負担が重くなる)
というものだったわけです。
 一方、三浦のようなウヨは「北朝鮮を支援するな」と開城工業団体を全否定的に評価していたわけです。今回の兵士証言を前にしても三浦は今まで通り「開城工業団地なんかやめちまえ」というんでしょうか?
 三浦は「北朝鮮兵1人が軍事境界線を越えて帰順」(http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00262)で

38度線からの対北放送を行うこと、またビラ配布を行うことの重要性を再確認する事件と思われます。

なんて言ってましたがなんのことはない、兵士証言を信じればそんな事は全く関係なかったわけです。兵士証言を信じるならば「経済交流を活発にすることこそ民主化への道」でしょうが、まあそんな事三浦は言うわけもないでしょう。 


■『山本美保さん失踪事件の謎を追う 拉致問題の闇』のアマゾンレビューが酷すぎる
 今のところ一人しかレビューがありませんが、星が最高の5つと酷い。以前からアマゾンレビューはトンデモ書評が多くてまるで使えないんですが。「山梨県警がDNA鑑定を捏造したんだ、それも目的は拉致解決の妨害だ」なんて寝言はまともな人間にはおよそつきあいきれません。
 ちなみにこのレビューの書き手μ°a(追記:2013年2/16現在、確認したら何故かμ°aは『ラグタイム・ララバイ』に名前を変えていた。理由はわからない)
 正体は不明ですが、
1)三浦が、個人ブログのエントリ南安雄さんと鮫島有美子さん | 三浦小太郎BLOG Blue Moonで取り上げた「庭の千草」をμ°aがレビューしている
2)三浦が個人ブログのエントリ演劇「日本アニメ、夜明け前」を観た 手塚治虫が土下座した夜 | 三浦小太郎BLOG Blue Moonで取り上げた本「虫プロ興亡記」をμ°aもレビューしている。しかもレビュー内容が三浦とμ°aではかなりかぶっている。
 たとえば三浦もμ°aも虫プロ作品で好きなものとして、「千夜一夜物語」と「哀しみのべラドンナ」を上げている。虫プロの作成した作品は他にもたくさんあるのにこう見事にかぶるのは偶然とは思いがたい。
3)三浦が守る会サイトや個人ブログで取り上げた本「北朝鮮14号管理所からの脱出」「夢見た祖国(北朝鮮)は地獄だった 」をμ°aも取り上げている。
4)三浦は以前個人ブログでインドの作家タゴールのファンだと書いたが、μ°aはアマゾンレビューでタゴールの本を取り上げている。
5)三浦は個人ブログのエントリ私にとって80年代を象徴する曲といえば「DOWN TOWN」(EPO) | 三浦小太郎BLOG Blue Moon北村想の戯曲『最後の淋しい猫』を「統一教会の思想に正面から立ち向かった力作」と評価しているがμ°aも『虎・ハリマオ―北村想戯曲集』の書評において「統一教会の教義への根源的な批判」と似たような表現で、北村『最後の寂しい猫』を評価している。
6)三浦は何故か、エントリを書くときに「カタカナの小文字を大文字で書く(カタカナの小文字の書き方がわからないのか何なのか知らないが)」という不思議な癖があるがμ°aも同様に「カタカナの小文字を大文字で書く」と言う不思議な癖がある。
 たとえばμ°aは「デュエット」のことを「デユエット」(どう読むのか?)と謎の書き方をしている
ということから正体不明の怪人μ°aの正体は三浦ではないかと俺は疑っている。
 この俺の邪推が事実ならば正体を隠すなんて、改めて三浦とはゴミだと思う。守る会の三浦として書くより、「無関係の第三者」として書いた方が荒木本評価にも説得力がでると考えたか、荒木本の酷さに恥ずかしくて名前が出せなかったか、理由はそういったくだらない代物だろう。μ°aが三浦であるにせよ、ないにせよ、どっちにしろμ°aは荒木のお仲間に違いないと思うが。
 以前、三浦が正論に書いた書評を読んで突っ込むかもと書きましたが俺の邪推「μ°a=三浦」が正しければ三浦の書評もμ°aと同レベルなんでしょう。(追記:さすがにμ°aよりはましでした。「鑑定ミスの疑いがある」とはしたものの「内なる敵」「矮小化」なんてことは三浦は言っていません)
 一応「三浦の疑いが濃厚な」μ°aのアホ書評をさらしておく。

μ°aの書評
(前略)
 本書はこの山本美保さん失踪事件を通じ、これは拉致事件の隠ぺい工作ではないかという視点から、徹底的にこの事件の本質を追求し続けた記録である。北朝鮮拉致問題の本質とは何か、日本側こそがこの拉致問題を矮小化しているのではないか、我が国の「内なる敵」の存在を知るためにもぜひご一読をおすすめしたい。

 バカですね、荒木と荒木を絶賛する怪人μ°a。「内なる敵」「拉致問題の闇」ってそれは山梨県警DNA鑑定捏造というデマで拉致問題解決を妨害するお前らだろ。


【追記】
 μ°aの書評も酷いが閑居人って奴の書評も酷い。

閑居人
 イングランド中部の工業都市、コヴェントリーは、第二次大戦中ナチス空爆によって大きな被害を受けた。そのとき、イギリス政府が、ドイツの暗号解読から同市の空爆を事前に知りながら、暗号解読の事実そのものを掩蔽するためにコヴェントリー市民を犠牲にしたことは広く知られている。

 広く知られてるってそんな説はただの陰謀論でしかありません。ウィキペ「コヴェントリー」にもはっきり「ただの陰謀論」と書いてあります。
 そういうことを唱える奴がいるだけで、証明された確定的事実じゃ全然ありません。Aという陰謀論(コベントリー陰謀論)に飛びつく奴(閑居人)はBという陰謀論(荒木の山梨県警DNA鑑定捏造説)にも飛びつくという実に馬鹿げた話です。


■『山本美保さん失踪事件の謎を追う 拉致問題の闇』をネット情報だけで批判してみる
 まあホントは読むべきですけど。

http://rockbell4.blog25.fc2.com/blog-entry-66.html
 小泉総理の懐刀であった飯島勲元秘書官は、『プレジデント』誌に連載している自身のコラムの中で、小野氏に「強烈な違和感」を感じたと書いている。飯島氏によれば、小野氏は9.11米同時多発テロのときに酩酊していて電話も取れなかった*34とか、小泉総理の就任一年目の靖国参拝の談話を意図的に外務省に流して中国の反発を誘発した*35など、様々な問題行動があったということだ。山本美保さんの事件も小野氏の「問題行動」と関わっているのだろうか。
拉致問題の闇〜山本美保さん失踪事件の謎を追う』p.127

 この荒木の文章を紹介したサイト主は恐ろしいことに荒木の陰謀論を支持して、小野次郎氏(当時、小泉首相秘書官。現在みんなの党参議院議員)を罵倒してますが冗談じゃない。
 「飯島氏が秘書官時代の小野氏の振る舞いに批判的だったらしいということ」と「小野氏が山梨県警DNA鑑定捏造の黒幕という荒木の勝手な決めつけ」の間には何の関係もないわけです。飯島氏も「ただの小野氏批判」が荒木によって「陰謀論による小野氏中傷」に悪用されては迷惑でしょう。
 そもそも飯島氏の小野氏批判がどれほど正しいのかって問題もあるでしょうが。この文だとどうやら荒木は「鑑定捏造」を小野氏の暴走と主張してる節がありますがそれならなおさら、小野氏に批判的な飯島氏がそうした陰謀を小泉訪朝後、10年間ずっと放置するわけがないでしょう。


山下達郎と帰国事業
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00909
 山下氏が詳しいことを語らない以上、三浦のように勝手な想像で勝手なことを言うのは慎むべきでしょう。しかし山下氏(1953年生まれ)の年代で帰国事業ってそんなに身近なんですかね?(ちなみに三浦の言うアルバム「SPACY」が発売されたのは1977年)
 ウィキペ「SPACY」いわく

歌詞は、都立竹早高校在学時に北朝鮮に帰国したブラスバンドの先輩を思って書いたという。

だそうですが。


北朝鮮兵1人が軍事境界線を越えて帰順
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00908
 軍事境界線ってのはいわゆる38度線。事実上の国境ですが、建前では朝鮮戦争は停戦してるだけで終戦してない。在韓米軍も未だに建前では「国連軍」のわけです。お互い「朝鮮半島唯一の正統国家はうち、38度線より向こうもうちの領土」と主張してるわけです。まあ、どちらも国連加盟国だし、過去の太陽政策もあって事実上、共存してるし、今や「打倒して統一」なんてどちらもとってない、韓国でもそんなのは極右だけですが。早く正式に終戦して、相互国家承認し、正式国交でも結べばいいと思う。

38度線からの対北放送を行うこと、また(注:対北朝鮮)ビラ配布を行うことの重要性を再確認する事件と思われます。

 そういう挑発行為はヨンビョン島砲撃のような不測の事態を生みかねないから辞めるべきだろ(こういうバカを言う三浦たち珍右翼が「李大統領の竹島上陸」「駐韓日本大使館前の慰安婦銅像」に挑発行為だとマジギレするのだから呆れてしまう)。本当に三浦はバカだな。大体、そんな行為をしたから今回の亡命劇は起きたのかね?。単に生活への不満が亡命劇を産んだのであって反朝鮮宣伝の成果じゃないと思うが*36。むしろ反朝鮮宣伝をすれば「そういうことをするからだまされて亡命するバカがでたのだby北朝鮮」と言う言い訳を作ってるようなものだろう。

【追記】
西日本新聞「ノック亡命」北兵士、理由語る 「上官暴行し報復恐れた」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/328853
 上官を暴行した理由にもよるでしょうが、これだと「韓国の豊かさから亡命を決意、邪魔した上官をやむなく殺害」とかじゃない、私的な犯行で、犯罪者として北朝鮮に引き渡すか、それが問題なら韓国で裁いた方がいい事件の疑いがありますね。


北朝鮮最新情報 :逮捕の北朝鮮工作員 金正男氏暗殺の指令を受ける
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00258
 ホントか?、って感じです。職業的反北朝鮮活動家の朴相学・自由北韓運動連合代表なる人物はまだしも正男って正恩体制にとってそれほどの脅威なのか?。外から見る限り「正男=安倍並みのバカボン」にしか見えないですが。

【追記】
北朝鮮による金正男暗殺計画は本当か?(辺真一
http://news-log.jp/archives/4418
 辺氏は『「以前、読売が金正男平壌に1度戻った」と報道したこと(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111231-OYT1T00563.htm)があったがそれは間違いだったということか?(殺したいほど憎んでるなら、殺さないまでも最低限、帰国した彼を外に出さないでしょう。)』『暗殺計画は報道が事実ならば金正日氏生前に実行されたことになるが、いくら後継者・正恩の邪魔になりかねないバカ息子・正男でも親がそこまでやるだろうか?』『金正日氏は異母弟・金平一氏*37を危険視していたがそれでもさすがに殺さなかった、今回も同様では?』と疑問視しています。

*1:著書『統一コリアのチャンピオン―ボクサー徳山昌守の闘い』(2001年、集英社新書) 、『ルポ在日外国人』(2010年、集英社新書

*2:著書『誤謬だらけの「坂の上の雲」―明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術』(2010年、合同出版)

*3:著書『世界一周ビンボー大旅行』(下川裕治氏との共著、2002年、講談社文庫)、『妻と最期の十日間』(2010年、集英社新書)、『フォトエッセイ希望の大地』(2012年、岩波ブックレット

*4:そりゃバカだろ、よほど信用できる相手じゃなきゃ普通200万なんか貸さない。「コーヒー代やタクシー代貸したりする」のと訳が違うだろ。どうしても返して欲しいなら裁判でも起こせ。いい大人が何時までもぐちゃぐちゃ言うな。

*5:日本では普通太陽政策と呼ぶ金大中ノムヒョン時代の政策

*6:この人権には「太陽政策で経済的に豊かになった」というのはたぶん入ってないのだろうな。

*7:一方、今回の韓国警察を批判する三浦は日本警察の転び公妨などには何も言わないのだからふざけるにも程がある。

*8:ええと、誰のこと?。田中均氏?

*9:ただし北方領土問題がネックとなって未だに平和条約は締結されてないが

*10:架空の国名

*11:ググったら三浦の著書『収容所での覚醒・民主主義の堕落』(2012年、高木書房)に収録されてるようだが

*12:ググったら三浦の著書『嘘の人権・偽の平和』(2011年、高木書房)に収録されてるようだが

*13:邦訳、早川書房

*14:文春文庫

*15:『11・25自決の日:三島由紀夫と若者たち』

*16:ただしウィキペによればこのときの芸名は町田町蔵

*17:三浦の原文のまま。ウィキペによれば小説も書いていたそうなのでエッセイストと表現するのは明らかに不適切。作家とか文筆家とか書くべきだろう。

*18:著書『鈴木いづみコレクション』(1996〜1998年、文遊社)

*19:ただしこの頃の芸名は広田玲央名であって読みは今と同じだが漢字表記

*20:北朝鮮のこと

*21:ウィキペ曰く当時のドイツであって現在はポーランド領にある。ポーランド語読みではヴロツワフ大学になるらしい。

*22:揚げ足取りすれば虫プロ以前からアニメ会社はあるので夜明け前ではないが。それともジブリだ、ジャパニメーションだで騒がれる前と言うことか。

*23:竹内は漫画原作者として飯を食えてるわけですから芝居が面白いとしても当然の話でしょう。芝居がつまらない人間では漫画原作で飯を食うのは難しいでしょう。

*24:著書『マンガは変わる』(2007年、青土社)、『マンガを読む。』(2008年、青土社)など

*25:著書『「りぼん」のふろくと乙女ちっくの時代』(1995年、ちくま文庫)、『教養としての〈まんが・アニメ〉』(共著、2001年、講談社現代新書)など

*26:著書『夏目房之介の漫画学』(1992年、ちくま文庫)、『マンガと「戦争」』(1997年、講談社現代新書)、『手塚治虫の冒険』(1998年、小学館文庫)など

*27:バンド・デシネの略。竹内の言う「フレンチコミック」のこと。

*28:大塚『アトムの命題手塚治虫と戦後まんがの主題』(2003年、アニメージュ叢書)、伊藤『テヅカ・イズ・デッド』(2005年、NTT出版

*29:著書『戦後マンガ50年史』(1995年、ちくまライブラリー)、『手塚治虫』(2008年、ミネルヴァ日本評伝選)など

*30:著書『現代マンガの全体像』(1997年、双葉文庫)など

*31:著書『戦後少女マンガ史』(2007年、ちくま文庫)、『戦後SFマンガ史』(2008年、ちくま文庫)、『戦後ギャグマンガ史』(2009年、ちくま文庫)、『戦後エロマンガ史』(2010年、青林工藝舎)など

*32:著書『漫画学のススメ』(2000年、白帝社)、『漫画学入門』(2002年、中国書店)など。なお、本書の元は九州大学に提出した博士論文で、日下氏(九州大学教員)は竹内の指導教官だそうなので謝辞で名前がでるのは当然である。

*33:北朝鮮は拉致を認めていませんがまあ拉致されたんだろうと思いますし拉致かどうかわからないというと話が続かなくなるので拉致として扱います。

*34:事件発生直後なら仕方がないんじゃないですかね。事件発生は日本時間の午後10時ですから。それとも首相秘書官たる者、常在戦場、酩酊するほど飲むなって事でしょうか?

*35:靖国参拝について言えば中曽根首相の参拝にも中国は抗議していたわけで小野氏がどうこう言う問題じゃないでしょう。責任転嫁にも程があります

*36:うがった見方をすれば政治性ゼロで日本の殺人事件のように単に個人的恨みで殺したあげく韓国に逃げただけかもしれないが、そんな事は外部にはわかりようがない。ま、事情がどうあれ北朝鮮はそういう不良分子の犯罪であるから引き渡せと言うかもしれない。

*37:ハンガリー大使、駐ブルガリア大使、駐フィンランド大使、駐ポーランド大使を歴任