「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート52(追記・訂正あり)

パート51の続き。

■9月30日 守る会関東学習会のお知らせ
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00890

数年間にわたり、ここ日本に在住する脱北者、日本人妻のインタビューを続けてきたジャーナリスト、前川恵司*1さんのルポルタージュ「夢見た祖国は地獄だった」が高木書房より発行されました。

・高木書房ってのは、田中正明の「南京事件否定論本」だの、田母神の本だのを出してる右翼系の中小出版社です。日本人妻ルポなど出してもおそらく売れなかった時代ならまだしも、今時右翼出版社から出版かよと呆れます。今は昔と違って北朝鮮問題も注目されてますからまともな内容ならどこだって出してくれるでしょうし、それなりに売れるでしょうに。「守る会」で講演もするわけだし、前川さんとはそう言う極右なんでしょうか?。
【2014年9/7追記:今日の日経の新聞広告を見たら前川が「朝日の吉田証言誤報謝罪」を口実に「慰安婦は韓国の捏造だ」という本を「SAPIOの版元」小学館から出すようです。絶句ですね。やはり前川は極右だったわけです。まあ、三浦とつきあう男ですから予想の範囲内ですが。】
・ググったらこの本、アマゾンで購入できるじゃないですか。しかも皮肉なことに俺の見落としでなければ高木書房のサイトを見ても、9/2現在この本の紹介はどこにもありません。三浦は「9月10日頃からアマゾンで買える、もっと早く買いたければ高木書房にご連絡を」なんて書いてましたが9/10どころかもっと早くアマゾンで買えます。まあ、アマゾンで購入しても届くのは9/10以降(店頭に並ぶのが9/10以降なので)でしょうが。
 前川氏のプロフィール曰く「元週刊朝日記者」。アマゾンで見られる本の帯曰く「週刊朝日連載ルポ*2を元に加筆」云々。ググったら「週刊ノンフィクション劇場・脱北への道」なるタイトルで週刊朝日に2010年頃に連載されてたみたいです。内容まではさすがにわかりませんけど。
 なおさら、何故高木書房なのか訳がわかりません。古巣・朝日から出したっていいし、朝日時代に造ったであろう人脈で大手出版社から出したっていいし。高木書房によほど思い入れがあるのか、高木書房でないと出せないような極右的な本(いやでも朝日ルポならそんな事はないか。それとも加筆の結果右翼的になったのか?)なのか。


■9月1日 北朝鮮人権問題についての特別講演会報告(下) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00889
 予想通り、(下)がチョ・ヘンさんです。三浦が以前行ったチョさんのプロフィール紹介については俺は以前こう書いています。

■9月1日に講演するチョ・ヘンさんのプロフィール 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00885
 三浦いわく、北朝鮮に帰国した「この人の兄さん」が家族とともに「武器を奪って兵士を殺害、力尽くで脱北しようとしたのでやむなく家族全員を射殺した」というのが北朝鮮の公式発表です。殺害の経緯はともかく、「殺害した」とはっきり認めてるのですから、公安当局が殺害したんでしょう。
 でこういう人が極右集団・守る会とつるむんですから、どういう講演会かは見当がつきます。以前予想したとおりの糞右翼講演会なんでしょう。お兄さん一家の死には同情しますし、北朝鮮を恨む気持ちもわかります。しかし、よりによって腐れ右翼と野合しなくてもいいでしょうに。そしてこんな講演に会場を貸す民団はカスだとしか言いようがありません。 

 では早速、三浦報告にコメントしてみます。

チョヘンさんはまず、こうして民団中央本部主催の集まりで証言をするのはおそらく初めてであること、もっともっと早く、このような場所で証言ができれば、自分の訴えもきっとさらに良い形で広がっていっただろう、まず、民団の皆様に感謝したいと述べました。

 まともな集まりなら良かったんですがね。三浦ら極右の設定と言うことでその目的がきわめて極右的な代物であることがバレバレです。単なる北朝鮮批判ではなく、極右の北朝鮮打倒論、それも武力行使すらオプションに入っているであろうという物騒な打倒論を盛り上げることが目的でしょうね。

そのようなことがあっても、決して日本人を恨むようなことはなく


そのようなことってのはもちろん差別です。何を疑われたのか、お父さんが警察に拘留されたこともあったそうです。日本人を恨んでもいいと思うのですが、そこは「子どもの教育に良くない」とか「恨みは建設的な方向(このお父さんの場合、商売での成功でしょうか?)で解決すべきだ」とか言ったことだったのでしょうか?
 であるならチョさんも「右翼集会で演説」なんて「非建設的な代物」ではない「北朝鮮批判」の方法を選んでほしかったのですがね。

朝鮮総連北朝鮮はもちろん、かって帰国事業に賛同し、総連同様にそれを煽ったマスコミ、政治家、そして事実上協力した日本赤十字が、未だに責任を取ろうとも謝罪しようともしないことをチョヘン氏は強く批判し、拉致問題だけがクローズアップされる傾向があるが、日本側が北朝鮮帰国事業に賛同し、今日に至るまで朝鮮総連を野放しにしてきたことの責任をもっと考えてほしいと述べました。

 帰国事業と似たり寄ったりの結果になった満州移民、ドミニカ移民、ボリビア移民でも責任とってない国ですからね。俺もオヤジやオフクロと以前、話したことがあるんですが主観的善意や経緯は別として、結果的に棄民事業と化したと言う意味では移民事業と帰国事業と同じだよねと。で何故かウヨは移民事業には興味関心がないわけです。何故かと書きましたけど興味関心ない理由はよくわかります。北朝鮮叩きのようなわけに行かないからでしょう。ドミニカやボリビアはウヨにとって叩く価値がない。日本政府はもちろん叩きたくない。
 で三浦に至っては「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート1(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081229/4653219087)で俺が批判しましたが「帰国してから脱北した者への補償を考えてほしい」と陳情に行き、公明党議員秘書から「似たようなドミニカ移民でも補償なんて別にしてないしね、帰国事業だけ特別扱いできないと思う」と言われたからとは言え、

ドミニカ移民の方々も大変ご苦労されたことと思いますが、少なくとも、いかに難しくともこの方々には出国の自由もあった、帰国者、日本人妻の方々にはそれは全く無い

なんて暴言を吐いちまうわけです。
 俺は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート1(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081229/4653219087)で

 ドミニカ移民の方だって全財産はたいてドミニカに行った人だっているだろ?。そんなに簡単に帰国できるわけがないだろうが、アホか。
 大体、コトバンク「ドミニカ移民訴訟」によれば「日本政府は当時、ドミニカ共和国を「カリブ海の楽園」と称し、移住すれば開墾済みの土地を無償で譲ると宣伝した。1956年から59年までに249家族1319人が移住したが、耕作不能の土地だったため多くの人々が生活に行き詰まり、帰国もできない状況に陥った」だから詐欺同然じゃないか。北朝鮮帰国事業で朝鮮総連をさんざん非難した癖に、ドミニカ移民で日本政府を非難しないのか?。こういう三浦のようなふざけた人間が会長だとそりゃ俺に反論不可能ですよね、noharra(注:原文ではIDコールしてましたが当人が嫌がるので辞めています)。

【追記】
1)下のコメ欄で「ドミニカ移民より北朝鮮帰国者の方が悲惨」と言いたげなnoharra(注:原文ではIDコールしてましたが当人が嫌がるので辞めています)。だから、そう言うことを言うことに何の意味があるんだ?。「ドミニカ移民問題が社会に軽視される恐れがある」and「ドミニカ移民がお前らに激怒する(お前らに敵対する恐れすらある)」以外の効果があるのか?
2)ちなみに、abekojiの日記「ボリビア移民の真実」(http://d.hatena.ne.jp/abekoji/20110418/1303076213)によればボリビア移民てのも相当酷いらしい。要するに昔の日本はそう言う国だったてことだ。北朝鮮帰国者だけ騒ぐってのは「反北朝鮮なだけじゃねえのか?」と疑問に思う。

 と三浦及び三浦を詭弁で擁護する「野原某さん」を批判していますが。こういうあたりが俺が「野原某さん」をまともな人間とは少しも思ってない理由、彼を死ぬほど嫌ってる理由です。いくら公明党議員秘書から「ドミニカ移民でもやってないけど」と言われたからと言って「ならドミニカ移民もやるべきです」というならともかく理屈にも成らない理屈で「ドミニカ移民より北朝鮮帰国者の方がつらい」なんてデタラメなことを言って、ドミニカ移民を侮辱する、何故そんな三浦というゲス野郎を野原は許せるんでしょうか?。容認できるんでしょうか?。三浦を批判した俺を「北朝鮮帰国者に失礼」と意味不明な非難するんでしょうか?
 野原がまともな人権派ならそんなバカな事ができるわけがないでしょう。
・「朝鮮総連を野放し」ってあなたねえ。朝鮮総連が違法行為でもしない限り、政府に取り締まりなどできることは何もないんですが。まあ、政府、赤十字(日赤及び国際赤十字)、総連、マスコミ、政党他、各種政治団体などが道義的、政治的に謝罪すべきだというのはその通りだと思いますよ。
 善意でやったのだろうからあまり責めたくはないし、正直、自分の非を認めるのはつらいでしょうし、今更非を認めても「帰国者の生命がどうにかなるわけでもない」んですが。
 ただチョさんはともかく「未だに旧日本軍の犯罪を被害者、被害国に謝罪できず『河野談話撤回論まで唱える』三浦ら日本ウヨ」と「未だに韓国軍事独裁支持という過去を被害者に謝罪できない民団」の連中にその資格はかけらもないと思いますが。自分ができないことを他人に求めるなど恥知らずのやることです。

韓国は立派に発展してきた*3けれど、同時に、北朝鮮にいる人たちも同じ民族であり同胞のはずだ、この人たちを救い出すために、北の独裁政権を倒すために、やらなければならないこと、出来ることは、ここ日本で民団にまだまだたくさんあるはずだ。

 何考えてるんですかね。民団は設立当初はともかく今は別に北朝鮮打倒を目的にしてるわけでもないでしょうし、そんな事は目的にすべきでもないでしょう。独裁政権を倒すなんて物騒なことを考えるより、どうやってあの国を平和的なやり方で民主化し、経済復権できるか考えなさいよ。それが太陽政策だったわけです。


■9月1日 北朝鮮人権問題についての特別講演会報告(上) 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00888

東京の韓国民団本部8階会議室にて、北朝鮮人権問題についての特別講演会が開催されました。参加者は民団を中心に約150名。

 150名ね。多いのか少ないのかどうなんでしょうか。
 それにしても民団もウヨとつるんでて恥ずかしくないんですかね。今ウヨが民団とつるんでくれてるのはあくまでも「総連を潰すため」であってウヨは民団の「外国人地方参政権がほしい」「慰安婦関東大震災での朝鮮人虐殺など『日本の負の歴史』をきちんと学校で教えてほしい」などの主張にはきわめて敵対的なんですが。「いずれ自分たちもウヨの攻撃対象になるかもしれない」「そのためにはむしろ総連と部分共闘すべきではないか」「少なくともウヨの総連叩きに荷担すべきでない」と言う頭は今の執行部にはないようです。
 実は2006年に穏健派が民団執行部に就任し、民団・総連和解をアピールしたこともあったのですが、俺の理解では「民団内部の反北朝鮮右派の反撃」「そうした和解の動きに無関心としか思えない北朝鮮の軍事対応(ロケット発射)」「そうした和解の動きに無関心としか思えない日本政府の経済制裁一本槍の対北朝鮮外交」によってぽしゃりました。今の執行部は穏健派ではありません。返す返すも残念です。
 しかしこういう中央本部のウヨ路線って支持されてるんですかね?。されてないんじゃかと思うんですが(特に若者に)。「単なる総連、北朝鮮批判」ならまだしも「日本ウヨとつるむ」というのはダメだと思うんですが。民団の内部からの批判による改革が起こることを望みます。これじゃ総連をどうこう言えるレベルじゃないし、若者がどんどん去ってくでしょうよ、民団から。

まず講演会は小川晴久*4NO FENCE副代表のお話にはじまり、小川氏は、自分は青年時代、1960年に平壌で出版された朝鮮哲学史という東洋思想研究所*5に多大な影響を受けたことから語り始めました。当時の自分が持っていた西欧に対するコンプレックスをこの本が打ち破ってくれたこと、東洋思想にも西欧に匹敵する論理性や化学的*6な見地があることを教えられたこと、何よりも公正な学術的研究で、金日成讃美などこの本には全くなかったことを語りました。

・(上)が小川で(下)がチョ・ヘンと言う人なのだろう。
・小川発言にはホントかよと疑わざるを得ませんね。 そう言う人間が何で極右団体「守る会」に参加して、極右・三浦と一緒に「北朝鮮打倒論」「朝鮮学校無償化除外」「寺越武志さんを拉致認定せよ」など*7と言う非常識な主張をする極右にまで転落するのか。
 北朝鮮批判するにしたって自ずから一定の品位が求められるわけで、極右とつるんで暴言言いたい放題ってのはまともな人間のやる事じゃありません。「極右的な立場からの批判以外、批判はあり得ない」なんてことはないんですから。
「僕は朝鮮人・韓国人差別なんかしてません」「北朝鮮の政治体制を批判してるだけ」「もちろん民団は敵じゃない」とアピールするためのポジショントークだろ。そんなの信用するほど俺はお人好しじゃないから。民団関係者でも信用する人間は少ないんじゃないかな。
・「1960年に平壌で出版された朝鮮哲学史
 ググったらヒットした鄭鎮石、鄭聖哲、金昌元の共著『朝鮮哲学史』(邦訳、1962年、弘文堂)のことのようです。
 これについては、以下の朝鮮新報記事も参照ください。

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/sinboj2000/sinboj2000-8/sinboj000823/52.htm
近代朝鮮の開拓者/文化人(13)鄭鎮石
 解放後、共和国*8の哲学界を代表する学者の1人として活動し、朝鮮哲学史の体系化に力を尽くした人として鄭鎮石の名前を忘れることはできない。
(中略)
 60年、ついに彼と鄭聖哲、金昌元の3名の共著によって、わが国最初の哲学通史「朝鮮哲学史」(上)が出版されたのである。70年代の末、彼は南に残した夫人に会うことなく世を去った。(金哲央*9朝鮮大学校講師)

・「金日成讃美などこの本には全くなかった」
 ウィキペ「金日成」によれば彼が政府、党内の反対派を打倒して独裁体制をほぼ固めるのは1970年代に入ってからのことです。
 1972年に憲法改正主体思想が国家の指導理念とされ、金日成国家主席(1972年に新設)、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍司令官に就任し、政府、党、軍の最高ポストを一手に握ります。
 1960年時点では「金日成讃美などこの本には全くなかった」のは当然でしょう。

しかし、その後主体思想*10が登場し、その思想にはまったく興味を覚えないものだったため、北朝鮮への関心は薄れていったこと、同時に、三浦梅園など日本、そして朝鮮半島実学思想*11への関心が高まり、韓国への留学、さらに東洋思想への研究を深めていった学者としての人生に触れた

 まあ、「主体思想」を思想として評価できなくても「どうしてそういう思想が登場したのか」「過去の金日成朝鮮労働党の方針とはどう関係があるのか(あるいは関係はないのか)」「いわゆるマルクス・レーニン主義や朝鮮の伝統思想とはどう関係があるのか(あるいは関係はないのか)」「この思想の内容はどんなものか」「この思想は北朝鮮社会にどんな影響を与えてるのか」といった研究はできると思います。たとえば「ファシズム研究」「カルト研究」ってのは普通、「その思想がすばらしいと思う」から研究してるんじゃないわけです。「ファシズム研究者=ファシスト」「カルト研究者=カルト信者」じゃ普通ない。
 が、それは人それぞれですからね。そう言う研究関心は小川にはなかったんでしょう。
 三浦梅園ってのは江戸時代の哲学者で「広瀬淡窓*12、帆足万里*13とともに豊後(大分)の三賢人と呼ばれる」そうですが何者かよく知りません。すでに戦前から三枝博音(1963年死去)というマルクス主義哲学者が研究し、著書『三浦梅園の哲学』(1941年)まで出してる*14ようなので、主体思想登場後に研究というのは小川の梅園研究は研究スタートとしてはだいぶ遅いとは思います。
 ちなみに「三浦梅園」「朝鮮実学」でググったら以下の本がヒットしましたので参考までに紹介しておきます。また、朝鮮新報のコラムも紹介しておきます。


【三浦梅園】
 山田慶児*15『黒い言葉の空間―三浦梅園の自然哲学』(1988年、中央公論社
 田口正治『三浦梅園』(1989年、吉川弘文館人物叢書
 高橋正和『三浦梅園の思想』(2006年、ぺりかん社


【朝鮮実学
 鄭聖哲『朝鮮実学思想の系譜』(1982年、雄山閣
 金泰俊『虚学から実学へ―18世紀朝鮮知識人・洪大容の北京旅行』(1988年、東京大学出版会
 河宇鳳『朝鮮実学者の見た近世日本』(2001年、ぺりかん社

朝鮮新報

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/06/0806j1107-00003.htm
〈人物で見る朝鮮科学史−70〉 実学の時代①
 朝鮮王朝時代の科学技術を鳥瞰した時、二つの大きな山がある。一つは前期の世宗時代の科学技術であり、もう一つは後期の「実学」である。
 壬辰・丁酉倭乱*16とその後の清国の侵攻などにより、国土は荒廃し人々の生活も貧困化するが、にもかかわらず両班貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。そのような状況下で朱子学の空理空談を廃して国を富強にし、人々の生活向上に役立つ学問を追求する学者たちが登場する。それが実学へと結実するのである。
朝鮮における実学の展開は、おおよそ形成期(17世紀)・成熟期(18世紀)・衰退期(19世紀)、そして開化思想への移行期(開国前後)の四段階に分けることができる。まず、形成期には先駆者といわれる金堉、李睟光らが西洋知識の積極的な導入を図り、創始者といわれる柳馨遠、洪万選、韓百謙らが土地問題、農業問題、歴史地理問題を取り上げた。
 成熟期になると柳馨遠の実学を受け継いだ李瀷をはじめとする安鼎福、申景濬、李重煥、柳緖、鄭尚驥らが経世致用派を、朴趾源、洪大容、朴斉家、李徳懋、柳徳恭らが利用厚生派を形成した。前者はおもに農業問題を、後者は都市の商工業問題を積極的に取り上げた。利用厚生派は北学派とも呼ばれたが、それは両班貴族たちが野蛮視する清国であっても優れた科学技術は積極的に受け入れるべきであると主張したからである。続いて、丁若𨉷が経世致用派、利用厚生派の両方を総合した実学を完成させる。
 その後、「西学」に対する弾圧によって実学も衰退するが、それでも19世紀前半まで金正喜、金正浩、崔漢綺、徐有腧、李圭景らによって実学の伝統は受け継がれた。そして、1850年代になって実学を継承した朴珪寿、呉慶錫、劉大致らによって開化思想が芽生え、70〜80年代になって金玉均*17らによって一つの思想潮流となった。
 さて、このような朝鮮実学の研究は植民地時代に遡る。日本の植民地統治下で民族の自我確立のための「朝鮮学」を標榜した文一平、白南雲*18、安在鴻、鄭寅普らが朝鮮後期の学者たちの業積に注目、彼らの学問を「実学」として高く評価し、様々な学術活動を行った。

日本では人権や平和の価値を語る人が、北朝鮮政治犯収容所問題には沈黙している

 自国・日本の人権問題ってのは語るのは比較的、容易です。取り組むのも比較的、容易です。しかし外国の人権問題ってのはこういったら何ですが所詮他人事の訳ですし、日本から外国に向けて運動することは別に「北朝鮮のような独裁国家」でなくたって欧米国家の人権問題だって楽じゃないわけです。
 小川は「沈黙云々」って言いますけど、じゃあ、北朝鮮以外の外国の問題(「ミャンマーのスーチーさんを支援しよう」とか)について沈黙してないかと言ったら、普通がんがん運動してる人ってのはたくさんはいないと思いますけどね。幸いにも運動が盛り上がって「ベトナム反戦運動」のような全世界的な運動になれば、話は別ですけど。
 「北朝鮮批判が在日差別につながったら嫌だ」と言う遠慮*19がないとは言いませんが、そもそも外国の人権運動てのは盛り上げることが難しいわけです。まあ、日本の人権問題だって「生活保護が受けられずに死ぬ方がいること」等でわかるように、残念ながら大いに盛り上がってる訳じゃありませんけど。
 大体、そう言うことを言う、小川らはどれほど日本の人権問題に取り組んでるんですかね。

国際司法裁判所や最先端の国際法の世界では、国家主権の枠を超えて、各国政府が国民を保護する責任を放棄し、ジェノサイド、戦争犯罪、人道犯罪から守る責任を果たさない場合は、国際社会が変わって国民を守らなければならないという発想が2005年には確立されている

 「2005年」云々という細かい話はスルー。
 で、そういう「ジェノサイド、戦争犯罪、人道犯罪を裁く」という発想、思想の原点の一つが何かというと、小川や三浦のようなウヨが大嫌いな「極東国際軍事裁判東京裁判)」なんですけどね。小川は自分が言ってることの意味が、三浦は自分が書いてることの意味がわかってるのかね、ホントに。こう言う事言ったり書いたりしたら「東京裁判批判」*20ならまだしも、極右のような東京裁判の価値を全否定する「東京裁判否定論」「パル判事万歳論」「A級戦犯英雄論」だのが言えなくなるんだって事を。
 そして「ジェノサイド、戦争犯罪、人道犯罪を裁く」という発想、思想が強くなってきたから「国際社会は慰安婦問題で日本(正確にいうと慰安婦違法性否定論が事実上野放しになっており、閣僚や与党幹部にすら否定論者がいる日本)を批判するんだ」ってことを「慰安婦違法性否定論者」であるだろう*21小川君や三浦君は理解していますか?。そう言う発想、思想で裁かれるのは北朝鮮だけじゃない、日本だって同じ、国際社会の全ての国がそうなんですよ?。
 まあ、理解してないか、理解した上で「日本の問題点については華麗にスルー」してるかどっちかでしょうが。 

国際社会の先進的な人権水準に、わが日本国もアジア全体も学ばなければならない

 まさに「お前が言うな」。国際的な人権水準から言ったらこいつら守る会が主張する「朝鮮学校無償化除外」なんて差別以外何物でもないわけです。
 あるいは最近問題になってる「慰安婦問題」だって、橋下や石原のような公人が否定論を唱えるなんて事は「国際的な人権水準」から言ったら論外なわけです。単純比較はできないとは言え、たとえばドイツでホロコースト否定論を橋下や石原のような公人が公言してまかり通ってるかといったらおそらくそんなことはない。
 むしろ学校教育で慰安婦被害をきっちり教えなきゃいけないがまあ、ゲス右翼の小川がそんな事は言わないでしょうね。
 他にも日本が国連に人権問題として指摘されてるものは俺が知ってるのではたとえば代用監獄があります*22がそういうことに小川が何か言うかと言ったらおそらく何も言わないわけです。
 生活保護が受けられずに「おにぎり食べたい」と書き残して餓死者が出ちゃう「日本の福祉状況」だって「国際的な人権水準」から言ったら論外なわけですがそういうことにも小川が何か言うかと言ったらこれまた、おそらく何も言わないわけです。
 本当に小川のようなゲス右翼には殺意しか感じないですね。


横田めぐみさん、2001年に生存 政府、2ルートから情報
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00887
 よくもまあガセネタの疑い濃厚な怪しいネタを恥知らずにも持ち出せるものですね。

拉致被害者横田めぐみさん=拉致当時(13)=は、それ以降に再婚し、男児を出産、少なくとも2001年時点で生存していたとする情報を、日本政府が入手していることが30日、分かった。

ガセ臭いですけど事実なら、「ヘギョンさん以外に孫がいた」と言うことである種、「横田夫妻にとってうれしいニュース」なのかもしれません。ガセ臭いですけどね。

問題なのは、日本側がこういう情報を持っているのに武器にできていないこと。

武器にするも何も「経済制裁すれば向こうから折れてくる」(by家族会、巣くう会)では情報の使いようがないだろ。

 ぎりぎりの交渉をした結果の遺骨収集団訪朝ならば止むをえませんが、北のペースであったなら今後の展開は難しく長期化する。

「ぎりぎりの交渉をした結果の遺骨収集団訪朝ならば止むをえません」
 穏健保守ぶってる手前、三浦はもはや言いがかりで遺骨収集団訪朝を潰すことはほぼあきらめたようですね。まあ、「(拉致問題で)ぎりぎりの交渉」なんて言って何とか邪魔したいようですが。もちろん遺骨収集と拉致は無関係ですから本来リンクさせるべき代物じゃありません。
「北のペースであったなら今後の展開は難しく長期化する」
 北朝鮮のペースも何も、交渉以外に道はないでしょうに。

特に不思議なのは、まあ公開されていないだけかもしれませんが、どういうわけか政府認定拉致被害者の「情報」は横田めぐみさん関係が多いように思えること。

 良くも白々しいすっとぼけたことが言えたものです。「多いよう」じゃなくて、実際「多い」んでしょうし、その理由は全然不思議じゃないでしょ。めぐみさんについては人気声優高山みなみさん*23主演(もちろんめぐみさん役)で「めぐみ」なんてアニメ(http://www.rachi.go.jp/jp/megumi/gaiyou.html参照、原作は「週刊漫画アクション」に連載されたアニメと同名の漫画)まで製作されています。高山さん以外も
横田滋さん役:テレ東の子ども向け番組「おはスタ」の司会で、俳優、ラジオパーソナリティー*24としても活躍してる人気声優・山寺宏一
横田拓也さん役(めぐみさんの弟):アニメ「ちびまる子」でさくら友蔵を演じる島田敏
ナレーション:ベテラン声優・羽佐間道夫
と声優にほとんど興味ない俺すら知ってる有名声優がいてなかなか豪華です(俺が知らん声優もいるが)。
そんな拉致被害者はおそらく彼女だけです。たとえば「八重子(金賢姫に日本が教えた李恩恵ではないかと言われてる田口八重子さん)」とか「るみ子(家族会事務局長・増元照明の姉増元るみ子さん)」なんてアニメはない。
 マスコミに良く登場する家族ももっぱら横田夫妻です。先日は東京高島屋で「めぐみさん写真展」が開催され今は、大阪高島屋で同じ写真展が開催されてるそうです。百貨店の催事場で、写真展が開催される拉致被害者はたぶんめぐみさんだけでしょう。つまり日本政府、家族会、救う会拉致議連、マスコミは明らかにめぐみさんを特別扱いしている。
 そう言う人間について情報の真偽や情報元がどこか、情報提供元のおもわくはともかく大量の情報が集まるのは当たり前です。
 家族会他が「めぐみさんを重要視しなければ」情報など集まらないでしょうし、「めぐみさん以外のたとえば田口八重子さんを重要視すれば」八重子さんの情報が山ほど集まってくるでしょう。
 なお、めぐみさんが特別扱いされる理由はやはり「15歳の少女が拉致される」というのは大人が拉致されたというのよりは感情の琴線に触れるというかインパクトが大きいからでしょう。


■河信基の深読み「日朝協議は合意できることから進めよ」
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/44259126.html
 まあタイトル即結論ですかね。交渉ごとというのは普通、何でも交渉を成立させたいなら日朝協議に限らず「合意できることから」でしょう。北朝鮮ウオッチャーの河氏だから言える台詞ではなく、当たり前の話です。交渉したくないけど、交渉せざるを得ない、じゃあ、交渉中に難題ふっかけて交渉を潰そう、というなら話は別ですがね。


北朝鮮の人権問題に沈黙して「平和」を訴え日本の差別を批判しても説得力はない 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00886
 日朝交渉の進展とともに、焦りに駆られ、どんどん三浦一派の「自称人権派」「自称右も左もない」「しかし本当はただの反北朝鮮極右」という化けの皮がはがれてる感がするな。今度も交渉が進展し、三浦らの正体がどんどんモロバレになることを望みます。
 三浦の主張は、まさに「お前が言うな」。日本の人権問題(在特会によるヘイトクライムとか、現在日韓間でホットな話題となりつつある慰安婦問題とか、過労死問題とか、セクハラとか児童虐待とか高齢者介護とか障害者福祉とか探せばいくらでもあるでしょうが)に沈黙して北朝鮮問題ばかり訴えるこいつらの本性が「ただの反北朝鮮極右」であることはもろばれです。自称アンチネトウヨの野原先生もこんなふざけた男・三浦が役員の「守る会」に入ってて恥ずかしくないんでしょうか。俺だったら「人権団体」と勘違いして入会しても、早い時点で退会しますぜ。
 と「死ぬほど大嫌いなカスの野原」「その人間としての価値を俺が全く認めていないゲス野郎・野原」「エセ人権派、偽善者にしか見えない男・野原」の悪口を今日も書いておきます。「野原の発言へのコメント以外」idコールするなとのことなのでidコールはしません。
 しかし三浦が慰安婦問題について日本政府の対応や極右(石原とか橋下とか安倍晋三とか)の暴言を問題視する日韓の世論*25について「北朝鮮に甘いお前ががたがた言うな」とネガキャンしながら、自分の慰安婦問題についての見解は絶対言わないのはゲスとしか言いようがありませんな。
 まあ、ウヨ仲間同様、慰安婦違法性否定論だが公言できないから「慰安婦問題批判派に北朝鮮シンパのレッテルを貼るゲス=三浦小太郎」ってのは見え透いてますが。
 ちなみに三浦の張ったリンク先の文章(http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/91510-e976.html)は「集団的自衛権行使容認の政府審議会意見書公表」「武器輸出三原則緩和の政府審議会意見書公表」などを理由に「右傾化する野田政権」「平和憲法の危機」と批判していますが、こうした認識についてどう思うか、三浦が自分の考えを言わないのもゲスい。
 まあ、これまた、ウヨ仲間同様、「武器を輸出して何が悪い」「集団的自衛権を行使して何が悪い」と言いたいが穏健保守*26ぶってる手前公言できないから「そうした野田政権批判派に北朝鮮シンパのレッテルを貼るゲス=三浦小太郎」ってのは見え透いてますが。もちろん俺は三浦が紹介するサイトの認識にはおおむね賛成です。


朝日新聞が事実上のプーチン支持記事(2012年3月初めのコラム)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1265
 前回に続いて、三浦の書いた「新聞不信」の紹介です。よほど三浦は「新聞不信」で書いた文章に自信があるようですね。そんなにすばらしい文章とも思いませんけど。つうか俺は三浦なんて物書きとして評価してませんが。
 前回に引き続きまた朝日への悪口です。さすがウヨ・三浦がウヨ雑誌・文春に書いた文章です。
 ただ前回の「性善説カンニングがなくなれば苦労しない」という無茶苦茶な言いがかりと違い、今回は「三浦の指摘が事実なら」朝日にも問題があるかなとは俺も思います(朝日の元記事を読んでないと何とも言い難いですが)。ウヨでなくても左派やノンポリでも朝日のプーチン取材は問題視するかもしれません。いくら世論調査で当選が確実視されてるからと言って選挙直前に「当選されたら北方領土問題はどうされますか」と聞く(三浦の文章を信じればそう言う聞き方だったようです)のは、プーチン対立候補やその支持者に失礼だし、三浦の言うように「これをロシア以外でできるのか、道義的な問題もあるが日本でやったら公選法にも触れるのではないか」「わざわざ選挙直前に聞かないと行けないのか、選挙結果が正式に判明した(まあ事前世論調査プーチン当選が確実ですが)直後ではダメなのか」と言われたら朝日の記者も言葉に詰まるんじゃないですかね*27
 ただ三浦の言うように「事実上のプーチン支持」だなんてそこまで酷いとは思いません*28し、百歩譲ってプーチン支持記事だとしても「石原都知事に紙面でコラム連載させる産経新聞」「『下野なう』と記者がツィートするほど、自民と友達感覚の産経新聞」「中曽根との交友を平然と自慢する読売のナベツネ」などの政治との距離感のなさに比べたらかわいいものだと思いますが。
 三浦が独裁がどうとか*29言ってますが、こういう場合問題なのは独裁云々ではなく、政治家との距離感です。政党機関誌や政治家後援会機関紙ならともかく一般メディアが特定の政治家と癒着すること、あるいは癒着を疑われるようなけじめのないつきあいをすることは、相手が独裁者かどうかに関係なく問題です。
 最後に一つだけ気付いたことを。前も書いた覚えがあるのですが三浦はこの個人ブログで誰に頼まれたわけでもないのに「政治ネタはあまり書かないつもりだ」と書いていました。それなのにその約束を平然と破ってるわけです。約束を守って政治ネタは書くな、なんてけちなことは言いませんが*30、いい加減「約束をやぶって済みません、今後は政治ネタも書いていきます」と釈明するのはいつの日なんでしょうか?
 他の部分にも突っ込んでみます。

朝日新聞は、これまでプーチン氏の、若宮氏自身この記事で認めている「皇帝気取り」の独裁的手法を批判的に論じ、腐敗や独裁を批判するロシア民衆の声を好意的に伝えてきたではないか。北方領土さえ解決すれば、独裁体制は別にそのままでも構わないのだろうか。

北方領土さえ解決すれば、独裁体制は別にそのままでも構わない」
 そこまでは言ってないでしょうよ。プーチン大統領北方領土問題を日本も納得する形で解決すればありがたいと言ってるだけで。

もう一つ、危険な隣国として北朝鮮が存在する。

その前段階でロシアがどうとか言ってたという事は三浦はロシアを「危険な隣国」と見なしてるんですかね?

各紙ともに原発事故や放射能の脅威には神経質なのだから、北朝鮮核兵器の脅威が持続することにはもっと警告を初するべきではないだろうか。

 原発推進派ウヨらしい泣き言。現に被害を生んでる「福島原発事故」の方が可能性の問題に過ぎない「北朝鮮核ミサイル発射」より騒がれるのは当たり前だろうに。それと産経は今後も原発推進だと叫んでて「全然神経質じゃない」けどね。


■領土問題よりもカンニングが重大か?(2011年2月末の記事)(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1260

週刊文春に約1年半ほど、2週間に一回ずつ「新聞不信」というコラムを書かせていただいていました

 俺やid:pr3さん、id:Bill_McCrearyさんなどが「新聞不信」と言うタイトルでコラム連載したら、確実に「内容の大部分が産経批判」になるだろう。当たり前の話で「産経は朝日、読売、毎日、日経と比べ段違いでレベルが低い」から。しかしウヨの三浦がウヨ雑誌・文春に書けば逆に産経批判などほとんどないだろう。
 つうか俺の記憶が確かならこの「新聞不信」というのは半匿名コラム(文春でしか使わない書き捨てペンネームコラム。似た代物には昔の産経の「斜断機」がある)で文春らしいゲス右翼言論が述べられるという、読むとそのゲスさに「人間不信」になる代物だったように思う。前からウヨってる文春なんかあまり読んでない(読む場合も立ち読みか図書館がほとんどで絶対に買わない。文春にコラムがある人間はそれだけで軽蔑に値すると思う)が、最近は全然読んでないから、良く覚えてないのよ。
 今回三浦が自信満々に出してきた「新聞不信」のコラムももちろん産経批判ではない。こういうバカウヨ野郎が「右も左もない」と中道ぶって、「ゲスウヨの自分を棚に上げて」左派批判をやり出すのだから呆れ果ててしまう。草加耕助さんとか「野原何とかさん」みたいな呆れないバカ(しかも野原や草加は自称左翼だったり、自称アンチネトウヨだったりする。嘘つきなのか、バカなのか)もいるわけだが。
 しかし三浦も紹介するならもっとまともな文章を紹介しろよ。隔週で1年半も連載してたんだろ?。まさかこれが一番まともなのか?

受験生が携帯でカンニングをしていたという記事覚えていますか?

 ええ覚えています。産経がとてつもない誤報をして恥をさらしましたね。たぶんそんな誤報がなければ忘れていました。産経の誤報はいつものことですがいつもながら酷い(毒)。もちろん「新聞不信」と言うタイトルで「カンニングがネタ」でも「全くの事実無根を書いた産経のカンニング関係記事は異常」「どこから情報を入手し、どんな裏付け取材をしたのか、説明してみよ」なんて批判をウヨの三浦がしないのは言うまでもありません。


【参考:カンニング問題での産経の誤報について】

ウィキペ「産経の報道」
 2011年3月2日、京都大学入学試験インターネット投稿問題について“捜査関係者からの情報”として「東京の高校生2人が関与、京都府警察がほぼ特定」と報じたがそのような事実はなかった(実際には山形県の受験生が単独でやったもの)。同月5日、記事内容を全面的に撤回する謝罪公告を掲載。

領土問題よりもカンニングが重大か?

 ええ、カンニング問題の方が大事だと思いますよ。そもそも日本が実効支配してるのだからウヨが大騒ぎするほどの「深刻な領土問題」なんてどこにもありません。相手の言い分を「ふむふむ」と一応聞いた上で、自分は賛同できない旨、伝え、今まで通り適当に棚上げしとけばいいんですけど。
 中国軍の空母が尖閣侵攻したのならならまだしも、たかが中国漁船の民間人が尖閣に上陸したり、尖閣周辺を中国海軍機が飛んだりしたぐらいで「領土問題、領土問題」とバカみたいに騒がないで下さい。日中関係をそんなに破壊したいですか?。もちろん三浦は「救いようのないバカ」「死んだ方がいいバカ」「バカの癖に利口ぶってるバカ」ですが。

性善説カンニングがなくなるのなら、憲法九条を国際社会に「呼びかけ」るだけで世界は平和になるのである。

 酷い朝日への言いがかりですね。「性善説カンニングがなくなる」「憲法九条を世界に呼びかけるだけで平和になる(護憲派はそんな事は言ってません)」とそもそも朝日は言ってませんのでこの一文、全く無意味なゴミ文章です。こういう「バカ文章」を他人から「お前バカだろ、詭弁で朝日に因縁つけてるんじゃねえよ、ゴミ右翼」と批判目的に持ち出されるのならともかく、自信満々に自分からさらせるバカウヨ三浦の神経は理解できません。これが内容的にも表現的にも名文だと思ってるの、お前?。そもそもこんな無茶苦茶な言いがかりは俺には思いつくことすら困難ですが。

坂東忠信氏翻訳の「中華人民共和国琉球自治区の設立 琉球群島1000年の国家戦略の開始」という論文を引用し、中国政府の尖閣のみならず沖縄*31に及ぶ侵略の野望を指摘している。

 坂東の酷さについてはたとえば、以下のエントリを参照して下さい。
坂東忠信ブログ「冷静にお読みください。」
http://taiyou.bandoutadanobu.com/?day=20100526
NATROMの日記「エイズに似た怪病が中国で急速に拡散しているという話はたぶんガセ」
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20100524

・医学の専門家でもないにもかかわらず、「中国でエイズに似た奇病がはやってる、中国政府がそれを隠してる」というガセネタを拡散できるクズが坂東です。
 もちろん誰もが「中国共産党の圧力に従わざるを得ない中国国内メディアならともかく海外メディアもそんな報道してないじゃん?」と思いますがそう言う常識が通用しないのが坂東のようなバカウヨです。
・「ペマ・ギャルボご推薦の怪文書」並の怪しいガセネタ(まあマジネタだとしても、政府公式見解ではなく中国版「田母神」のような危ない人間*32のとんちき論文にすぎないでしょう)を産経文化人・坂東が「これを見ろ、中国は琉球自治区設立を狙ってる」と大騒ぎし、それに三浦と週刊文春も乗っかってるという話です。こんなゴミみたいな文章で原稿料がもらえて良かったですね、三浦先生(毒)。
 沖縄侵略なんかやるわけないでしょうに。どれほど中国と言う国をバカにすれば気が済むんですかね。まあ、俺も三浦は以前からまともではないと思っていましたが、「右も左もない」といって穏健保守ぶってるし、まさか坂東や島田のように「中国には沖縄侵略の野望がある」と公言するほどのバカだとは思っても見ませんでした。つうか文春ってそこまでウヨ方向に落ちぶれてるの?。いや昔(1970年代とか1980年代とか)からそうだったっけ?。しかし「野原何とかさん」は自称アンチネトウヨの癖して「ネトウヨと同レベルの中国理解してる男・三浦小太郎」が副代表(なお、三浦は前代表)をつとめる「守る会」なんか良く入れるよな。と書いてIDコールすると「野原の文章へのコメント以外はIDコールするな、嫌がらせと見なし訴訟も考えるぞ」と恫喝するダメ人間が野原先生で、それに「訴えられるものなら訴えてみろ」とは言えないヘタレが俺なのでidコールはしません。まあ、あちらさんもたぶん俺の悪口はたまにはチェックしてるんじゃないですかね。しかし反論はしない、できないと。自分(野原)のブログにやってくる人間に俺の悪口が見えなけりゃそれでいいんでしょう。偉そうに東電批判とかしてるけど本当に野原ってくだらない奴だなと思う。

新聞各紙は予備校生のカンニングよりも、隣国が堂々と行っている「不正行為」の方を怒り糾すべきだろう。

 「沖縄は中国の領土だ」なんて主張は隣国・中国政府でもなければ隣国・中国国民の多数派でもなくて一部の変人だけですからね。そんなのをわざわざ取り上げて中国非難のネタにするのは産経や文春、三浦と言った常軌を逸した極端な反中国右翼だけです。
 チャンネル桜をネタに「日本人は全てああいう極右だ」と言われても困るのと同じですよ。チャンネル桜準レギュラーの三浦先生にはわからないでしょうが(毒)。


【追記】
 三浦が得意げに紹介する「中華人民共和国琉球自治区の設立 琉球群島1000年の国家戦略の開始」ですが、ググったところ予想通り、とてつもなく怪しい怪文書のようです。自称・アンチネトウヨ、「守る会会員」野原先生にこの「守る会現副代表で元代表」三浦の「反中国怪文書紹介」というネトウヨ的愚挙をどう思うか聞きたいところですが、idコールすると「俺の発言への感想以外には、俺にIDコールするな、訴訟も考える」と発狂するお方なので辞めておきましょう。
 ちなみにその怪文書を紹介する坂東サイトを紹介して突っ込んでおきましょう。

http://taiyou.bandoutadanobu.com/?eid=1234907
 最近、中国のネット上に、「琉球群岛之千年国家战略」なるものが出回り、沖縄独立運動同様、勝手に盛り上がって情報の既成事実を作り上げようとしているらしいのです。
http://grass.chinaiiss.com/html/20112/9/wa446b.html

 私がネットで調べたところによると、元になっているのは「中華人民共和国 琉球自治区」という記事らしく、これを転載したものが中華ブログに出回っています。
http://bbsw.huanqiu.com/viewthread.php?tid=473689


 まあ、要するに一部の変人がネット上に怪文書を流してるというだけの話です。日本にもこの種のネトウヨはごろごろいます。田母神のような頭のいかれた中国政府要人がいる*33のかと思ったらそう言う話じゃ全くないわけです。
こういう怪文書を流す輩の存在は不愉快ですが、こんなことは「沖縄侵略」が「中国世論の多数派」とか「中国政府の方針」とかをもちろん意味しません。

中国は琉球群島を回復しなければならないのみならず、中華人民共和国琉球自治区を成立させなければならない。
(中略)
琉球群島の主権は依然として中国にある。
(中略)
カイロ宣言」と「ポツダム宣言」は法律上中国が琉球の主権を具備していることを保障しており、中国は琉球に対して争う点のない主権の法的効力がある。
(中略)
台湾と琉球と、祖国である大陸の主権はすべて中国と不可分の領土

 まあ、誰が考えてもこんなのは中国世論の多数派でもなければ、中国政府の方針でもないでしょう。ネトウヨの主張を政府主張としていいなら日本にも「ロシアは南樺太(南サハリン)*34を返せ」なんてネトウヨがいますがそれは政府見解じゃありません。
 なお、カイロ宣言も、ポツダム宣言も沖縄中国領の根拠になんかなりません。
 カイロ宣言は「日本が中華民国から奪った領土は返されるべき」としていますがその具体例としているのは台湾と満州です。沖縄なんて書いてない。
 ポツダム宣言は「日本の領土は本州、北海道、四国、九州、その他の諸島に限定される」としてあるだけです。
 中国政府はこんなバカなことは言っていませんので突っ込む必要も本来ないでしょうが、一応突っ込んでおきます。


■改めて思う「伊賀篤というバカは死ねばいいのに」
 伊賀についての悪口雑言は既に「パート51」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081109/1307052595)で書いてるのだが俺の悪口雑言に伊賀先生(id:atsushi_iga)が悪口雑言(http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/20120826/1345942871)で返してきたので受けて立とう。
 ちなみにIDコールに気付いたわけではなく、気まぐれに伊賀ブログを見て気付いた。伊賀は送ったというので見落としたようだ。
 なお以前の俺による伊賀批判を知りたい方はお手数だが「パート51」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081109/1307052595)をお読みいただけると幸いだ。まあ、伊賀の悪口雑言は俺の「党の主張のどこが問題なの?」とか「何で最近の韓国問題について竹島にしか言及しないの?(慰安婦問題は?)」にまるきりまともに答えてないと思うが、「回答する能力がないバカ」か「回答する必要を認めないか」どちらかだろう。
 正直、俺の方も党の「北朝鮮問題での主張」が間違ってると思える伊賀が心底理解できないが、それを説明してみろと言われるとボキャ貧なので結構困る(回答する能力のないバカの俺)。党見解やスーパーゲームズワークショップエンタテイメントの諸エントリとほぼ同意見なんでそれを読んでくれとしか言いようがないな。

http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/20120826/1345942871
「おぞましき物」と「好ましき物」

この伊賀のはてなエントリは更新を辞めたのかと思っていたがそうではなくメインではないと言うことらしい。言うまでもなく「おぞましきもの」とは俺への悪口雑言のわけだが、俺の方こそ伊賀にはおぞましさしか感じない。小泉の迷台詞ではないが「党員いろいろ、支持者もいろいろ、アンチもいろいろ」らしい。

「おぞましき物」としては、まぁ従軍慰安所を伴った旧日本軍と、それを利用した軍人男性達と、他方では本人の意思に逆らい強制的に1晩に20人以上の相手をさせられた朝鮮女性達が居たという、極めて「おぞましい」ながら間違いのない歴史的事実に、特に私が言及していなかった事を【口実】にして、下手をすれば、それと同等かそれ以上に「おぞましい」まさしく古き「ブサヨ」的な典型という下らないイチャモンを書いた日記からの「トラックバック」を、この間に私の本日記に寄越した人格破綻者*35?が居た事か

 ええっ?。口実も何も慰安婦問題はここ数日、石原や橋下が暴言はくなどして、随分騒がれてたでしょうに。どこまで本心か知りませんが、李大統領も竹島上陸について「竹島オンリーの問題ではない。慰安婦問題など様々な問題での日本への不信の表現だ」と言う趣旨のことを言ったと報道されたわけです。にもかかわらず日韓間の問題として、竹島問題だけ採り上げて慰安婦に触れなきゃ、「こいつ(伊賀のこと)ってそう言うことに興味ないのかね、はあ、党員の名折れだな、こりゃ」と理解してはいけませんか、伊賀先生。でそれが俺のいちゃもんだとしても『下手をすれば、それ(慰安所制度のこと)と同等かそれ以上に「おぞましい」』なんていうのは俺に対しても失礼ですが、それ以上に慰安婦の方々に失礼でしょう。あなたが俺に食らった被害が『慰安婦被害と同等かそれ以上に「おぞましい」』んですか?。随分と精神がデリケートなんですね。そんな弱っちい精神で生活ができるんでしょうか。
 ちなみに俺は次のように書いたんですが何故か伊賀のバカが慰安婦にしか触れないところが謎。慰安婦以外はどうでもいいと思ってるのか、俺に罵倒されてぶち切れたため、まともに俺の文章を読んでないのか、それとも他に理由があるのか。

こいつ(注:伊賀のこと)のブログ(http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/)内を「朝鮮学校」で検索してもまるでヒットせず「こいつはああいう重大な人権侵害を党員のくせにに何とも思ってないのか、党が批判してるのに。一言も言及する気がないのか?」と思うと殺意と軽蔑の念しかわいてこなかった。つうか「慰安婦」「南京事件」「歴史修正主義」でサイト内検索してもまるでヒットしないんだけど。自称党員のくせに大丈夫か、こいつ?

 「竹島」で検索したらヒットしたが

http://d.hatena.ne.jp/atsushi_iga/20120821
竹島は日本側が大国だから相手に譲っても良いんじゃない?

という「韓国は小国だ」という「上から目線」丸出しの糞文章しか出てこず、「はあ、俺こいつと同席したら胃が痛くなるな(ここでは悪口雑言を書きまくってるが基本、小心者なので伊賀のような気にくわないバカ野郎でもその場でぶん殴ったりはしない)」と思わずにはいられなかった。

と言うことで俺は慰安婦以外にもあなたがはてなブログで触れていないらしい問題として「南京事件」「歴史修正主義(全般)」「朝鮮学校」を上げた上、「竹島の扱い」についても「韓国を小国と侮ってる大国主義者としか思えないバカさ」と批判したのですがそこに応答しないのは何故ですか?

そのアホの御不審に答える為にホレッ!!(↓)

 伊賀は「伊賀は本名だ、自分は党員だ」と自称してるが本当かわからない、ここまで党の名誉を毀損するようなことを実名でいうアホなウヨ党員がいるとは思えない、こんな奴はそもそも入党しないだろうし、入党しても自分から出てくか、除名されるだろ*36という小生の悪口に対し、伊賀先生いわく「党員証の画像だ!。見ろ」だそうです。
 ああ、そうですか。それはどうもどうも。「画像捏造じゃね」「1990年入党としか党員証に書いてない*37から昔は党員でも、今は離党したor除名されたんじゃね?」など、疑えば疑えますが根拠レスでそんなことをしても「おぞましい」だけですので今も党員で実名と言うことで納得しました。どうもお手数をおかけして恐縮です。
 しかしこんなバカでも除名されないなんて「よほど温情あふれる党」なんでしょうか?。それとも党がヘタレなのか、あるいは人材不足でうかつに除名できないのか。萩原遼とやってることが同レベルと思うんですけどね(たぶん、伊賀は萩原除名に不満があるんだろうな。俺は除名それ自体には不満はなく除名して当然だと思ってるが。ただ除籍という方法より、より厳密な方法の方が良かったかなとは思うし、もっと早い時期に除名しろよとは思った)。

こういうヘタレな「ブサヨ*38に、ヘイトされるぐらいなら、逆に私も少しは本物になれたという事かな

 やれやれ。何がどう「本物」*39なんでしょうか。俺がヘタレ(大して勇敢でない)でブサヨ(あまりご立派でない左翼)であることは別に否定する気はまったくありませんがそれが何か?
 あなたを非難する俺がヘタレでブサヨだとあなたが本物になるんですか?。何というくだらない主張。
 俺は自分が非の打ち所のない人間とは全く思っていませんが、例のあなたの党への非難は言いがかりであり、朝鮮への不当な内政干渉を擁護ないし助長するウヨ暴論だと確信していますが?。要するに俺は「あなたが党の名折れ」、あなたの言葉を使えば「本物でない偽物」だと思ったからエントリやはてなブックマークで批判したわけです(で、幸いにもブクマにはスターをつけた方もいらっしゃる。賛同のスターでしょうね)。以前も書きましたが党に不満があるなら離党したらいかがですか。その方がお互い幸せでしょうに。もしかして「俺は党にとってかけがえのない人材だ」「いわゆる炭鉱のカナリア(敏感な感覚で一般人にはできないような鋭い指摘を党にしてるんだ)だ」とか思いあがってらっしゃる?
 それと俺の非難を勝手にヘイトと言わないように。不当な非難は何でもヘイトなんですか?(もちろん俺は不当だとは全く思ってませんが)。
 あなたの朝鮮への例の言説の方がよほど「朝鮮へのヘイトそのもの」ないし「ヘイトを助長する暴論」だと思いますが。

尚、id:bogus-simotukareみたいな人(自称・左翼まがい)と、本日記でまでコメント交換したいとは思わないから、文句があれば「表」のブログの最新記事…
左翼の国家観と戦争に対する態度 | 伊賀篤のブログ
http://blue.ap.teacup.com/nozomi/133.html
…にでも、他の記事にでも、コメントしてね。(こっちではスパム扱いさせて頂きます)

 ああ、そうですか。気が向いたらそうさせていただきます。俺があなたに突っ込んだのは「党への誹謗で、しかも反北朝鮮右翼の暴論(北朝鮮打倒論)を助長するあなたのアホ発言が許せなかったから突っ込んだ」だけで別にあなたに大して興味もないし、ましてや評価などしてませんのでコメントしないかもしれませんけど(伊賀ご本人は「自分の能力」に自信満々らしいですけど。党執行部を指導できるとでも思ってるんでしょうか)。しかし何を根拠に人のこと「自称・左翼まがい」とかいうかね。良かったですね、自称「真の左翼」伊賀さん。人のことをまがいというからにはそう言う立場なんでしょうし。まあ、別にまがいと言いたければ勝手に言えよとしか思いませんけどね。俺は「狭義の左翼」(マルキストとか、左翼団体活動家・構成員とか)ではなくて昔風に言うとノンセクトの「心情左派」に過ぎないし、俺が共産支持者なのも「消費税増税反対」「歴史捏造主義反対」「朝鮮学校無償化除外反対」など共感できるところが他党と比べて多いからに過ぎませんし。

※追記:この日の日記ではたまたま触れたけど、別に私は関わりたくないので、id:bogus-simotukareからのトラックバックは拒否に設定しました。どうぞ御自分のサイトで、お好きなだけ悪口でも何でも言ってて下さい*40。宣伝に感謝します*41

 ああ、そうですか。随分と民主的ですね(毒)。俺の理解では「コメ欄記入は荒らしとして処理するが、トラバは好きにやれ。自分に都合の悪い主張を排除してると誤解されたらかなわないからな。嫌がらせとしか思えない異常な『毎日トラバ』とかはは別だが」って人が多い気がするんですが、伊賀先生はそうじゃないようです。この対応は、たぶん、俺の口の利き方が無礼だからではなく「俺の突っ込んだところが痛かった」or「突っ込まれること自体がお嫌いな偏狭な方」なんだろうなあ、と思っています。


■9月1日に講演するチョ・ヘンさんのプロフィール 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00885
 三浦いわく、北朝鮮に帰国した「この人の兄さん」が家族とともに「武器を奪って兵士を殺害、力尽くで脱北しようとしたのでやむなく家族全員を射殺した」というのが北朝鮮の公式発表です。殺害の経緯はともかく、「殺害した」とはっきり認めてるのですから、公安当局が殺害したんでしょう。
 でこういう人が極右集団・守る会とつるむんですから、どういう講演会かは見当がつきます。以前予想したとおりの糞右翼講演会なんでしょう。お兄さん一家の死には同情しますし、北朝鮮を恨む気持ちもわかります。しかし、よりによって腐れ右翼と野合しなくてもいいでしょうに。そしてこんな講演に会場を貸す民団はカスだとしか言いようがありません。 


北朝鮮最新情報 :日朝、20日に実務接触? =韓国TV報道、外務省は否定
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00242
 現時点では真偽不明です。完全な飛ばし記事で事実無根なのか、交渉自体はあったが具体的な経済支援の話などなかったのか、経済支援など具体的なことについてもかなりの話が出たのかはわかりません。
 ちなみに俺個人は植民地支配の償いという意味でも、「北朝鮮経済を立て直した方が暴発の危険性も少なくなるし、北朝鮮進出で不況に苦しむ日本も金儲けができる」と言う意味でも「経済支援を進めることでバーターで拉致などの問題解決が進むかもしれない」と言う意味でも経済支援それ自体には賛成です。三浦ら極右連中は打倒論ですからいかなる形でも支援には反対でしょうが。


ツイッターをいろいろと読む(2012年8月26日分)

河信基(ha-shingi)‏@hashingi
 衆院は(注:今上)天皇の謝罪を求めた韓国大統領の発言の撤回を求める決議を多数決で可決したが、日本的な曖昧さがあって分かりにくい。非礼を糺しているのか、(注:昭和天皇に)戦争責任がないと言っているのか、本質的な部分がボケている。後者とするなら、厳しい批判を浴びるだろう

その当たり故意に曖昧にしてるんでしょうね、きっと。自民、民主には河氏の言う「後者=産経のお仲間」がごろごろいるわけで、共産、社民が決議に賛成しなかった理由の一つはそれでしょう。前者でも「日韓関係が悪化するだけ」と判断して賛成しなかったでしょうが。

motogao
しかし李明博政権って基本的にずーっと親日だって言われてて、産経あたりも散々ヨイショする記事書いたよね。今や金大中盧武鉉政権の頃の韓日関係が蜜月に見えるくらいの冷え込み方ですなあ。やべ、何だか現政権発足以降の黒田勝弘*42の韓国コラムを読み返したくなってきたw。どう変遷してるやらww。

 まあそう言う醜態さらしてるの産経に限らないけどね。「ほとんどの日本ウヨ」がそうでしょ。そしてそうしたことの是非や理由はともかく、金大中氏や盧武鉉氏は日本批判しながらも「日本との決定的対立は招かないよう」自重してたって事だね。政治状況が違うので単純比較はできないだろうが、彼らは李氏と違い竹島に上陸しなかったわけだから。まあ、李氏の策が良策とは言わないが、稲田の挑発行為とか無視して李氏批判してる日本ウヨ見てるとむかついてくるね。李氏に功績があるとしたら彼の行為で日本には俺が思っている以上に「国際社会の視線に無頓着な」排外主義的「愛国者」が多いらしいという「不愉快な事実」が判明したことだね。米軍戦闘機が沖縄の大学に落ちても「米軍ふざけるな」と怒らない連中がたかがあの程度の事であれほど吹きあがれる理由がわからない。いいじゃん、上陸したって。
 よほど米国にびびってて、よほど韓国をなめてるんだろうなとしか思えない。


東京新聞の記事出し惜しみはいい加減にしてほしい
 今日(2012年8月24日)の東京新聞朝刊に「朝鮮学校生徒の保護者が法務省東京人権擁護局に無償化除外について『人権侵害であるから適切な対処をしてほしい』という申し立てをした」という記事が載っていたがネット版には載ってないのでがっかりした。他のメディアが取り上げてないかとも思ったのだが、ググってもうまく見つからない。日本メディアの朝鮮学校への無関心には実に腹が立つ。マスゴミ連中が冷淡なのは在日朝鮮人だけではないことは生保受給者叩き報道などでもわかるので反吐が出る。まあ、それはともかく「朝鮮学校無償化除外」に限らず、行政の無法に対して、人権擁護局がだめ出しした事ってたぶん過去にないんだろうな(保護者の方も救済を本当に求めたというよりは役立たずの擁護局への痛烈な皮肉だろう。本来は申し立てがなくても、職を賭して民主党政権にだめ出しするくらいでないといかん)。しかも民間の人権侵害からの救済にもどれほど役立ってるんだろうか?。だからといって擁護局をなくしていいとは思わないが、最低限もっと広報活動が必要だろうな。存在自体を知らない人間は結構多いからな。


■【翻訳記事】「北朝鮮脱北者の家族が迫害されている」というのは本当なのか?
http://sgwse.dou-jin.com/Entry/437/
 迫害は嘘ではないが、アジアプレスだの守る会だのは必要以上に騒いでるという非難。脱北者が増えたこと(あまりにも増えすぎたため、連座処罰しきれなくなり処罰に意義が乏しくなった)や国際社会の批判もあって、「脱北者が国外で反北朝鮮運動に公然と参加してる」「脱北者の脱北方法が『兵士殺害』などやり方が乱暴」といった北朝鮮にとって黙認しがたいケース以外(つまり平和的脱北で、脱北後も反北朝鮮活動をおおっぴらにやってないケースだが)は連座処罰はなく、昔に比べたら人権状況はだいぶ良くなったらしい。もちろん「だから無問題」とは言えないが「人権状況が不変、ないし悪化してる」とデマ飛ばす自称人権派の極右(アジアプレスや守る会など)は許せないと批判する、スーパーゲームズワークショップエンタテイメント。俺も同感だ。


■「さくらじ」という番組でオタク話をしました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=1252

チャンネル桜の「さくらじ」*43という番組でオタク話をしました。

 三浦を見ていて思うのは、「野中広務」だの「佐藤優」だの、他の「ある程度有能な保守」に比べ穏健保守の偽装が実にへたくそだと言うことだ。偽装モロバレなんだから偽装しなくていいだろ。ただしそれでも三浦を評価するという自称左翼の草加耕助だの、自称「アンチネトウヨ」の「野原何とかさん」などがいるから呆れるが。
 何せ「右も左もない」と言いながら出るメディアは「チャンネル桜」「ジャパニズム」「月刊日本」と極右以外相手にしないようなメディアなのだから。まともな保守なら「文藝春秋」中央公論」など左派からも一定の評価をされてるような保守系メディアを選ぶだろうし、場合によっては「岩波・世界」など世間から左派扱いされてるメディアに出ることもあるだろう(まあ、そんな贅沢を言ってられない、つまりお仲間以外にはろくな評価をされてないのが三浦なのだろうが。俺も「巣くう会界隈」ウオッチングをしたから三浦を知ったのであってそうでなきゃ、こんな三流売文屋など知る機会はない)。
 社会党にもある種のパイプがあったと言われる野中などと違い「右も左もない」と言いながら交友関係は右ばっかりだ。「右ばかりとつきあったら正体がばれるから左にもウイングを広げなきゃ。そしてできれば穏健保守とだけ表向きはつきあって、極右とは裏での密会はともかく、少なくとも表向きは手を切ろう」と言う脳味噌がないのか、あっても野中や佐藤と違って実現する能力がない、つまり実行しようとしたら生活の糧や発表の場が完全になくなってしまい政治的言論詐欺で善男善女をだます前に三浦が干上がってしまうのか?
 まあ、いずれにせよ三浦がお粗末だからこそ俺も三浦を批判しやすいのだが、こんなお粗末な偽装でだませると思ってるところが、左派をなめてるというか、頭がバカというか。
 早速動画を見て突っ込んでみるか。1時間20分もあるので途中で挫折するかもしれないが。
 司会は例の自称「アニオタ保守本流」古谷何とかさん。俺より若いのに「戦前タイプの極右・桜」とつるむとは何とアナクロな男か。
 なお、「さくらじ」公式サイト(http://www.sakura-tv.com/blog/)を見ればわかるが、チャンネル桜なので「日本はいい国だ!田母神俊雄 登場!!」 (2672.1.13) http://youtu.be/_Z7mTLrdC4s、などという露骨にウヨテイストなのもたくさんある(つうかアニメについて語るはずのこの三浦の動画ですらウヨなことばかり言ってるが)。
 この「さくらじ」サイトを見てびっくりしたのが「2672年」などと言う表記。これは「2012年の誤記」ではない。勘の鋭い人はすぐにぴんと来たかもしれないがこれは皇紀(神武紀元)だ。歴史に詳しい人なら「1940年=皇紀2600年」で、記念行事がされたことなどを知ってるだろう。産経ですら紙面の日時に「皇紀など使ってない」のに今時皇紀かよと呆れた。皇室(宮内庁)だって皇紀など使ってないのではないか?

三浦「最近映画を見て日本のアニメがよみがえるかなと思いました」

 要約は適当なので正確に知りたい方は動画を見ましょう。
 何様だ、手前。手前がどんな資格があって「最近までダメだった」とか「最近よくなった」とか言えるんだか。
 しかし、ジャパニズムの表紙もそうだけど何で一部のバカウヨはアニメで客引っ張ろうという「統一協会やオウムのダミーサークル」なみのげすな事考えるかね。成功してるか知らないが。

三浦「宮崎駿を乗り越える人が出てきたかなと」

 ベタだな、駿出すなんて。そして別に乗り越える必要もねえと思うが。
 よく考えたら日テレで「ハウル」見て以降、全くジブリの新作見てないことに気付いた、俺。ハウルもどうしても見たい訳じゃなくて、暇つぶしに見て「まあまあかな。過去作品(何度目だナウシカとか、パズーとか)の方がいいよ」「CMにだまされた。美輪さんとキムタクががちでやり合うのかと思ったら全然違うじゃん」としか思わなかった*44ジブリは今どうでもいいな、正直。いやアニメ自体、テレビでたまに「サザエさん」「まる子」「コナン」見るくらいで全然見てないな、俺。アニメ、どうでもいいや。
 まあそれはともかく最近のアニメとして何を出すかと思ったらベタの極み。福田の後任の細田官房長官ですよ、おおかみこどもですよ。「のび太ニホンオオカミ見つけに行く話」(嘘)。
 一応、「トラバを張って客を増やす」目的で「おおかみこども」の批評エントリ張ってみるか。


 俺の邪悪なメモ『おおかみこどもの雨と雪』根底に流れる絶望について
 http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20120809/p1
 紙屋研究所おおかみこどもの雨と雪
 http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20120817/1345207423


 つまらない冗談はともかくウヨがほめると見に行く気がなくなるな。ほめなくても見ないと思うけど(おい、俺)。

古谷「アニメの前に、三浦先生のご専門(?)の朝鮮問題について一言」

 いらねえよ、何その無茶ぶり。

三浦「李大統領の竹島上陸には失望した」

 やかましいわ、腐れウヨ。稲田の挑発行為とか野放しにしといて李閣下だけ非難か。恥を知れよ。
 しかも「日本と韓国は経済的にも深いつながりがあり」とか言うかと思ったら徹頭徹尾「北朝鮮打倒がやりづらい」ってお前にとって日韓関係ってそれが主目的かよ。で、えんえんウヨ的な観点からの韓国政治がどうこう言い出して飽きてきたので思いっきりすっ飛ばす。ウヨの韓国政治論なんか興味ねえし。

古谷「オオカミは商業作品第三作目です」

 第一作が韓流アニメ「時をかける少女時代」、第二作目が日本の終戦を題材にした「サマーウォーズ」(嘘)
 三浦曰くネタバレしたくないとか言って具体的説明ナッシング。わからねえよ、それじゃ。具体的説明ナッシングなだけで既に三浦はネタばらして説明してる人々に負けてる。本当に説明したかったらネタバレするしかないんだよ。もういいや、飽きたから見るの、よそう。さすがに人間として全く評価してない連中の糞面白くもない駄弁(それもウヨ的な内容が多い)聞くのは精神的につらいわ。


■9月1日 北朝鮮人権問題についての特別講演会
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00883
 三浦の紹介する講演会など「糞右翼講演会」であることが予想されるが、タイトルだけでは評価できないので、報告待ち。報告がなければ突っ込まない(突っ込みようがない)。聞きに行く気はさすがにない。
 しかし俺の予想通りの糞右翼講演会だとしたら場所が民団本部ってのには呆れる。反北朝鮮、反朝鮮総連なら日本極右でもつるむのが民団中央なのか。
 民団中央はスーパーゲームズワークショップエンターテイメント「民団はこれでもまだ日本の右翼と手を結び続けるつもりなのか」(http://sgwse.dou-jin.com/Entry/278/)を十回でも百回でも読めと言いたい。日本ウヨにとって民団など「最終的には打倒対象」でしかない。ウヨを非難しろとか、総連と共闘しろとか厳しいことは言わない。
 せめてウヨと共闘するなと言いたい。


椎名誠氏ご推奨のゴーヤビール(三浦の個人ブログ)にコメントその2
http://miura.trycomp.net/?p=1250
 その1の続き。

全日本食えばわかる図鑑」(文春文庫)

と書く三浦だがググったら単行本は小学館、文庫は「集英社文庫」らしい。何か勘違いしてるようだが、自称ファンがそんなお粗末でいいのか?
 そのお粗末さで良く

新潮文庫版の「全日本食えば食える図鑑」と混同しないでほしい

なんて偉そうなことが言えるな。

「玉ねぎフライパン作戦」収録のエッセイの中に、ゴーヤビールについて触れたものがあって、これは私が偶然新宿のお店で飲んでいたら椎名氏のその夕刊フジ連載時のエッセイが壁に貼ってあった。
(中略)
店の名前とかはあんまり書きたくないので、当書をお読みくださいとだけ言っておきます。

「ゴーヤビール、新宿、椎名誠」でググったらヒットした新宿の沖縄料理店「海森」(http://yama.ne.jp/kaname/home/kaishin/)とやらが三浦の言う店だろうか?

遠野はやはりどぶろくが飲めるという町であって、椎名氏は「食えば食える図鑑」の方でどぶろくをほめたたえてるとともに酒税法の愚かさも批判している。

 これだけでは意味不明の方も多いだろうが酒税法では無許可の酒製造は禁止されており税務署の許可が必要だ。違反すると「5年以下の懲役または50万円以下の罰金」である。
 なら税務署の許可を取ればいいと思う方もいるだろうが、許可を取るには最低限「年間6キロリットル(一升瓶にして約3,326本)」製造する必要があり、一般人にそんなことができるわけもない。一升瓶3326本も作れるわけがないし、作ったとして個人でどう消費するのか?。事実上、商売で酒を作ってる酒造メーカー以外は酒が造れない(なお梅酒などの果実酒は、市販の焼酎に果実をつけてるだけで、いちから酒を造ってるわけではないので無許可でやっても酒税法違反にはならない)。
 過去に前田俊彦という人物が「あえてどぶろくを造った上で、酒税法違憲立法だと訴える」どぶろく訴訟というのを起こしたことがあるが、最高裁酒税法を合憲と認めた(以上、ウィキペ「どぶろく」参照)。あの「権力の飼い犬」最高裁が「財務省と酒造メーカーの顔色を青くさせるような違憲判決」を出すはずもなかった。
 もはや合法的にどぶろくをつくるには「法改正」しかないが、「酒税が減るのを恐れる財務省」「酒が売れなくなるのを恐れる大手酒造メーカー」によって法改正が阻止されてきたという話だ。よほど法改正せよとの声が大きくならない限り、今の状況はずっと続くだろう。
 じゃあ何で遠野でどぶろくが飲めるかと言ったら「どぶろく特区」の許可を特別に受けて「6キロリットル規定の適用対象外」だからだ。なお、遠野以外にもどぶろく特区はある。
 つうかググらないと意味不明な文章を書くなよ、三浦は。

椎名氏はあのサンドイッチと正体不明の東京土産を強く批判している

 俺は、駅弁のサンドイッチが「とてもうまい」とは言わないが、三浦や椎名が言うほどまずいとも思わない。大体気にくわないんだったら「サンドイッチ以外の駅弁買う」「コンビニでサンドイッチを買う」「自分でサンドイッチを造る」のどれかにすりゃいい。
 正体不明の東京土産って何?。ちなみに俺の知り合いは福岡に東京土産としてひよこ持っていって後でぼやいてた。東京土産の定番って何だろう。それが「正体不明の東京土産」って事かね。

*1:著書『韓国・朝鮮人』(1987年、講談社文庫)、『なぜだ韓国・なるほど韓国』(1997年、PHPライブラリー)

*2:週刊朝日連載ルポが元だと言うことを三浦が触れないのはやはり朝日嫌いのウヨだからですか?

*3:ただそこに至るまでには軍事独裁とそれへの戦いがあったわけです。韓国だって昔は北朝鮮と似たような独裁国家だったわけです。三浦が引用しないだけかもしれませんがチョさんのようにこうあっさり民主化への戦いをスルーされては困ります。

*4:ググったところ小川には「朝鮮文化史の人びと」(1997年、花伝社)と言う著書があり本業は朝鮮文化研究らしい

*5:注:原文のまま、「東洋思想研究書」の誤記か

*6:注:原文のまま。ここでいわゆる「ばけがく」と言う「化学」が出てくるのはおかしいと思うので、「科学」の誤記だろう

*7:他にも無茶苦茶な主張はあります

*8:朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)のこと

*9:金氏のこのコラムは後に「朝鮮近代の開拓者―五十六人の肖像」(2002年、朝鮮青年社)として刊行されている

*10:主体思想についてチュチェ思想国際研究所(http://juche.v.wol.ne.jp/)のサイトを紹介しておく。ググったところ韓東成『哲学への主体的アプローチ:Q&Aチュチェ思想の世界観・社会歴史観・人生観』(2007年、白峰社)というのが最新の主体思想入門書らしい。

*11:この関係の小川の著書としては『三浦梅園の世界』(1989年、花伝社)、『朝鮮実学と日本』(1994年、花伝社)

*12:広瀬の研究書としてはたとえば、井上義巳『広瀬淡窓』(1987年、吉川弘文館人物叢書)、海原徹『広瀬淡窓と咸宜園』(2008年、ミネルヴァ書房

*13:帆足の研究書としてはたとえば、帆足図南次『帆足万里』(1989年、吉川弘文館人物叢書

*14:戦前に研究書が出てるのに無名ってのは彼が「哲学者」という凡人には訳のわからない代物だからでしょう

*15:著書『中国医学はいかにつくられたか』(1999年、岩波新書)など山田氏の主たる研究分野は中国哲学のようだが

*16:豊臣秀吉朝鮮侵略のこと

*17:閔氏政権打倒のクーデター(甲申事変)を起こすが清朝の介入によって失敗。亡命するが上海で暗殺される

*18:マルクス主義経済学者。北朝鮮において、初代教育大臣、最高人民会議議長、祖国統一民主主義戦線議長等を歴任

*19:実際、三浦らの運動は明らかに在日差別を助長してますから。つうか差別が目的だと疑ってるけどね、俺は

*20:昭和天皇が裁かれなかった」「連合国の側にも原爆投下などの犯罪行為があった」とか批判は多くの人がいろいろな立場からやってますのでね、批判それ自体は問題ないでしょう。おかしな批判というのは当然あるでしょうが

*21:明らかな慰安婦違法性否定論者である荒木や島田、西岡と「反北朝鮮の同志」としてつるんで疑問を感じないって事はそう言うことでしょう

*22:もちろん俺が知らないだけで他にも山ほどあるでしょうが

*23:魔女の宅急便」のキキ、「テレ東版ムーミン」のムーミン、「忍たま乱太郎」の乱太郎、「名探偵コナン」の江戸川コナンなどで知られる。

*24:パーソナリティーとしてはバズーカ山寺を名乗ることが多い

*25:三浦が紹介するサイト(http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/91510-e976.html)には慰安婦問題についてのそのものずばりの見解は見あたりませんでしたが、慰安婦問題をライフワークとする作家・西野瑠美子氏(著書『戦場の慰安婦』(明石書店)など)が関わってるようですので安倍晋三ら極右に批判的見解と想像がつきます

*26:左派だけでなく保守派にも野田政権を右傾化と批判する人はいます。そもそも集団的自衛権否定も、武器輸出規制も自民党時代に決まった方針です。

*27:ただ三浦の文章によれば朝日の単独インタビューではなく他のヨーロッパの新聞社もいたようですが

*28:まあ三浦の指摘が事実なら、その後よほどプーチンとのつきあいを注意しないと、プーチンと癒着してると朝日が疑われることにも成りかねない問題取材だとは思いますが

*29:韓国の軍事独裁を平然と正当化する男がふざけるなとしか言いようがありませんが

*30:ただ守れない約束ならするなとは思います。誰かに約束を強要されたわけでもないでしょうしね

*31:まあ屁理屈を言えば無人島・尖閣も沖縄ですがこの文章のいう「沖縄」は「琉球自治区」という文脈から言って沖縄本島とか人が住んでる島でしょう。

*32:もちろんそう言う人間が田母神みたいに要職に就いてたら問題ですが、田母神の存在を理由に「田母神のコミンテルン陰謀論=日本の公式見解」としたら間違いなのと同様、そんなことは「中国の公式見解=沖縄侵略」を意味しません。

*33:その場合でも田母神のようなバカを要職に就けた責任はともかく、「中国版田母神の意志=中国政府の意思」じゃないですが。日本において田母神を要職に就けた責任はともかく、「田母神の意志(コミンテルン陰謀論など)=日本政府の意思」じゃないのと同じ事です。

*34:日露戦争講和条約ポーツマス条約により一時日本の領土だった

*35:俺のことを平然と人格破綻者とまで罵倒できる伊賀の方が人格破綻者でしょうにね

*36:まあ、名前なんか出して反共差別の問題とかないのかなと言う疑問もありましたが。俺の周囲はそんなに政治的問題をがんがん言うような風土じゃありませんしね。

*37:党員の現状確認の意味で、運転免許みたいに「5年期限で更新」とかしないんですかね?。こういう事かく時点で俺が党員でないことが明白ですな。

*38:そもそも党員の伊賀が、党支持者だという人間・俺の「あなたより、党の見解の方が正しいと思います」(自称・党支持者なんだからこう言うのは自然だろう)と言う批判に向かってブサヨと言える神経がすごいな。「反党分子(?)、不良党員(?)とはいえ」党員さんが「党の見解を擁護する」自称・党支持者にそう言う態度とるんですか、へえ(毒)。

*39:むしろ党の悪口(ご本人は建設的批判といいたいようですが)しか書いてないらしい伊賀より俺の方がモノホンの党員みたいですよね。まあ、好意的に理解すれば、部外者の俺と違って中にいるとあらが目立つのかもしれませんが悪口しか書かないのならとっとと党を辞めて下さい。しつこいですがその方がお互い幸せでしょう。

*40:そうさせていただきます。

*41:「悪名は無名よりマシ」が伊賀先生のご意見のようです

*42:産経の韓国駐在記者

*43:「さくら」はチャンネル桜の桜とわかるが「じ」って何よ、と思ってググったら「インターネットラジオ」なんだそうだ。画像がついてるけどラジオってどういう事だろう?

*44:昔から鈍感だが、最近よりいっそう感性が鈍化してるのかもしれないな