「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート22(追記・訂正あり)

 パート21の続き。

■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.9/29分)
読売新聞『北朝鮮拉致問題:金総書記元側近、手配へ 原さん拉致指示の疑い』
http://mainichi.jp/select/world/news/20110929dde041040030000c.html
 俺的には微妙。絶対に指名手配するなとまでは言わないが、どうせ無意味*1だし、何故今の時期にやるのか、今急に証拠が集まったとでも言うのか、本当に裁判を維持できるのか*2、家族会への媚びへつらいとか、対話外交論への牽制とかの意味合いがあるのではないか、北朝鮮が姜海竜元副部長を引き渡さないことや彼の所在を明らかにしないことを見越してのパフォーマンスで、予想に反して「引き渡されたり」「証拠付きで死亡したとか重病で日本へ行ける体じゃないとか言われたり」したら困るのはむしろ日本の公安じゃないのかとか、どうしても勘ぐってしまう。公安部ってきわめて政治性の高い部署だろうしね。
コメ欄にも書いたが実行犯(シンガンスとか)が逮捕出来ないのに、命令者・姜海竜元副部長を処罰することなどできるのか?。裁判にどんな証拠を出すつもりだ?


朝日新聞北朝鮮被爆者健診=来月訪問、広島県医師会」
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201109290092.html
 人道的なニュースでほのぼのする。日本政府の態度にだけは腹が立つが。


聯合ニュース「韓国政府、北朝鮮の自然災害支援予算を新たに編成」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2011/09/29/0900000000AJP20110929003700882.HTML
 こういうニュースを見ると「日本って韓国に外交で負けてるよな」と恥ずかしくなる。



時事通信「日本の超党派議員訪朝を期待=北朝鮮副議長、戸塚進也氏と会談」

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011092801099
 北朝鮮最高人民会議の洪善玉副議長(朝鮮対外文化連絡協会副委員長)は、28日まで訪朝していた戸塚進也元衆院議員と平壌で会談し、日本の超党派国会議員による訪朝を歓迎する意向を示した。戸塚氏が時事通信に明らかにした。
(中略)
 戸塚氏は、日中と南北朝鮮を結ぶサイクリング大会の実現について協議することなどを目的に21〜28日に訪朝した。

訪朝するなんて戸塚氏って人は左派なのかなと思ってググったら、ウィキペ「戸塚進也」によれば

 政治家。財団法人日韓文化交流基金理事。社団法人静岡県茶業会議所理事。1974年の参院選自民党から立候補し初当選、参議院議員を2期務め1983年の総選挙で衆議院に鞍替え。以後衆議院議員を3期務めた。この間に第2次大平内閣通産政務次官を務めた。田中派所属。
 しかし、1993年の総選挙で落選。更に衆議院小選挙区比例代表並立制が導入されると、自民党衆議院静岡3区公認候補は柳澤伯夫(森、小泉内閣金融担当相、安倍内閣厚労相。)になったため、(中選挙区時代と違って同一選挙区での二人当選はないので)やむをえず静岡1区(静岡市)に転出した。ところが、地元静岡1区の党員の頭越しに決定されたため、静岡1区の選挙区支部が反発。党内の足並みが乱れた(要するに反戸塚、非戸塚の自民系候補が出現したと言うこと)。
 その結果、1996年総選挙、2000年総選挙で落選、国政復帰の道を事実上絶たれた。
 2005年の新制掛川市誕生を機に市長を目指し立候補、当選。2009年の掛川市長選挙で再選を目指すが、松井三郎に破れ落選。選挙において自民党から十分な支援を受けられなかったことに反発し、離党した。国民新党入党を目指したが、2009年7月の静岡県知事選挙では国民新党民主党社会民主党とともに推薦した川勝平太(現・静岡県知事)を支持せず、海野徹を支援したため、国民新党から入党を拒否された。2010年5月11日たちあがれ日本へ入党し顧問に就任、6月3日には次期衆院総選挙で静岡3区から立候補する考えを明らかにした。

と言うことでどう考えても右。ウィキペを信じる限り、彼が自民党を離れたのは理念によるものではなく単に権力争いに敗れたからだし、左派は「たちあがれ」なんかに入党しないでしょう(たちあがれも左派は入党させないでしょう)。
野中広務(村山内閣で自治相・国家公安委員長小渕内閣官房長官)みたいに「左にもコネクションをつくって武器にしよう」としてるんでしょうか?。この裏に石原とか、平沼とか、たちあがれの幹部連中がいて北朝鮮と秘密外交をやっていたら面白いのだが(苦笑)
・サイクリングの件について戸塚先生のサイト(http://www.shinya-totsuka.com/)を見てみる。

日中南北朝鮮サイクリング大会実現の為、東アジア各国を訪問
 私が静岡県サイクリング協会会長に就任してより早くも35年以上が経過いたしました。 当時と比べて今日は世界的にも「ツールドフランス」が世界的に有名なように(注:サイクリングは)世界各国で健全なスポーツリクリエーションとして益々発展しております。私は永年に亘り東京を起点として朝鮮半島を横断して北京に至るサイクリング大会を東アジアの平和を確保する為にも実現したいと願って参りました。
 そして2000年には中国河南省黄河堤防で日中の青年による50kmサイクリングを実現(その際の河南省書記は私の旧い友人である李克強・現筆頭副首相*3)、2001年にはワールドカップ成功を願って韓国プサンよりソウル国会議事堂に至る日韓両国サイクリストの大会を成功させることができました。
 そして残る北朝鮮の賛同と参加を得る為に2003年には北朝鮮を訪問して国の指導者に呼びかけを行ないました。その結果日朝間の(注:国交)正常化を果した際にはこの計画に参加協力を約束していただきました。今日永年中断していた6ヶ国協議が再開される可能性が強くなっては参りましたが、日朝間には拉致問題や賠償問題もあり、日朝正常化は相当な期間を覚悟しなければなりません。
 私も既に71歳*4となりこの夢を実現する為には私の後継者が必要と考えておりましたが、ご縁をいただき競輪界の超一流選手でアテネ五輪銀メダルに輝いた長塚智広*5が私の後継者となること*6を引き受けて下さいました。これを機会に9月〜10月に韓国、北朝鮮、中国を訪問し、各国の指導者にお会いして長塚氏をお引き会わせすると共に東アジアの平和につき友好的な話し合いを実現して参りたいと考えております。


■「月刊日本」に連載持ってます(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=526
どうでもいいが変なタイトル。以前から「月刊日本コラムの転載」として自ブログに文章を紹介していたのだから、何を今更の話。
しかし、三浦が連載を持ってる雑誌が「ジャパニズム」「表現者」「月刊日本」と全て珍右翼雑誌というのが大変香ばしい(毒)
ちなみに、10月号の月刊日本では石牟礼道子の「苦海浄土*7を紹介したそうだ(だったらタイトルは「月刊日本で『苦海浄土』紹介しました」とでもすればいいのに)。
どうせ三浦や、三浦の珍右翼仲間・渡辺京二が評価してるのだからろくな本ではないだろう。一生読まないと思うね(追記:と書いたらコメ欄でまともな本だと思いますと言う突っ込みが入りました。それは失敬しました。じゃあ三浦が自分に都合良く誤読してるのかな?)。
しかし三浦の紹介する月刊日本10月号の目次を見て唖然。オイオイ馬淵さん(菅改造内閣国交相)、こんな雑誌に寄稿するなよ(苦笑)
三浦の文章にも軽く突っ込む。

現在水俣は論じられることが少ない。それは、この水俣病問題の本質も、この書の本当の魅力も、高度経済成長以後に生きた私たちにはほとんど理解しがたいものになっているからだ。

余り語られない社会問題は水俣病に限らないし、余り語られないのは単に愉快な問題じゃないからだろ。当事者ならともかく部外者がこういう不愉快な問題に注目し続けるのは相当の精神力、体力を必要とするだろ。

私は今回の東日本大震災原子力発電所事故、そして将来の復興を考えるためにも、本書はぜひとも新たな視点で再読されるべきと思う。

ホルミシス効果支持者・荒木和博のダチ・三浦がそう言うことを言うと説得力ゼロだな(毒)


■11月5日 守る会関東支部学習会のお知らせ(講師;喜多由浩)
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00666
 喜多氏は産経記者で、産経の連載をまとめた『北朝鮮に消えた歌声―永田絃次郎の生涯』(新潮社)の著者。産経の連載を斜め読みした限り、無茶苦茶な北朝鮮叩きではなかったので、少なくとも前回の野村旗守のような酷い講演(http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00661)ではないだろう。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.9/28分)
朝日新聞北朝鮮幹部「リビア、核ないから爆撃受けた」英大使に』
http://www.asahi.com/special/08001/TKY201109280370.html
 この英国大使の発言が事実なのかとか、この幹部って誰なのかとか、この幹部の意見が北朝鮮中枢の総意なのかという問題はありますが、そういう教訓を引き出してもおかしくないだろうね。実際、少なくともタカ派連中は「核兵器がなければ反撃を恐れずに北朝鮮が攻撃できる」と思ってるのだろうし。あの国に米国その他(韓国とか)が核兵器を廃棄して欲しかったら、北朝鮮国家体制の保障をすること、少なくとも北朝鮮に先制軍事攻撃など米国その他はしないことを保障すること、だろう。


北朝鮮難民と人道問題に関する民主党議員連盟決議(有田議員ブログから)
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00665
 ざっと読んだ限りでは、三浦が紹介する連盟決議とやらには異論ない。中国との関係や予算の問題など難しい問題があるので、そう簡単には実行できないだろうが(日中関係や予算の問題などどうでもいいとは言えないだろう)。

中国では以下のような深刻な人権問題が起きており、抗議行動が予定されています

いや、だからさ、中国批判するなとは言わないが、記事タイトルの「北朝鮮難民と人道問題に関する民主党議員連盟決議」とまるっきり関係ないし、そもそもここは「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」サイトじゃないのか?
中国の少数民族問題と「北朝鮮帰国者の生命と人権を守ること」と何の関係もないだろうが。
三浦が興味があるからって、サイトと関係ない事を書くのは「サイトの私物化」じゃないのか?。しかも三浦が紹介してる集会はただの中国批判集会などではなく、中国批判派でも支持する人は少ないであろう「独立路線派」らしいからなおさら問題だ。
そういうことは自ブログか「中国人権問題NGOのサイト」ででも書けよ。
「中国からの独立路線なんて私支持してないから、朝鮮半島問題に興味はあるけど『守る会』は遠慮するわ」と言う人の存在を全く想定してないのか?
「守る会」の面子が三浦のサイト私物化を何とも思わないのなら部外者の俺がどうこう言うことじゃないが、私物化それ自体はおかしな話だ。
・しかし日本で民族教育(朝鮮学校)を弾圧する連中(守る会)が中国の少数民族政策を非難するとかバカにも程があるだろ。
・ちなみに主催団体の一つ「日本ウイグル協会」については「水谷尚子*8への「日本ウイグル協会」の攻撃、中傷行為について」(http://kok2.no-blog.jp/tengri/2009/05/nekosennsei.html)参照。
これを信じる限り「日本ウイグル協会」は眉唾物の団体のようだ。
・そしてウィキペ「モンゴル自由連盟党」(主催団体の一つ)の記述に絶句。ウヨの三浦が好意的に紹介と言うことからある程度予想はしていたが事実なら酷すぎだ。

2010年11月6日、「頑張れ日本!全国行動委員会」などによって東京で行われた集会ではオルホノド・ダイチン幹事長が登壇して演説を行うとともにデモ参加者と共に中国政府に対する抗議を行った。

いや、共闘相手は選べよ。よりによって「コミンテルン陰謀論」「ホルミシス効果」田母神かよ。

集合場所:麻布税務署前

当日、珍右翼が多数集まるかと思うと麻布税務署がかわいそう(苦笑)

協賛:台湾研究フォーラム

いや台湾この集会に関係ないでしょ(苦笑)。「敵(中国)の敵(台湾)は味方」でむやみやたらに共闘するのはいかがなものだろうか?


■「モダン都市京城の巡礼ー鐘路・本町」展のお知らせ(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=524
 まともな文章で突っ込みどころもないので普通にコメント。

下記のお知らせが韓国研究家の先輩から来ました

どうせなら先輩の名前を出せばいいのに。代表の冨井氏ですか?

後援:(財)韓哲文化財団、韓国大使館韓国文化院

韓哲文化財団についてはhttp://www.hantetsu.or.jp/about/index.html参照。
理事長がマルハン(日本を代表する在日企業にしてパチンコ大手)の創業者というのはやはり「在日差別者」「パチンコ差別者」への自己防衛的な面もあるのだろうか。
ちなみに役員もスゴいですよ(やたらマルハン役員が多いのがちょっとひっかかるが。引っ掛かる俺がおかしいのか?)。

池坊保子公明党衆議院議員、夫婦揃って韓流大好きな安部氏が首相の時代に、文部科学副大臣
溝畑宏観光庁長官)

ですって。嫌韓国ざまあと言ってみる。
韓国大使館韓国文化院についてはhttp://www.koreanculture.jp/参照。

吉田初三郎作成京城鳥瞰図

吉田初三郎とは誰かと思いググってみる。

吉田初三郎(1884年3月4日 - 1955年8月16日:ウィキペ参照)
 大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰図絵師。生涯において3000点以上の鳥瞰図を作成し、「大正広重」と呼ばれた。
 大正から昭和にかけての日本の観光ブームによって初三郎の鳥瞰図の人気は高まり、大正名所図絵社(のち観光社と改称)を設立する。その顧客は国内の交通行政を所轄し、観光事業にも強い影響力を持っていた鉄道省を筆頭に、鉄道会社やバス会社、船会社といった各地の交通事業者、旅館やホテル、地方自治体、それに新聞社などであった。
 この時代、全国(満州や台湾を含む)から鳥瞰図製作の依頼が殺到し、初三郎は多くの弟子とともに製作に当たっている。珍しいものとしては、幻に終わった東京万博の会場図を描いている。
(中略)
死後は忘れられていたが、1999年、堺市博物館で大規模な回顧展が開かれたのを契機として各地の博物館で展覧会が開かれ、再評価されるようになった。

記録映画1940年制作「京城

この映画を撮影したのは清水宏という戦前の名物監督。毀誉褒貶の激しい人で今や一部のマニアックな映画ファンを除いてはほとんど忘れられた存在だ。

忠武路

忠武とは李氏朝鮮の武将にして民族の英雄・李舜臣の諡だそうです。

来館者の中には当時のソウルを体験した人々もおいでになるであろうからインタビューを行い、今後の研究の展開に役立てたいと期待している。

そう言う人間がどれほどいる事やら。1945年生まれの人間でも、もはや65歳ですからね。当時のソウルを記憶してる人間と言ったらどんなに若くても70歳(1935年生まれ)以上でしょうよ。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.9/27分)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011092700797
時事通信『韓国与党代表が訪朝へ=南北関係打開目指し』
 韓国与党ハンナラ党の洪準杓代表は27日、記者会見を開き、30日に北朝鮮に行き、南北協力事業として韓国企業が進出している開城工業団地を訪問することを明らかにした。統一省も訪朝を許可した。
 平壌を訪れる計画はないが、洪氏は「南北関係が行き詰まったままではいけないとの党の判断がある」と強調。これを契機に、哨戒艦沈没事件などをめぐりこう着した南北関係の打開につながるかどうかが注目される。

対話ムードが進んでるようで結構。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/09/27/0200000000AJP20110927003400882.HTML
聯合ニュース『韓国の民間支援団体、北朝鮮への人道支援品を船積み』
 韓国の民間支援団体、JTSは27日、北朝鮮の社会的弱者向け人道支援品の船積み式を仁川港で行った。
 JTSは統一部の承認を受け、北朝鮮にある老人ホームや孤児院に小麦粉(300トン)、粉ミルク(30トン)、脱脂粉乳(2トン)、離乳食(10トン)、豆乳(36万リットル)などを送る。

心温まる人道的な話。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/09/27/0200000000AJP20110927003200882.HTML
聯合ニュース『文益煥牧師夫人死去、韓国は北の弔問団訪韓に前向き』
 韓国統一部は27日、統一運動家の故文益煥牧師夫人で25日に死去したパク・ヨンギルさんの弔問に関連し、「北朝鮮が弔問団の訪韓を希望するなら、そのときは前向きに検討する」と明らかにした。
(中略)
 韓国の葬儀委はこれを受け、金祥根葬儀委員長を含む4人の訪朝を統一部に申請した。しかし、統一部当局者は、「遺族や葬儀委の関係者が訪朝して北朝鮮側の関係者と面会するのは、伝統的な葬儀の礼法と感情に合わない」として、事実上、訪朝を許可しなかった。

訪朝を許可しなかったのは残念ですが、北朝鮮弔問団の訪韓を「前向きに検討する」としたのは評価して良いでしょう。「もちろん歓迎する」とまで言わなかったのは残念ですが。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.9/26分)
朝鮮日報『南北統一:「北を改革・開放に導けばコスト削減可」』
http://www.chosunonline.com/news/20110926000052

ブクマもつけましたがそういうことです。太陽政策とは単純な道徳論ではないし、ましてや北朝鮮シンパではない。もっと現実主義で欲得の話であると。
三浦のような北朝鮮打倒を唱える人間は「打倒の方がコストはかからない」or「コストはかかるがコストよりも大事なものがある、増加したコストは世界各国(日本含む)で負担します」とでも言うべきでしょう。言わないでしょうが。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2011/09/26/0900000000AJP20110926002900882.HTML
聯合ニュース『南北仲裁に意欲、EU朝鮮半島代表団のロスバッハ氏』
 来月29日から1週間の日程で欧州議会朝鮮半島関係代表団が韓国と北朝鮮を訪問する。代表団副団長のアンナ・ロスバッハ氏は24日、ベルギー・ブリュッセル欧州議会議員室で聯合ニュースとのインタビューに応じ、「南北の仲裁者の役割ができるだろう」と述べ、欧州議会が南北を訪れるのは朝鮮半島平和と安定のため非常に意味あることだと評価した。
 また、欧州は北朝鮮に多くの投資を行っており、経済的に北朝鮮と緊密な関係を維持していると説明した。さらに重要なことは、政治的にも円満な関係を維持していると強調し、北朝鮮当局者らも欧州連合EU)との交流を評価しているとした。
 今回の訪朝ではEUが7月に提供した緊急救護食糧配分の透明性確認が重要な議題になるようで、北朝鮮の人権問題も取り扱うとしている。ただ、「郷に入りては郷に従え」という言葉があるように、望むものをすべて得ることはできないと話した。
(中略)
ロスバッハ氏はデンマーク出身で、欧州議会の環境・保健・食品安全常任委員会所属議員。妹が韓国人と結婚したことを機に朝鮮半島に関心を持つようになり、欧州議会では初めて韓国人を政策補佐官に起用している。

「欧州は北朝鮮に多くの投資を行っており、経済的に北朝鮮と緊密な関係を維持している」
「政治的にも円満な関係を維持している」
ウヨ、ざまあ。いっそのことEUとか、ロスバッハ氏の祖国デンマークとかを経済制裁すればいいんじゃないかしら(毒)。

「郷に入りては郷に従え」という言葉があるように、望むものをすべて得ることはできない

まあ、そうだよね。珍右翼みたいにいきなり「北朝鮮強制収容所即時全廃しろ」とかそう言うこと言うのはね(苦笑)
しかも珍右翼の場合、そう言うこというのが「ほぼ中国と北朝鮮限定」だからな(毒)。他にも独裁的国家はあるって言うのに。

妹が韓国人と結婚したことを機に朝鮮半島に関心を持つようになり、欧州議会では初めて韓国人を政策補佐官に起用している。

嫌韓国が憎悪しそうなお方だ。


■IPI総会で『天国の国境を越える』試写会
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00664
 IPI(国際新聞編集者協会)、『天国の国境を越える』でググっても、『天国の国境を越える』試写会など全然ヒットせず、三浦が後の方で触れている「石巻日日新聞」の話しかヒットしないのには苦笑(産経すらそうです)。まあ、今後、IPI加盟社が北朝鮮問題を取り上げるという効果はあるかもしれません(当事者国ではないのでないかもしれません)。しかし、この試写会に限れば、記事になるなどと言った直接的効果はなさそうです。日本のメディアすら取り上げてないんですから。幸か不幸か北朝鮮問題とは日本において「そう言うマイナーな問題」になりつつあるということでしょう。震災で大変な時期でもありますしね(なお、韓国三大紙の日本版も、三浦が紹介する朝鮮日報以外の中央日報東亜日報は何故か試写会をとりあげてないみたい)。

韓元長官は同セッションの基調講演で「ジョージ・オーウェルの小説『1984』に登場する独裁政権の姿こそ今の北朝鮮政権」と述べた。

いや俺も北朝鮮が人権国家だとは全く思ってないが、そこまでののしったら外交に支障来すだけじゃないのか?。元長官だから問題ないのか?。長官在任中にこれと同じ事が言えたのかどうか?。首相辞任したら中国叩きやり出す安倍晋三みたいな奴なんだろうな。

これが台湾で上映されたことは確かにありがたいのですが、本質的には、中国でこそこのビデオを上映したいものです。

とりあえず日本で「南京事件の映画」とか「ザ・コーヴ」とかがウヨの妨害なく普通に見られるようになってからそう言うことは言おうな、ウヨの三浦さん(毒)
ああ、それと台湾で「霧社事件」(抗日武装蜂起)の映画が上映されてることはどう思いますか、三浦さん。


北朝鮮最新情報 :「体調不良」で会談見送り=金総書記、異例の対応―インドネシア前大統領訪朝で
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00119
 また独自情報じゃなくて時事通信か。
 それはともかくその後、ラオスの大統領*9とあってるようだし、といって記事を読む限り仮病をインドネシア前大統領相手に使って会談をドタキャンする必要があるとも思えないから、素直に考えれば体調不良で会えなかったが、ラオスの大統領とあったときには会談が出来る程度に回復した、年だし病気持ちでもあるので、そういうこと(会談見送り)もあるってだけの話だろ。「ざまあ、金正日、これで北朝鮮の崩壊が近づいた」と喜んでるのか、「今彼が死んだらどうしよう」と不安がってるのか知らないが、明日明後日危篤状態に陥るというそこまでヤバイ状態じゃないんじゃないの。最新情報として守る会サイトに載せるほどのネタなのか?
 しかし前大統領とは言え、インドネシアの野党が、日本の野党政治家と違って普通に訪朝してることが興味深い。まあ、インドネシアは日本と違ってあの国と拉致問題などの重大問題は抱えてないが。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.9/25分)

http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2011/09/21/0900000000AJP20110921003200882.HTML
聯合ニュース「南北共同宣言実践委の訪朝申請、統一部が不許可」
 統一部は21日、南北共同宣言実践韓国側委員会が「10・4宣言*10(南北首脳宣言)南北共同行事」の南北実務協議に向け要請した訪朝申請を許可しなかったと明らかにした。
 訪朝の目的、内容、趣旨などを総合的に考慮した決定で、韓国の7大宗教団体代表の訪朝とはさまざまな側面で状況が異なると説明した。

 宗教団体や、オーケストラ指揮者ならともかく明らかな政治団体が現時点で訪朝するのは政治性が強すぎると言う理解なんでしょうか。そうだとして、「韓国内保守の反発を恐れている(漸進主義で対話を進める)」ということなんでしょうか?
ちなみに「10・4宣言」(http://tabakusoru.hahaue.com/tongil.2007100400.html)とは盧武鉉韓国大統領と金正日北朝鮮国防委員長・朝鮮労働党総書記が2007年に締結した合意文書。
ググったところ、具体的内容としては
金大中韓国大統領と金正日北朝鮮国防委員長・朝鮮労働党総書記が2000年に締結した合意文書「6.15共同宣言」の履行
・6カ国協議の「9.19共同声明」(2005年)と「2.13合意」(2007年)の履行など。
 まあ要するにハト派路線での交流を進めるという話だ。

http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092401000795.html
共同通信慰安婦問題で韓国が協議要請 外相会談、玄葉氏「解決済み」』
 玄葉光一郎外相は24日、韓国の金星煥外交通商相とニューヨーク市内で初めて会談した。金氏は、日本の植民地時代に従軍慰安婦にされた韓国人女性の賠償請求権問題に関する協議を始めるよう求めた。これに対し、玄葉氏は「請求権問題は解決済み」とした上で「この問題が日韓関係に悪影響を及ぼさないようにしたい」と述べた。

人の情として、あるいは政治家のパフォーマンスとして、たとえ本心は交渉に否定的でも「協議を始めることを検討はします」ぐらい言えよとしか言いようがない。いきなり門前払いですか。これで「拉致問題などで日本に協力してください」と韓国に対しどの口で言えるんでしょうか?。
 「拉致問題平壌宣言で解決済み」という北朝鮮をどうして非難できるんでしょうか?
「どうせ李政権は保守だからこの問題に乗り気じゃない」とでも思ってるのか何なのか?。で、増元辺りは「日韓離反を図る北朝鮮の陰謀」とか言い出すんでしょう、バカだから。河野談話を廃棄しろなんて言う政治家・安倍晋三が首相になった国・日本(ただし安倍は首相就任後そう言うことを全く言わなくなりましたが)に対し、韓国(特に従軍慰安婦やその支援者)が厳しい視線を向けるのは当たり前でしょう。しかも最近、稲田らの竹島問題での挑発行為があったばかり。アレで韓国が怒り出さないと思う方がどうかしています。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110925-OYT8T00111.htm
読売新聞「韓国女子教育の母 顕彰碑」
 花巻市出身で、韓国における女子教育の礎を築いた淵沢能恵(1850〜1936)の顕彰碑が同市石鳥谷町の市立石鳥谷図書館敷地内に建てられた。25日、除幕式が行われる。
 碑を建立したのは、地元の歴史愛好家などでつくる「淵沢能恵を顕彰する会」(山田重夫会長)。
 能恵は稗貫郡八重畑村(現・花巻市石鳥谷町)生まれ。
(中略)
 55歳で韓国に渡り、明新女学校を設立。亡くなるまで、韓国で女子教育に尽くした。同校は現在は淑明女子大となり、名門私立学校として多くの人材を輩出している。

あちらで彼女がどういう扱いをされてるのか書いてくれれば良かったのに。それと山田重夫会長は善意の人かも知れませんがこう言うのは確実に珍右翼が悪用するのがねえ(淵沢能恵でググるとそその種の珍右翼サイトがいくつかヒットする)。「日本が韓国の教育を向上させた、日本の朝鮮植民地支配を韓国は感謝しろ」とか。珍右翼は恥を知れよとしか言いようがないんですが。
ああそれとウィキペ「淑明女子大学校」には彼女の名前が出てこないのはどういうわけなんでしょうか?(まあ、日本のウィキペはかなりいい加減であることに定評がありますが)


東京新聞「ロシア大統領選 プーチン氏出馬表明 メドベージェフ氏、首相に」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011092590070438.html

 プーチン首相とメドベージェフ大統領による政権の私物化としか言いようがない。プーチン首相就任時からこの路線だったんでしょうか?(プーチン氏は大統領→首相→大統領(予定)、メドベージェフ氏は第一副首相→大統領→首相(予定)です)。何とかならないのか?。まあ、それはともかく、ロシアにおいては例のパイプライン計画はよほどの事がない限り既定路線でしょう。トップが変わらないんだから。「政治的詐欺師」佐藤優はパイプライン計画はプーチン氏に相談なくメドベージェフ氏がやった暴走であり、影響が出るかのようなこと(http://sankei.jp.msn.com/world/news/110925/erp11092506490003-n1.htm)を言っていますがデマも大概にしろと。
 パイプライン計画ほどのビッグプロジェクトをプーチン首相に相談なくやれるわけがないでしょう。大体、この計画、プーチン大統領時代からあったようですし。こんなデマ屋とつきあってるメディアは恥を知れと。


■ドイツ人女性、ベルリンの在ドイツ北朝鮮大使館前で抗議行動
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00663

 で、在ソウル日本大使館前の従軍慰安婦記念碑建設計画について三浦先生はどう思うね?
 ドイツ人女性の抗議行動を「北朝鮮大使館に失礼だ」と思わないなら「在ソウル日本大使館前の従軍慰安婦記念碑建設」も何ら問題ないと俺は思うので、記念碑建設計画で吹き上がってるあなたのウヨ仲間に落ち着けと説得してください(嘲)
 もちろん在ソウル日本大使館前で「日本は韓国の交渉要求に応じよ!」と言うデモが起こっても文句言いませんよね?
 ちなみにベルリンでも従軍慰安婦関係のデモがあったそうですよ。当事者である在ドイツ韓国人の参加がやはり多かったようですがもちろんドイツ人の参加もあったそうです。いやあ、ドイツ人って本当に人権意識が高いですね(毒)

参考
赤旗『「慰安婦」問題解決急げ、国会で集い、紙議員あいさつ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-09-22/2011092214_01_1.html


中央日報・社説】慰安婦交渉拒否する名分はない
http://japanese.joins.com/article/801/143801.html?servcode=A00§code=A10


週刊金曜日『ベルリンで「慰安婦」問題解決求むデモ』
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1007

李順玉さんの手記「北朝鮮泣いている女たち」のドイツ語版

ちなみに日本だと2000年にベストセラーズと言うところからこれの邦訳がでてるらしい。三浦もどうせならそのくらい注記すればいいのに。

 ある別のドイツ人が大声を上げて妨害してきたり、ブルガリア人の男性が「誰から金をもらってこんなことをやっているのか、韓国も問題だらけだ。そのことは知っているのか」と問い詰めてきたこともあった。これらのエピソードについて、エアリッヒさんは「あのときのドイツ人もブルガリア人も、北朝鮮から頼まれて邪魔しに来たのだろう」と語る。

 北朝鮮のそそのかしの可能性はあるでしょうが、何を根拠にそうだと決めつけるのやら。「北朝鮮シンパのオヤジだが別に北朝鮮に頼まれたわけではない」とか「単に嫌韓国・嫌外国人なレイシスト・オヤジ(ドイツ人が韓国ごときのためにor外国人ごときのために運動してるんじゃねえよ)」とか「政治活動家が大嫌いでどんな政治運動でも因縁つけずにはいられないオヤジ」かも知れないし。
 それとドイツ人(まあ、ドイツに住んでる人は大抵ドイツ人でしょう)はともかく「ブルガリア人」ってのは何故分かったんですかね。
 誰も聞いてないのに、そのオヤジが「俺はブルガリア人で、北朝鮮とも韓国とも利害関係ないが」とか、わざわざ国籍紹介したのか?。いやその話を疑ってるわけじゃなくて単なる疑問表明ですが。

ドイツ外務省関係者は「これはよいことだ」とコメントし、エアリッヒさんを激励した。

 そう言う激励は北朝鮮との外交に支障を来す恐れがあるからしない方がいいと思いますけどね。批判もしないが支援もしない、中立主義がベストでしょう。
 「ドイツ外務省を代表して」でなく外務省とは関係なく「一ドイツ市民として」やったのなら話は別ですが。
 そして仮に「一ドイツ市民としてやったにすぎない」のにこのエアリッヒさんとやらが「外務省、外務省」騒いでるのだとしたら「ドイツ外務省関係者」には迷惑な話で、正直「うさんくさいばあさんだな」と思いますが。その場合はドイツ外務省も「ノーコメント」とか「少なくともドイツ外務省としてそのような立場は表明したことがない」とか軽く流すでしょうね。

エアリッヒさんは「韓国人教会は意外と無関心だった。一緒に抗議行動をしようと誘ったが、断られた」と語る。

 まあ、騒いだ方が問題解決するかと言ったらそう言う単純な問題じゃないでしょうし。

東ドイツ全体主義の恐ろしさについて、以前私が今は亡き(苦笑)「諸君!」という雑誌に書いた書評

 ネタかよ。東ドイツも戦前日本の全体主義を正当化する珍右翼雑誌「諸君!」に珍右翼三浦が書いた書評で非難されたくはないだろ(笑い)。それはともかくレイシスト集団「守る会」は「諸君!」みたいに一日も早く消え去ってくれないかね。
 ちなみに東ドイツ糞味噌に言う三浦だが、皮肉なことにドイツ社会主義統一党東ドイツの政権党)は紆余曲折あって、シュレーダー路線に反発して離党した社会民主党左派グループと統合して左翼党を結成し、一定の政治力を持ってるんだよね(苦笑)。もちろん過去の反省を表明した上でのことだし、左翼党内・旧ドイツ社会主義統一党グループについて言えば、旧東ドイツ以外では得票が結構厳しいらしいが。

ドイツの外務省がこういう行動を評価するのはやはり大したものだな。

 いや、「一ドイツ市民」としてならともかく「ドイツ外務省を代表して」マジで激励したのだとしたら配慮に欠ける行為以外何物でもないと思うぞ。まあ、ドイツはこの問題の当事者国じゃないから、何やらかそうと実害はないかもしれないが。
そしてベルリンの従軍慰安婦デモをドイツ外務省関係者が、「ドイツ外務省を代表して」、「頑張れ!」と激励した場合も同じ事が言えるんだろうな?(対日関係を考えれば、「一ドイツ人」としてならともかく「ドイツ外務省を代表して」そう言う行為はやらないだろうが)

日本の外務省が北人権運動を「大変良いこと」とは、公的にはあまり(というかほとんど)言ってくれたことがない。

 一個人としてならともかく、外務省を代表してそう言う行為をすると北朝鮮に挑発行為と受け取られて交渉に支障を来す恐れがあるからやらなくて良いだろ。
 大体「寺越武志さんを拉致認定しろ」だの「平壌宣言を廃棄して6カ国協議から離脱しろ」だのいうお前らみたいなバカの集団を評価できるわけがないだろ。


北朝鮮最新情報 :統一大講演会で北朝鮮の将来について議論
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00118
また独自情報じゃなくて朝鮮日報かよ。
しかし、記事を信じれば参加メンバーの言ってることがやたらタカ派で「タカ派仲間のオナニーか?」と思うほどだ。意味があったのかこの会合?

成均館大学国際戦略大学院のヨム・ドンジェ院長は「ドイツ統一の過程は韓国社会に間違って伝えられている。われわれは東西ドイツの首脳会談が関係改善の突破口になったと考えているため、南北首脳会談を重要視しているが、実際は4回行われた東西ドイツの首脳会談で、成果が出たのは1回だけだ」と指摘した。

・言いたいことがよく分からないが「南北首脳会談は無意味だ」と言いたいんだろうか?。それは違うんじゃねえの、と思うが。
・ググったら初の会談は1969年のブラント西独首相とシュトフ東独首相・国家評議会副議長の会談と分かったが他がよく分からん。ブラント外交の結果、それまでのハルシュタイン*11主義(西ドイツは東ドイツを国と認めず、東ドイツを国家承認した国とは、西ドイツは国交断絶する。しかし、1960年代以降、東ドイツ第三世界の新しく独立した国々の多くと国交を結んだことや、デタントの潮流が強まったため、この原則に固執することが西ドイツ外交にとって不利益をもたらすとの主張が強くなった)が廃棄され、保守派の反対もあったが、1972年、東西ドイツ基本条約が締結され、東西ドイツはお互いを国家承認した。(ウィキペ「ブラント」「東西ドイツ基本条約」「ハルシュタイン宣言」参照)
・このオヤジの言う成果ってのは何なのだろうね?。「東西ドイツ基本条約締結」のこと?

 ヨム院長は「西ドイツによる和解協力政策(俺注:典型的にはブラント社民党政権のデタント政策だろう。韓国で言えば金大中盧武鉉政権の太陽政策がこれに当たる。なおブラント氏は1971年の、金大中氏は2000年のノーベル平和賞受賞者)によって東ドイツ共産主義政権が変わったのではなく、西ドイツのキリスト教民主党が掲げた“力による優位を追求する政策”によって東ドイツ住民の脱出やデモが相次ぎ、共産政権が崩壊した。韓半島朝鮮半島)統一を前倒しするには、同じように“力の優位”を維持することが重要だ」と述べた。

タカ派っぽいな、このオヤジ共。このオヤジ共のドイツ統一までの歴史分析が正しいかどうか疑問(まあ歴史分析は自然科学と違って実験が出来ないので難しいと思うが)だし、正しいと仮にしても、朝鮮半島に直ちに適用できるかも疑問だろう。つうかタカ派路線にお前ら恐怖はないのか?


「ライフ」はいい映画ではあったが(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=522

立花隆氏の著作(中略)で一番好きなのが、「サル学の現在」(文春文庫)。

俺は立花本は大して好きでないのでほとんど読んでないが、俺が読んだ数少ない立花著作の中で一番好きなのは、『ロッキード裁判批判を斬る(1)〜(3)』(朝日文庫)かな。
今は亡き珍右翼雑誌「諸君!」で「田中はロッキードから金などもらってない」だの「検察の捜査は明らかに違法」だのデマ垂れ流す渡部昇一小室直樹が立花にボコボコにされる様(まあ、立花が有能と言うより、渡部らが低レベルなだけで、立花批判は法律家の常識に基づいたものでしかないのだが。むしろ立花以外のジャーナリストからそう言う声がなかったらしいことが残念。単に手間がかかるからってだけだとは思うが)は何度読んでも笑える。俺はあの種の突っ込み本(浅見定雄『にせユダヤ人と日本人』(朝日文庫)とか)は大好きだ。
角栄信者とか渡部昇一信者とかでない限り楽しく読めるだろう。
ああ、三浦先生的には苦痛ですか、珍右翼仲間がボコボコにされる様は。

今西錦司インタビューと、最後の伊谷純一郎インタビューは本当に読みごたえがある。

今西と伊谷についてググってみる。

今西錦司(ウィキペ参照)
 今なお今西の強い影響下にある分野は霊長類学である。
 (中略)
 今西自身は生物学主義に墜ちたと強く批判しているが、霊長類の社会構造を系統的に考察した今西の弟子・伊谷純一郎(著書『チンパンジーの原野・野生の論理を求めて』(1993年、平凡社ライブラリー)等)の研究は、今西の系統理論の実証的な研究であり、多くの日本人研究者を引きつけた。また1980年代以降社会生態学・行動生態学よりの研究が日本も含め世界的に主流となったが、野外の長期研究の蓄積が増えたことに伴い、行動の地域変異について詳細な種内比較が可能になり、社会・文化に関する研究が世界的に行われ、今西の再評価が行われている(フランス ドゥ・ヴァール『サルとすし職人―「文化」と動物の行動学』(2002年、原書房))。
 一方で、河田雅圭は今西の議論に対して否定的な見解を示している。例えば河田は、著書『はじめての進化論』(1990年、講談社現代新書)において「生態学や進化論において今西の「オリジナルな理論的貢献」はまったくないと考えている」としている。

ということなので、今西理論は通説とは言いがたい代物のようだ。
「ご一読を」という三浦だが、この種の難解な代物は立花の本だけ読んでもたぶん無意味だろう。


■オレ流北朝鮮最新情報(2011.9/24分)

http://www.chosunonline.com/news/20110924000032
朝鮮日報『独島「米の日本人学校よ、歪曲教育やめよ」、韓国系法務法人、米国の日本人学校を独島歪曲教育で訴える』
 米国ニュージャージー州の韓国人系法務法人が、米国の日本人学校を対象に「独島(日本名:竹島)を日本の領土と教える教育を中断せよ」という内容の行政訴訟を起こした。
 法務法人キム&ペのキム・ボンジュン弁護士は22日、記者会見で「オークランドにある『ニュージャージー日本人学校』が、独島は日本の領土であり韓国が違法占有している、という内容の教科書を使用している。ニュージャージー州補助金を受ける学校でこのような教育が行われるのを防ぐため、訴訟を起こすことにした』と話した。
(中略)
 キム弁護士は、同校の独島教育が「私立学校は、類似した公立学校で提供されるのと同等な教育を提供しなければならない」と定める州法に合致しないという立場だ。同弁護士は「誤った教科書の使用を正すことは、韓国人2世、3世のためにも非常に重要なことだ」と話した。

北朝鮮とは直接には関係ないが朝鮮学校無償化除外論で「偏向教育だから除外」と言う奴はこのニュースをどう思うのだろうか?
素で連中は「朝鮮学校教科書と違い、竹島日本領と言う教育は偏向じゃない」と言い出しそうだが、韓国側の言い分を無視した一面的な教育であることは確かだ。朝鮮学校無償化除外論を唱える奴らはこの訴訟を支持し、「子どもたちに多面的な物の見方を教えるべきだ。ニュージャージー州補助金が欲しかったら韓国側の言い分も教えることが正しい。嫌なら補助金はあきらめろ。裁判所は日本人学校敗訴の判決を下せ」と言わないと筋が通らないと思うがどうよ?
 まあ補助金はともかく俺は「日韓友好のため」「多面的な見方を教えるため」「知的訓練のため」韓国側の見方を教えることは良いことだと思うよ。日本側の言い分は日本政府が言うほど強固な代物ではないようだし。

参考
「新刊紹介:「歴史評論」5月号」
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110420/2543109876

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110924/plc11092407140008-n5.htm
産経新聞野田総理のニューヨーク記者会見」一部引用
 日本と米国と韓国が緊密に連携を取りながら、北朝鮮の具体的な行動を求めていくということが基本中の基本だと思います。
その上で、(中略)中国やあるいはロシアにもその働きかけを強めていただくべくお願いをする、協力をしあうということが大事ではないかなというふうに思っております。
(中略)
訪中の時期でありますが、これまだ、時期は確定はしておりませんけれども、(中略)お互いにとって都合のいい時期をしっかり選んだ上で訪中をぜひ、実現をさせていただきたいと思いますし、北朝鮮にからんだ問題についての中国の貢献も強く求めていきたいというふうに思っています。

要するに6カ国協議を舞台に、北朝鮮以外の国への働きかけを強めていく、中国、ロシアには「冷戦時代から北朝鮮とつきあいのある国として何とかして欲しい」とお願いしていくと言うことでしょう。
中国を敵視する増元照明島田洋一辺りは「中国へのお願い」という言葉は不愉快かも知れませんが現実的にそれ以外にないでしょう。


ドストエフスキーの「国民精神」(三浦の個人ブログ)への突っ込み・その2
http://miura.trycomp.net/?p=517
突っ込み・その1が書ききれなくなったので。

西部先生、富岡先生が編集する「表現者」に掲載した文章

西部先生とは西部邁*12、富岡先生とは富岡幸一郎*13でいずれも珍右翼で、当然「表現者」もそっち系の雑誌だろう。何だかんだ言って、中道ぶって見せても「撃論ムック」「ジャパニズム」「月刊日本」といったウヨ系雑誌しか相手をしてくれず、三浦が著書『嘘の人権・偽の平和』を出した高木書房も、 田母神俊雄*14田母神俊雄の人生論』、西村真悟真悟の憂国』、田中正明『「朝日」が明かす中国の嘘』*15高山正之『世界は腹黒い・異見自在』など珍右翼ライター本の版元という絵に描いたような典型的珍右翼の三浦。

ロシア民衆が「犯罪を不幸と呼び、犯罪人を不幸者と見なす」独特の思考形式を持っている

犯罪者を一方的に非難すべきでないという価値観は別にロシア独特の思考とは思わないが(例:ことわざ「罪を憎んで人を憎まず」)。
大体、こういうドストエフスキー

「犯罪者*16でも弁護しなければならない」という弁護士の職務に対し、最後まで馴染めないものを感じていた

というのも俺には理解不能だ。「犯罪人を不幸者と見なす」価値観に「犯罪者でも弁護しなければならない」と言う価値観は親和的だと思うが違うのだろうか?(まあ、三浦のドストエフスキー理解がどれほど信用できるかという問題があるが)

なお、三浦がドストエフスキーは保守派でキリスト教信者だと強調するので

ドストエフスキーは、革命の原理が人間に何をもたらすかを、「悪霊」等で予言的に描き出した。

というのはただのアンチ革命さん「ドストエフスキー」の革命ネガキャンキリスト教万歳かと思って、ドストエフスキーを読む気がなくなった。まあ、三浦の書評がなくても「分量が多くて難解」というドストエフスキー作品は一生読まないとは思うが。

ドストエフスキーは、この「国民精神」の復活の象徴として、トルコにおけるスラブ民族の虐殺に抗議するロシア民衆義勇軍の行動、さらにはロシア皇帝政府の対トルコ戦争(俺注:クリミア戦争)のことを熱烈に支持した。

ドストエフスキークリミア戦争をそう言う代物と理解するのは彼の勝手ですが、本当にそう言う代物なんですかね。俺は領土拡張が目的で、スラブ民族云々はロシアの口実に過ぎないと思いますが。
何というか「中国の残虐行為」宣伝に踊らされて日中戦争を熱烈に支持した戦前日本人を連想させて、ドストエフスキーに全く好感が持てないんだが。
(戦前日本の戦争を正当化するために三浦はこの話を持ち出したんじゃないのかという気がする)
ちなみにクリミア戦争の従軍体験から非暴力主義を主張したのが、ロシアの文豪・トルストイです。

戦争は全て悪だという反戦論、トルコ側の立場も考慮すべきだという相対主義、戦争は何よりもリアル・ポリティクスの問題であって聖戦思想など時代遅れだとする現実主義・国益主義者らに対し、ドストエフスキーは、断固キリストの為の聖戦を信じる義勇兵達の側に立ち、彼らのために語ろうとした。

「キリストの為の聖戦」なんかあるわけねえだろ。三浦の指摘が事実ならばドストエフスキーはバカじゃねえの?

いたいけな少女を法の支配という名のもとでの近代国家の暴力から守ろうとしたドストエフスキー

三浦の文章は意味不明。「しつけを口実とした児童虐待」がロシアの裁判所において無罪になったことを「法の支配という名のもとでの近代国家の暴力」と表現するのは変だろう。


■オレ流北朝鮮最新情報(2011.9/23分)

聯合ニュース北朝鮮の国立交響楽団、11月に米国公演を計画」
 北朝鮮の朝鮮国立交響楽団が11月に米国で公演する計画を進めていることが分かった。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が22日、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)の関係者の話として報じた。
(中略)
 朝鮮国立交響楽団の訪米は、2008年のニューヨーク・フィルハーモニック・オーケストラ平壌公演の答礼として行われるとみられる。
 ニューヨークの外交筋は、「北朝鮮は長い間、国立交響楽団の米公演を希望しており、今回の訪米は両国関係の新しい始まりを象徴する重要な役割を果たすだろう」と話した。
 ソウル・フィルハーモニー管弦楽団(ソウル市立交響楽団)の芸術監督で国連児童基金ユニセフ)親善大使を務めるチョン・ミョンフン氏も最近北朝鮮を訪問し、北朝鮮国立交響楽団の公演を鑑賞して指揮した。チョン氏は、北朝鮮の朝鮮芸術交流協会と南北合同交響楽団の演奏に関連し意向書を締結した。

この時期に発表って事はほぼ本決まり、アメリカ政府も反対してないって事でしょう。ますます孤立する強硬論。

http://mainichi.jp/select/world/news/20110923ddm002030071000c.html
毎日新聞IAEA総会:ウラン濃縮など北朝鮮懸念決議』
 国際原子力機関IAEA)の年次総会は22日、ウラン濃縮計画の開始や軽水炉建設を表明した北朝鮮に対し、懸念を表明する決議案を全会一致で採択した。決議はまた、北朝鮮に、核拡散防止条約(NPT)などを完全に順守し、今後核実験を行わないよう求める一方、外交的解決を図るため6カ国協議を支持することも表明した。
 昨年の総会では、イスラエルの核能力を巡るアラブと米欧の対立を背景に、日米欧などから提出された北朝鮮決議案にアラブ側が修正を要求(注:したが要求が受け入れられなかったためアラブ諸国は棄権)。全会一致による決議採択の「慣例」が破られる異例の事態となった。今年はアラブ側からイスラエルの核問題が持ち出されていないため再びコンセンサスが実現した。

北朝鮮批判はもちろん俺は支持しますが、この記事の最後のオチがね(苦笑)。イスラエルの核問題を持ち出すとアメリカが潰すてのがスゴイご都合主義だなと。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110923/t10015799191000.html
NHKIAEA 北朝鮮の非難決議案可決』
 決議は北朝鮮が去年11月にウランの濃縮計画や軽水炉の建設を表明したことを受けて、日本や韓国それにアメリカなどが提案したものです。可決された決議は、北朝鮮がニョンビョンの核施設で大規模なウランの濃縮施設や軽水炉を建設していることに懸念を表明したうえで、国連の安保理決議に基づいて核開発を直ちに放棄しIAEAによる査察の受け入れを求めているほか、6カ国協議を再開し、外交を通じて問題解決の道を探ることを支持することなどが盛り込まれています。北朝鮮の核開発を巡っては、去年11月ニョンビョンの核施設を訪れたアメリカの研究者が濃縮施設や軽水炉の建設を初めて確認しています。しかしIAEAは2年前に査察官が国外退去となっており、それ以降、北朝鮮の動向は加盟国などからの情報提供に頼らざるを得ないのが実情となっています。

俺がざっと見た限りではNHKが一番「北朝鮮核問題の現状」についてわかりやすいかな。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110922/erp11092214370001-n1.htm
産経新聞北朝鮮に核放棄と南北関係改善促す 韓国大統領が国連で演説』
 ニューヨークを訪問している韓国の李明博大統領は21日、国連総会の一般討論で演説、北朝鮮に対し「世界が安全保障、経済などで互いに協力し共栄を目指す時代の流れに合流する必要がある」と述べ、核放棄と南北関係改善に向け努力するよう促した。

核廃棄を先にしろ(いや実行する保障があれば後でもいいのか?)と言う条件付きですが「北朝鮮打倒」と言う極右的主張でなく、対話の意思があるようで幸いです。


毎日新聞北朝鮮拉致問題:ドキュメンタリーDVD、26日から無料貸し出し』
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110923ddm012040082000c.html

俺的には何だかなあの話。別にこんなDVDを見なくても拉致問題を知らない日本人はいないでしょう。今や啓発活動の時期は過ぎてるでしょう。
そして無料って「何で拉致だけそんな特別扱いなの」と言う気がする。


北朝鮮最新情報 :独の女性、申淑子さん母娘の救出求め抗議行動
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00117
・また朝鮮日報か。独自情報全然ねえな。
・これが「従軍慰安婦問題などの戦後補償問題」などの日本珍右翼に都合の悪いことであれば「ドイツ関係ねえジャン」というであろうにな。ご都合主義な奴ら(毒)


野村旗守氏講演会から(下)斎藤まさしと市民の党
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00661
・以前のお約束通り、「市民の党」「斎藤まさし氏」への誹謗中傷に全力で突っ込む。何度も絡むがid:noharraよ、はずかしくないか、こんな「守る会」に所属して。ああ、また「別に」とエリカ様発言ですか、それとも「華麗にスルー」ですか?
お前みたいな屑が心にもない「反原発」「橋下批判」を口にして人権派ぶっても不愉快だからブログ止めて黙っててくれないかね(毒)。
・ちなみにさんざん疑惑だ何だと騒いだ癖に、三浦が紹介する野村の主張は要約すると「菅首相民主党がつきあいのある『市民の党』の斎藤氏は北朝鮮に対する見方が甘いのではないか」ただこれだけ。
 疑惑だ何だと騒いで、まるで斎藤氏が拉致など北朝鮮のスパイ活動に関与してるかのような物言いだったが、結局名誉毀損で訴えられないレベルのそれなりにまともな話をするとなるとそう言うしかないらしい。当たり前だが「斎藤氏の北朝鮮に対する見方が甘いかどうか」は政治的是非は議論できるが、そもそも疑惑だ何だと、犯罪であるかのように騒ぐようなことではない(当然、こんなことで「菅氏の疑惑」「民主党の疑惑」などと言うことは斎藤氏を「疑惑の人物」呼ばわりする以上にバカげている)。
 「イラク戦争を擁護するなど」アメリカに対する見方が甘い人間(産経、読売など日本の右派マスコミにはそう言う人間が多いのだが)を「CIAの工作員」「疑惑の人物」呼ばわりするぐらいの愚挙だろう。そう言う人間をアメリカびいきが過ぎると批判することは問題ないだろうが根拠レスで「CIAの工作員」「疑惑の人物」呼ばわりするのは誹謗中傷以外の何物でもない。

まず野村氏は、あれだけ批判を受けても動じなかった菅首相が辞任した理由について、「市民の党」との関係が明らかになったこともその一因をなしているのではないかと述べました。

アホか?。「市民の党」問題なんてお前ら珍右翼しか騒いでないだろ。珍右翼以外誰も支持しないレベルのデマ垂れ流してまで「俺たちが菅の首を取った」と自慢したいか?
菅が辞任の最低条件にしていた「補正予算通過」と「再生エネルギー法通過」が実現したからだろ(と、左派右派問わずほとんどの人間はそう理解してるし俺もそう理解している。マスコミもそう報道している)。
で、菅を嫌ってる自民、公明、民主党内小沢一派、マスコミ(特に原発万歳の読売、日経、産経)、財界などが「条件が実現したんだから早く辞めろ」の大合唱。支持率は向上せず、菅内閣や党執行部からもポスト菅で動いてる奴(当時の野田財務相(現首相)とか)がいるのに、どう政権を運営していけと?。
 菅が頑張れば運営できたかも知れないが、公明と麻生の倒閣運動に嫌気がさして、内閣改造後、約1ヶ月(8月2日に改造し、9月1日に辞意表明)で退陣(ただし正式な内閣総辞職は9月24日で約2ヶ月後)という結果的に意味不明なこと(1ヶ月では新大臣は誰一人何ら大きな仕事はなしえなかったので)をした福田元首相みたいにやる気を失ってもおかしくないだろう。
本来、不信任案が出され小沢がそれに呼応する構えを見せた段階で菅政権はいつ終わってもおかしくない状態だったのだが。

野村氏は、この問題は産経新聞など一部メディアしか取り上げず、菅首相辞任後は(注:産経も含めて)再び沈静化してしまっていると指摘しました。

だって言いがかりに過ぎないからな。それに沈静化、沈静化いうんだったらたとえば細川首相辞任後は佐川急便疑惑報道は沈静化したし、安倍首相辞任後も安晋会疑惑報道は沈静化したし。権力の中枢から外れれば当然そうなるだろ。

野村氏は、当初は、元活動家が経験を活かして選挙活動の下請けを担う程度のことはよくある話であり、それほど大きな問題ではないと考えてきた

心にもないことはいうなよ。最初からこじつけてでも菅を叩く気満々だろ。

斎藤まさし氏についてですが、彼は1951年生まれであり、学生時代から、毛沢東が大好きであり、70年上智大学入学、71年、学生訪中団として中国を訪問しています。いわゆる「毛沢東派」というべき新左翼の流れに心情的に近かったとみるべきでしょう。

・別に1970年代なら毛沢東支持者は日本の学生運動じゃ珍しくねえだろ?。文革が終了したのが1976年。それまでは、文革の悲惨な実情は余り分かってなかったからな。で、それが何か?。当時、毛派だからといって、今も毛派とは限らない(つうか常識で考えてもう、毛派じゃないだろ)
そして毛派と、主体主義と全然違うから、「北朝鮮とつながりがある」云々と言いながら一方で、毛派、毛派と騒ぐことはおかしなことなんだが。
・斎藤氏がリーダーとは言え、おそらく「市民の党」は斉藤氏の命令一つで動く独裁組織ではないので,斎藤氏批判してもそれは必ずしも「市民の党」批判にはならないと思うが。
・既に指摘したが、斎藤氏が毛沢東主義者だろうと主体主義者だろうと、違法行為を行っていない限り疑惑呼ばわりされるいわれはなく、単に「斎藤氏の政治思想を支持できない」と言う話でしかないのだが。

野村氏は、新左翼系機関紙「理戦」を調べて驚愕したと述べました。

わざとらしい奴。驚愕なんかしてない癖に(毒)

荒氏と、斎藤まさし氏が2004年の秋号の「理戦」で対談しているのですが、(中略)露骨なほどに原則論を貫く斎藤氏に、荒氏がどこか辟易しているようにすら読めます。

というより三浦の主張を信じれば

97年には、公的に共産主義革命を放棄、その後は環境運動などに転身した

という荒氏に

「僕は全然転向してないですから。環境主義にもなっていないし、いまだに革命一筋です。」
「革命一筋、この30年間、他に何も考えたことはない。」

と斉藤氏が言えばその斎藤発言が荒氏には嫌みに聞こえ不愉快になったとしてもおかしくないでしょう。

そして、この斎藤氏が最も熱心に取り組み、成功した運動として、フィリピン革命を挙げています。

・フィリピン革命って左翼革命とか暴力革命とか言える代物じゃないんだが。フィリピン革命を評価してる段階で良かれ悪しかれ斉藤氏は極左じゃないだろ。
左翼革命とか暴力革命とかでない(リーダーのコラソン・アキノはどう考えても保守)から、光州事件では全斗煥の暴挙を黙認したアメリカも、フィリピン革命では独裁者マルコスを安心して見捨てられたんだろ(つうか後で紹介するウィキペ「フィリピン革命」を見れば分かることだがマルコス政権末期にはエンリレ国防相など政権幹部もマルコスを見捨てている)。
もちろん発生時期が違うとか、隣国が北朝鮮の韓国と違って、フィリピンの近くにはフィリピン政治に影響を及ぼす共産系仮想敵国なんてない(ベトナムをそう理解するのは過大評価だろう)とかいうのもあるだろうが。
・左派的な立場から見ればフィリピン革命は手放しで評価できるものではないだろう。マルコス失脚は確かに喜ばしいが、アキノは別に労働者など下層階級出身なわけではなく、当然左派的な政策をとったわけでもなかった。そして左翼の中にはフィリピン政府を軍事攻撃する極左グループ(新人民軍*17)もあったのだから(確か、日本と違って、フィリピンでは未だ農地改革がなされず、戦前日本のような地主・小作制度が残存しており、左派などから戦後日本で行われたような農地改革の実施が主張されている)。

斎藤氏は現実的にはフィリピンの反体制組織に多額の資金を支援したと述べています。

・こう言うのは自慢話だから「多額かどうか」は割り引いて考えるべきだろう。
北朝鮮打倒を唱え、韓国の反北朝鮮団体とつきあってる(恐らく資金援助もしている)人間(三浦)が「フィリピンの反体制組織への資金援助」批判ですか?。
 ゲリラとか暴力的な代物ならともかく、平和的な反体制運動なら援助は問題ないと俺は思うし、斎藤氏に限らず他にやってる人間もいたんじゃないの?。つうか今だって世界各地でアウンサンスーチーさん支援とかダライラマ支援とか、是非はともかくいろいろ支援がやられてると思うが、そう言うのを「反体制」って理由で(あるいは外国人がそう言うことをするのは「内政干渉」って理由で)、「平和的な運動でも」「体制側が独裁的でも」支援は全否定かね?

米軍基地の撤去という、結果的に中国のアジア海上覇権につながる一面を求める勢力*18が斎藤氏やフィリピン反体制勢力を支援した可能性もあるのではないかと述べました。

・野村と三浦はバカだろ。根拠レスで陰謀論垂れ流しやがって。
 じゃあお前らはフィリピン革命の価値を否定するのかよ。マルコス独裁が続いていた方が良かったとでもいうのか。アキノ政権が誕生しなかった方がいいとでもいうのか?。
 大体、フィリピン革命はマルコス打倒が目的であって米軍基地の是非なんか論点になってないんだが。後にスービック基地が撤去されたが、時期(1991年)を考えてもアレってフィリピン革命(1986年)と直接のつながりはないだろ。三浦が引用する斎藤氏の発言は「マルコス退陣と米軍基地撤去が直接リンクしていたかのような発言」だが何かの勘違いではないのか?。三浦の引用する発言が事実なら、斎藤氏が「フィリピン革命についてろくに知らないフカシ屋ではないのか?」と疑いたくなる発言だ。それとも、「マルコス独裁ではスービック撤去など主張しても弾圧される」ということか?。それはそうかもしれないがだからといって直接のつながりがないフィリピン革命とスービック撤去をつながりがあるかのようにいうのはおかしいだろう(単に説明ベタという可能性もあるが)。
・フィリピン革命を中傷するとは三浦と野村は呆れた自称「人権派」だな。id:noharraよ、お前が人としてのプライドや良心があるなら少しは恥じろ。このふざけた勉強会はお前の所属する「守る会」の関東支部主催だそうだからな(詭弁屋の野原だと「俺の所属してるのは関東支部じゃなくて別の『守る会』支部だから関係ない」とか「その勉強会に参加してないから関係ない」と言い出しそうだが)。
まあ、俺はお前にプライドや良心があるとは少しも思ってないが。

参考

フィリピン革命(ウィキペ参照)
 1965年に大統領に就任したフェルディナンド・マルコスは、ベトナム戦争へのフィリピン軍の派遣を行うなど、冷戦下において反共主義の姿勢を強く掲げ、アメリカや日本、韓国や南ベトナムなどの西側諸国との関係を強化する傍ら、国内産業の工業化と貿易自由化を推進し、フィリピン経済の安定化に貢献した。この様な実績が評価されたこともあり、1969年に行われた選挙で再選を勝ち取った。
 しかしマルコス政権はその後独裁色を強め、1972年9月21日には、「布告No.1081」によって、フィリピン全土に戒厳令を布告した。この戒厳令により憲法は停止され、1973年には戒厳令の布告中に、大統領職と首相職を兼任することを認める議院内閣制の新憲法を制定、さらに1976年には暫定議会選挙まで両職を兼任できるように憲法改正を行う。
 このようなマルコス独裁に反対する野党勢力の中心人物ベニグノ・アキノ(ニノイ・アキノ)らの有力者は次々に拘束され、その多くはアメリカなど、海外への亡命を余儀なくされた。
 亡命先のアメリカで反マルコス活動を続けていたアキノは、その後大統領選挙への立候補を行うためにフィリピンへの帰国を決断し、「帰国した場合命の保証はできない」とマルコスから警告を受けていたにも関わらず、1983年8月21日に亡命先のアメリカから台北経由で帰国した。しかしマニラ国際空港で搭乗機からタラップを降りた直後に暗殺された。
 この事件は国際的に「マルコス派の犯行ではないか?」とマルコスに対しての非難を呼ぶとともに、国内においてくすぶっていた反マルコスの機運を爆発させた。実際に、それまで散発的な行動でしかなかった反マルコス運動が一夜にして全土を覆うようになり、マルコス独裁のみならず、イメルダ夫人の豪勢な生活スタイルや一族による汚職にまで非難が集中するようになった。
 アキノ暗殺事件では、多くのフィリピン国民がマルコス自身が直接関与していないにせよ、隠蔽工作には関わっていると考えていた。1985年に暗殺事件の容疑者として起訴された国軍参謀総長のファビアン・ベール大将らの無罪判決は、裁判の公正性への疑問と共にこの考えをより強くさせるものだった。
 反マルコスデモの頻発に象徴されるフィリピン全土に波及し始めた政情不安は、アメリカや日本などの友好国の注目をひき、海外からの観光客や外資による投資を敬遠させた。翌年には経済のマイナス成長が始まり、政府の振興策も効果が無かった。失業率は1972年の6.30%から1985年には12.55%まで増大した。
 さらにマルコス自身も腎臓疾患の為に政務に支障が生じ、閣議に欠席する日が続く。この頃にはイメルダ夫人が政務を取り仕切るようになり、取り巻きたちは、バターン原子力発電所建設に象徴される杜撰なプロジェクト等で汚職を繰り返し、これに対する国民の不満は爆発し、フィリピン国内で反マルコスデモと警官隊の衝突が相次ぐようになった。
 フィリピン全土が内乱状態に陥る事態は、フィリピンに権益を持ち、冷戦下における軍事上の拠点としても重要視していたアメリカとしては絶対に避けたいものだった。ロナルド・レーガン大統領もマルコスに対し、「アキノ暗殺事件に対する責任がある」といって非難を強めるようになった。またこの様な状況下で、アキノの暗殺後にその遺志をつぐことになった未亡人のコラソン・アキノ(コリー)が、反マルコス派のシンボル的な存在としてにわかに注目の人となる。
 この様な状況下に置かれたマルコスは、国民の不満を解消することや国際社会からの非難をかわすことを目的に、まだ任期が残っていたにも拘らず、1986年初頭に大統領選挙を行うことを発表した。そこに立候補したコリーは徹底して反マルコスキャンペーンを行い、フィリピン全土を回って支持を訴え国民の大多数の支持を訴えた。
 1986年2月7日に投票が行われ、開票の結果、民間の選挙監視団体「自由選挙のための全国運動」や公式な投票立会人らが、「アキノが80万票差で勝利した」としたものの、マルコスの影響下にあった中央選挙管理委員会は「マルコスが160万票差で勝利した」と発表した。
 マルコスによるあからさまな不正は、野党連合のみならず、フィリピンに大きな影響力を持つカトリック教会やアメリカ政府からも非難を浴び、コリーと支持者達は「明らかな不正が行われた」として選挙結果を受け入れず抗議を行った。また多くの国民がこれに同調し、フィリピン国内各地ではコリーのシンボルカラーであった黄色のシャツを着た人々による反マルコスデモが沸き起こり、マニラでは100万人がエドゥサ大通りを埋めた。
 2月22日には選挙結果に反対するエンリレ国防相フィデル・ラモス国軍参謀次長(後に国軍参謀総長、国防相、大統領を歴任)らが「マルコスをもう大統領とは認めない」と表明し、国防省のあるアギナルド空軍基地に篭城するなど、マルコス体制を支えてきた政府高官たちもマルコスを見放した。また、冷戦下において反共主義を唱え続けてきたマルコスの事実上の後見人であったアメリカ政府も、この時点において完全にマルコスを見放した。
 2月25日にコリーが大統領就任宣誓を行い、多くのマニラ市民によってマラカニアン宮殿(大統領官邸)を包囲されたマルコス夫妻は、アメリカ軍のヘリコプターで脱出した。その後マルコス夫妻とその一族はアメリカ空軍機でハワイに向かい、そのまま亡命し、ここに20年以上に渡るマルコス独裁は終焉を遂げた。

田英夫*19堂本暁子*20喜納昌吉*21、秋葉前広島市長、新潟の黒岩宇洋*22らの名前を挙げ、自らが支援したことを認めています。

斎藤氏の支援を受けただけで斎藤氏と同意見扱いされるいわれはないだろう。斎藤氏が山ほどいる、ただの一支援者ではなく、田氏らに影響を与えることが出来る有力支援者というならともかく。彼が有力支援者だという事実が証明できるのか?
まあ、有力支持者だとしても「政治的是非の問題」に過ぎず、少なくとも「疑惑」だの「不祥事」だのという話ではないが。

この中に当選はしなかったが、よど号犯の息子、森大志氏の名前も追加されることはもはや言うまでもないでしょう。

父親(よど号ハイジャック)や母親(拉致、まあ現時点では容疑だが)の罪で子ども非難かよ。くだらねえ。死ねよ、ゲス。

斎藤氏は「僕の当面の戦略的な政治目標は自公政権を倒すこと、つまり政権交代」とあっさり述べ、「自公政権を倒すために有効な選挙なら、基本的にやる。日本帝国主義と戦うためには蒋介石とも手を組むという毛沢東の統一戦線戦術ですよ」(2004年)とあっさり述べています。そして、少なくとも斎藤氏の目的は現在達せられているわけです。

 で、それが何か問題なの?。統一戦線戦術は悪だとでも?。自公政権が倒れたことは悪だとでも?
 それと自公政権が倒れたのは別に斎藤氏の手柄じゃないだろ。斎藤氏も「俺も自公政権打倒に自公批判派の一員として一定の貢献が出来て嬉しい」とは思ってるだろうが「俺の力で打倒できた」と思うほど、高慢じゃないだろ。

野村氏によれば、斎藤まさし氏が、唯一政治的な師匠として名前を挙げるのが、自民党参議院議員だった宇都宮徳馬氏(故人)*23でした。

またお前らが支持する政治家(岸、中曽根、安倍晋三など)と違って「クリーンでハト派」「過去の戦争への痛切な反省派」宇都宮氏への誹謗中傷かよ。いい加減にしろよ。
で、「斎藤氏が宇都宮氏を師匠と仰ぐ(師弟関係を正式に結んだわけではなく、いわゆる私淑だろうが)」、それが何か問題でも。俺も宇都宮氏は実に偉大な人だと思う(欠点がないとはむろんいわないが)。
俺は今は亡き「軍縮問題資料」の2000年10月号(宇都宮徳馬追悼号)を持ってるが、追悼の言葉を述べてる人は河野洋平(元自民党総裁、元衆議院議長)、土井たか子(元社民党党首、元衆議院議長)、マイク・マンスフィールド(元米国民主党上院議員、元米国大使)と実に幅広いね。交友の広さと人徳が伺えるよ。
マンスフィールドは追悼の言葉で次のようにいってる(国広正雄氏*24の翻訳)。

 日本はもっとも優れた自立した政治家を失い、人類はたぐいなき人材の一人を失い、妻のモーリンと私はここ4,50年の長きにわたる友人かつ相談相手を失ったのです。
 (中略)
 夢見る者は数多いがそれを行動へと移し変えていく者は数少ない。
 行動する者はあっても、それを成功へと変えていく者は限られている。
 成功を偉大さへと仕立てていく者はもっと少ない。
 そして偉大さを達成する者のうち、その行動や人格がその人士の肉体的生命を越えて後の何世代かへと受け継がれていく者はごくごく限られている。
 宇都宮議員はこのような人物でした。

宇都宮氏は自民党内では最も北朝鮮や中国に近いとされた人で、また別個に改めて論じますが

また別途改めて宇都宮氏をゲス右翼の三浦が誹謗中傷するわけか。そのときは俺に可能な範囲でだが突っ込むつもり。

「僕は昔、硬い言葉で、「東アジア統一社会主義革命」と言っていました。それは僕の唯一の政治の師である宇都宮徳馬先生の教えでもあるんだ。日本・朝鮮・ベトナム・中国(略)*25この4つが共同体を作れたら、世界は全然違ってくると思う」

これだけでは本当は宇都宮議員が何を言ったか分かりようがないと思いますがね。あくまでも宇都宮議員の理念を斎藤氏が斎藤氏流に料理したという話でしかないわけですから。これで斎藤氏を批判するだけならまだしも宇都宮氏まで批判するとは野村も三浦も正気の沙汰じゃないでしょう。
そしてこの4つで共同体を創ることの何が問題なんだか?。斉藤氏の場合、「社会主義革命」とやらが最終目的のようですが、別にそう言う立場に立たずともアジア共同体の創設のどこが問題なんだか。

東アジア共同体」の理念は、斎藤氏の述べるものはある意味で社会主義革命の夢であり、東アジア共同体は経済界の利益主導のものという違いはありますが、私(三浦)には同根の、自由や人権とは無縁の理念に思えてなりません。

韓国の朴正煕軍事独裁を屁理屈で擁護したり、フィリピンのマルコス独裁打倒に価値がないかのようにいうエセ人権派(三浦)がよく言う。
東アジア共同体をすることによってEUのように平和的な政治環境をつくることができるだろうに何が問題なんだか。
まあ、三浦が言うように左派だけでなく、保守派も東アジア共同体には積極的だから安心しろよ。お前らの反対など何の意味も持たないだろ(毒)

参考
東アジア共同体評議会」
http://www.ceac.jp/j/
 東アジア共同体について検討する保守系団体。会長が中曽根康弘(元首相)。その他の役員も財界人や官僚が顔を並べている。

スターリン主義共産党独裁を批判したはずの新左翼運動家が、なぜこのような理念に陥ってしまうのでしょうか。

別に東アジア共同体を創ることを主張する、イコール東アジア共同体参加国(中国、北朝鮮)の現状を全肯定するじゃないだろ。バカか、三浦は。
いつまでも中国や北朝鮮と敵対してろとでも言う気か?
(斉藤氏はともかく、一部新左翼内ゲバを見てると彼らが本当に「スターリン主義」を廃絶できたかは疑問だが、廃絶したとしても、矛盾はしないだろう)

宇都宮徳馬氏が自民党議員でありながら金日成と親しく、2回直接会っていること*26金大中拉致事件(注:の真相追及?)や韓国民主化運動を積極的に支援してきたが北の独裁はまったく批判しなかったこと

まあ、宇都宮氏は確かに北朝鮮に対して甘かったかもしれないが韓国軍事独裁を擁護するウヨ(三浦、野村)なんぞにそんな事はいわれる筋合いはないだろ。
そして金日成と宇都宮氏が会ったのは、「早急に日朝国交正常化をしないと両国の国益上よろしくない」という判断があったからで別に北朝鮮に媚びてるわけじゃないが。
ちなみにウィキペ「宇都宮徳馬」によれば、金正日世襲が間違いないという段階において宇都宮氏は金日成に向かって「私は政治家の世襲には反対だ」と言ったそうで宇都宮氏なりにポリシーとプライドがあったということが分かる。

斎藤氏自身もまた取材に応じてくれたこと

この野村発言が事実だとして、何故、斎藤氏はこんな奴の取材に応じるのか。俺なら取材拒否する。取材を受けることは義務じゃないし、はなから偏見で叩く気満々な奴の取材など受けても時間と労力の無駄、かつ精神的に不愉快になるだけだろう。
 取材を受ければ誤解が解けてまともな記事を書いてくれる相手ならともかく、野村は明らかにそういう類の人間ではない。
 斉藤氏はバカなのか?

当日は他にも大変面白いお話が多かったのですが、取材中でもあり、また推測の段階ではネットとはいえ活字にすべきではないこともありますので、今回は控えました。

要するに表に出せないレベルの菅氏や民主党、斎藤氏や「市民の党」への誹謗中傷が炸裂したと言うことだろう。
当たり前だが、活字にしなくても、また、「守る会」勉強会のような仲間内だけの会でもデタラメなことを言えば民法上、刑法上の名誉毀損は成立する(活字にせず、仲間内だけの会ではデタラメなことを言っても、被害者側が証拠収集することが困難とか、そんなことは幸か不幸かまず世間に漏れず、漏れても「公にしないなんてデマなんだろう(嘲)」と世間が相手にしないため実害が小さいので、被害者側が訴えないとかいうことはあるだろうが、それは刑法上、民法上の名誉毀損が成立しないという話ではない)。
そもそも名誉毀損が成立しなければデマっても良いという話でもないし。
活字にして表に出せないことは、仲間内だけの会でも言うべきではないが、そんな常識は野村にも三浦にも、守る会の面子にもないのだろう。
何度も絡むが、id:noharra君、こんな会に入っていて恥ずかしくないか?。今日も「別に」とエリカ様発言か、華麗にスルーかね。本当にあきれ果てた奴だな、お前は。

*1:北朝鮮が引き渡すとも思えないし、年齢を考えると生きているのか、生きているとして裁判できる健康状態なのか疑問。たとえば認知症だったら裁判の意味がないだろう。エイズ薬害の元帝京大副学長氏みたいに病気で裁判が中断し、そのまま病死ということも考えられるだろう。

*2:小沢起訴を検察があきらめたことから分かるように単に「怪しい」では裁判は維持できないだろう。

*3:李氏は中国の最高指導部・中国共産党中央政治局常務委員会9人のメンバーの一人でもある大物

*4:戸塚氏はウィキペや、氏のサイト曰く「1940年1月2日生まれ」なので、この文章には記載した日付が残念ながら書かれていないが、「2011年1月2日以降」に書かれたものと思われる。

*5:ウィキペに寄れば「2009年の茨城県知事選と2010年の参院選に出馬したが落選。今後の政治活動については不明とのこと」

*6:ググった限りでは「後継者となること」の意味が今ひとつよく分からなかった

*7:後で気づいたが三浦は「苦界浄土」と誤記してる。確かに苦海て漢字変換ですぐに出てこないようだが。好きだという本の著書名を間違えるなよ。意味としては「苦海」も「苦界」も「苦しみの絶えない人間社会」と言う意味で同じだが

*8:著書『中国を追われたウイグル人――亡命者が語る政治弾圧』(2007年、文春新書)

*9:時事通信の記事は大統領なので大統領とした(他に大統領と訳してるメディアとして日経、毎日、産経が見つかった)。ただし、日本の外務省は国家主席共産国チックに訳している。なお、ラオスは改革開放を進めているとは言え一応、中国やベトナムのような共産国である。中国、ベトナム国家主席と訳し、ラオスは大統領とする理由は何だろうか?。それにしてもサヨ嫌いの産経まで大統領と訳すとは意外だ。中国とベトナムは嫌いだけどラオスは大好きって事ですか?

*10:盧武鉉韓国大統領と金正日北朝鮮国防委員長・朝鮮労働党総書記が締結した合意文書

*11:アデナウアー政権の外務次官

*12:元「新しい歴史教科書をつくる会」理事。西部の珍右翼本として『私の憲法論・真正保守による改正試案』(1999年、徳間文庫)、『国民の道徳』(新しい歴史教科書をつくる会編だが直接の執筆者は西部。2000年、産経新聞ニュースサービス)、『核武装論・当たり前の話をしようではないか』 (2007年、講談社現代新書講談社はアホか、死ね)

*13:富岡の珍右翼本として『新大東亜戦争肯定論』(2006年、飛鳥新社

*14:頑張れ日本!全国行動委員会代表

*15:Amazonレビューに寄れば田中の十八番「南京事件否定本」らしい。「朝日は当時南京事件を報道してない」って書いてあるらしいが出来るわけないだろ?

*16:正確には被告人だが。無罪主張するケースもあるのだから

*17:アキノ政権下で若王子・三井物産マニラ支店長身代金目的誘拐事件を起こしたことで日本では知られる。ググった限り、マルコス独裁時代など昔はともかく、今彼らには国民的支持があるとは言い難いようだが。

*18:具体的に何だよ。中国の情報機関と言いたいならはっきりそう言えよ

*19:社民連代表、元参議院議員、故人

*20:参議院議員社会党新党さきがけ)、前千葉県知事

*21:民主党参議院議員民主党沖縄県連代表代行

*22:民主党衆議院議員、菅改造内閣法務政務官

*23:そもそも自民党内左派とは言え一応保守議員の宇都宮氏を師匠と呼ぶ段階で斉藤氏は極左ではないと思うが

*24:ウィキペ曰く「英語同時通訳の草分け的存在。三木武夫との交流があり、三木が外相に就任すると政務秘書官、首相に就任すると外務省参与に起用され、外交政策における重要なブレーンとなった。土井社会党時代に参議院議員。」

*25:邪推だが三浦は珍右翼なので意外とこの「略」の所に三浦にとって都合の悪い重要なことが書いてあるかも知れない(苦笑)

*26:そもそもこうした行為がたたってベテラン議員でありながら、自民党タカ派(清和会など)の反発で氏は一度も入閣できなかったと言われている。にも関わらず信念を貫き通した宇都宮氏を俺は尊敬する。