「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート7(追記・訂正あり)

 パート6の続き。

飯舘村に行ってきました(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=311

4月30日、特定失踪者問題調査会の荒木氏の呼びかけで、「飯舘村ドライブ」に行ってきました。  

THE facts」賛同者で、朝鮮有事(そんなことが起きては困るが、荒木は起こってもかまわないと思ってるらしい)には予備自衛官として北朝鮮に行く用意があるなんていう荒木と付き合ってて恥ずかしくないか?

私は基本的に、趣味の分野以外では、専門外のことにあまり口を出すことは控えようと考えています。
ですから、放射能の危険性や、原発問題、現地の実態などを語るつもりはありません。

 じゃあ、あんた北朝鮮については専門家なのかよ?。それは知らなかった(毒)。三浦が批判してる朝鮮問題研究家(たとえば和田春樹氏)の方がずっと専門家だろ(勿論和田氏とは違う、三浦に近いタカ派の専門家もいるだろうが)。和田氏批判はやめたら?
勿論間違ったことを言わないようにする注意は必要だが、別に素人が口出したっていいと思うがね。そんなことを言ったら一般人は仕事などで日常、関わりがあることを除いてほとんどすべての政治分野(経済、財政、外交、教育、医療、福祉その他エトセトラ)について何も言えなくなる。まあ、本当は「興味ない」「お仲間の保守派に原発批判派は少ない*1ので、原発批判したくない」といったところだろうが(苦笑)。それに「専門外のことにあまり口を出すことは控えようと考えて」るのなら非専門家の荒木の暴挙(後述)を何とかしろよ。一緒にドライブする仲なんだろ?(まあ、荒木の要望を国が受け入れるとは思えないが。)
 なお、三浦が政府の飯舘村からの避難勧告を批判するのは「避難に否定的な村長への同情」であり、非科学的かも知れないが、私はこうした科学的問題に詳しいわけではないし批判する必要はないと思っていたのだが気が変わった。変わった理由は荒木のエントリだ。

http://araki.way-nifty.com/araki/2011/04/post-143f.html
■荒木和博*2BLOG「実は放射線は大丈夫なのではないか」
論より証拠で早い内に現地に行って放射線を浴びてこようと思います。

 どうやら荒木は加納時男・東電顧問が朝日新聞で主張して、ネット上で批判を浴びた放射線ホルミシス効果をガチで信じてるらしい。別に荒木個人がホルミシス効果を信じて健康被害を受けても荒木の友達でも何でもないので、私個人は知ったことではないが他人を巻き添えにするのは止めてほしい(こういう男にまともな北朝鮮分析が出来るとはとても思えないし、家族会のイメージも悪くなるので、家族会は荒木とは早く手を切った方がいいだろう)。
 と言うことは三浦の政府批判も「村長*3への同情」と言うそれなりにまともな理由ではなく、荒木同様、「ホルミシス効果」を信じてるか、荒木としがらみがあるため、荒木の主張がデタラメと気づきながらも適当に調子を合わせてると言うことなのだろう。というか、よく見たら後で紹介する「勝手に飯舘村を応援する会」署名者に三浦の名も入ってるな。こういう人が代表の「守る会」に入ってるのに20ミリシーベルト批判することに悩みはないですか、id:noharraさん(苦笑)
 全く三浦は呆れた自称「人権活動家」だ。荒木はこの放射線ホルミシス理論を武器に「勝手に飯舘村を応援する会」*4署名者(http://araki.way-nifty.com/araki/2011/05/post-a37a.html)なる面子を募ってるから恐れ入る。
 面子は皆いわゆる真正保守という名の珍右翼*5。その中には「原発周辺の土地を外国に売り渡すことなかれ」(http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10860273296.html)で「住民避難後の土地が中国に売り飛ばされるかも」と陰謀論かました田母神がいるのが気になるところ。荒木たちは田母神陰謀論を支持してるのかもしれないし、支持していなくても連中のことだから、長いつきあいによるしがらみから、田母神に適当に調子を合わせる危険性がある。
 それにしても連中は村民に健康被害が出たらどうするつもりなのだろうか?。大体「撤退しない=応援」じゃない。朝日が紹介する飯舘産大吟醸を買った方がよほど応援だと思う。連中の主張で唯一正しいのは「撤退しろと言われても村民も困る、どこに撤退したらいいのか」というところだけだろう(普通の人はそこで「国が面倒見てよ」というところだが、「撤退しなくていい!」と言うトンデモが連中)


【荒木のようなトンデモの例】
島田洋一ブログ「CTスキャンを1回受けたら収容所送り―亡国の「計画避難」」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2282618/
国家基本問題研究所「強制的一律避難区域設定を再考せよ!(櫻井よしこ)」
http://jinf.jp/weekly/archives/4779
はてブ飯舘村放射線を浴びて肩のこりがとれ,目がすっきりし,体が軽くなった。」(西村眞吾・前衆議院議員) : Infosecurity.jp
http://b.hatena.ne.jp/entry/infosecurity.jp/archives/10619


【ネット上の放射線ホルミシス効果批判の例】
きまぐれな日々「東電顧問・加納時男のトンデモ原発擁護/河野太郎への注文」
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1179.html
NATROMの日記「それはホルミシス効果なのか?東電顧問・加納時男氏のインタビュー」
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110505#p1


飯舘村関係ニュース】
読売新聞『ブランド牛「飯舘牛」保護支援など農相に要望』
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110506-OYT1T00672.htm
朝日新聞『全村避難の飯舘産大吟醸「味も自信、飲んで応援を」』
http://www.asahi.com/national/update/0504/TKY201105040352.html


北朝鮮最新情報 :カーター氏訪朝の結果は?
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00080
 「現時点」では「目立った成果はなさそう」というだけの話を嬉しそうに報じるとは反北朝鮮右翼らしい。


■「恥ずべき平和」に抗する人びと 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00576
何が何でもカーター訪朝をdisりたいらしい三浦。「恥ずべき平和」って朝鮮半島で戦争を発生させてはいけないなんて当たり前だ。全面戦争すれば、最悪、万単位の死者が出るといわれてるんだぞ。そしてそんなことになったら、北朝鮮の収容所にいる政治犯も無事では済まないだろう。
「健康のためには死んでもいい」みたいなこと言ってバカじゃないの?
そして「恥ずべき」なのは、歴史修正主義雑誌「ジャパニズム」に寄稿するなど、「人権擁護」という自分の「建て前」に反する行為を平気でする三浦の方だろう。もちろん三浦が文章を紹介する「THE FACTS」賛同者の西岡も自分の下劣さを恥じるべきだ。

北朝鮮の飢餓は、金正日の誤った政策、北朝鮮の人々の人権を否定し外部から食糧援助を政権の利益のための武器として使うことから起きているのです。

むしろ君らの方が「民主化しろ」と「外部から食糧援助を武器として」使ってるんじゃないの?。だからカーター氏がそれを批判したと。基本、無条件で(もちろんきちんと人民に食糧を渡すという条件は付けないと援助が無意味なのでそういう条件は付けるが)援助すればよかろうに。

米国人として私たちは我が国の大統領だったカーターがソ連に対して宥和政策を展開することで冷戦を延長させたことを知っています。
(三浦が紹介するスーザン・ショルティとかいう女性の主張)

デタントが冷戦を延長させたって証明できるのかよ?*6。しかも「米国人として私たちは」っていつからそんな認識がアメリカ人の共通認識になったんだ。
ただの反共極右だろ、この女性は。


■カーター氏の「人権外交」の実態
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00575
・今回のカーター訪朝を早速disる反北朝鮮極右の三浦。ただの反北朝鮮極右でしかないエセ人権派の君らの実態の方が醜いし問題だ。
・五十嵐「戦後政治の実像」(小学館)など、少なくない書籍が指摘していると思うが、1994年の北朝鮮核危機の時、クリントン米国大統領は対北朝鮮戦争を決意、金泳三韓国大統領に同意を求めたが、金に断られ政治的に追い詰められる。そのとき、クリントンが頼ったのがカーター氏であり、カーター訪朝によって戦争の危機は遠のいた。戦争が起これば日本を含む周辺諸国にどれだけ犠牲が出たろうか?。我々はカーター氏に感謝すべきなのである。この時、金日成国家主席金正日国防委員長の父)が南北首脳会談をやる用意があるとカーター氏に言ってたんだから金日成氏がお亡くなりにならず、実現してれば良かったんだけどね。
 三浦なんかは当時戦争で潰しとけば良かった、南北会談なんかしなくていいと思ってるんだろうが。
 なお、五十嵐本も指摘しているが、この時カーター訪朝がなければ、アメリカは日本に対北朝鮮戦争への後方支援を求めたかもしれない。
 実はこの時期はちょうど村山政権誕生の時期とぶつかっている。自分が首相になったら、アメリカが「対北朝鮮戦争への後方支援を日本に求めるかもしれない」と思ったら村山氏は首相就任を引き受けただろうか。引き受けたとして、「対北朝鮮戦争への後方支援」を拒否する可能性のある村山氏の首相就任を自民党タカ派が認めたろうか(もちろん社会党内左派も村山氏の首相就任に自民党タカ派とは護憲という逆の立場で反対したろうが)。
 その意味でカーター氏は結果的には村山政権誕生の恩人(と言うことは自民党の恩人。この時、政権復帰できなければ自民党は多分終わっていた)でもあるのではないかと五十嵐氏は指摘している。

ソウルでの会見でカーター氏は「北朝鮮の政府関係者と、人権問題について話し合ったのか」という質問に対し「北朝鮮政府による政策に、人権に関する問題は確かにあると思うが、それはわれわれが外から変えられるような問題ではない」と述べた。さらに「人権の中で最も重要なことは、人が食べる権利を保障することだが、韓国と米国は意図的に北朝鮮への食糧支援を抑制している。これは明確な人権侵害だと思う」とも語った。
http://www.chosunonline.com/news/20110429000026

「韓国と米国は意図的に北朝鮮への食糧支援を抑制」してるかどうか知らないが、それが事実ならカーター氏の言うとおり「人権侵害」だと思うが。何が問題なの?。北朝鮮の人権問題だってカーター氏が言うように今すぐ解決できるわけがないだろ。騒いでる奴ら(こういう奴らは日本や韓国国内の人権問題についてどれほど関心があるんだ?)は無理難題、北朝鮮にふっかけて交渉潰したいだけだろ。カーター氏がせっかくいろいろと動いてるのに北朝鮮と会談やる気のないらしい韓国側の方が問題だろうが。朝鮮日報バカだろ。

カーター氏は大統領時代に、いわゆる「人権外交」を唱え、軍縮、特に在韓米軍の削減などを主張、韓国の当時の朴政権とはかなり対立関係にありました。

 カーター氏は当時から南北宥和に積極的だったと言うことだろう。そんなカーター氏が、今回南北宥和の方向で動くことは何ら不思議なことではない。むしろ一貫した信念に基づく偉大な人と言えよう。なお、カーター氏とて、朝鮮半島からの米軍撤退とかそこまで過激なことは言っていないことに注意。彼は良かれ悪しかれ現実主義者なのだろう(そしてそれが必ずしも悪いことだとは少なくとも俺は思わない。ケースバイケースだろう)。
 大体、カーター氏の在任中(1977年1月〜1981年1月)の1980年5月に光州事件(韓国軍部による民主化運動弾圧)が起こったこと、それを氏が黙認したこと(アメリカ政治や韓国近代史に詳しいわけではないのでどういう事情があったか知らないが、韓国軍部が無茶をやれば在韓米軍は黙っていないとプレッシャーを与えることも出来たはずだ)を考えれば氏を北朝鮮に甘い単純な理想主義者のように理解するのは間違っている(いずれにせよ、サヨなんかと違ってカーター氏在任中の光州事件で「全斗煥の暴挙を黙認するとはカーターはエセ人権派」とは韓国軍事独裁万歳のエセ人権派・三浦先生はやはり批判しない訳ね。)。

中東におけるキャンプデービット会談(エジプトとイスラエル首脳会談)は今でもカーター氏の功績だったと思います。

 キャンプ・デービッド合意はイスラエル・エジプト間の戦争状態を終結させた(そしてエジプトはアラブで初めてイスラエルの存在を公式に認めた)だけで、それ以上のものではない。
 イスラエルパレスチナ問題が全面解決したわけではなく、これを締結したエジプトのサダト大統領は「イスラエルに屈した裏切り者」*7として国内のアラブ過激派に暗殺されている(で、副大統領のムバラクが大統領になって最近まで独裁的政治をやっていたと)。
 つまり、今回のカーター訪朝を「南北和解しても北朝鮮の人権問題が解決するわけではない」と三浦がdisるのならば、同じ事(イスラエル・エジプト間の戦争状態が終結してもイスラエルパレスチナ問題が全面解決するわけではない)がキャンプ・デービッド合意について言えるし、実際そう否定的に評価した人も(アラブ方面を中心に)いるのだが、三浦がそう評価しないのは何故なのだろうか?
 要するに三浦は「北朝鮮叩きがやりたい」OR「イスラエルの蛮行を擁護するクズ」のどちらかなのだろう。

(注:カーター氏は)アメリカの貧困層に同情し支援している

で、君らは「日本の貧困層に同情し支援している」の?。もちろんやってないよね?(毒)

氏の言う「人権外交」の実態は、イラン革命アメリカ大使館人質事件*8、また中国や北朝鮮の人権問題にはほとんど沈黙を守るなど

・この「沈黙」に「光州事件への態度」を明示せず「など」で片付けるのがすばらしい!。さすが韓国軍事独裁を擁護しようとするウヨ(毒)
イラン革命について言えば、シャー独裁に対する民衆革命という要素があるのに、三浦は全否定するのか?。革命指導者ホメイニ師のシャー政権による国外追放(イラン革命後帰国するが)は三浦的には無問題か?
・ちなみに、「アメリカ大使館人質事件」についてカーター政権は『「イーグルクロー作戦」を発令し、軍事力による人質の奪還を試み』、それが失敗した後は『軍事力による人質の解放をあきらめ、元国王をアメリカから出国させるとともに、イスラム諸国などによるイラン政府への説得を試み』た(ウィキペ「イランアメリカ大使館人質事件」)そうなので沈黙したという三浦の理解は明らかに間違いである(ただしこうした交渉が成功するのはレーガン政権成立後)。
 また、「軍事力による人質の奪還」(当時のブレジンスキー*9大統領補佐官が主張した)について、サイラス・ヴァンス国務長官は反対の立場から抗議辞任(後任の国務長官エドマンド・マスキー)してるので、カーター氏をただのハト派と描く三浦の文章は問題がありすぎだ。
・なお、北朝鮮の人権侵害ばかり騒ぎ、「日本の過去の戦争犯罪」や「アメリカのイラク侵略」は「沈黙を守る」、あるいは「フセイン打倒は正しかった」「南京事件従軍慰安婦などなかった」などと嘘や詭弁で正当化しようとする三浦たちの方こそカーター氏にどうこう言う資格のない「エセ人権派」だろう。三浦こそ彼の著書をもじれば「嘘の人権派・偽の平和主義者」だろう。

カーター氏が進めた軍縮デタントは、結局のところソ連アフガニスタン侵攻を許した一面もありました。

・カーター政権がすすめたSALT2(第二次戦略兵器制限交渉。ニクソン政権のSALT1(第二次戦略兵器制限交渉)を引き継いだ)の価値を認めないつもりか?。カーター以降も軍縮交渉はされてるがそれも否定する気か?(レーガンの中距離核戦力全廃条約、ブッシュのSTART1(第一次戦略兵器削減条約)など)
・そう決めつける根拠は何だよ?。当時のアフガニスタン(一応、社会主義政権)は、当初ソ連に近い態度を取っていたのに途中からアメリカに色目を使うようになっていたので、別にカーター氏が大統領でなくても、ソ連は「裏切り者」アフガン(と言うか当時の指導者アミン*10)に対し侵攻したと思うが。
 ソ連が「裏切り者」認定した国に侵攻したのは過去にも例がある。アイゼンハワー氏が大統領時代のハンガリー動乱とか、ジョンソン氏が大統領時代のプラハの春弾圧とか。カーター氏が大統領の時だけ軟弱外交が原因呼ばわりとはアホか。
 また、同時期イラン革命が起こったことも、ソ連にとっては脅威だったようだ(イランによる隣国アフガニスタンへの革命輸出の恐怖。イラン・イラク戦争では、そうした理由からソ連アメリカとともにイラクを支援した。一方、イラクの力が強大になることを恐れたのか、本来の敵のはずのイスラエルがイランを支援したという)。
 なおウィキペ「アフガニスタン紛争 (1978年−1989年)」にも書いてあるが、カーター政権当時のアメリカはアフガニスタン領内の反政府勢力(イスラム主義者)にこっそり軍事支援していたのでデタントと言っても仲良しの友達関係というわけでもないし、そう言う意味で人権派と言ってもやはりカーター氏は単純な理想主義者などではなく彼の人権外交にはある意味限界があるのだが(理想主義の立場からは氏の反政府勢力軍事支援は明らかに「人権外交」への裏切りだろう)。

参考:Apes! Not Monkeys! はてな別館「NHK教育ETV特集、『「アフガン戦争」 米ソ介入・秘められた真実』」
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070113/p2

 NHK出版からでている金成浩「アフガン戦争の真実―米ソ冷戦下の小国の悲劇」(2002年)はid:Apeman氏が紹介するNHK番組の理解に役立つのではないかと思う。機会があったら後で読んでみたい。機会があればだが(なきゃ読まないという逃げ)
 なお、この本についてるAmazonレビューに寄ればアメリカはアフガン侵攻を「ソ連の国際的イメージが悪くなる」「戦争でソ連の国力が消耗する」「アフガンがどうなろうとアメリカには大して害はない」とむしろ歓迎していた節すらあるという。

確かに、人権や民主主義を金科玉条のように押し付け、その国のおかれている実情を無視するのはよくないでしょう。

代用監獄(国連)とか従軍慰安婦問題(米国下院の例の決議)とかで日本にだめ出しするの、止めてくれと言うウヨらしい泣き言ですね、わかります(毒)

「人権外交」が「平和外交」に、そして「独裁政権と戦わないことによって平和を守る」外交になってしまったとき、平和と言う概念は限りなく汚れたものになります。これはナチスチェコ侵略を許したミュンヘン会議を「恥ずべき平和」としたのでした。

この世に存在する独裁国家北朝鮮だけではないのですがね。ミャンマーとか、最近、民主化運動が起こってるアラブ諸国とか。そう言った国々にも戦争も辞さない人権外交をやりますか?。北朝鮮だけには随分とお厳しいこと。
それと「世界征服を狙ってたナチスドイツ」(戦争はどうしても不可避)とそうでない北朝鮮と一緒にして北朝鮮と戦争が起こっても構わない・仕方ないみたいな主張をするのは詭弁だろ。
 なお、ウィキペ「ミュンヘン会談」を見る限り、この会談の評価はなかなか難しそうだ。「独裁政権と戦わないことによって平和を守る」と言う三浦の理解は問題在りすぎだろう。

ウィキペ「ミュンヘン会談」
 ミュンヘン会談の結果は、その後のドイツをいわば舞い上がらせてしまい、第二次世界大戦へと至らせる要因の一つとなったとみなされている。一方で、宥和政策ではなくナチス・ドイツを叩き潰そうと強攻策を取っていたとしても、いずれにせよ大戦は防ぐことができなかったという意見もある。会談の際に英仏がナチス・ドイツに譲歩したのは、戦争を回避するためだけでなく、ナチス・ドイツの勢力拡大よりもソビエト連邦共産主義の方が脅威と考え、ドイツに譲歩することによって矛先をソ連に向けさせ牽制させようという思惑があったことが最大の理由だったと考えられている。さらに、英仏はいずれにせよ対独開戦は避けられないと考え、戦争準備のための時間稼ぎの必要性から譲歩を行ったという可能性も指摘されている。
 しかし、ドイツの再軍備は1935年に始まったばかりであり、開戦時期が早いほど連合軍が有利となるはずであった。また、チェコの工業地帯を獲得したことはドイツの戦争計画にとって大きな力ともなった。

平和や軍縮には関心を示しても人権問題には取り組みが弱いことは、今後の日本の政治外交の問題点として克服されなければならないでしょう。

アメリカのイラク侵略戦争を容認した日本が平和に関心が深い?。「クラスター爆弾*11は必要だ」「核武装が必要だ」と暴言吐く田母神が政府高官(空自幕僚長)だった日本が軍縮に関心が深い?
笑えない冗談は止めろよ。


■新雑誌「ジャパニズム」(青林堂)発刊(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=304
 三浦の紹介する「ジャパニズム」はウヨ活動家西村幸祐が責任編集というだけでまともな雑誌ではなくトンデモ保守雑誌(諸君とか正論とかがいい例)であることがわかるだろう。
はてブ青林堂をdisっている。

はてブ「JAPANISM │ GARO WEB │ 青林堂 www.garo.co.jp」
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.garo.co.jp/japanism/
saito_sss:ああKAKERU先生*12ことエロ漫画家バー・ぴぃちぴっと氏(注:氏のサイトはhttp://barpeachpit.blog86.fc2.com/)が書くって言ってた日本大好き雑誌ってこれかあ。糞のオンパレードだな。
takobue: 青林堂の魂はこちらで生き続けています…→http://www.seirinkogeisha.com/
parallel-world:堕ちたものだ。
Joetip:もうガロの名は返上しろ。白土三平氏に失礼。
SANK-Y:青林堂終わったな。さようなら、ガロの思い出を胸に、君のことは忘れるよ。
bt-shouichi:本屋でこの雑誌をみかけたときのせつなさときたら

・「白土三平氏に失礼」
白土氏の代表作「カムイ伝」はウヨ的な作品ではないだろうし、ウィキペによると白土氏の父・岡本唐貴氏はプロレタリア画家だというので、確かに失礼だと思う。
id:saito_sss氏の言う「KAKERU先生ことエロ漫画家バー・ぴぃちぴっと氏」の文章は次の通り。

http://barpeachpit.blog86.fc2.com/?q=%C6%FC%CB%DC%C2%E7%B9%A5%A4%AD%BB%A8%BB%EF
■日本大好き雑誌
 なんか保守系新雑誌でコラム書くことになったぜ。
今度新創刊する日本大好き雑誌でコラムかかねぇかと誘われてホイホイ飲んじまったのさ。内容や雑誌名はまだ秘密だけど。2P位で漫画1P、裏にコラムで箸休め的ほのぼのコラムにする予定。かわいい女の子と優しそうなおじいちゃんが縁側で会話するような優しげなマンガとコラムにするつもりです。内容はガチだけどな。コンセプトは素人初心者視点で「小学生でもわかる」ことを目標に民主主義、議論、マクロ視点、政治、軍事、経済などについてわかりやすく解説。
正しく希望を持てるような内容で時代が変わっても通用する「王道」を追求。

要するに「絵柄はほのぼの」だが、NHK週刊こどもニュースのように「「小学生でもわかる」ことを目標」(ウヨ路線じゃ無理じゃね?)にウヨコラムを書くということか?
しかしエロ漫画家なのにウヨとつるむとは訳が分からん(エロ以外の仕事もやってるようだが)。海外はともかく日本においては、都条例問題一つとっても分かるように「ウヨ=アンチエロ」であることが多いと思うが。純潔カルト統一協会と仲良しのウヨも多いし(サヨがエロに好意的という意味ではないので念のため。ただし少なくとも「デマまで流してエロを叩く」カルト統一協会のような存在は主要なサヨにはないのではないかと思う)。

はてブGARO WEB|青林堂ホームページ」
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.garo.co.jp/
msyk710513:座談会に西尾幹二*13がいるだけで、僕的には十分アウト。
snobocracy:ガロがネトウヨ御用達に
flasher_of_thought:ガロって今こうなっているんだ。品格をドブに捨てないと出来ないラインナップなんだが。
tari-G:青林工藝舎という正統な後継者が居るので、正直どうでももいい話。
KIM625:青林堂とガロの名前を利用しただけの商売じゃねぇか。ケッ!
Apeman:先日「オタクはネトウヨじゃない!」と力説している人がいたような。しかし売る側の認識としては「オタかつネトウヨ」な層が一定程度存在している、ってことだな。
biconcave:ガロはお星様になりました(実はだいぶ前からだけど)
amamako: 見事なまでに乾いた笑いしか出てこないね
trafficker:青林工藝舎の方がガロ的なものを継いだんだな…。
mataro_violin:こんな青林堂はいやだ…。
GreatTogo:長井勝一さんが泣いてる…
Tez:アレな雑誌創刊だけでなくて,全般的に大変なことになってる模様."日本を元気にする古事記の「こころ」","歴女が学んだホントの日韓関係","まんがで読む古事記"
elephant09:まさか青林堂保守論壇デビューとはなぁ。どういう経緯でこうなったのか知りたいところだが。
saz_go:青林堂がひどいことになってますね。

ウヨ路線を理由に袂を分かったわけではないが、「結果的に青林工藝舎があって良かった」と言われちゃうのってどうよ。
今の青林堂にとってガロは「ガロって有名な雑誌を昔出してたらしいよ」という客寄せパンダ的扱いで、昔のガロに描いていた漫画家や読んでいたファンなどどうでもいい(彼らへの責任感や連帯感はないし、彼らとの関係が儲けに繋がるとも思ってない)のだろう。だからブクマでも指摘があるが、ガロとは何の関係もないイラストレーターを表紙に使うと(関係あるイラストレーターでもそれはそれで嫌だが)。サブカル雑誌(1970年代)だったはずの月刊宝島を「バンドブームに乗っかって音楽雑誌(1980年代)」→「ヘアヌードブームに乗っかってエロ雑誌(1990年代)」→「東洋経済日経ビジネスのデッドコピー(2000年代)」と常人にはおよそ理解不能な無茶をやった宝島社並みだな(毒)
id:Apeman氏のブクマについてコメント。この雑誌でオタ相手の記事と言えるのは自称「アニオタ保守本流」のコラム&対談と、アニメ関係者へのインタビューだけみたい。「ウヨかつオタ」でも買いたがるかねえ、この雑誌。
id:Tez氏のブクマについてコメント。「マンガで読む古事記」だけはもしかしたらまともかも知れない。ググったところ著者の久松文雄氏は過去作品に「聖徳太子」「豊臣秀吉」(集英社の学習マンガ)、「史記」「諸葛孔明」「中国英雄伝」 (講談社漫画文庫)、「秦始皇帝」(文春文庫)と言ったまともそうなものがあるので。ああ、でも久松先生は「マンガ・日本の問題 外交編」(監修・屋山太郎、扶桑社)と言う明らかに怪しそうな本にも手を出してるな。


 この雑誌は西村が編集*14してオークラ出版が出しているウヨ雑誌「撃論ムック」の青林堂版と考えれば間違いないのだろう(執筆者も当然、「ジャパニズム」と「撃論ムック」では一部かぶる)。こんな雑誌に協力しながら、朝鮮学校の教科書がどうとか言う三浦には呆れる。西村のような歴史修正主義者とつるむ三浦にそんな事を言う資格があるわけがない。
 id:noharraさん、そうは思いませんか(と大嫌いな彼に、今日も嫌み。俺の突っ込みを無視し続けるって事は自分でも俺が非難する三浦たちのウヨぶりは擁護できないと自覚してるのだろう)。私はあなたの不当な中傷(朝鮮学校無償化に賛成だと書いただけで北朝鮮シンパ呼ばわり)を根に持つ性格なのでどうせスルーするんでしょうが嫌みを言わせていただきました。よくあなたのような下劣な人が自分を棚に上げて東電批判できますよね。原発事故のショックで体調不良になったらしい東電社長の方があなたよりずっと誠実なのではないでしょうか。
 ナポレオンの辞書に「不可能」の文字はないそうですが、あなたの辞書には「誠実」と言う文字はないんでしょうね(とさらに嫌み)
 「ジャパニズム」の目次をいくつかつっこむ。

巻頭特集●被災地に横たわる真実の痛み 東日本大震災被災地レポート

この間産経に載ったヘイトスピーチが載るんじゃないだろうな?

特別座談会●尖閣東日本大震災からの警鐘……一色正春+石平+西村幸祐
あの「sengoku38」は、日本の現状を憂う志士だった!

犯罪者を志士とか呼んでるんじゃねえよ。目的が正しければ何やってもいいと思ってるのか?

緊急対談●女が見た裸の中国 ……有本香+福島香織

 福島氏はともかく、ご本人のツイッターを見る限り有本氏はまともな人間ではなさそうだ。『中国の「日本買収」計画』(産経が騒いでた水源地が危ないとか言う奴)をWILLの発行元から出版しましたってツイッターのプロフィールで自慢するとは絵に描いたようなバカウヨだ。福島さん、余計なお世話ですが、つきあう雑誌や人間は選ばないとあなたもバカウヨ扱いされますよ(それとも、あなたをまともな保守と認識していた俺が間違ってたのであって本当はバカウヨですか?)。阿比留や安藤慶太たちのせいで、「要するにバカウヨだろ?」と色目で見られやすい産経出身者なんですし(苦笑)

『中国の「日本買収」計画』
Amazonの内容紹介
本の森林が続々と買われている!中国が日本を喰い尽くす日も近い!? 中国の「日本買収」計画―もはやそれは「都市伝説」ではない。 すでに北海道の森林は、千代田区の総面積の7割が外国資本によって買い占められていた。そして名古屋市の一等地になんと3千坪の「中国総領事館」用地!*15新潟市中心街にも5千坪!

だから何故、外資が日本の土地を買っちゃいけねえのか、説明してみろよ。有本は頭かち割ってクレンザーかなんかで洗った方がいいだろ?。

日本の復興と再生と亡国メディアの崩壊……高山正之

ウィキペ「高山正之」曰く「『日中戦争に関して、日本は、中国と組んでアジアの解放をめざした*16が、植民地を失うことを恐れた白人国家がこれを潰すために、ドイツ*17は武器を、英米は金を蒋介石に与えて買収し、日本にけしかけた。裏切りの報酬として、中国は日本にかわって国連の常任理事国になった』と著書で主張している」。日独伊三国同盟やいわゆる近衛声明(国民政府を相手にせず)を無視した陰謀論発動するとは、田母神並みの逸材だな。

日本再生の条件……宮崎正弘

ウィキペ「宮崎正弘」曰く「長井さん殺害後もミャンマーへの経済支援を主張」。まあ、日本のウヨが人権、人権騒ぐのって中国とか気にくわない国限定ですから。

歴史教育から始まる日本の復興……藤岡信勝
すでに曙光は遠く見えはじめている……高森明勅

 南京事件はなかったとか寝言言ってる歴史修正主義者2人(藤岡は「新しい歴史教科書をつくる会会長。自由主義史観研究会代表」、高森は「新しい歴史教科書をつくる会理事」)の文章。どういう内容か読まなくても予想がつく。


【緊急特集●ジャスミン革命*18と東アジア情勢】

まともな議論やればいいがどうせ、ペマ・ギャルボとか使って「ただの中国叩き」しかやらないんだろ?

菅直人内閣の崩壊と延命 ………… 宇田川敬介

自民党本部コスプレ騒動で三橋貴明後援会幹事長を辞任した人が菅批判すると説得力抜群ですね。

注目 ●「俺は、君のためにこそ死ににいく」稽古場で野伏翔監督*19を直撃

石原の例の映画を初の舞台化って気は確かか?

提言 ● 買ってはいけない池上彰〟 ………… 三浦小太郎
書評 ? これを読むべし! ……… 三浦小太郎

 池上本よりこの雑誌の方が「買ってはいけない」紙の無駄だろ。池上氏はお前らと違って少なくともレイシストじゃないだろうし。しかも連中がサヨ扱いする「週刊金曜日」の「キャッチコピーを頂き」(もちろん著作権侵害ではないだろうが)ってウヨの癖にプライドがねえな(毒)。ああ、それと自ブログがあるんだから「私も書いてますのでお読みいただければ光栄です。」ですませないで自分の書いた文章の簡単な宣伝ぐらいすればいいのに。何故池上本を買ってはいけないと思うのかとか、書評で取り上げた本(追記:本屋で斜め読みしたら、一色元保安官の本を好意的に取り上げていた)の紹介とか。

警鐘 ● 日本人の正気を取り戻せ! パチンコは違法! ……… 小坂英二

・何故こういう記事を載せたのか疑問に思っていたが、西村たちチャンネル桜連中は小坂のサイトに寄れば「パチンコ違法化・大幅課税*20を求める議員と国民の会」なるウヨ団体を設立するらしい。こういう嫌韓国・北朝鮮ウヨ連中がデカイ面するのは、「ギャンブルは道徳的に問題」というそれなりにまともな理由*21でパチンコ違法化を主張する人間(日本にどれだけいるのか知らないが)にとっても迷惑だろう。
・うるせえよ。このパチンコヘイターが。どうせ在日利権*22がどうこう言うくだらない話だろ?*23。ググったら荒川区議ってこんなのが荒川区議かよ(所属政党は日本創新党って、創新党は本当にろくでもないな)。この間の選挙でこいつを落選させて良識を見せれば良かったのに、荒川区民。パチンコヘイターが都知事*24だし、東京の未来は明るいね(棒読み)。こういうバカの言い分が通るほど日本は落ちぶれてないと信じるが。
 小坂のサイトのパチンコ廃止論のいくつかに突っ込んでみる。
 まず「「パチンコ大幅課税」を求め渾身の総括質疑!」

http://kosakaeiji.seesaa.net/archives/20110224-1.html
小坂:日本人を劣化させ共同体を破壊し、不透明な資金が数千億円も北朝鮮に流れている*25パチンコは違法性を明確にし、パチンコ店舗は廃止すべきです。

 そう言うふざけたこと言うお前とお前を当選させた奴らの方が劣化してる。「不透明な資金が数千億円も北朝鮮に流れている」って根拠は何だよ。そもそも日本人や在日韓国人のパチンコ屋もあるのに全部北朝鮮シンパ扱いするな。

荒川区は基礎的自治体として持てる手段である法定外課税という手段を活用して大幅課税をし、営業の抑制、縮小という違法化の前準備の方向に導いていくべきと申し上げます。

 パチンコ税なんか造っても、裁判起こされたら石原の銀行税みたいに敗訴判決が出ると思うぞ。まあ、合法だとしてもやるのは不当だと思うが。

韓国、台湾では、パチンコによって自国民が次々にギャンブル中毒になり社会の混乱、富の収奪が続いたため、パチンコは違法化されました。

 韓国、台湾のパチンコは日本と違ってもっとギャンブル性が高いらしいから、単純に日本もマネしてパチンコ禁止しようって話にはならんだろ。「台湾と韓国は徴兵制あるから日本も徴兵制をやろう」レベルの馬鹿話。

精神科医の箒木蓬生氏*26によれば日本の成人男性は6%がギャンブル依存症とのことで、欧米各国と比べても2倍程度の高い数字です。

「ギャンブル=パチンコ*27」じゃねえし、「依存症撲滅*28=ギャンブル廃止」じゃねえし。依存症があるからというならお前はアルコール依存症を理由に禁酒法を作るのか?。「アニメ」だって「インターネット」だって何だって依存症はあると思うが、アニメやインターネットも法律で禁止するかね?

警察から大々的にパチンコ会社、関連団体への天下りがなされています。

警察が天下ってるのはパチンコだけじゃないし、民間企業に天下ってる役所も警察だけじゃない。天下り規制で対応すべき問題だろ。

与野党問わず、パチンコチェーンストア協会のアドバイザーに50名も就任したり、また多額の献金を受け取り

そう言う関係が政治家とある業界はパチンコだけじゃない。お前みたいなバカからパチンコ業界を守るための自衛手段だろ。
特に有名なのが平沢勝栄代議士だ。廃止論唱えて大物政治家を相手にするのはしんどいぞ。頑張れ。本当は口からデマカセだろうが(毒)

平沢勝栄」(ウィキペ等参照)
衆議院議員自民党法務部会長、自民党影の内閣」法相。第1次小泉内閣で防衛政務官、第1次小泉再改造内閣で総務政務官安倍内閣内閣府副大臣に就任。
自民党遊技業振興議員連盟(パチンコ議連)の事務局長を務める。警察官僚時代はパチンコ店のCR機導入を推進しており、パチンコ業界に太いパイプを有する。

自民党遊技業振興議員連盟(パチンコ議連)」(ウィキペ参照)
副会長:望月義夫衆議院議員、第2次森内閣で外務政務官、第1次小泉内閣第1次改造内閣で環境政務官安倍内閣で国土交通副大臣
幹事長:大村秀章(前衆議院議員、現愛知県知事)

http://www.pcsa.jp/member.htm
パチンコ・チェーンストア協会(PCSA)政治アドバイザー
民主党
羽田孜衆議院議員、元首相、民主党最高顧問)
鹿野道彦衆議院議員農水相
古賀一成衆議院国土交通委員長)
小沢鋭仁衆議院環境委員長)
池田元久衆議院議員、経済産業副大臣
古川元久衆議院議員民主党代表代行補佐)
山田正彦衆議院農林水産委員長)
中川正春衆議院予算委員会筆頭理事)
海江田万里衆議院議員経産相
小林興起衆議院議員
山岡賢次衆議院議員民主党副代表)
牧義夫衆議院厚生労働委員長)
松野頼久衆議院議員
中山義活衆議院議員、経済産業政務官
生方幸夫衆議院消費者問題に関する特別委員会委員長)
吉田公一衆議院議員、農林水産政務官
鈴木克昌衆議院議員、総務副大臣
松宮勲衆議院議員
下条みつ衆議院議員
樋高剛衆議院議員、環境政務官
北神圭朗衆議院議員
辻恵衆議院議員
石井登志郎衆議院議員
坂口岳洋衆議院議員
黒田雄衆議院議員
大西孝典衆議院議員
斎藤やすのり(衆議院議員
萩原仁衆議院議員
小川勝也参議院議員、防衛副大臣
羽田雄一郎民主党参議院国会対策委員長
岩本司民主党参議院幹事長代理)
前田武志参議院予算委員長)
増子輝彦参議院議員
柳澤光美(参議院経済産業委員長)
石井一(参議院議員民主党選挙対策委員長
水戸将史参議院議員
室井邦彦参議院議員

自民党
中川秀直衆議院議員
山本有二衆議院懲罰委員長)
野田聖子衆議院議員
木村太郎衆議院議員
岩屋毅衆議院議員自民党影の内閣」防衛相)
田中和徳衆議院議員自民党影の内閣環境相
後藤田正純衆議院議員自民党影の内閣」財務副大臣自民党財政・金融・証券関係団体委員会委員長)
郄木毅 (衆議院議員
松浪健太衆議院議員自民党影の内閣内閣府副大臣地方分権改革担当)、自民党NPONGO関係団体委員会委員長)
坂本哲志衆議院議員自民党影の内閣」総務副大臣自民党情報・通信関係団体委員会委員長)
伊達忠一参議院議員

公明党
高木陽介衆議院議員公明党幹事長代理、選挙対策委員長
漆原良夫(衆議院議員公明党国会対策委員長
富田茂之衆議院議員公明党政務調査会副会長)

【無所属】
鳩山邦夫衆議院議員
中島正純衆議院議員)不祥事により民主党を離党し無所属

 肩書きは「2011.4/30現在」のもの(現職に限定)に俺が直した(ウィキペなど参照によるので一部間違いがあるかも知れない)。これが「パチンコ業界の政治力」か!。どういう基準で政治家を選んでるのかよく分からないが。

平成5年の武藤外務大臣*29の答弁では「パチンコ業界から数千億円が北朝鮮に渡っている」と明言されており

外相答弁だからってこういう怪しい発言は鵜呑みにはすべきでないと思うぞ。
大体、いつ(平成何年何月何日)、どこ(衆参どちらか、委員会答弁か本会議答弁かとか)で誰(与党議員か野党議員かなど)の質問に対し、どんな文脈でなされたか答弁か、くらい書けよ。武藤氏の答弁が本当にそう言うものだったのか確かめようがないだろうが。
 次に「ギャンブル依存症で年間死者三千人から一万人」。タイトルからしてすごすぎる。「三千人から一万人」って幅が広すぎだし、どこにそんな統計があるのだろうか?

http://kosakaeiji.seesaa.net/article/199133633.html
大崎大地代表との話の一部をご報告いたします。
(中略)
ギャンブル依存症に関わる死者は、年間自殺者統計だけで見ても、その一割の年間3000人。
(中略)
テレビ局からの取材が多数あった。しかし、ギャンブル依存症の恐ろしさについて、真剣に訴えると
 ・NHK教育*30のテレビ番組では、取材撮影終了後、ボツに。番組責任者がギャンブル愛好家*31だったから。
 ・テレビ東京でも、取材直前に撮影キャンセル。理由は番組のスポンサーであるパチンコ企業からの「クレーム」

・大崎なる人物の怪しい話を小坂が信じる理由は何なのか?。単に「大崎が根拠レスであまりにも怪しいこと言うオヤジなので取材はしたものの危なすぎて使えない(パチンコ業界にクレームつけられたとき等に反論不可能になる恐れがある)」だけではないかと思うが(ボツというのも大崎のインタビューはボツというだけで「ギャンブル依存症」に関する番組自体は放送されたのではないか。そもそも本当にそれだけの政治力がパチンコ業界にあったら、「ギャンブル依存症」についての本は出版されないだろう)。
・そう思ってググったらNHKの人気番組「クローズアップ現代」で「パチンコ依存症」を取り上げたことがあるようだ。しかも系列会社NHK出版からは田辺等「ギャンブル依存症」(NHK生活人新書)と言う本が出版されている(テレ東についてはググっても分からなかったが)。
 要するに小坂が紹介する大崎の発言はNHKを中傷する大嘘だったわけだ。
(参考)
NHKアーカイブズ:クローズアップ現代パチンコ依存症・始まった克服への取り組み』(2006年5月31日放送)」
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090606010030131/
・年間自殺者数、約3万人の1割、約3000人がギャンブル依存が原因って常識で考えてあり得ない数字だろう(大体どこの統計が根拠だ?。警察庁HP(http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm)に年間自殺統計は載ってることは載ってるが「ギャンブル依存による自殺者数」なんてものは俺が見た限り載ってないが?)。
 大崎みたいなトンチンカンなオヤジの所に行っても、「戸塚ヨットスクールに子どもを預ける」ようなもので危険すぎだろう。「ギャンブル依存症」について、まずは信頼できる病院に行くか、公的施設(警察とか弁護士会とかかな?)に相談に行くかだろう。
次に「パチンコによる死亡例」。
パチンコ中毒による借金苦で子どもに自殺されたご遺族の気持ちは分かるが、こんなのでパチンコ違法化が主張できるのなら、「飲酒運転で子どもをひき殺された。禁酒法を作ってくれ」とか何でもありになるだろ?

http://kosakaeiji.seesaa.net/article/199717870.html
パチンコ業界などに対し、何の規制もされないこの国。

規制はあるよ。甘い規制かも知れないけどな。お前は警察の許可無しで誰でもパチンコを開店できるとでも思ってるのか?

対談 ● 僕らのオタク十年記 ……… 山野車輪+古谷経衡

嫌韓流」(最近は高齢者叩きにシフトしてるようだが)山野と「アニオタ保守本流」(http://d.hatena.ne.jp/aniotahosyu/)名乗ってる清和会(保守傍流)脳人間の対談。読まなくても中身の想像がつく。

提言 ● 石垣*32からみた日本の防衛 ……… 葛城奈海

ウィキペ「葛城奈海
 タレント。公募予備自衛官。階級は予備陸士長。特技及び段位は合気道五段。

予備自衛官ってだけで女優(失礼ながら知らない名前だが)に提言書かせちゃうのかよ。

政党ファイル
民主党鷲尾英一郎みんなの党柿沢未途*33幸福実現党・ついき秀学

 国会に議席がない幸福実現党を取り上げること自体雑誌のスタンスがモロわかりだ。鷲尾、柿沢両人ともウヨのようだし。
 なおついき氏は現党首。
 幸福実現党は歴史が浅いのに「饗庭直道大川きょう子(教祖・大川隆法氏の妻、今は大川氏と決別し離婚調停中)→本地川瑞祥→木村智重→小林早賢→石川悦男→ついき秀学」と党首がころころ変わりすぎだ。

鷲尾英一郎」(ウィキペを参照)
 河野談話の見直しを目指す「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」の事務局長を務め、映画「南京の真実」の賛同者に名を連ねた。日本会議国会議員懇談会にも加盟しており、そのメンバーらと、教育基本法改正促進委員会編『教育激変―新教育基本法案がめざす「家庭」「学校」「日本」の10年後』(明成社*34)を執筆している。従軍慰安婦の違法性を否定する意見広告THE FACTSの賛同者の一人。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-07-05/2006070504_02_0.html
赤旗
■「教育基本法改悪 民主党の態度・「愛国心」盛り込み教育勅語まで礼賛」一部引用
 鷲尾英一郎議員は「日本国憲法も現行の教育基本法も、結局は敗戦の混乱と占領による圧力のもとで成立した。やはり歴史の浅いアメリカという国の国家観とか個人観が充満している」と、現行の基本法を敵視する立場を展開しました。(五月三十一日)

 教育基本法改正反対が当時、民主党の建前だったのに鷲尾みたいなのがいるって本当に民主党は酷いね。大体民主党議員が【警鐘特集●亡国の民主党政権】なんて記事で、民主党を誹謗中傷するような雑誌に登場していいのか?

愛国的アニメ論 …… 古谷経衡

どんなアニメが愛国認定されてるか、胸がわくわくするぜ(棒読み)。マジレスすると政治的アニメ(それだって愛国という判断基準が良いかは疑問だが)ならまだしも一般のアニメに愛国なんて基準が有効か疑問だが。


 一方、ウヨネタだけでは若者を引っ張れないと自覚してか、表紙を萌絵*35にしたり、著名なアニメプロデューサーらしい石川光久氏(ウィキペ曰くProduction I.G代表取締役タツノコプロ非常勤取締役)のインタビューを載せたりしてる*36が、まあ、こんなのは客寄せパンダで連中の本筋ではないからね。分量的にもウヨネタの方が圧倒的に多いし。オウムや統一協会がダミーサークルで若者引っ張ろうとするのと同じ事だ。 
 しかし、この雑誌に業田良家が連載ってオイオイ。ウィキペ見たら「日本文化チャンネル桜二千人委員会メンバー」って人として終わってるだろ、業田は。
 業田と青林堂については次のような批判も。

スーパーゲームズワークショップエンターテイメント「業田良家を右翼の道に引きずり込んだのは弘兼憲史だった」
http://sgwse.dou-jin.com/Entry/270/
 晋遊社や飛鳥新社や宝島社辺りが山ほど出している右翼雑誌の焼き直しとは、青林堂も落ちるとこまで落ちたとしか言いようがありません。泉下の長井勝一は現在の同社の有り様を見て何を思うでしょうか。
 執筆陣も凄まじいもので日本の珍右翼大集合といった有り様なのですが、漫画家の中には業田良家の名前がありました。この業田良家という漫画家は今でこそSAPIOやその他の右翼雑誌をホームグランドにしてる下らない右翼漫画家ですが、デビューして間もない80年代はほとんど政治的色彩のないごく普通の4コマ漫画描きだったのです。かつてヤングマガジンに連載していた代表作の一つである「ゴーダ君」は、植田まさしの「まさし君」や山科けいすけの「かっとびハート」などと同じ「貧乏学生の主人公が織り成す悲喜こもごものお笑い漫画」といった内容で、タイトルからして分かる通り主人公の分身的なキャラを主人公にしていました。
ところが業田はその後ネタ切れでギャグ漫画がつまらなくなり、そのまま行けば数多ある「消えたマンガ家」の一人として終わる所だったのですが、ある時期から小林よしのりと同じような右翼臭い説教漫画という路線に転換して生き残ったのです。業田が右翼の道にのめり込むのに最大の影響を与えたのが、他ならぬヤングマガジン時代の先輩であった弘兼憲史でした。

 いや、今もビッグコミックオリジナルに連載してる「百年川柳」(おっさん臭いが右翼臭い説教路線ではないと思う)は俺にとっては面白いし、ああいう「深夜食堂」「酒のほそ道」とかみたいなおっさん媚び路線だけで食ってけないのかね、あの人。つまんなくていいからウヨ路線はやめろよ。


ちなみにこの雑誌を出してる青林堂についてググってみる。

「ガロ」(ウィキペを参照)
 1971年に『カムイ伝』が終了すると『ガロ』の売上は徐々に下降線をたどるようになる。
 1980年代に入ると部数は実売3000部台にまで落ち込み、社員ですらまともに生活ができないほど経営が苦しくなった。原稿料は長井による「儲かったら支払う」という「公約」のもと、すでに支払を停止せざるを得なくなっていた。
 1980年代後半に、長井が高齢と経営悪化を理由に、『ガロ』や青林堂の売却を周辺に漏らすようになる。長井周辺では、関わった作家や編集者などが、できるだけ長井と当時の編集者たちによる体制を維持できる譲渡先を探ることに奔走することになる。その中で、PCソフト開発会社ツァイトを経営する山中潤が浮上(仲介をしたのは松沢呉一)。長井らと数回の会談の結果、彼が青林堂の経営を引き継ぐこととなる。山中は1990年9月、青林堂代表取締役社長に就任(長井は会長に就任)。
 1992年には長井が編集長を辞し、山中は編集長に就任。ツァイトで『ガロ』の漫画をPCゲーム化、1994年には青林堂とツァイトとの共同で映画『オートバイ少女』(鈴木翁二原作)を製作するなど、メディアミックスを積極的に展開し、原稿料も幾らかは支払われるようになった。
 順風満帆に見えた『ガロ』であったが、親会社ツァイトがPCソフトのプラットフォームがMS-DOSからWindowsへと変わる時代の変化に乗り遅れ、経営が徐々に悪化する。 また1996年には創業者であり、長年『ガロ』の名物編集長で青林堂の顔でもあった長井が死去する。その後、来るべきインターネット時代を先取りし、1997年当時としては画期的であったインターネットとコミックの融合雑誌『デジタルガロ』(編集長・白取千夏雄)刊行に着手する。だが編集部内では、インターネットを『ガロ』にはそぐわないものとする守旧派と白取ら推進派が対立し、結果白取は『ガロ』副編集長のままツァイトへ移籍して『デジタルガロ』の編集にあたるという、変則的な事態を迎えることとなった。
 この試みは、山中社長が強引に搬入部数を10万部まで増やしたため失敗(最終的な実売は15000〜18000部)に終わり、大赤字を出すこととなった。しばらくして山中が体調を崩したため、山中と旧知の仲であるコンピュータ業界の先輩・福井源が社長代行となったが、元々山中体制に不満を抱えていた手塚能理子(当時青林堂取締役。現在、青林工藝舎*37社長、漫画雑誌『アックス』編集長)以下の社員が申し合わせ、事前連絡も無いまま保管してあった作家の原稿を持ち去り、一斉に退社するという事件が発生する。同時に彼らはマスコミや取引先を通じ各方面へ「青林堂は乗っ取られた、版元として終わった」との声明を出した*38
 その後、ツァイトは倒産し、『ガロ』は休刊に追い込まれた。その後、幾度か経営者や編集者を変えつつ復刊・休刊を繰り返し、大和堂体制となりオンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが1号のみ刊行されただけで終わっている。
 また1997年に退社した手塚能理子ら元社員達は、退社後すぐに新会社「青林工藝舎」を設立して『ガロ』の後継誌として、隔月刊漫画雑誌『アックス』(AX)を発行している。

 なお、ガロのマンガとして三浦は「カムイ伝」のみ上げており、もちろんそれが一番有名なのだが、他にも「ねじ式」(つげ義春)、「寺島町奇譚」(滝田ゆう)などがある。

【追記】
花うさぎの「世界は腹黒い」『日本復活!「ジャパニズム」創刊 』(http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/2258449/)に突っ込む。

「もっと若い人や女性にも保守の層を拡げたい」

 無理だろ。大体あんたら「まともな保守」じゃないし。まともな保守オピニオン誌なら「中央公論」とか「文藝春秋」とかあるから安心しろよ。

正論やWILLにはない新しい読者層を開拓して欲しい

 無理だろ。正論やWILLとどこが違うんだよ。

ジャパニズム宣言
 昨年から今年にかけて世界中のジャーナリズムは、勃興する「中国」と没落する「日本」というメッセージを喧伝した。そんな風潮を象徴するかのような、東日本大震災。「三・一一」は、日本の衰退を加速させる凶事かのように思われたが、皮肉なことに、世界中のメディアが日本の復興を唱え始めた。

「そんな風潮を象徴するかのような、東日本大震災
没落する日本ってのは経済政策が巧く言ってないという意味だから震災関係ねえ。

「皮肉なことに、世界中のメディアが日本の復興を唱え始めた。」
震災で被害を受けた国の人間に「これでもう日本も終わりだな」とか普通の人間は言わないから。「復興できるよ」って励ますだろ。ただそれだけの話。

明治時代に高山樗牛の提唱した日本主義も「ジャパニズム」である。

高山樗牛の「日本主義」は広い意味では右翼思想だろうが、高山はあんたらと一緒にされたくはないだろ。


北朝鮮政治犯収容所には支援食料は届かない 
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00574
 「北朝鮮政治犯収容所には支援食料は届かない」
 だから食糧支援しても無意味なんだよとトンデモなことを言いたいらしい三浦。
 たとえ「北朝鮮政治犯」に届かなくても一般市民に届けばそれだけ死者が減るだろうが。
 こういう俺のような批判には、根拠レスで、「北朝鮮人民の誰にも届かないで中国辺りに転売されるだけ」とか「食糧支援で多少命が助かっても北朝鮮現体制が続く方が多数の命が失われる、だからしない方がいい。支援がないために餓死者が出ても人柱みたいなもので仕方がない」とか詭弁が発動されるんだろうが。
 お前ら北朝鮮人民の命なんか何とも思ってないだろ。北朝鮮現体制が潰れさえすれば後どうでもいい、全てが許されると思ってるだろ。
 カーター元大統領たち(他にアハティサーリ氏やブルントラント氏、ロビンソン氏)の訪朝が成果を上げてお前らが吠え面かくことを望むね。それが嫌だから三浦はこんな文章を書いたんだろうが。
 まあ、カーター氏は三浦の文章なんか読まないだろうし、カーター訪朝が成果を上げなくても三浦の文章とは関係ないが。
 成果を上げればウヨらしいカーターdisを始めるんだろうね。

参考

ウィキペ「ジミー・カーター
 第39代アメリカ合衆国大統領。2002年 ノーベル平和賞受賞。
 大統領任期中は、「人権外交」を標榜しながら大した成果を上げられず、またイラン革命ソ連アフガニスタン侵攻を許したが、大統領職を退いてから下記のような外交手腕を見せた。
 1994年、核開発疑惑により国際社会から孤立し始めた北朝鮮アメリカ大統領経験者として初めて訪朝し、金日成国家主席と会談した。この席でカーターは韓国大統領金泳三との南北首脳会談実施の提案をし、金日成の同意を得る。しかし、直後に金日成が急死し実現には至らなかった。
 2002年5月、キューバを訪れ同国指導者のフィデル・カストロと会談。1959年の革命とその後の関係悪化以来初めてキューバを訪問したアメリカ大統領職経験者となった。
 2010年8月26日、再び朝鮮民主主義人民共和国を訪問し、同国への不法入国罪で服役していたアメリカ人男性のアイジャロン・ゴメスを釈放するよう交渉を行い、ゴメスと共に出国した。
 2011年南部スーダン独立住民投票の監視に参加した。
 これらの功績により、「数十年間にわたり、国際紛争の平和的解決への努力を続け、民主主義と人権を拡大させたとともに、経済・社会開発にも尽力した」ことを評価され、2002年にノーベル平和賞を受賞するなど、その手腕は国際的にも高く評価された。反面、「史上最強の元大統領」、「最初から『元大統領』ならよかったのに」と、賞賛と半ば皮肉をこめて国内外のマスコミに呼ばれた。

ウィキペ「マルッティ・アハティサーリ
 フィンランド第10代大統領。
 1965年外務省入省。駐タンザニア大使、国連ナミビア事務総長特別代表などを歴任。1993年にフィンランド社会民主党の党首となり、1994年にスウェーデン人民党*39のエリザベス・レーン*40に勝利して大統領に当選。2000年まで1期6年大統領を務めた。
 大統領退任後は、国連特使としてコソボ地位問題やインドネシアアチェ和平合意など、世界各地の紛争解決に尽力した。この功績から2008年にノーベル平和賞を受賞した。

ウィキペ「グロ・ハーレム・ブルントラント」
 1974年、ブラッテリ内閣の環境相に就任。1977年9月、総選挙に立候補し初当選。1981年2月、女性として初めてノルウェー首相に就任。同年10月、総選挙で保守党に敗れ、退任。1992年1月、ノルウェー首相として初めて日本に公式実務訪問した。
 1984年から1987年まで、国連に設置された「環境と開発に関する世界委員会」は、彼女が委員長をつとめたことからブルントラント委員会と呼ばれる。
 この委員会がまとめた報告書「地球の未来を守るために」には、「将来世代のニーズを損なうことなく現在の世代のニーズを満たすこと」という「持続可能な開発」の概念が打ち出されている。
 1985年の総選挙で労働党が勝利し、首相に返り咲く。1989年再度、総選挙で敗北し退陣。その後、保守内閣の分裂から1990年10月、第三次ブルントラント内閣発足。1992年11月、三男の自殺を機に労働党党首を辞任。1996年10月、首相を辞任。
 1998年4月、世界保健機関(WHO)の事務局長に就任。就任演説で『たばこは人殺しである。』との持論を展開し、痛烈な喫煙批判を行った。
 2004年には、旭硝子財団よりブループラネット賞が贈られた。

ウィキペ「メアリー・ロビンソン」
 アイルランド共和国第7代大統領、元国際連合人権高等弁務官、元国際法律家委員会委員長。アイルランド最初の女性大統領。
 1969年から1989年まで20年にわたってアイルランド議会上院議員を務め、1979年から1983年まではダブリン市会議員も務めた。
 1990年、労働党に擁立されて大統領選挙に出馬、当選。
 1997年9月、予定より3ヶ月早くアイルランド大統領を退任し、9月12日に国際連合人権高等弁務官に就任、2002年まで5年にわたって在任した。


■ある帰国者女性の「不倫」
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00572
 「成分」という共産主義国の建前に明らかに反する代物を除けば、それ以外(DVや非嫡出子差別や結婚差別)は日本にもある話だ。

ウィキペ「出身成分」
 北朝鮮における階層制度を指す語。単に「成分」と呼ぶこともある。出身成分は家系を三代前まで遡って調査し、国家への忠誠度の順に「3大階層」に分類されているという。3大階層とは「核心階層」「動揺階層」「敵対階層」の3つである。なお北朝鮮当局はこのような制度は存在していないと否定している。ただし、脱北者の多くが存在しているとの証言をしている。

  
■桜に魂を与えた武士(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=300
 個人的にはハーンが改作する前の方が、誰も犠牲者が出ず、インパクトには欠けるが、日本的でしみじみするように思う。改作した人間が外国人なのに、貴い犠牲がどうのこうの(しかもたかが桜の木のために)という改作部分は果たして日本的なのだろうか?


チベットの現在と過去 書評「私のチベット」(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=293

あまりこのブログでは政治的なことは書きたくない

 革マルがどうとか(http://miura.trycomp.net/?p=248)、「ニューヨークフィルの平壌公演が許せない」(http://miura.trycomp.net/?p=209)とかは立派に政治的なことだろ。何を今更。

いたずらに過去のチベット社会を美化すべきではない。

 そりゃそうだろ。こんな本もあるようだからな。1922年の本なんか持ち出して、安直なチベット万歳するのはやめた方がいいと思うぞ。
 しかし明石書店もこういういい本(ただし、値段が6000円台とちょっと高いのが難点)を出すのに何で無茶苦茶な労使紛争起こすかなあ。

参考
明石書店労働組合
http://alu08.exblog.jp/

http://solidarity.blog.shinobi.jp/Entry/284/
虹とモンスーン
【読書案内】『もうひとつのチベット現代史 プンツォク=ワンギェルの夢と革命の生涯』1
 暇を見て書店を回り、いい本が無いか探した。チベットに関する書籍の多くが、ダライラマの意見を高く持ち上げ、中国共産党は単なる侵略者としてしか描いていないものが多かったからだ。

 中国に問題がないとは言わんが、確かにただの叩き本(特に「お前が言うな」と言いたくなるウヨ系の本はそうだが)ばかりだとどん引きだよな。大体、ダライなんか麻原から金もらうような脇の甘い男なんだからほめすぎはまずいだろう。

その中でめぐり合ったのが本書である。 本書の主人公、プンツォク=ワンギェル(略称、プンワン)の生涯を駆け足で紹介する。プンワンは、チベット人共産主義者であり、「インターナショナル」をチベット語に翻訳し、チベット各地でチベット革命のために活動し、中国共産党と当時のチベット政府の交渉のあいだに立ってチベット人の権利のために奔走したが、文化大革命では地方分離主義者として糾弾され、18年もの間、監獄に入っていたという極めて興味深い経歴を持つ。ダライラマ周恩来などとも何度も会ってチベットと中国の関係改善を模索し続けた人物である。

中国共産党が「チベット解放」する前どころか、政権を握る前から共産主義者だったというのだからこのプンワン氏が機会主義者でないことは確かだろう。

http://solidarity.blog.shinobi.jp/Entry/291/
虹とモンスーン
【読書案内】『もうひとつのチベット現代史 プンツォク=ワンギェルの夢と革命の生涯』2
 1940年代末、チベットを取り巻く状況は大きく動き始める。インド独立と中華人民共和国の建国である。
(中略)
 しかしチベットの伝統的支配層にとっては、「伝統的行事となっているダライ=ラマの僧院訪問のほうが、世界の政局よりも重要であった」(ハインリヒ=ハーラー*41)。
 200家族が支配するといわれるチベット支配層は宗教行事とともに、派閥抗争に明け暮れ、政敵の暗殺や報復を宮廷や僧院で繰り返していた。それに対して、ラサ*42の庶民は「貴族連中は全くなにをたくらむかわかったもんじゃない、機会さえあればお互いにおとしいれようとしている」とつきはなしてみており、「ラサの人たちは自分たちとはちがった世界の出来事として、安心感をもって貴族社会のシーソーゲームを見物」(『チベット潜行十年』*43202〜203ページ)していたという。

 こうした状況下、プンワン氏のような志ある若者がチベットの政治改革をめざすことは当然であろう。

「彼(プンワン:引用者)が長年にわたって研究した、チベットの貴族専制封建主義社会に関する論文について、またその改革案について、わたしたちはよく議論した。私自身も堕落しきったチベットの貴族特権階級の専横や、貧しすぎるチベット民衆のあきらめきったようなあり方に非常に矛盾を感じていたので、プンツォ・ワンジル(=プンワン:引用者)の改革案には大いに共鳴するところがあった。」「私と知り合う前、プンツォは内閣にチベット封建政治改革案を提出したそうである。」(『チベット潜行十年』220ページ)

 当初、プンワン氏は同志とともにチベット政府内の改革派による内部改革をめざしていたようだ。しかし保守派の抵抗で挫折、その挫折の後どういう方向をめざすか、いろいろな若者がいたであろうがプンワン氏は最終的にはマルクス主義と言う思想と中国共産党という組織に希望を求めたと言うことであろう。もちろんそのことと中国共産党の対チベット政策が適切かどうかはまた別の話だし、少なくとも適切とは言えない時期が一時期あった(今もかなり不適切なんだろうと思うが)からこそ、文革時、プンワン氏は迫害を受けていたのだろう。

ウィキペ「プンツォク・ワンギャル
 1922年生まれ。長征中にチベット東部(カム地方)を通過した中国共産党の影響を受け『東チベット自治同盟』を結成、雲南との国境地帯*44中華民国の支配に対する武装蜂起を起こした後、中国支配に抵抗した英雄として、チベット貴族支配下にあるラサで公然と反体制的な活動を行う。この時すでに中国共産党員であり、民族派マルキストだったという。
 日本では、戦中・戦後にチベットに滞在した日本人、木村肥佐生*45の著書に登場することで知られ、木村氏とは親しく交流していたようである。木村氏は明治維新を革命モデルとしてチベットに適用するアイディアを彼に提案し、彼は明治憲法をモデルにチベットの新憲法の草案を練っていたという。
 1949年、保守派貴族によってインドへ追放される。帰国後、中国共産党の下部機関に組み込まれるが、文化大革命では民族主義者として弾圧を受け、18年間投獄される。
 文化大革命の終焉とともに政治の表舞台へ復帰し、全国人民代表大会*46常務委員、中央民族委員会副主任*47などのポストを歴任する。
 結果から見れば彼はチベット共産化を手助けした人物ということになるが、彼が求めていたのはチベット政治の革新であり、中国化の推進が目的ではなかったことは、明らかであろう。また、カム地方がチベット政府の圧政に苦しんでいたことも、彼の思想・行動と無縁ではなかったと思われる。
 なお、現在の彼の主張は、中国からの独立ではなく高度な地方自治を求めるものである。*48

 ググったところプンワン氏をチベット寄り過ぎると批判する*49中国共産党幹部もいるようだが、ダライ・ラマとパイプがあって、チベット人にある程度信頼されている*50中国共産党の重鎮(チベット問題で交渉役として使える人間)というと彼ぐらいしかいないらしく、だからこそ彼はそれなりに登用されているようだ。
 彼の主張は高度自治という現実的なもの*51であり、チベット独立のような中国にとって絶対に飲めないような話でもない。

参考
北京東京趣聞博客「プンツォク・ワンギェル氏はかつてこういった…。」(福島香織ブログ)
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/512649

 プンツォク・ワンギェル氏*52のような人間をパイプ役に中国とチベットが「高度自治」で何とか話つけるのが一番現実的じゃね、という中国ウオッチャー・福島氏。
 元産経記者の福島氏(どちらかというと右寄りだろう)でも、阿比留とかと違って一定の常識があれば中国叩きオンリーじゃなくてそれなりに落としどころを考えるよな。


 ちなみに文革期にプンワン氏のように「地方分裂主義者」呼ばわりされた人間がいないかググってみる。

ウィキペ「ウランフ」(1906〜1988)
 モンゴル族。1947年に内蒙古自治区を設立し、自治区政府主席に就任。その後、内蒙古軍区司令員(司令官)兼政治委員、中共中央東北局委員を兼任、内モンゴルの匪賊や反対勢力の武装解除を進める。
 1954年9月、国務院が発足すると、ウランフは国務院副総理に任命される。内蒙古自治区党委員会第一書記、自治区人民委員会主席、内蒙古軍区司令員兼政治委員、内蒙古大学学長、党中央華北局第二書記、内蒙古自治区政治協商会議主席などの職務も引き続き兼任した。しかし、1966年に発動された文化大革命では分裂主義者として攻撃されて失脚、党・政府・軍の職務を剥奪された。
 文革終了後に復権し、1973年の第10回党大会で中央委員に復帰。1975年1月、第4期全国人民代表大会常務副委員長に選出される。
 1977年5月には党中央統一戦線工作部部長に就任。同年8月の第11期1中全会において中央政治局委員に選出される。翌1978年、第5期全人代常務副委員長と第5期全国政治協商会議第一副主席に選出。
 1983年6月、中華人民共和国副主席に就任。1988年4月に退任後、第7期全人代常務副委員長に転出するが、その年の12月、北京で死去した。

 ちなみに俺は「私のチベット」の訳者、ペマ・ギャルポって好きじゃねえな。ガチではなく政治的計算なんだろうがウヨに媚びすぎだろ。政治的計算としても外してる(中国相手にネガキャンのネタを造ってるだけ)と思うし、道義的には論外だよ。

ウィキペ「ペマ・ギャルポ
 統一協会系日刊紙『世界日報』のコラム「ビューポイント」の常連寄稿者の一人。2007年7月13日に米大使館に手渡された日本文化チャンネル桜主導の慰安婦問題に関する米下院決議案の全面撤回を求める要望書にも賛同者として名を連ねた。


■まず布教よりも救援を「北で活動する宣教師は人質の標的」(朝鮮日報
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00566
今回身柄を拘束されたチョン氏は

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=139165&servcode=500§code=500
チョン氏は布教活動のほか、北朝鮮で農業機械*53生産工場を運営するなど事業家としても活動した。 (中央日報

とのことなので、彼に話を限定すれば「布教よりも脱北者救援すべき」と言う三浦の主張はずれてる。チョン氏はおそらく、三浦たちが忌み嫌う「対北朝鮮ハト派*54で、人権活動としてではなく、単にキリスト教徒を増やしたいという考えで布教活動をしているのだろうから(また、宣教師と言うより、布教活動を片手間にやってる実業家なのでは?)。つうかよく読んだら三浦が引用する朝鮮日報の記事にも

北朝鮮経済特区である羅先市でククス(麺類)やパンの工場を経営する事業を営みながら、宣教活動を行ってきた。

と似たようなことが書いてある(事業内容が微妙に違うが)。
しかしそう言う好意的人士を人質にとっていいのか、北朝鮮?(道義的にと言うより戦術的に)
チョン氏が違法行為をしていた可能性も現時点ではゼロではないが。

クロッシング」の中で最も印象的な場面のひとつが、韓国で北朝鮮に残してきた妻と息子の運命を案じ悩む脱北者が「神様におすがりするんだ」と慰める(つもりの)言葉をかけられ、脱北者が「何が神様だ、イエス様だ、神様は豊かな国にしかいないのか」と絶叫するシーンでした。このことは以前にも書きましたが、高みから信仰を説く人よりも、現実のどうしようもない矛盾の中で、何が信仰だ、神が救うのは豊かな人だけじゃないか、北朝鮮の人びとのことは神様も人間も見捨てているじゃないか、と叫ぶ脱北者のほうが、遥かにキリスト教の本質に迫っていると思います。韓国のクリスチャンは、このような問いにこそ答えねばならないでしょう。

 ローマ法王すら答えられない質問に一般信者が答えられるわけがない。世の中の不条理は北朝鮮の政治体制だけじゃない。

参考

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110422-OYT1T01000.htm
読売新聞
私も「なぜ」と自問…震災体験少女にローマ法王
【ローマ=末続哲也】ローマ法王ベネディクト16世が、22日放映のイタリア国営テレビRAIのカトリック教徒向け番組に出演し、東日本大震災を体験した7歳の日本人少女からの「なぜ子供も、こんなに悲しい思いをしないといけないのですか」という質問に答えた。
 RAIなどによると、法王がテレビで一般視聴者の質問に答えるのは初の試み。質問者は約3000人の応募から選ばれた7人で、うち1人がイタリア人の父、日本人の母を持つ千葉市の少女(7)となった。少女は自宅近くが液状化の被害を受けた。
 少女は「私は今、とても怖いです。大丈夫だと思っていた私の家がとても揺れたり、私と同じ年ぐらいの子供がたくさん死んだり、公園に遊びに行けないからです。なんでこんなに悲しいことにならないといけないのですか」と、ビデオ映像を通じて日本語で質問した。
 これに対し、法王は「私も同じように『なぜ』と自問しています。答えは見つかりませんが、神はあなたとともにあります。この痛みは無意味ではありません。私たちは苦しんでいる日本の子供たちとともにあります。ともに祈りましょう」などと答えた。

*1:河野太郎など例外はいるが

*2:特定失踪者問題調査会代表

*3:もしかしたら村長がホルミシス理論支持者という怖すぎる可能性もあるがまあ、そうではなくて「村を捨てたくない」という人情なんだと思う

*4:「勝手に」と言うことは飯舘村関係者の支持は得られなかったのだろう。幸いなことだ。しかしネーミングが彼らウヨが嫌うであろう「勝手連」(横路孝弘と勝手に連帯する若者連合)に似てるのが何だかなあ(苦笑)

*5:この中に日垣隆の名があるのには吹いた。おいおい。正直、以前から変な人だとは思っていたがそこまで行くのかよ、日垣。

*6:そもそも冷戦が終了しさえすればどんな終わり方でもいいという考えが間違ってると思うが。

*7:太陽政策を実行した金大中氏や盧武鉉氏に三浦たち日韓の極右が言ってる言葉(北朝鮮に屈した)にそっくりですね(毒)

*8:やったことがいいことだとは思わないがこうなったのにはアメリカがシャー独裁を支援してイラン人の反発かったからだという事はスルーかよ

*9:ウィキペに寄ればブレジンスキーポーランド出身)はタカ派で、ポーランドの反体制運動「連帯」を積極的に支持していたと言うので、カーター政権を三浦の様に「ソ連に甘い」と描くことは明らかに適切ではないだろう

*10:副首相アミンがソ連の了解もなくクーデターを起こしたあげく政敵である首相タラキを処刑し、自らが新首相に就任したことも「勝手なことするな!」とソ連の心証を害したらしい

*11:今は条約で使用、製造が禁止されている。田母神が「必要」発言したときには禁止するかどうかなどについて議論がなされていた

*12:エロ漫画以外ではこのペンネームを使うとのこと

*13:新しい歴史教科書をつくる会初代会長

*14:今は編集を降りたようだが

*15:ある程度坪数を確保しなかったら領事館として機能しないだろ。それに一等地に置くのは当たり前でどこにド田舎に領事館をおく国があるんだ、バカ。

*16:満州事変とか上海事変とかが「アジアの解放」なのかよ?

*17:むしろ日中対立に困ったドイツはトラウトマン和平工作を持ちかけてるのだが?

*18:2010年から2011年にかけてチュニジアで起こった民主化運動。ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領がサウジアラビアに亡命し、23年間続いた政権が崩壊した。ジャスミンチュニジアを代表する花であることから、このように命名された。この民主化運動はチュニジアにとどまらず、エジプトなど他のアラブ諸国へも広がった。

*19:ウィキペ曰く「劇団夜想会主宰者。演出家、映画監督。」

*20:違法化の前にまず大幅課税をする気らしい

*21:そう言う人間は小坂たちのようにパチンコ「だけ」違法化なんか主張しないだろうが。なお私個人は、一定の規制は必要だと思うが「パチンコ違法化」にも「ギャンブル違法化」にも反対だ

*22:パチンコに在日朝鮮・韓国人が多いことは事実だろうが、全部在日の訳ではもちろんないし、在日なら差別していいという考えはバカすぎだろ

*23:パチンコに利権がないとか、家庭崩壊などの問題がないとか言わないが、それを言ったら全てのギャンブルをなくさないと筋が通らないだろう。出来る限り健全なギャンブルにすればいいだけだろうが

*24:カジノ造りたいと言ってる奴がパチンコ批判ってただのライバル潰しじゃねえか

*25:それが事実だとして不正送金を禁止すればいいのであってパチンコ禁止というのは考えがおかしい。

*26:著書「ギャンブル依存とたたかう」(新潮選書)

*27:日本国内に限定しても競馬、競艇、競輪、オート、ロト6、トト(サッカーくじ)、いろいろあるだろうが

*28:どこまで本気かはともかく、最近は業界も世間の目を気にしてか「遊パチ」(気軽に遊べるパチンコ)キャンペーンをしてるのだが?

*29:武藤嘉文。大平内閣農水相、海部内閣通産相、宮沢内閣外相、橋本内閣総務庁長官を歴任。なお祖父の代から国会議員で彼の息子も前衆議院議員。日本って本当に世襲政治家が多いね(げんなり)

*30:そもそもなぜ「教育」?。社会問題なのだから「NHK総合」では?

*31:そんな無茶苦茶な理由でボツにする人間はいないと思うが

*32:もちろん石垣島とか石垣市とかという意味であって城の石垣という意味ではないだろう。ちなみに中国、台湾との間に領土問題が存在する尖閣諸島石垣市に所属している

*33:羽田内閣外務大臣自由党党首を務めた元衆議院議員柿澤弘治の娘

*34:社長が小田村四郎日本会議副会長。日本李登輝友の会会長。靖国神社崇敬会総代)と言うウヨ系出版社。

*35:ググったところこの表紙のイラストレーターは「もしドラ」の表紙を担当した人と同じらしい。

*36:雑誌名がジャパニズムとカタカナなのもそう言うことだろう

*37:「関連会社として出版社・明月堂書店がある。なお、『ガロ』の編集長だった故長井勝一のパートナー・香田明子さんが運営する青林工芸舎もある。青林工藝舎とは「藝」の字が異なる別組織だが、競合しているわけではない」(はてなキーワード参照)。マンガ以外の一般書を扱う関連会社ねえ。旧青林堂の経営不振がよほどトラウマなんでしょうか。青林堂みたいにウヨ雑誌をここから出さないで欲しいですな。

*38:この辺りは真相を確かめることは困難だろう。ウィキペ「ガロ」は露骨にアンチ手塚のようだが

*39:ウィキペ曰く「少数のスウェーデン語話者を支持基盤とするフィンランドのリベラル政党。」

*40:ウィキペ曰く「1995年に女性として初めて国防相を務め、女性も兵士に就けるよう法を整備した。また、国際連合事務次長やボスニア・ヘルツェゴビナ人権特別報告官なども務め、国際的にも活躍した」

*41:1912年〜2006年。オーストリアの登山家、写真家。幼少のダライ・ラマ14世と交流を持つ数少ない人物の一人。著書「チベットの7年」(邦訳は角川書店白水社)は映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の原案

*42:チベットの首都

*43:木村肥佐生著、中公文庫

*44:この辺りは中国軍閥・劉文輝(チベットの一部を含む西康省の政府主席兼省保安司令。新中国誕生後は共産党に降伏し、人民政治協商会議全国委員会常務委員、林業部長、全国人民代表大会常務委員会委員などを歴任)など外部勢力が中国共産党の「チベット解放」以前から進出していたが辺境の地のため、チベット中央政府はあまり重要視してなかったらしい。要するにチベットが外部勢力の圧力を受けていたのはチベット解放に始まったことではなく、こうした危機感もプンワン氏の改革運動の背景にあったのだろう。

*45:はてなキーワード曰く、「1922-1989、亜細亜大学アジア研究所教授。チベット研究で著名。」

*46:日本の国会に当たる

*47:中央民族委員会主任は国務院(日本の内閣に当たる)メンバー、つまり日本の大臣ポストに当たるので副主任とは副大臣ポストというかなりのポストだろう

*48:ダライ・ラマの立場もそうである。

*49:逆に中国寄り過ぎると批判するチベット人もいるわけである。現実を考えたら双方が飲める案を出すしかないし、そう言う立場でプンワン氏は動いてるだけだろう。18年間の投獄は過激なことを主張しても実現できなければ無意味という考えを彼にもたらしたのではないか。

*50:中国共産党が政権取る前から党員だった」「文革批判で18年投獄されてた」というのは「中国中央政府の言いなりではない」と言う意味でポイント高いだろう

*51:中国共産党幹部という彼の立場では過激なことが言えるわけもないが

*52:ウィキペ(ワンギャル)と福島氏、『もうひとつのチベット現代史』(ワンギェル)では微妙に名前の表記が違う

*53:ラクターとか?

*54:つうか三浦たちウヨは北朝鮮で商売するだけで叩いてなかったか?