・本書は橋下徹・大阪府知事(当時)の批判本である。
私は、橋下の政治で最も問題なところは「ネオリベ」云々という政策内容よりも「下品」なところだと思っている。
彼の下品さを本書も批判している。それを、示すタイトルをいくつか紹介しよう(詳しい内容は面倒なので説明しません。興味のある方は読んでみてください)。
しかし、何でこんな下品な奴を支持する人がいるかな。「下品」と「(良い意味でのいわゆる)野人」は違うと思うが。
「『二万パーセントない』はずの出馬」
「クソ教育委員会」
「撮られたら提訴、自分の盗撮は正当化」
「他人に厳しく、自分に甘く」
「公用車によるフィットネスクラブ通い」(←橋下以外の一般公務員が同じ事やったら「公私混同」と叩くくせにマスコミや支持者はスルーするなんて、恥を知れよ)
【追記】
本書はその後、「大阪維新の会による国政進出計画」と「橋下の府知事辞任と市長就任」という状況の変化があったため加筆訂正の上、「宝島SUGOI文庫」から『橋下「大阪維新」の嘘 』として刊行されている。