甲機動車に化学防護車・東北の要「陸自第6師団」に潜入ルポ(追記・訂正あり)

タイトルに素朴な疑問が。私は「軽装甲機動車」というのは「軽装甲」の「機動車」だと思っていたのだが「軽装」の「甲機動車」なのだろうか?。うーん、「甲機動車」って何だろう?。
軍オタでない私が無知なだけか、それとも産経お得意の誤字?(装甲機動車を甲機動車と誤記)

【追記】
見落としていて後で気づいたんですが「甲機動車」はともかく、明らかな誤記がありますね。

戦地で使う車だからしようがないかも。車内のインテリはゼロ。
(中略)
約50億円の予算がつき、本格的な陸自独特の「救助キッド」が導入されている。

 
えーと、これは明らかに「インテリア」「キット」の誤記ですよね?

陸上自衛隊第6師団(山形県東根市)が、報道陣に装備品の一部を公開した。

 ということなので「潜入ルポ」と言う大げさなタイトルはいかがなものかと。

まず、軽装甲機動車に試乗した。
(中略)
車が動き出すと、ディーゼルエンジンの振動が尻から伝わり、乗り心地は決してよくない。窓も小さく、視界は極端に悪い。ヘルメットをかぶっていたから良かったが、頭を何度もぶつけた。


 「100キロほどスピード出すと、隣の人間との会話も難しくなるほどです。燃費も5キロくらいしか走らないので、一般家庭には向きませんね」

「一般家庭には向きませんね」
 自衛官さんは真面目に言ってるのかもしれないが、ギャグとしか思えない。軽装甲機動車なんか一般家庭は使わないから。

放射能サリンなどの化学兵器が散布された場合、中から圧力をかけて空気が入ってこないように気密性を高めるため、ドアはついていないんです」


 中性子線に対応するため、15センチもある特殊な防御板をフロントに取り付けるが、「それでも約半分しか防御できません」(隊員)。

 「サリンなどの化学兵器」はともかく中性子線ねえ。原発事故ならともかく中性子線(要するに核兵器ってことだよね?)なんかこの日本ではまずありえない気もするが(と言うか、核兵器を使われた段階である意味負けでは?)。