【産経抄】9月4日

 小沢氏は好きではないのですが、抄子の叩きが変なので擁護せざるを得ません(普天間問題に対する態度が不明確など一部まともな批判もありますが)。

先月末、講演で「米国人は単細胞」と発言した小沢氏を「多細胞であることは間違いない」と皮肉った。

 意味不明な皮肉。抄子の引用が事実ならFTってバカなの?
 そこは「単細胞ではない」とか「例えそれが事実でも失礼だ」とかいうべきだろうに。

一党独裁の中国との友好を主張

 小沢さんのような首相ないし首相有力候補の中に日本と中国との対立を主張してる政治家がいますか?
 例えば産経の好きな安倍さんは首相就任直後に訪中していますが?

小沢氏の父親の佐重喜氏は今の日米安保条約の生みの親の一人である。昭和35年の安保改定のさい、衆院の特別委員長として議論を仕切った。最後は野党議員に服を引き裂かれながら採決し、承認に導いた。
 ▼父親と同じ立場に立つべきだとは言わない。だが体を張ってまで日本の安保体制を築いた泉下の佐重喜氏の目に、それを軽んじるような発言をくり返す一郎氏がどう映っているのか。これも余計なお世話だろうが、気になるのである。

・確かに余計なお世話。
 「父親と同じ立場に立つべきだとは言わない」のなら父親を持ち出すな。
・「野党議員に服を引き裂かれながら採決」
 要するに小沢氏の父親ら当時の政府・自民党強行採決したわけで、いわゆる安保闘争には、条約の是非だけでなくこうした強引なやり方への批判もあったことを忘れてはいけません。こうした独裁的なやり方を「体を張った」と評価しながら小沢一郎独裁だの何だの言うのだから、抄子の脳味噌には恐れ入ります(毒)