先週、米政府当局者や東アジア情勢に詳しい米シンクタンク研究者と何度か話をする機会があった。話題の中心は民主党代表選に出馬した小沢一郎前幹事長のことだった。まず聞かれたのが「なぜ６月に就任したばかりの現職の首相がいるのに選挙をやるのですか。なぜ小沢氏が支持を集めているのですか」という質問だった。
米政府当局者やシンクタンク研究者なのにマジでその程度のこともわからないんでしょうか？。だとしたらただのバカ。
選挙をやるのは「9月に党代表の任期が切れるし」、「菅氏が参院選選挙に負けたから」でしょう。そもそも菅氏が、安倍氏に参院選敗北を理由に首相退任（自民党総裁退任）を求めた過去がありながら、自らは首相退任（党代表退任）をしなかったのは、「党代表選挙で信を問う」としていたことがありますし。
「小沢氏支持」について言えば「小沢氏への期待」というより「菅氏への失望」でしょう。菅氏の対立候補なら、小沢氏でなくても良いが幸か不幸か小沢氏以外に対立候補者がいなかったというだけの話です。
彼らは小沢氏が米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題を代表選の争点とした真意を知りたがっていた。私は党内左派の支持を広げるためだろうが、解決のための「秘策」を小沢氏が持っているかはなはだ疑問だと答えた。
まあ、おっしゃるとおり「疑問」で「鳩山氏と同じ」可能性もあるんですが菅氏に至っては、露骨な現状路線強行の構えですからね。私が沖縄県民なら悩みながらも小沢氏ですかね。
普天間問題は鳩山前首相が昨年１２月までに決断を下していれば、今日のような混乱はなかった。
地元住民が支持しない案を出して何の意味があるんでしょうか？
しかも、決断を下すのは産経にとって常に日本側。アメリカの大英断などははなっから念頭にはない。何というアメリカ・ポチぶりか。
鳩山前首相は知事の求めに反して決着を先送りし
「知事の求め」イコール「住民の意思」ではないだろうに。
小沢氏は沖縄県名護市辺野古への移設を決めた５月の日米合意について「（当時は）政府の政策決定に全く関与していない」と述べたが、当時与党の最高責任者である幹事長だった人物の発言としてはあまりに無責任だ。
おっしゃるとおり「無責任」だと思いますが、本気で菅氏の対沖縄政策を変える気が小沢氏にあるのならば私個人は小沢氏を支持しても良いかと。あるかどうかがすこぶる疑問なんですが、菅氏に至っては既に指摘したように露骨な沖縄無視ですからねえ。
小沢氏は日本の防衛費を増やすことまで念頭において発言しているのだろうか。平成２２年度予算での日本の防衛費は約４兆７０００億円で、国内総生産（GDP）比１％未満。ルース駐日米大使の１月の講演で、「防衛費のGDP比は韓国が２・７％、中国は４・３％、米国は４％以上。隣国が世界で上位３０以内に入るなかで、日本は１５０位だ」と述べ、暗に防衛費増額を求めた。
・財政赤字なのに、そして高齢化で福祉予算はこれからふくれあがっていくだろうに、防衛費は聖域扱いですか、バカじゃねえの。
冷戦時代ならともかく、防衛費なんかに金を使ってる余裕は日本にはないのですよ。
産経やルース大使のようなバカ野郎にはそれがわからんのですよ（ガンダム風に）。
・大体、過去にはGNP（国民総生産）１％枠というモノも存在したんですが。
・それにみんなして防衛費を増やしたら危険な軍拡レースになりかねないだろうが。
・ルース大使の講演を産経は好意的に紹介していますが、一部ネトウヨにブクマなどで評判の悪いルース氏の主張、
「児童ポルノの単純所持の禁止を日本が法制化すること」「「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」への日本の加盟」を「ネトウヨの愛読紙」産経がどう考えているのか個人的には気になるところです。
中国や韓国など近隣国に配慮し続ける
配慮して何が悪いんでしょうか？。まあ産経の頭の中では何故か「中国・韓国への配慮」＝「一方的譲歩」と自動変換されるようですが。
あるシンクタンク研究者は「単細胞のわれわれと違って、小沢さんならばこれまで解決できなかった普天間問題の進展のために知恵を出してくれるのでしょうね」と皮肉たっぷりに語っていた。
単細胞って言うかアメリカ政府（シンクタンク研究者もそれに近い立場なのだろう）が日本をなめてるんだと思うけどな。
沖縄の要望に応えようとする態度が全く見られないもの。要するにアメリカ政府が沖縄の要望に応えようとすることですよ。お前ら、アメリカ政府は沖縄を植民地か何かと勘違いしてるだろ？
