日本の領土と安全はかつてない危機にさらされている。
産経はそう言うことにしたいんですね、わかります。
日中関係はともかく、「日本の領土と安全」は危機にさらされてなどいないでしょう。
いくら尖閣周辺に石油の可能性があると言っても可能性に過ぎません。ないかもしれない。あったとしても営業ベースに載せるにはかなりの時間がかかるでしょう。中国に進出している日本企業の撤退を招く恐れがあるのに中国が軍を投入するわけがない。
まあ、投入しても自衛隊で反撃すればいいだけですが。
米国務省は先月、尖閣諸島が日本の施政の下にあり、「日米安保条約の防衛対象」と言明した。
(中略)
一方で米国は「日中の対話が必要」(スタインバーグ米国務副長官)との立場も示しており、日米共通の対処を緊密にすり合わせる必要もある。
「日中の対話が必要」
アメリカにとっては「尖閣は日米安保の対象外」とは言えないが実際には対象にしたくないと言うことでしょう。自民党政権時代から今まであいまいな態度だったのもそういうことでしょう。
対話で解決すれば万々歳と。