今日のMSN産経ニュース(10/17分)

■【尖閣危機】(下)無策続けば米国からの三下り半
 「三下り半」って具体的に何だよ?。米軍撤退ですか?。撤退したいんなら撤退していいよ、ホントに。アメリカにとって日本の基地は海外出撃用であって米兵の血を流してまで日本防衛する気なんかねえだろ?。米軍が動く前にまず自衛隊が動いてくださいだろ?(そもそも日本とドンパチやる国があるとも思えないが)。「三下り半」って日本政府の「撤退しないで」発言を見越したどうせフカシなんだろうが。
 日本なめるのも大概にしろよ、アメリカ。産経も売国ポチ行為もいい加減にしろ。


■【外信コラム】イタリア便り・国際貢献度の違い
 「軍事貢献=国際貢献」との前提に立った上、「アフガン派兵してるイタリアは日本より貢献している」と言いたいようです。ああ、そうですか?。国際貢献には「非軍事貢献」もあるんですけどね。しかもアフガン戦争は泥沼化していてイタリアでも軍派遣に批判意見はあるし。日本では派兵は憲法違反ですし。

 日本もイタリアもいざ強力な他国に攻め込まれたら自国の軍事力では到底抵抗できない。つまり、日本なら日米安保条約に、イタリアならNATOにすがらざるを得ない。このためにこそ、普段からNATO加盟国と同盟関係を強化しているのである。

 どこの国が攻めてくるんだよ?。今の日米安保NATOはそう言う防衛的代物じゃないし、国防のためにイタリアはアフガンに軍派遣してるわけではないし。

派兵反対の声は一度も出たことはない(注:いや反対運動はあるでしょう?。国民の多数派ではないと言うことですか?)。イタリア憲法が「国民の祖国防衛の義務」を定めているからだろうか。

日本国憲法にも「国民の祖国防衛の義務」と書きたいかのような口ぶり(苦笑)
それはともかく「反対の声が出ない」のは「国民の祖国防衛の義務」とは関係ないでしょう。派兵はイタリア防衛が目的じゃないから。


■「朝鮮王室儀軌」の韓国譲渡、年内は困難。協定案の今国会提出めどつかず

自民党内には「皇室にかかわる問題でもあり拙速は許されない。しっかり議論しなければならない」(幹部)などと慎重な声があり

 何、その意味不明発言。宮内庁所管じゃなくて博物館や大学の所管(つまり文科省の所管)だったら適当な議論でいいのかよ?


■【歴史に消えた参謀】吉田茂と辰巳栄一(33)

 ホイットニーはマッカーサー天皇を戦犯にしようとする諸外国の圧力から守ろうとしていることを強調した。この憲法草案が受け入れられれば、最高司令官は「天皇は安泰になると考えている」と天皇制護持を保証した。憲法草案の受け入れを「要求」はしないが、「唯一の道」であると揺さぶった。
 ホイットニーの言葉は小癪(こしゃく)な細工に聞こえたが、吉田が最優先すべきは「天皇制護持」であった。
 幣原内閣の他の閣僚が知るのは、2月19日の閣議であった。閣僚たちは憤慨したが、天皇の地位が人質である以上、この草案を受け入れざるを得なかった。

「象徴天皇にすれば戦犯追及は避けやすくなる」というホイットニーの言葉は小癪な細工じゃなくて事実だけどね。そして人質というのはいかがなものか?。アメリカも反共の防波堤として天皇制維持の立場だったんですけどね。
産経は今でも象徴天皇制に反対なのか?。天皇主権が当時可能だったと思っているのか?
『吉田が最優先すべきは「天皇制護持」であった』って、さすが「臣吉田」。


■【週刊韓(カラ)から】歴女にオススメ、日本の家屋が残る金堤
 歴女が興味があるのは日本の城とかだろ?。「日本の家屋」と言ったって植民地統治時代の近代建築じゃどうかな?

(注:「太白山脈」(邦訳:集英社)で知られる趙廷来の長編小説「アリラン」は)膨大な分量になるので読んだことはないが、いかに日本から“収奪”されたかを描いた反日小説らしい。

 読んでないのに反日小説呼ばわりかよ、アホか?
 司馬遼太郎の「坂の上の雲」は膨大な分量になるので読んでないが、いかに日本の「英雄」が領土を拡張したか描いた軍国ウヨ小説らしいとか何でもありになるじゃないか。
 大体、あの時代をリアルに描いたら「日本の収奪」も描かざるを得ないだろ?

橋本農場を見学していたとき、地元の男性2人がやって来て「こういった日帝時代の悪しきものは、無くすべきだ」と話していた。どうも反日感情が強い土地柄のようだ。何年かたてば日本的なものは、一切消されて無くなっているかもしれない。

 日帝時代のものなど見たくないというのは普通の民族感情だろ?
 それと文化財がなくなるとしたら反日感情とかじゃなくて再開発だと思うけどね。金儲け主義で潰されて跡地に、工場とかデパートとかが出来るのが一番ありそうなことだと思うが。


 余計な嫌韓部分を除けば、「田舎でのんびりと旅行」と言う話でそれ自体は面白いネタだと思うが。


■【安藤慶太が斬る】赤信号!「熟議の国会」が泣いている、政府首脳の言語感覚
 安藤さんには珍しく私が共感できるところ(少なくとも一つの考えとして「あり」と思うところ。「柳腰」や「大風呂敷」の使い方が不適切ではないか等)もありますが、相変わらず酷いところも多い。

「外交上のやりとりの細かい部分についてはこれは外交という面で(明らかにするのは)差し控えたいと思ってますが、あらゆる機会に中国に対しいまだ釈放されていない一人の身柄の安全確保と人道的観点からの迅速な処理を求めているところであります」


 聞いているのは菅首相ASEMの「立ち会談」で温家宝首相に即時釈放を求めたのか、どうかである。煮え切らない、質問に正面から答えない答弁である。
 仮に温家宝首相に即時解放をあの場で求めたのなら「求めました」というだろう。この場で菅首相は、尖閣諸島がわが国の領土であることは伝えているが、今の日中関係が話題の中心で、その時点での最大の懸案であるはずの高橋さんの即時解放についてあの場で言及しなかったのではないか、という疑念は消えない。
 菅首相にとって「高橋さんのことは会談の場では全く言いませんでした」と答えるのは憚(はばか)られるから「外交上の秘密」とか「あらゆる機会に言っている」などといった言葉を持ち出したのではないだろうか。もし仮に即時釈放をあの場で明確に言っていたら、このような答弁になりはしないと考えざるを得ないのである。

「超論理」乙。
普通の人間は「即時釈放を求めたのだろうが、あまりはっきり言うと中国の面子が潰れるから『いまだ釈放されていない一人の身柄の安全確保と人道的観点からの迅速な処理を求めている』とぼかしてるんだろう。そうすることによって高橋さんの身に危害が及ぶことを避けるとともに日中間の対立を早く解消したいと考えてるのだろう」と思うでしょう。
もちろん、そう言う態度を「弱腰外交」と批判するのは一つの価値観(但し私はそうした立場ではないです)ですが、安藤さんのように根拠レスで「即時解放を要求しなかったんだ」と決めつけるのは意味不明です。

そういえば民主党政権になって急速に定義が不明瞭な言葉が乱立するようになった気がしてならない。

いや、安倍首相の時も「美しい国づくり」「再チャレンジ」「戦後レジームからの脱却」「価値観外交」とか今まで聞いたこともない「定義が不明瞭な言葉が乱立」してましたよ。安倍さん首相退任と同時に、全部ぽしゃったらしいのでどうでもいいんですが(毒)

地域主権新しい公共、友愛、東アジア共同体構想、日米関係の深化…。当たりの良さそうな響きはあるのだが、まず聞き慣れない。

この中で聞き慣れない、民主党政権になってから出て来た言葉って「新しい公共」だけでしょ?


■【笠原健の信州読解】日本国民にとっての「最大不幸社会」とは民主党政権の存続そのものだ!

媚中政策を推し進めようとする民主党政権

 どの辺りが媚中なのかな?

この記事のタイトルは「信州読解」。前回、中国漁船による尖閣諸島への領海侵犯事件のことを取り上げたにもかかわらず、今回も長野県のことには全く触れようともしないのか、とおしかりを受けるかもしれない。しかし、今この問題を直視しないようでは、日本の言論人として失格である。サッサと筆を折った方がいい。

 まともな同業他社ならまだしも、「デマ記事・誤植」常習産経の社員の分際で何か勘違いしてるらしい。
 だいたい、長野支局長が長野がテーマのコラムで二度も尖閣問題を取り上げるのはおかしい。他にも産経には記者がいるのだから、そう言う方に尖閣問題は任せ自分の担当「長野」をやればいい。自分の担当外を二度もやる方が言論人失格ではないのか。

「『後の世代に解決を託そう』といったトウ小平の知恵に今こそ学ぶべきだ」「いずれは中国も日本との関係改善を模索するはずだ」「胡錦濤国家主席中国共産党指導部が強硬な態度を取ったのは、国内の対日強硬派を意識せざるを得なかったからだ」としたり顔で解説する向きがある。だが、こうした論には一切くみしない。

 こうした論を唱える人には中国ウォッチャーもいるのだが?。なぜ素人が根拠レスで否定できる?

中国がベトナム、フィリピン、インドネシアなどを相手に南シナ海でやってきた行為をみれば、こんな主張はまったく根拠がない、いいかげんなものだということがすぐに分かるはずだ。

 いやわからないが。「日本とベトナム、フィリピン、インドネシア」、「南シナ海の領土問題と尖閣問題」じゃ、中国にとっての重要度とかいろいろな点が違うだろうし。

 菅直人政権の人権意識の低さにも驚く。

・「派遣村disる」「カルト統一協会と癒着する」「沖縄の少女をセカンドレイプする」「南京事件否定論で被害者を侮辱する」「自己責任論で高遠さんたちを中傷した」「特定アジアというネトウヨ用語を平気で使ったことがある」産経の社員の分際でよく言う(嘲)。まだ他にも産経の反人権行為はあるし。
・人権的に優れた政策を推進してるわけでもない菅政権の人権意識が格別に高いとは思わないが、産経の批判はあとで指摘するようにおかしいと思うね。

菅首相は14日の参院予算委員会で、ノーベル平和賞の受賞が決まった中国の民主活動家で服役中の劉暁波氏について「釈放される方が望ましい」と述べたが、中国政府に直接要求するかについては言及しなかった。

 この微妙な時期に「釈放しろ」とか言えると思ってるのか?。「釈放される方が望ましい」と言っただけ立派。パキスタンなんか中国に媚びてるんだか「ノーベル平和賞を犯罪者に与えるべきでない」とか言ってるらしいんだぞ。
輿石東参院議員会長も「俺が言っても無意味だからノーコメント」なんて言ってるらしいし、何度も書くが菅首相は言うべきことは言ったと思うが。

日本の政治家の中には中国公安当局が仕掛けたハニートラップにはまって売国的な行為をする者もいるという。まさか菅首相がこの卑劣なわなにかかってしまったとは思いたくもないが、あまりにも情けない姿勢に、「もしや?」という疑念さえも浮かんでしまう。

・そんな疑念浮かばねえよ。菅首相に失礼にも程があるだろ。大体ハニートラップにはまった人間はそもそも「船長を逮捕しない」し、「劉暁波氏は釈放される方が望ましい」と言わないだろ。今回の行為はどう否定的に見ても「事なかれ」「腰砕け」としか評価できないだろ?(私はそうは思わないし、たとえ「事なかれ」「腰砕け」でも無謀な強硬論よりましだと思っているが)
・それに「ハニートラップ」はそもそも真偽の程が不明だし、以前、週刊誌が「ハニートラップ」ネタで叩いた人間に産経の友達「自民」の故・橋本龍太郎氏や谷垣禎一氏(現・自民総裁)がいることを考えたらこんな事は普通書けないと思うが?(どちらも裁判で週刊誌側が負けたように思う)
尖閣に来た中国の船を逮捕しないでただ追い返した小泉首相も「ハニートラップにはまって売国的な行為」をしたのかと聞きたい。

参考)
解決不能谷垣禎一氏は中国のハニートラップなんかに引っかかってないよ」
http://d.hatena.ne.jp/hagakurekakugo/20071002/p1

民主党議員から「自民党政権の政策によってここまで財政状況が悪化した」「自民党の政策によって年金政策はゆがんだ」といった言葉がよく出てくる。

・事実だろ。だからといって民主党が全てを自民の責任にしたらそれはもちろん問題だが。
・だいたい自民なんか「消えた年金」を社保庁のせいにしていたがそれはいいのか?。社保庁の上司は自民であり、志の低いことこの上ないと思うが。


■高校教科書の領土表記、目立つ中韓に配慮記述
 検定済み教科書に因縁をつけるな。アホか。

 三省堂の政治・経済の教科書は「最大の問題である北方領土問題については、ソ連解体後にその領有権を引きついだと主張するロシア連邦とのあいだで、ひきつづいて返還に向けての交渉がおこなわれている」と書き、その下に日本の領土を示す地図を載せている。
 地図は「日本にかかわる領土問題」として、「北方四島」「尖閣諸島」「竹島」を並列的に記し、それぞれ「ロシアと返還交渉」「中国と係争」「韓国と係争」と付している。
 また、第一学習社の政治・経済の教科書は「国境と領土問題」として、「日本は、ロシアとの間に北方領土問題という大きな問題をかかえている。また、韓国との間に竹島の帰属をめぐる対立、中国との間に尖閣諸島問題がある」と書いていた。

・別に問題ないだろ?。「尖閣は領土問題なんかない」ですか?。いい加減にしろよ。あんなアクロバットな政府主張を子どもに教えろと言うのか?。教える方も大変だし、子どもが混乱するだけだろ。
蓮舫発言さんざん叩いていた人間にこの教科書をどう思うか聞きたい。
・それと「尖閣に領土問題」と書いたことを中国に配慮記述と理解するのは譲歩してOKとしてもいいが、韓国に配慮記述なんかどこにあるんだ?。もしかして北方領土問題が竹島尖閣と比べ一番大きく扱われてることをそう理解してるのか?。しかしそれは北方領土問題を最重要視してるという話であって中韓への配慮というのとは全然違うだろ。

どちらの言い分が正しいのか生徒に理解できない。

どこの世界にこの教科書記述を読んで、ロシアや韓国や中国の方が正しい、日本は間違ってる、根拠もないのに言いがかりつけて他国の領土を奪おうとしていると思う生徒がいるんだ?。
なぜ日本が正しいのか、もっと詳しく書いて欲しいというならまだしもただの言いがかりじゃないか。


■【政論】仙谷長官は、自分の姿を鏡に映したことがあるのか(阿比留瑠比)

野党側は、海上保安庁の巡視船が漁船に体当たりされる場面を撮影したビデオテープの公開を強く求めた

 野党バカすぎ(共産も入ってたら嫌だなあ)。そもそもid:pr3氏も指摘しているが、「海保も対抗して故意に船体をぶつけ返した」とか日本側に都合の悪い映像がないという保障はどこにもない。だからこそ、「公開できない」のかもしれない。そう言う都合の悪い映像を外して公開するなんて事はばれたときの中国の反発を考えればすべきでない。もちろん「こっちにも非があった」と認め公開するのもいかがかと私は思う(まあ、そう言う映像が全くなく、中国側に全て非があるとしても日中関係を考えれば公開すべきでないと思うが)。

国民の「知る権利」を踏みにじる発言だ。

 「知る権利」とか心にもないことを言いやがって(苦笑)。産経って情報公開法制定とかに熱心でしたっけ?。単に菅政権や仙谷氏を叩きたいだけの癖に。

「私は法律家として法廷技術はある程度のところまで到達したのではないかと自負していた」


 仙谷氏は昨年9月18日、行政刷新担当相の就任あいさつで内閣府職員にこう自慢した。裁判に勝つ法廷技術は学んだが、法律家としての良心はとうの昔にどこかに置き忘れてきてしまったようだ。

「私は法律家として法廷技術はある程度のところまで到達したのではないかと自負していた」
 どういう文脈でいったんですかね。いきなり就任挨拶でただの自慢はしないでしょう。

「法律家としての良心はとうの昔にどこかに置き忘れてきてしまった」
 仙谷氏より橋下や稲田に当てはまる言葉だと思うね。そもそも連中は法律家になったときから良心はなかったのかも知れないが(毒)