今日のしんぶん赤旗紹介(2/12分)

■小沢被告・元秘書公判何が見えた・食い違う土地資金四億円の説明
 小沢氏を巡る金の流れは次の通り。
2004年10月12日:
小沢氏が陸山会に土地の購入代金として手持ちの現金四億円を貸付。
2004年12月29日:
 手持ちの現金四億円を小沢氏がりそな銀行から借り受け、資金管理団体陸山会」に転貸。

 しかし、政治資金収支報告書には小沢氏から陸山会への金の流れは四億円しか出てこない。
 これについて石川被告は記載したのは「10月12日に小沢氏から借りた借りた四億円」と裁判で主張。一方、池田被告は記載したのは「12月29日に小沢氏から借りた四億円」と裁判で主張し、食い違いが出ているという。
 どちらかが何らかの理由で嘘をついているのか、それとも、金の流れが後からではわからないほど杜撰な資金管理をしていたのか。
 いずれにせよ、小沢氏はデタラメにも程がある。よく小沢信者はこんな人を支持できるものだ。

■日曜版:
スクープ・水谷建設元会長本紙に証言「“ダム受注を1億円で合意”社長から報告受けた」
 面倒だから引用しないが、「ダム受注のために小沢事務所に一億円渡したという過去の証言を撤回する気はない」「(弁護側が申請し、裁判所が認めた)裁判証人でも同じことを証言する」という水谷功元会長の証言。
 全日空ホテルで金を渡したのは部下で、会長だった自分は報告を受けただけと言うのが少し証言として弱い気もするが。

■日曜版:
自民党化する菅外交
 書き出しは、岡田外相(当時)が外務省顧問から解任した谷内正太郎・元事務次官らを前原外相が再度顧問に任命したことから始まる。
 「方針がころころ変わる猫の目外交」「露骨な対米追従」「外務官僚への屈服」と言う厳しい批判である。