今日も増元照明氏に突っ込む(10/13分)(追記・訂正あり)

2011.10.18
ジュネーブだったか!」
 米朝協議が開催される土地の予想は外れた。ベルリンと思っていたものがジュネーブということらしい。

ベルリンという予想には何の根拠もないんだからそりゃ外れるだろ(毒)

前回の会談の際に金桂冠*1の余裕のある態度に苛立ちを覚えたものだ。

交渉ってそう言うものだから。「焦っていても余裕を見せたり」「余裕でも焦って見せたり」する騙しあいの世界でしょ?

安易な交渉開始の危うさは北朝鮮問題をウォッチしている関係者の常識だが、何も分けの分からない人間が北朝鮮の話し合いの姿勢を歓迎するというコメントを出していたはずだ。これをもって、北朝鮮が軟化し始めたと見る政治家や政府関係者が「追加制裁を課す事に躊躇する」口実として使った。特に外務省がそうであったように思う。

北朝鮮ウオッチャーの常識じゃなくて「ウヨだけ常識、世界の非常識」なんじゃねえの?。大体安易も何もあんたは交渉の価値自体認めてないだろ?

「相手の嫌がることはやらない」ことが外交と思っている政治家や官僚が支配している状況がある。

計算もせずに相手の嫌がることをしたらどうなるか分かってるんだろうな?

これを「外交敗北」といって何が悪い。

言いたければ言えばいいんじゃないの?。ただ増元の言う強硬論だって成功なんかしてないよな?。「小泉訪朝後10年間の経済制裁はまるで意味なし」を認められないこのバカには呆れる。追加制裁しても「ロシアと中国の北朝鮮支援が強まる」だけだろ?

何しろ、実父の金日成を殺した疑いがある金正日である。

萩原遼ぐらいしか言ってないトンデモ陰謀論を平気で口に出来るトンデモの増元。

脱北者の証言として、「金正日の言葉が法律」というものがあったようだが、まさしく北朝鮮を理解する上で分かりやすい言葉だろう。

さすがにそこまで酷くないんじゃないの?。大体脱北者の発言なんて公正中立な代物じゃ明らかにないし。そしてそういう北朝鮮罵倒をやって憂さ晴らし以外に何か意味がありますか?

再び金正恩の地位保全のために大きなテロを仕掛けてくるという馬鹿げた政策もありうるのだ。

それはないんじゃないの?(希望的観測だが)。つうか「テロが起こって北朝鮮批判の空気が高まればいい」と思ってるらしい増元のゲスさに唖然。「テロが起こらないでほしい、人が死ぬから」という博愛精神、人道主義はこのバカにはないらしい。

2011.10.17
「前のめりになるな!」
核問題以外は妥協するということだろう。とすると、やはり六者協議での「人権問題」の話し合いはないということだろう。

だって米国は拉致問題の当事者じゃないんだから当たり前だろ。そして日本に取っても「核問題」の方が拉致問題より重要だと思うぞ。こういうことを言っては悪いが日本や南北朝鮮で何万人と死ぬかも知れない核戦争の恐怖(俺や俺の家族も死ぬかも知れない)より「たかだか十数人の政府認定拉致被害者」(もちろん巣くう会連中の言うように「100数十人の拉致被害者」でも話は変わらない)の方が重要だと本気で思ってるのか?。
俺みたいな人間にとっては赤の他人の「拉致被害者など」ぶっちゃけどうでもいいよ。
拉致被害者に冷たい?」。ああ、俺も自分が冷たい利己主義者だと思ってるが、救う気もないのに「救う、救う」と嘘ついてる巣くう会連中より正直なだけマシだと思ってるよ。

何故今、米国や韓国に対して「わが国の問題としての拉致被害者救出」を言い出さないのだろうか?

日本以外にとっては重要な問題じゃないからだろ。現実を直視しろよ。

小泉元総理の訪朝は秘密裏に何の相談もなかった

さすがに最終局面では了承とったと思うが。最後まで了承取らずにやったらアメリカは黙ってないだろうし、小泉首相もそこまで過激でもないだろう。

命には限りがある。

核問題は命に関係ないとでも?

「対話に前のめりになりすぎること」である。この気持ちが生じた際には「外交敗北」が待ち受ける。

対話しなきゃ問題解決しないだろ。増元の方こそ「経済制裁や軍事制裁論に前のめり」で対話の意思がなさ過ぎだ。

*1:第1外務次官