「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(12/8分)(追記・訂正あり)

【その1:荒木和博】
訃報
http://araki.way-nifty.com/araki/2011/12/post-a824.html

元産経の正論調査室におられた大内保治さんが昨日(9日)亡くなられたとの報せが届きました。大内さんは拉致関係のイベントにも度々参加され、調査会の活動も様々な形でバックアップして下さいました。
(中略)
 お通夜・告別式は以下の通り執り行われるとのことです。ご冥福をお祈り申し上げます。
(後略)

荒木がどれだけ世話になったか知らないが、特定のメディアの人間、それも極右産経の元社員の訃報を自ブログに載せなくてもいいのに、と俺個人は思う。荒木の文章を読む限り、別に「巣くう会」幹部じゃないようだし、荒木の知り合いにだけ電話やEメールで知らせればいいだろうにと。「巣くう会」が極右的な運動だと誤解されかねないだろうにと。いや、誤解じゃないか(苦笑)


【その2:島田洋一
拉致問題国際セミナーに出席」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2536305/

 このセミナーとやらをマスコミが全く相手にしていないだけでもこのセミナーの怪しさがうかがい知れる。もちろん「報道しても視聴率や部数が取れない」と言う営業上の問題もあるだろうがそれだけではなく「うかつに報道して風説の流布になったらあとがヤバイ、それほど根拠薄弱な情報」と言う理解に基づく自己防衛もあるのだろうと思う。

金正日の「謝罪」を奇貨として拉致問題に幕引きしようとした勢力が日本の政界や左翼全般に多かった

ということにして国交正常化を妨害し、極東の軍事的緊張を故意に高めて、軍拡でもやりたいわけですね、分かります。
俺は「幕引き」にしていたとは思わないが、仮に「一端、幕引き」を狙っていたとしても何とも思わないが。
日朝間の問題は拉致問題だけではない(例:核ミサイル問題)。拉致に異常に拘ることでそれらの問題解決が遅れては困る。
そしてむしろ国交正常化し、人やモノの往来を活発にした方が拉致についていろいろと分かることも多いだろう。人や物の往来によって新事実が判明した時「新事実が判明したから改めて拉致について交渉しろ」と言ってもいいだろう。
いずれにせよ現状をいくら続けても拉致に進展などあり得ないことだけは明白だ。そして高齢の方が多い拉致被害者家族には残された時間は多くはない。

張氏は自分の報告は、統一戦線部幹部だけが見ることが出来た内部の非公開文書などにもとづくものだと前提して、2002年小泉訪朝前後に本人が北朝鮮工作機関の中で見聞した様々な事実を具体的に公開した。

で、その話は「張の証言以外には裏が取れない」「張があることないこと言っても信じるしかない」と言う危険極まりない代物なんだろうね。