【河合雅司の解読・少子高齢時代】21世紀版「産めよ殖やせよ」政策を
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121007/plc12100721320011-n1.htm
少子化対策相が交代した。しかも、金融担当相が兼務する。どう見ても畑違いであろう。/福田政権時代の中山少子化担当相は拉致担当相と兼務だったけどね。それはいいのかよ?。他にも突っ込み所多そうだな
と言うはてブを就けましたけど、今回の中塚一宏氏以外はどうなのかと思ってウィキぺを見てみます。いやあ便利だね、ウィキペ。まず畑違いの兼任は今回の中塚氏だけじゃない。俺がはてブで名前を上げた中山氏以外には、岡崎国家公安委員長とか、与謝野経済財政担当相とか。なんだかんだ言って少子化って重要視されてないのかもしれない。
あと、ウィキぺを信じれば少子化担当相というかたちで担当大臣が置かれたのが安倍内閣かららしいってのが意外。それ以前は厚労相の担当だったんでしょうね。
それと、なんというか、政権交代してから一時期は福島氏(社民党代表)、玄葉氏(党政策調査会長)、与謝野氏(元財務相)、岡田氏(元党代表、元外相)と知名度が高い、大臣経験が豊富などといった大物やたらつけてるよね。今回違うけど。大物就けてるから少子化対策に本気という気は全然しないけど。
【歴代少子化担当相】
安倍改造内閣・福田内閣
上川陽子(内閣府特命担当相(男女共同参画担当)兼任)
福田改造内閣
中山恭子(内閣府特命担当相(拉致、男女共同参画、公文書管理担当)兼任)
麻生内閣
小渕優子(内閣府特命担当相(男女共同参画担当)兼任)
鳩山内閣
福島瑞穂*1(内閣府特命担当相(男女共同参画、消費者及び食品安全担当)兼任)
菅内閣
玄葉光一郎*2(内閣府特命担当大臣(「新しい公共」、男女共同参画、科学技術政策担当)、党政策調査会長兼任)
第1次菅改造内閣
岡崎トミ子(国家公安委員長・内閣府特命担当相(男女共同参画担当、消費者及び食品安全担当)兼任)
第2次菅改造内閣
与謝野馨*3(内閣府特命担当相(経済財政政策、男女共同参画、社会保障・税一体改革担当)兼任)
野田内閣
村田蓮舫(内閣府特命担当相(消費者及び食品安全、行政刷新、「新しい公共」、男女共同参画、公務員改革担当)兼任)
野田第1次改造内閣
岡田克也*4(内閣府特命担当相(「新しい公共」、男女共同参画、行政刷新担当)兼任)
当初は岡田氏が特命担当相を4つもっていたわけだが多すぎると言うことで行政刷新以外は中川氏に移ることになる。
中川正春*5(内閣府特命担当相(「新しい公共」、防災、男女共同参画担当)兼任)
ただし中川氏も特命担当相4つ持つのは多すぎると言うことで、第2次改造内閣で少子化は小宮山氏に移る。
野田第2次改造内閣
小宮山洋子*6(厚労相兼任)
野田第3次改造内閣
中塚一宏*7(内閣府特命担当相(金融、「新しい公共」、男女共同参画担当)兼任)
【Theリーダー】第6部 失敗に学ぶ(6)世界一の原発、みな信じた
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121008/biz12100808400001-n1.htm
産経なのでちょっと突っ込みが甘いなあと。未だに無邪気に原発万歳と書く産経社説当たりよりはまだマシですが。
(注:いわゆる原発安全神話に)異論を唱える専門家はなぜ出てこなかったのか。
田中*8が先輩格の研究者の立場を代弁した。「いろいろ思っていた人はいただろうが、一科学者が言えることには限界がある。遠慮もあっただろう」
それだけじゃなくて異論を政治力で押しつぶしていったってのもあるでしょうよ。異論を唱える専門家はいたけど「主流」「多数派」になれず「異端」「傍流」「少数派」扱いされてたって事でしょう。
その当たり、東京新聞だと、京大の小出裕章助教などといった原発技術者の異端派、少数派に取材して主流派への批判意見を引き出してくるでしょうが産経ですからね。どうしてもその当たりは突っ込みが甘い。