日付がずれてますが毎日更新のかたちにしたいので。
■サンケイスポーツ『米グーグル会長、月内にも北朝鮮訪問計画』
http://www.sanspo.com/geino/news/20130103/sot13010309120006-n1.html
リチャードソン*1前ニューメキシコ州知事も訪朝するとのことです。
グーグル会長*2が何故訪問するのか、普通に考えれば「グーグルの北朝鮮進出」も目的の一つでしょう。巣くう会当たりの北朝鮮崩壊論がいかに現実的でないかを示すかというニュースでしょうね。
またこの訪朝は現在、北朝鮮で身柄拘束中の米国人を釈放するよう働きかけることが一つの目的のようです。超大国アメリカですらそういった問題を解決するのに極右が主張するような軍事攻撃なんて野蛮な方法ではなく平和的外交をするわけです。当たり前ですけど。
■産経新聞『「平凡だった」 金正恩氏の新年の辞に韓国、肯定的評価避ける』
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130102/kor13010222140002-n1.htm
むしろ「評価避ける」「非難避ける」とした方が適切な気がしますが。非難もせず高く評価することもせず、今後の様子眺めと言うことでしょう。現時点では評価は避けたと。なお、北朝鮮政権トップが新年の辞を発表するのは17年ぶりとのこと。
つまり金日成氏*3死去までは新年の辞でしたが、金正日氏*4になってからは「新年の辞」のかわりに「共同社説」になり、また金正恩君*5になって「新年の辞」になったわけです。これは「金正日氏はカリスマ性にかけるが金正恩君はそれなりのカリスマ性がある(祖父・金日成氏に似てるそうです)」「新年の辞に戻すことで変化をアピールしたい」といったところでしょうか。
参考
モトガオ@motogao
うおおおおおお!今年の労働新聞*6は新年共同社説じゃなくて金正恩同志の「新年の辞」になってる!こんなところまで祖父さまスタイルを踏襲するのか!いや徹底してるなあ。
河信基(ha-shingi)@hashingi
北朝鮮の金正恩が肉声の新年の辞で、創造、革新、大転換を訴える。金日成死後は労働新聞などの共同社説で済まされていたが、19年ぶりに直接、指導者が呼び掛ける。先代の先軍政治にバイバイ*7。