「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/27分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■国際講座最終講
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-897e.html

今週土曜日(22日)は拓殖大学海外事情研究所の「国際講座」です。総括講演として渡辺利夫*1総長がお話しします。奮ってご参加下さい。
http://www.takushoku-u.ac.jp/extension/intl_situation.html

つうことで荒木の紹介する「国際講座」を見たのですがいやはやさすが荒木を教員にするだけのことはある右翼ぶりです。「拓殖大学=極右大学」といって問題ないでしょうね。

東南アジアは日本につくか中国につくか(吉野文雄*2拓殖大学国際学部教授)

「日本につくのか、中国につくのか」って勝手に中国や日本の子分扱いされても東南アジアも迷惑でしょう。

自衛隊は日本をどう守るのか(鈴木祐二・拓殖大学海外事情研究所教授)

自衛隊がどうこうより外交を論じるべきじゃないんですかね。

日中国交正常化41年の光と影
(澁谷司・拓殖大学華僑研究センター長、丹羽文生・拓殖大学海外事情研究所准教授)

 講義タイトルだけ見るとまともそうですが、澁谷は『中国高官が祖国を捨てる日:中国が崩壊する時、世界は震撼する』(2013年、経済界新書)なんてどう見ても反中国本としか思えない本の著者ですからねえ(苦笑)。
 丹羽はまだ『日中国交正常化と台湾』(2012年、北樹出版)と題名を見る限りはまともそうですが拓殖大じゃあなあ。どんなもんでしょうか(苦笑)


【追記】
 上で上げなかった教員についても見てみます。

アメリカは本当に日本を守るのか(川上高司・拓殖大学海外事情研究所所長)

 ググったところ、『米国の対日政策』(2001年、同文館)、『米軍の前方展開と日米同盟』(2004年、同文館出版)といった日米関係の研究者のようです。

『腹が減っては戦はできぬ、が・・・:食料安全保障の本質』(茂木創・拓殖大学政経学部准教授)

ググったところ『食料自給率という幻』(2011年、唯学書房)と言う本があるようですね。アマゾンの紹介を見る限り「自給率向上論に異論あり」ということのようです。もちろん自給率向上は楽ではないですし、さすがに「自給率100%は無理*3」でしょうが、「幻」呼ばわりはどうなんですかね。どんなに下がってもいいというわけにはいかないでしょう。
 読まないと何とも言えませんけど。

集団的自衛権、この些細で厄介な大問題(佐瀬昌盛拓殖大学客員教授防衛大学校名誉教授)

集団的自衛権:論争のために』(2001年、PHP新書)と言う著書があります。
2009年正論大賞受賞者であり、当然「産経文化人」にして「集団的自衛権行使容認論者」のわけです。


■国連COI報告書発表
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-ec58.html
 国連報告書が特定失踪者を拉致扱いすれば荒木は鬼の首取ったみたいに騒ぐでしょうから、騒がないという事はさすがにそんなアホな認定はしなかったんでしょう。

いずれにしても国連に物理的強制力はありません。

 問題は荒木の言う「物理的強制力」が何を意味するかです。「軍事攻撃」などとバカなことを言い出しかねないのが荒木です。それ国連がどうこう言う話じゃねえから。そんなリスキーなこと出来るわけねえだろ。

日朝交渉が今後実現したとしてもこの人権問題を取り上げれば北朝鮮拉致問題についての話し合いにも乗らなくなるかも知れません。

ま、そう言う意味では「拉致被害者救出」のためには強制収容所云々なんて問題は日朝交渉で持ち出すべきじゃないでしょうね。そういうのは「拉致被害者のいない国:欧米諸国」にでも任せればいいでしょう。日本が何でもかんでもやる義務はない。


■「特別調査班」設置ー調査会理事会開催ー
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-a7f0.html
 拉致の風化に焦ってる荒木が話題作りしてるだけでしょう。今更「特別調査班設置」って何を寝言を抜かしてるのか。

ただしこの組織はあくまで内部のものであり、活動内容や役員構成等については公開することにより調査に支障をきたすおそれがあるため非公開とします。

 だったら「特別調査班設置」などと外部に向かって、大げさに騒ぐ必要はどこにもないでしょう。これではまるでニュースバリューがないので「家族会に対して何かやってるというアリバイ作りをして、拉致被害者家族をだます」という意味では効果があるとしても、マスコミが報じることはないでしょうね。産経ですら報じないんじゃないか。

あわせて毎度のことですが、1万キロ現地調査等によりさらに財政状況が厳しくなっております。カンパ・「支援する会」へのご入会等ご協力何卒よろしくお願い申しあげます。

 だったらそんな調査するなと言いたいですね。物見遊山にしか見えん。しかし「財政状況が厳しい」と泣きが入るとは「10年経っても何の動きもないこと」でばかばかしくなった人々が巣くう会から去ってるんでしょう。


宮崎県警のビラ
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-dd51.html

 以下は昭和60(1985)年頃に宮崎県警・宮崎南警察署の名前で配布されたビラの内容です。

 要するに「北朝鮮スパイ、密航者の疑いのある人を見かけたら警察まで通報を」と言うビラですがここから「1985年時点で北朝鮮拉致を認識してたはずだ」と言える荒木は無茶苦茶すぎ。「スパイ=拉致」ではないんですが。

 先程衆議院予算委員会三宅博議員*4が質問に立ち、昭和52年の宇出津事件(久米裕さん拉致)などを取り上げ「政府は北朝鮮による拉致事件を知っていたのか」と質問しました。これに対し答弁を求められた(中略)古屋拉致問題担当大臣国家公安委員長は当時は警察も分からなかったとの認識を示しました。本当に分からなかったとしたらこれは当時の警察や政府の大変な不作為ですが、古屋大臣の立場では不作為を認識していたとしても(おそらくそうだと認識しているでしょうが)「分かっていましたが何もできませんでした」とは答弁できないでしょう。

・何を根拠に荒木は古屋を嘘つき呼ばわりするんでしょうか?。古屋は安倍の側近にして巣くう会に近いはずの人間なのに。ま、巣くう会に都合の悪いことを言う人間は全て「嘘つき」なんでしょうが。
・三宅もどうせ聞くなら「1988年の橋本敦議員質問(始めて政府が公式に北朝鮮拉致疑惑を認めた質問)」を取り上げ『橋本議員の質問に当時の梶山静六*5国家公安委員長自治相や宇野宗佑*6・外相は始めて拉致疑惑を認めた。昭和52年の宇出津事件(久米裕さん拉致)など、拉致の発生は福田赳夫*7政権時代です。梶山大臣らが橋本氏に北朝鮮拉致疑惑を認めたのが竹下登*8政権時代です。その間、大平正芳*9鈴木善幸*10中曽根康弘*11内閣があるわけですが政府が北朝鮮拉致疑惑を認識したのはいつの内閣ですか?。竹下政権で始めて認識したんですか?。大韓航空機爆破事件犯人・金賢姫の逮捕で浮上した李恩恵*12問題で始めて認識したんですか?』とでも聞いて欲しかった(たぶん「恥ずかしいことですが李恩恵問題で始めて知ったのでございます」と答えるか、捜査機密を理由に答えないかどっちかでしょうが。それ以外の回答だと政治的に問題になるでしょう)。
 「事件発生当時(つまり福田赳夫政権時代)に知っていたか」と聞けば「知らなかった」と答えるでしょうし、実際知らなかったんじゃないか。あまり意味のない質問だと思いますね。


■羽生弘行さんに関する事後調査結果
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-b07a.html

現地で入手した『屋久町郷土誌(第1巻・村落誌・上)』から幾つかの事実が判明しました。

 郷土誌に普通「失踪者のこと」なんか書かないと思うんですがよほど平和な町なんでしょうね。だから失踪者のことが郷土誌に載る。

羽生さんが行方不明になった10月23日が果たして「椎の実」の収穫に適していた時期だったのかは疑問が残ります。

 でその疑問とやらを荒木はどう解消するんでしょうか。そもそも、仮に「椎の実の購入」という乗船した客2人の主張が嘘だとしてもそこからその客を即「羽生さん失踪の犯人」扱いするのは無茶苦茶ですし、ましてや「彼らは北朝鮮工作員だった」とするのはなおさら無茶苦茶です。


佐村河内守
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-b992.html
 佐村河内の例の詐欺(自分で作った曲でないのに自作だと虚言、耳が聞こえるのに全聾と虚言)から「山梨県警も山本美保さんのDNA鑑定を捏造していたのです!。佐村河内みたいに!」と言える荒木には絶句ですね。いつまでデタラメなことを抜かして美保さんの遺族の心をまどわし、山梨県警を誹謗すれば気が済むのか。しかし「警察相手に何年も誹謗中傷三昧」なんて荒木みたいなキチガイは見たこともないですよ。
 それにしてもこんなキチガイに「安倍が怖くて」名誉毀損で逮捕などの法的対抗措置がとれないのだから失礼ながら「山梨県警に同情する反面」、ミステリーで良くある「大物政治家の圧力に警察が屈服して犯罪もみ消し」なんて設定は事実としてあるんだろうなと思わざるを得ませんね。
 率直に言って荒木が「拉致問題における佐村河内」呼ばわりする山梨県警ではなく、荒木の方こそ「拉致問題における佐村河内」ですよね。荒木を告発する「拉致問題新垣隆」の出現があればいいのですがね。
 美保さんの件もそうなら「幼稚園児(松岡伸矢君)や小学校1年生(佐賀直香さん)が北朝鮮に拉致された」なんてのも悪質きわまりないデマとしか言いようがない。
 まあ、佐村河内の場合、「曲自体は悪くはない」のでしょうし、そう言う意味では害はない。荒木と一緒にするのは佐村河内に失礼な気がします。
 一方、荒木のデマ話の場合、こんなものにつきあったら金と時間の無駄です。空しさしか残らない。
 以上が一番言いたいことですが他の荒木の文章にも突っ込んでおきましょう。

(注:マスコミが)拉致問題など、情報はお役所からもらうばかり(ということはお役所に決定的にマイナスになることは報じない)というのはいかがなものでしょう。

 いやあ、荒木が今の拉致報道に相当、不満を感じてることがわかりますね。
 「お役所から情報をもらうばかり」とは「役所(警察、外務省など)以外の、俺達巣くう会の情報を記事にしろよ」ということであり、「お役所にマイナスになることは報じないというのはいかがなもの」とは、たとえば「俺達を信じて山梨県警をDNA鑑定捏造集団だと批判しろ」ということでしょう。まあ、まともな人間なら「そんなアホなことをやれるか、山梨県警名誉毀損で逮捕されかねんわ」「今後、県警に取材に応じてもらえなくなるわ」の一言で終了です。


■59年
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/59-581f.html

1万キロ現地調査第19回の対象者のお一人、羽生弘行さんは昭和30年(1955)10月23日の失踪です。

 通説的見解では北朝鮮拉致は「1970年代から始まった」と見られています。勿論政府認定拉致被害者も全員1970年代以降の失踪です。にもかかわらず「1955年の失踪者」を北朝鮮拉致の疑いと放言できる荒木には呆れます。まあ、荒木の場合「幼稚園児(松岡伸矢君)や小学校1年生(佐賀直香さん)が北朝鮮に拉致された」だの「小泉訪朝後にも北朝鮮拉致がある」だの「山梨県警が山形の海岸で遺体発見と発表した山本美保さんは北朝鮮拉致被害者。県警は故意に捏造発表した」だの「米国政府は北朝鮮拉致認定していないが米国人デビッド・スネドンさんの失踪は北朝鮮拉致」だの言いますのでこの程度ではもはや俺は驚きませんが。よく家族会もここまで怪しい男・荒木とつきあえるモンです。俺だったらあほらしくてつきあいきれませんよ(もちろん蓮池透氏なんかも途中でそう思ったからこそ救う会批判を始めるわけです)。
 まあ、荒木は「椎の実の買い付け」に高知から来たという男性二人を拉致犯人と疑ってるようですが、疑う根拠は「椎の実なんて口永良部島の特産じゃない」「椎の実なんて高知にもあるんじゃないか」ってだけですからね。その程度で拉致と疑われてはたまったモンじゃないし仮に百歩譲ってこの「二人による拉致(誘拐)」だとして北朝鮮と関係があると見なす根拠もない。
 この二人の身元もわからない。「ないない尽くし」では何も出来るわけもない。


拓殖大学「国際講座」
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-e0a8.html
 元自衛官や現役自衛官を呼んで「離島(尖閣)防衛」を語らせるのが拓殖大学の「国際講座」だそうです。普通は外交的解決を論じると思いますけどね。


■「拉致問題北朝鮮工作活動に関する情報シート」についてご協力お願い
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-e6bb.html
 既に800人も特定失踪者をでっち上げてるのに何人でっち上げれば気が済むんだと言いたいですね。
 そもそもこんなシートをつくったところでどれほどの人間が相手をするか疑問ですが。今までさんざん「失踪事件ありませんか?。我々が拉致かどうか判定して差し上げます」と宣伝してるわけですからね。

情報の信憑性についてはご自分で判断せず、そのままお送り下さい。

要するにどんなに怪しいガセネタでも北朝鮮拉致にでっち上げるという話です。


■第19回1万キロ現地調査(種子島屋久島)概要と調査結果について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/191-a537.html
 種子島屋久島のような交通の不便なところで拉致などやるとは思えませんし、そもそも荒木の主張には何の根拠もありません。いわゆる『九州南西海域工作船事件』など九州地域での不審船を理由に拉致だ何だというのはこじつけでしかありません。

日高満男(ひだか みつお)さん
日高さんは失踪当時漁師をしていた訳ではなく、知人宅に居候しながら建設関係の仕事を続け、失踪当日は知人の持ち船を借用して釣りに出かけたことが判明した(これまでは仕事で漁に出ていたものと思われていた)。

意味がわかりませんね。「これまで思われた」ってそれ単に荒木が知らなかっただけでしょう。警察はそんな事は把握してると思いますよ。

 今回、当時の知人で船の持ち主だった男性が西之表市に在住されていることが判明し、御家族共々当時の状況についてお話を伺おうとしたが、面会はかなわなかった。日高さんはこの男性に声をかけられて諏訪之瀬島に行っており、父親からは反対されていたという。反対を押し切って諏訪之瀬島に行った理由の調査も必要であると思われた。

・いやいや反対されたって「反対の理由が筋の通らないこと」だと思えば、子どもじゃない、いい大人なんですから釣りに行くでしょう。むしろ何で反対したのか聞きたい。
・「面会はかなわなかった」ってのはどういう意味なんですかね。荒木がアポなしで訪問したから会えなかったという話なのか、「もう警察には全て話したから荒木の相手なんかしたくない」ということなのか。
・まあ、面会したって何もわからないでしょう。
・荒木の書きぶりでは何だか「この知人氏」を拉致の共犯とでも疑ってる節があるように思いますね。知人氏が荒木に会わなかったのもその当たりが理由なのかも知れないですね。俺だったら「根拠もないのに自分を拉致の共犯扱いするような男」とは絶対会いたくないですから。

羽生弘行(はぶ ひろゆき)さん
失踪日:1955(昭和30)年10月23日

無茶苦茶ですね。拉致は「1970年代から始まった」というのが通説的見解です。

失踪当日、高知県から訪れた3名の男女のうち、男性2名(親子)が口永良部島に「椎の実を買い付けに行くため」という理由で羽生さんに頼んで船を出してもらうことに(中略)なった。
(中略)
 『なには丸』の失踪後、高知県に居ると思われる男性親子の関係者からは一度も失踪に関する問合せや連絡はないとの事*13だった。
(中略)
 当時この地域に住んでいた人に確認したところ、「口永良部島で椎の実が特産ということはなかった」とのこと。昭和30年当時とは言え高知から遠路屋久島に渡り、さらに口永良部島まで行って椎の実を取って帰るのが商売になったとは考えにくく、あらためてこの同乗者についての調査が必要であると感じられた。

やれやれですね。この程度の事で「拉致の犯人で北朝鮮工作員」扱いされては「高知県から訪れた男性2名(親子)」も迷惑千万でしょう。
「椎の実」云々が仮に事実でないとしても、それが「失踪は拉致」に直結するわけもない。
大体「調査」って一体何をどう調査するのか。今更同乗者の身元がわかるとも思えません。まあ、身元がわかっても「拉致の犯人であることが判明」なんてことはないでしょうが。

種子島での現地調査終了後、地元の方のご配慮で宇宙センターの見学を行った。
(中略)
施設に入ってみてセキュリティが甘いことを実感した。偽名でも事前に登録すれば見学ができる。
(中略)
北朝鮮工作員や協力者がここで情報を収集しようとした可能性もある。あらためて警鐘を鳴らす必要があるかも知れない。

アホかとしか言いようがないですね。宇宙センターだって情報保全には十分な注意をしているでしょう。
観光で見学できるような所には重要な情報なんかないでしょうし、一方、「重要な情報があるところ」は厳重なセキュリティがあるでしょう。
「偽名でも見学できる」って荒木一味はわざわざ「偽名」で見学を申し込んだんでしょうか。変な奴らです。
大体「観光の見学コース」レベルで「厳重なセキュリティ(例:免許証などでの身元確認)」なんかかけたら「客も迷惑だし、宇宙センターも手間が面倒」です。観光地でそこまで厳重なセキュリティなんてまずないでしょう。


■馬渡事件と同時期の新証言
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/02/post-34c7.html

市川修一さん・増元るみ子さんの拉致された鹿児島県吹上浜(中略)とは反対側の大隅半島東串良町で昭和46年10月頃ドライブ中の男女が襲われたとの情報提供がありました。
(中略)
 この事件は同年10月2日、薩摩半島南端近くの頴娃町(現在の南九州市)馬渡海岸で工作員が捕まった事件とほぼ同じ時期であり、東串良町の北は2か月後の昭和46年12月30日、園田一さん・トシ子さん夫妻が失踪した大崎町です。

 で例によって例の如く「東串良町の事件は北朝鮮工作員の犯行ではないか」と根拠もなく荒木ら巣くう会一味がほざくわけです。
 「馬渡海岸」云々なんてことで「東串良町の事件は北朝鮮工作員の犯行」なんて言えるわけもない。 園田夫妻の失踪にいたっては政府認定拉致でも何でもなく『巣くう会認定の特定失踪者』なんだからこんなことを理由に「東串良町の事件は北朝鮮工作員の犯行」なんて言えるわけもない。
 まあ、園田夫妻の失踪は確かに謎ですが、一さんが53歳、トシ子さんが42歳という年齢を考えると、仮に犯罪に巻き込まれたのだとしても「それは北朝鮮拉致じゃないんじゃないの?」という感じがしますね。蓮池さん夫妻も地村さん夫妻ももっとずっと若いわけで「50代の夫と40代の妻の失踪」ってのはねえ。
 まあ、百歩譲って『東串良町の事件』が北朝鮮工作員の犯行だとして未遂ですからね。今更騒いで何がどうなるのかと思いますね。当事者も「怖くて犯人の顔を覚えてない」というんじゃどうしようもないでしょう。


■加藤義美さん失踪についての疑問
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-8655.html

なぜ警察はこれを事件ととらえなかったのだろうかということです。

 加藤さん失踪を事件(荒木の言う事件とは拉致ないし殺人であって事故や自殺は含まないのでしょうが)と見なす根拠がなければ事件とはみなさないでしょう。ただそれだけの話です。
ましてや荒木のように「北朝鮮拉致」だのと証拠もなしに言うのは正気の沙汰ではありません。

加藤さんは泊まっていた作業台船から宮之浦の市街に同僚と飲みに行き、その後途中で別れてタクシーで港に戻った
(中略)
加藤さんは酒が強く、周りを引き留めても飲むようなタイプだったとのこと。その加藤さんが自分から先に戻るというのも不思議です。

何がどう不思議なんでしょうか。「体調が悪い」「今日は酒を遅くまで飲む気持ちになれない」など、いくらでも先に帰る理由は考えられるでしょう。
「先に戻ったのは誰かと会う約束があったからでそいつが拉致犯人(北朝鮮工作員)」とでも想像してるんでしょうか?。根拠がなければ想像は「ただの妄想」でしかないですが。


種子島屋久島の調査ご協力ありがとうございました
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-3e45.html

羽生さんの失踪は昭和30年(1955)

失踪年から言ってまず拉致ではないでしょう。政府認定拉致は全て1970年代の失踪です。

結果については後日正式に報告しますが、現場に行ってみてあらためて隠されていることがいかに多いか実感しました。

「隠されてること」なんか何もないでしょう。まーた荒木の妄想が大爆発なんでしょうね。


種子島での現地調査
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-ce2d.html

今回の調査には浄土真宗本願寺派の現地のお坊さんたちが事前の準備も含め大変ご協力して下さっています。

馬鹿な坊さん共がこの世にいるんですねえ。


■籾井NHK会長の発言について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/nhk-67f0.html
 荒木は河野談話否定派なのでタイトルだけで「籾井さんの慰安婦認識は間違ってない」と擁護するエントリであると理解できる。実際本文はそういう内容だ。
 なお、荒木以外の西岡(巣くう会会長)や島田(巣くう会副会長)も河野談話否定派であり、巣くう会は完全に「河野談話否定派の巣窟」と化している。
 もちろん「河野談話否定論」など、慰安婦に対する人権侵害(名誉毀損)であり、また国際社会に通用するわけがないがそれ以前に「そんな事を言えば拉致問題で韓国から協力が得られない」「そんな事を言えば河野談話否定派以外*14は巣くう会に協力しなくなり、拉致問題が右翼運動化し拉致の風化に拍車がかかる」くらいのことが「巣くう会や家族会」には何故わからないのだろうか?。「荒木、西岡、島田が河野談話否定論を放言し心ある人が家族会や巣くう会から距離を置く」という惨状をみかねたからこそ蓮池透氏は内部批判したのだが、その蓮池氏を支援するどころか、会から除名し、荒木らの暴言を野放しというのだから家族会(横田夫妻や増元など)の馬鹿さには心底呆れる。

 1980年代韓国が経済発展していたとき、私たち朝鮮屋*15の多くは「これでゆとりが出ればややこしいことは言わなくなるだろう」と思いました*16

 いや普通に考えて逆でしょ。荒木の考えはさっぱりわかりません。「ゆとりがなければ」不満があっても日常生活にいっぱいいっぱいで不満を言う気にはならないでしょう。今の中国で政府批判が起こってるのも「豊かになったから」と言う面は確実にあるでしょうね。毛沢東時代とかに不満が表面化しなかった理由の一つは「貧乏だから」でしょう。
 つうか「ややこしいことを韓国が言う」のは「河野談話なんか撤回する」「韓国が反対しても靖国参拝する、参拝して何が悪い」と安倍がバカ言うからでそういうことがない時期(例:橋本*17、小渕*18など安倍以前の自民党政権)はこんなもめ事はなかったんですけどね。何で荒木たちウヨは、韓国に責任転嫁できるのか。

目先の摩擦を恐れず毅然とした姿勢を保つことこそお互いの理解を深めると思います。

むしろそういうことを言いたいのは韓国の方でしょう。実際、後で紹介する朝鮮日報コラムはそういうことを言っています。どれほど荒木は言ってることがずれてるのか?
参考

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/29/2014012900663.html
朝鮮日報『【社説】行動を怠った被害者が「挑発する日本」を作った』
(上略)
 (注:安倍が靖国参拝したり河野談話撤回論を唱えたりする)このような状況の中、韓国も自らの問題を振り返らざるを得ない。ソウル大学李泰鎮*19イ・テジン)名誉教授は27日、ソウルで開催された東北アジア歴史財団主催の学術会議で「韓国の学界は日本による侵略主義の思想的な基盤をしっかりと研究してこなかった。これは被害者の職務怠慢だ」と主張した。李教授によると、安倍首相は靖国神社参拝に先立ち、昨年8月13日に吉田松陰の墓を参っていた。吉田松陰とは「日本は韓国を征服すべき」と主張する「征韓論」の元祖だ。韓国の学界やメディアは安倍首相によるこの墓参りにさほど注目しなかったし、また松陰についてそれほど詳しい人間もいなかった。李教授は「安倍首相は自らが最も尊敬する人物として吉田松陰の名を挙げている」とした上で「侵略主義を打ち立てた松陰について、韓国の学界では研究されたことがほとんどない。そのため日本はしっかりと反省をしなくなった」と自責の念を込めて指摘した。
 ドイツ議会は27日、アウシュビッツ収容所解放60年記念行事を開催し、これにはメルケル*20首相も出席した。ドイツが日本と異なり反省を繰り返すのは、ナチスによる被害者たちが執拗かつ徹底してナチスの犯罪を追及してきたことも理由の一つだ。ユダヤ人団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」がここ数十年の間に法廷に立たせたナチスの戦犯は1100人を上回る。この団体はわずか1年前まで戦犯の一人を懸賞金を懸けて世界に指名手配し、最終的にその身柄を拘束した。
 被害者が動かなければ加害者は自らの犯罪を忘れる。その被害者とは日本の帝国主義により最大の被害を受けた国である韓国のことだ。われわれはこれまで日本の帝国主義の蛮行を追及し、その責任者を一人でも明らかにしただろうか。これは自問自答せざるを得ない深刻な問題だ。韓国版「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が1カ所でもあれば、日本は今のような状態にはならなかったはずだ。
 韓国政府と東北アジア歴史財団は28日「日本の帝国主義による侵奪の蛮行史」をテーマとする国際的な共同研究を推進すると発表した。今後は中国や東南アジア諸国からオランダ、英国、米国に至るまで連携の範囲を広げなければならない。50年、100年単位の目標を立て、日本の帝国主義の根源とその後継者に対する追跡を続け、その実態を詳しく明らかにしなければならない。それは圧政を拒否し自由を求めてきた人類の歴史に対するわれわれの義務でもある。それができれば韓国と日本もドイツとイスラエルのように健全で正常な関係、未来について語り合える関係を築くことができるはずだ。


■現地調査中種子島で集会・鹿児島報告会では新情報も
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-ec3e.html

記録があるわけではないので分かりませんが、種子島での拉致問題の集会は初めてではないかと思います。

何で記録がないんでしょうか?。「特定失踪者問題調査会(荒木が代表)」でやったかどうかわかならいんでしょうか?
「巣くう会」でやったかどうかわからないんでしょうか?(荒木は元事務局長)
そこまでいい加減な団体なのかと疑いたくなりますね。まあ、普通に考えて種子島なんかで集会はしないでしょうけど。


■1万キロ現地調査第19回(鹿児島県 種子島屋久島)概要
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/119-9034.html
 種子島屋久島で拉致なんかしないと思いますけどね。交通が不便だから。まあ、後で報告がでたら改めて突っ込みます。


■田母神さんから呉克烈へのメッセージ
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-62e1.html

(注:都知事選に立候補した)田母神さんの賛同者に名前を入れさせていただきました。私にとっては空幕長*21時代に幕長室でお会いしており、その後解任されたのを良いことに(?)予備役ブルーリボンの会*22の顧問になっていただきました。

まともな人間なら田母神とはつきあいませんが荒木は極右でありまともではないのでこうして親密交際し、「都知事選応援者にも名前を連ねる」わけです。「荒木、島田、西岡」と「巣くう会関係者が極右揃い」だったことが今の拉致敗戦を産んでいると改めて思います。なお、この田母神メッセージは「2012年1月」と2年も前の話ですが今更荒木が持ち出すのは「都知事候補者としての田母神への応援」のつもりでしょうか?
 ちなみに田母神支持者は荒木以外も
石原慎太郎*23・維新の会共同代表」
平沼赳夫*24・維新の会国会議員団長」
慰安婦への暴言であの維新の会すら党から除名にした西村眞悟
成田闘争ごね得呼ばわりして麻生内閣国交相引責辞任した中山成彬*25
南京事件否定論者の古株・阿羅健一*26
つくる会初代会長・西尾幹二」「つくる会二代目会長・田中英道」「つくる会5代目会長・小林正」「つくる会6代目会長・藤岡信勝
「極右放送局・チャンネル桜社長で田母神が代表を務める右翼結社『頑張れ日本!全国行動委員会』幹事長の水島総
「極右結社『日本世論の会』『正論の会』の代表・三輪和雄
「田母神が防衛省から追放されるキッカケをつくったアパ大賞主催者の元谷外志雄アパホテルグループ総帥)」などとトンデモ極右オンパレードです。俺が名前を知らない人間も勿論いますがまあ、田母神支持者なんて極右以外の何物でもないでしょう。保守でもある程度まともな人間なら舛添か細川支持でしょう(場合によっては舛添、細川は信じるに足らずとして宇都宮支持という保守の方もいらっしゃるかもしれない)
 この中に「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会(守る会)副代表」三浦小太郎も入っているのには爆笑しました。まともな人間なら田母神支持者として、西尾幹二ら極右と一緒くたにされたくないでしょうが三浦にはそんな常識はないわけです。「安倍の参院選勝利」で「我が世の春が来た」とばかりに、「参院選勝利前までは穏健保守ぶっていた」極右・三浦のたがは完全に外れてしまったようです。
 「田母神支持表明」という「守る会副代表」三浦の暴挙を黙認するなら「id:noharra川人博萩原遼らが参加する守る会」も所詮その程度のゲス右翼の集まりと言う事でしょう。まあ、前からid:noharraらの守る会はゲス右翼集団だと思ってますけど。
・ああ、それとこの「賛同者」の中に「イリハム・マハムティ(日本ウイグル協会代表、世界ウイグル会議副総裁(アジア太平洋地区担当))」がいることには心底呆れました。以前からイリハムは「ペマ・ギャルボのように」公然と日本ウヨに媚びてるので、彼の田母神支持表明は何ら意外ではありませんが、「チベットのペマ」と言い「ウイグルのイリハム」と言いどうしようもないバカです。
 以前も指摘しましたが日本のチベット支持者はこういう「日本ウヨに媚びて自分らの属する民族や団体の評判を落とし、かつ南京事件の被害者などを侮辱すること」になる「中国少数民族運動家(ペマやイリハム)の愚行」について少しは批判したらどうなんですかね。まあ、あまり期待してませんけど。
・拉致関係で何かメッセージを出すなら「トップの金正恩」でしょうが、「軍高官(国防委員会副委員長)とは言えナンバー2でも何でもない呉氏」に

拉致被害者を救うために、そして北朝鮮人民を救うために行動を開始していただきたい

などというメッセージなんか送っても意味はないでしょうに(そもそも田母神の言う「行動」の意味もわかりませんが後で小生が述べるように「クーデターのそそのかし」でしょうか)。まさかと思いますが「金正恩打倒のクーデター」でも田母神や荒木は期待してるんでしょうか。まあ、ありえないですけどね。別に田母神メッセージなんかなくてもクーデターなんかやらないでしょうが「クーデターをやれ、応援する」と田母神に言われてやれるわけもないでしょう。
 田母神メッセージは秘密のメッセージじゃないんですから、金正恩君にも伝わってるわけです。

 私は元日本国航空自衛隊航空幕僚長として日本の空軍を率いた経験を持っています。呉克烈大将ももかつて北朝鮮の空軍を率いた経験を持つので、我々はお互いに空の勇士であると思います。
我々は軍人同士であり、軍人は何が正義であるかはお互いに理解しあえる関係であると思います。

 呉氏に限らず、よほどのキチガイでない限り田母神とわかり合えたりはしないし、そもそもあんなキチガイとわかりあいたくもないでしょう。


■「認定の有無にかかわらず」から1年
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/1-5acf.html

「自らの政権で拉致問題を解決する」との総理の決意にもかかわらず、この1年間拉致問題に関する特段の進展はない。

 まあ、おっしゃるとおりです。特定失踪者などと言う寝言を言う荒木には政府批判する資格はかけらもないと思いますが。

私たちも安倍政権で拉致問題を進展させてもらいたいと思うが、現状でそうなっていないのはシステムに欠陥があるからである。
(中略)
例えば国内における拉致実行犯・協力者の摘発はかなりの部分がわが国の主体的努力で可能と思われる

 可能なわけないでしょ。「証拠がないから逮捕できない」というのがどうやって「解決可能」なんですかね。そもそも「証拠がないから逮捕できない」なんてのは安倍が首相になれば解決する類の問題じゃないでしょう。安倍を「シャーロック・ホームズエルキュール・ポアロ」、「明智小五郎金田一耕助」といった名探偵か何かと勘違いしてるんでしょうか。

国民の皆様へ
 あらためて拉致問題に関わる可能性のある情報を調査会にお寄せいただきたい。

 そんな情報はないですよ。俺もそうですが拉致に限らず、そうそう「犯罪を目撃した」などという衝撃の事実に出くわすことは普通まずありません(「犯人に襲われて最悪殺されたり」そこまで行かなくても「犯罪を見たことがトラウマになって夜うなされたり」「警察の取り調べやマスコミの取材で疲れ果てたり」などすると嫌なので出くわしたくないですが)。
 まあ、出くわしても「小泉訪朝からもう11年」経ってるわけです。既に「拉致を目撃したと思う」などの「信憑性の高い情報」は政府の元に集まってるでしょう。今後集まるのはゴミみたいな情報でしょう。「信憑性の高い情報が幸いにも集まる」なんてことはないでしょう。今後やるべき事は「情報集め」ではなく「情報を元にした北朝鮮との交渉」でしょう。
 まあ、荒木の場合「幼稚園児の拉致や小泉訪朝後の拉致すら主張する馬鹿」ですから、「北朝鮮が叩ける情報なら何でも良くて」、情報の信憑性などはなから無視してるわけですが。

警察・海上保安庁公安調査庁自衛隊・内閣調査室*27など、公的機関*28に関係する皆様にも同様情報収集へのご協力をお願いしたい。

 「ご協力」をお願いされても誰も協力などしないでしょう。そもそも役人が「組織の統制を無視して勝手に動いたら」それこそ大問題です。この荒木の文章は文脈から見て「組織へのお願い」ではなく「組織に所属する個人へのお願い」であって、異常きわまりない代物です。
 つうか、これは「安倍政権が信用できない」と言ってるに等しい発言で正直「荒木は安倍信者じゃないのか?。さんざん安倍を持ち上げてただろ」と驚きです。
 よほど安倍の巣くう会対応が不満なんでしょう。安倍も首相になれば荒木ほどの無茶苦茶な奴にはつきあえないし、かつ安倍にとっては「靖国参拝特定秘密保護法、消費税増税改憲」など「拉致以上に動いてる問題」のほうが拉致より大事なんでしょう。

メディアにはこれまでも情報収集や発信について大変お世話になっているが、近年拉致問題の報道は単に量だけでなく質的にも低下し、多くの報道が「昔起きた可哀想な家族と被害者の物語」になってしまっている。未認定の拉致被害者に関する報道も極めて僅かである。

 「未認定の拉致被害者(つまり特定失踪者)に関する報道」なんてものが少ないのは当たり前でしょう。特定失踪者なんてガセネタですから。
 それにしても荒木が

近年拉致問題の報道は単に量だけでなく質的にも低下

とぼやいてることが興味深いですね。荒木すら「拉致の風化」を認めざるを得ないわけですが、まあ、この「拉致風化状況」はどうにもならないでしょう。「拉致は今や新聞・雑誌の部数もテレビ・ラジオの視聴率もとれないから」です。といって今のメディアに「部数や視聴率がとれない問題」を地道に追及していく人間はまずいないでしょう(それがいいとは言いませんが)。
 また「この問題を部数や視聴率がとれなくてもまともに扱おうと考えるようなまじめな人間」は仮にいたとしても荒木の寝言(特定失踪者など)なんか相手にする気はさすがにないでしょう。
 結局、荒木好みの報道をするのは今や「荒木と同レベルの極右メディア(産経など)」に限られるし、その結果「拉致の風化がさらに進行する」わけです。「拉致の風化を避けたいなら」
1)視聴率や部数がとれるようにすること、つまりは「拉致問題に変化を産むこと」「対北朝鮮外交で拉致問題を前に動かすこと」か
2)家族会が荒木一味(巣くう会)の寝言(特定失踪者など)を斬って捨て「まともなジャーナリストに取り扱ってもらうようにすること」のどちらかしかない
でしょうが、その選択肢はもちろん「制裁や軍事力行使で北朝鮮を潰すことしな頭にない」アンチ北朝鮮・荒木一味(巣くう会)にはありませんし、「荒木一味のパペットと化した家族会」にもありません。


■申東赫氏のこと
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-2889.html

申東赫の話を直接聞いたとき印象に残っているのは味覚という感覚がないという話でした。

 言ってる意味がさっぱりわからないんですがよほどまずい食い物を食ってたんですかね。しかしそれでも「味覚という感覚がない」なんてことはないんじゃないかと思いますが。


■高齢化
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-d42f.html
 松木薫さんのお母さん(ご病気の上90歳を超えていたので以前からいつなくなってもおかしくない状況でしたが)がなくなったことが無念だという荒木。
 だったら無意味な制裁路線を辞めて交渉路線に切り替えるべきだし、横田夫妻に「お元気な内にお孫さんに会いに訪朝した方がいい」と言ったらどうなんですかね。心にもないお涙頂戴も大概にして欲しいもんです。でそのお涙頂戴の結果はただの北朝鮮叩き(全て北朝鮮が悪い)なんだから呆れて物も言えませんね。

今日のNHK「ニュース9」ではご家族の高齢化について報じるそうで、「しおかぜ」についても流れるとのこと。まあNHKですから特定失踪者のことは報じないでしょうが

特定失踪者なんて寝言はNHKに限らず、民放も新聞も報じていません(産経のような極右系を除く)。荒木は全く馬鹿野郎です。NHK経営委員に安倍が極右の百田尚樹長谷川三千子を送り込んだからそういう事をしてくれると荒木は期待してるのかも知れませんがそういうことはさすがにないんじゃないですかね。

ポスターを作るのもコンサートをやるのも結構ですが、それがメインであるならば、要は政府は何もせずに被害者や家族が死んでしまうのを待っているのではないかという思いがこみ上げてきます。「自分の内閣で拉致問題を解決する」と言っている安倍政権がそうであるならば罪はこれまでの内閣以上に重いと言わざるを得ません。

じゃあ荒木は安倍に何をやって欲しいのか。本格的外交交渉なら正論ですがどうせ「制裁で潰せ(中国の支援がある以上、無理でしょう)」だの「軍事攻撃で潰せ(リスキーすぎてそんなことはできません)」だの馬鹿げたことしか言わないんでしょう。
 荒木がここに来て安倍に批判的な事を言うのは「巣くう会の主張が思ったほど採用されてない*29」「飯島訪朝後、拉致についての安倍の動きがまるで見えず拉致は風化する一方、マスコミも全然拉致について報じない」「むしろ安倍は靖国参拝特定秘密保護法など拉致以外の事で一生懸命」「それでも『安倍は拉致に取り組め』と言った声は起きず支持率は今だ50〜60%台と最近の総理としてはかなり高い*30」といったことに「このままでは俺達の政治力衰退は止まらない」「安倍は俺達を適当にあしらうつもりだ」「今まで俺達が安倍を持ち上げまくったので安倍は俺達が安倍批判出来ないと舐めてるんじゃないか」と焦り、いらだち始めてるんでしょう。
 で「河野談話撤回をしない安倍に焦り、いらだち始めてる島田洋一」のように「まだまだぬるい」とはいえ安倍に批判的な事を言い始めたと。またスナヨさんの死去を騒いで世論の北朝鮮への反感を高め巣くう会の政治力を少しでも高めたいと。
 でも、もう手遅れでしょう。拉致はもう風化してる。昨日のニュースも「都知事選」や「自衛隊艦船に寄る釣り船沈没事故」などが大きく扱われておりスナヨさんの死去など大して大きく扱われていない。「世論やマスコミがそうであること」の是非はともかく、飯島訪朝なぞ今世論やマスコミの話題になってないわけで、巣くう会がちょっとやそっと安倍批判してもどうにもならない。状況を変えるには「本格的安倍批判」すべきでしょうが、まあ、それはできないでしょう。今まで安倍を持ち上げたのは何だったのかと言うことになるし、安倍のような男を下手に敵に回せば巣くう会を潰しにかかって来るでしょう。安倍を完全に敵に回す覚悟は巣くう会にはないでしょう。安倍のような極右を持ち上げ、左派、中道を敵視してきたのが巣くう会ですから。
 与野党の「反安倍・非安倍」の極右勢力(維新の会とか)と手を組んで、安倍批判が成功する目もあれば、荒木もそうするでしょうがそんな目は少なくとも当面はないでしょう。


■海外事情26年1月号
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/261-bc17.html
 執筆者の一人が学者でも何でもない極右(産経記者)の黒田勝弘ってのが拓殖大学らしいですね。


■羽生弘行さんに関わる情報について
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-f666.html

特定失踪者羽生弘行さんの情報に関し、月末の現地調査の準備過程で訂正されるべき箇所が出てきましたのでお知らせします。
失踪日(誤)昭和31(1956)年10月23日→(正)昭和30(1955)年10月23日

 やれやれですね。
1)「マジで1年勘違いしてたのか」
2)「さすがにそこまでは酷くなく、単なる誤記」かは知りませんが、お粗末すぎますよね。
 なお、通説的見解では「1970年代(昭和40年代)から北朝鮮拉致は始まった*31」ので羽生さんの失踪が北朝鮮拉致である可能性は極めて低いでしょうね。


■「認定の有無にかかわらず」から1年(戦略情報研究所Sセミナー第9回)
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/19-012d.html
 何度も言いますが「拉致認定の有無にかかわらず」、つまり特定失踪者も救出の対象と考えるという安倍内閣の方針はばかげています。「救出の対象」なら拉致認定すべきだし、拉致認定できないなら救出の対象になるわけがない。結局「政府、与党内部の反対」で特定失踪者を拉致認定できないが「巣くう会の面子をたてるため」こういう馬鹿げた方針ができたわけです。
 よくこんなふざけた方針に「政府認定拉致被害者の家族たち(増元や横田夫妻など)」は怒り出さない物です。

昨年1月25日、安倍政権は新たな拉致問題対策本部を設置、(中略)それから間もなく1年が経過しますが、拉致問題に進展はありません。総理自らが「自分の内閣で拉致問題を解決する」という意志を明らかにしている安倍政権で拉致問題が動かないなら何を信じれば良いのか、家族にも懸念の声が高まっています。

 安倍に解決する意思があるか疑問ですが、「意思があれば何でもかなう」わけじゃないですから。
 「野球選手になりたいと思えばみんなが野球選手になれる」わけじゃない。方法論が間違ってればどんな物事でも失敗します。

まもなく行われる圭運丸事件(昭和42年、北海道)の告訴(札幌地検の意向により、当初の告発をより強い意味を持つ告訴に切り替えます)に関する報告も行います。

 強いも弱いもないと思いますけどね。ちなみに「被害者やその遺族がやるのが告訴で、第三者がやるのが告発」です。殺人事件について、別に「第三者が告発したっていい」わけです。ただ「遺族が事故と見なしてるのに巣くう会が殺人だと騒いでそれに検察がつきあわされるんじゃばからしい」から検察は「告訴への切り替え」を「お勧め」しただけでしょう。もしかしたら「告訴に切り替えようとしたら遺族が『事故を殺人とか抜かすな、バカ』と巣くう会に猛反発し、告訴どころか告発自体がぽしゃる」ということを検察も少しは期待していたのかも知れません。
 まあ、この事件は殺人ではなくてただの海難事故でしょうが。証拠もないのに、ただの海難事故を北朝鮮工作員による殺人と言える荒木の神経が度し難い。しかし告発ならともかく「告訴」ねえ。遺族はバカですよね。


■あらためて情報提供のお願い
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-c209.html
 何の「情報提供のお願い」かといえば「失踪者がご家族にいる方は1度特定失踪者問題調査会にご相談を、拉致かどうか判定し、拉致なら解決に協力します」という話です。「政府認定拉致被害者についての情報提供のお願い*32」なんてまともな代物では全くありません。
 もちろん「何でもかんでも特定失踪者認定して北朝鮮叩きに利用するとともに、失踪者のご家族から寄付金を巻き上げて私腹を肥やそうという算段」ですから相談しない方がよろしい。
 「特定失踪者(拉致)認定する」と言う結論は最初から決まってるわけです。何せ「小泉訪朝後の失踪」「幼稚園児の失踪」すら特定失踪者認定するトンチキ、ウスラバカが荒木一味です。あげく「小山修司さん、山本美保さん」のような特定失踪者認定後に遺体が日本国内で発見される事態まで起こっています。
 失踪者ご家族からの情報を「虚心坦懐に判断して答えを出す」なんてわけではまったくない。
 金と時間の無駄です。
 警察のようなまともな組織に相談した方がいいでしょう。しかし既に小泉訪朝後11年間で「860名*33も特定失踪者をでっちあげた」のに何人でっち上げれば気が済むんでしょうか?。1000人とか2000人とか?。それどころか1万人越え目指してる?(さすがにこいつらに相談する失踪者家族も減ってるんじゃないかと思いますが)
 ぶっちゃけこいつらの特定失踪者認定は「失踪者ご家族から寄付金を巻き上げる詐欺で警察が摘発してもいい」とすら俺は思います。


■第19回現地調査報告会
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/19-aedd.html
 何せ報告会の場所が

会場:サンプラザ天文館鹿児島市東千石町2-30 TEL099-224-6639)

です。来るのは「地元マスコミ」と「全国紙の地元支局記者」が来ればいい方でしょう。でどんなに良くてもローカルニュース扱いが関の山でしょう。まあ、荒木の調査で何かわかるかといったら何もわからないでしょうからマスコミが報じる必要など本来ないでしょうが。


■本年もよろしくお願い申しあげます
http://araki.way-nifty.com/araki/2014/01/post-0ac6.html
 本年も「荒木和博と不愉快な極右仲間たち(巣くう会)」には「アホか」「バカか」「ふざけるな」などと罵倒させていただきます。よろしくお願いします。

調査会も10日で設立11周年になります。
(中略)
本当に現状の深刻さを痛感せざるを得ません。

 つまりは小泉訪朝とほぼ同時期に「特定失踪者問題調査会」はできたわけです。
 それも当然で「北朝鮮が拉致を認めない」との判断の下に当初は「比較的拉致の可能性が堅い人間」だけ「救いだそう」と主張していた荒木ですが「北朝鮮が拉致を認めたこと」で完全にたがが外れ、「小泉訪朝後も拉致がある」などとデタラメ言い始めたわけです。それがいわゆる「特定失踪者」です。
 しかし「小泉訪朝から11年経っても成果がないこと」を本気で深刻に思うのなら「責任を取って拉致関係の全役職から私、荒木は引退する」とか「調査会を解散する」とか言ったらどうなんですかね。ぶっちゃけ荒木一味なんか何の役にも立ってないわけです。
 まあ、成果がなくても「日本政府が悪い」「北朝鮮が悪い」と責任転嫁して自分は何の責任も取らないのだから荒木一味も本当に無責任でお気楽な連中です。連中の酷さに呆れた蓮池透氏は荒木一味批判を始めましたが家族会はそれを支持するどころか蓮池氏を追放するのだからそのバカさに心底呆れます。

横田めぐみさんのことが明らかになり、平成9年に救出運動が始まってから小泉訪朝で金正日*34が拉致を認め、5人*35が帰国するまでが5年半余りでした。

 平成9年に拉致が国民的に騒がれるようになって、平成14年に小泉訪朝で成果が出るまで「たった5年半」です。これは「外交的大勝利」といってもいいでしょう。にもかかわらず、その後の「巣くう会制裁路線」で「拉致敗戦」が始まり、今年で約11年です。「本当に現状の深刻さを痛感せざるを得ません(荒木の言葉)」がまあ、荒木は何とも思ってないでしょう。

 3年前からスタートした1万キロ現地調査では、日本国内の問題が改めて浮き彫りにされており、構造的な大変革が必要であることを痛感しています。

 もちろん「構造的な大変革の必要性」なんてものはありません。単に荒木が「特定失踪者の拉致認定など、自分たちの言い分を認めない日本政府はおかしい」と因縁つけてるだけです。言うまでもなくおかしいのは荒木一味です。

今年は第1四半期に山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件について日弁連人権救済申立の結果も出る予定です。

 美保さんの死体発見が山梨県警から発表されたとき(今から九年前の平成16年、当時は小泉内閣)からさんざん「山梨県警は嘘つきだ、DNA鑑定結果は捏造だ」「小泉第二次訪朝を有利にするための謀略、黒幕の一人は小野次郎首相秘書官」などと騒いできた荒木ですがつい「最近になって始めて」日弁連に人権救済を申し立て、その結果が「今年の第1四半期(1〜3月)」にでるそうです。
 本来ならもっと早く申し立てないとおかしいでしょうが、さすがの荒木もこんなデマ話を日弁連に持ち込むことに最近まで躊躇したのでしょうか?。荒木の心境が最近になって変化した理由は知りませんが、まあ、持ち込んでもせいぜい「確かにご遺体は美保さんではなくDNA誤鑑定の疑いがある」とか「遺体が美保さんかどうかはともかく警察がご遺族の不信を招いたのは問題。警察は誤解を解くようきちんとご遺族に説明すべし」と言う決定しかでないでしょう(そういう決定がでないで「警察に何の問題もない」という「警察大勝利、荒木惨敗」ということもありうる)。
 まさか日弁連も「拉致の可能性がある」なんて馬鹿な事は決定しないんじゃないですかね。そんな馬鹿な事を決定したら日弁連の信頼も地に落ちるでしょう。
 まあ、荒木の場合「誤鑑定の可能性がある(北朝鮮拉致の可能性については否定あるいは言及せず)」と言う日弁連決定に過ぎない場合でも「我々が正しかった、美保さんは拉致被害者だ」と強弁するんでしょう。また「鑑定に問題はない」と言う日弁連決定だったら「日弁連が警察の圧力で判断をゆがめたと言う事です」と警察と日弁連の悪口を言い出すんでしょうからある意味ばかばかしい話です。

安倍政権の「拉致認定の有無にかかわらず」という方針によって警察にも様々な動きがあるようです。

 特定失踪者も救出対象にするなんて本当に馬鹿げた方針ですよね。拉致認定できないんだったら救出対象にすべきでないし、救出対象にするなら拉致認定すべきです。
 そして荒木らの特定失踪者の中には「小泉訪朝後の失踪者」「遺体発見を山梨県警が発表した山本美保さん」「遺体発見を千葉県警が発表した小山修司さん(小山さんについては荒木も遺体発見を真実だと渋々認めています)」「4歳の幼稚園児・松岡伸矢君や小学1年生の女児・佐賀直香さん」なんて「明らかに拉致ではない(山本美保さんや小山修司さん)」「拉致の可能性は極めて低い(小泉訪朝後失踪、松岡伸矢君、佐賀直香さん)」ケースがあるわけです(普通に考えて幼稚園児や小学生の失踪は北朝鮮拉致ではないでしょう)。
 本当に荒木の言うような「動き(特定失踪者の拉致認定?)」があるのか知りませんがそんなことになれば拉致解決は不可能になるでしょう。ないことを強く望みたい。そういう馬鹿な動きがあれば批判を強める必要があります。
まあ、「拉致解決を不可能にすること」こそが「北朝鮮打倒論者」荒木の本心であり、荒木は拉致解決など何ら目指してないわけですが。
 蓮池透さんは著書や講演で「特定失踪者なんて事を言い出せば政府認定拉致被害者の解決が遅くなる」「本気で巣くう会は拉致解決の意思があるのか」と言い続けてきたのですがそういう蓮池氏の主張を当の「政府認定拉致被害者の家族(横田夫妻*36や有本明弘*37・家族会副会長、増元照明*38・家族会事務局長など)」が受け入れず「特定失踪者も拉致」という巣くう会の寝言を受け入れ、蓮池氏を家族会から排除するのだから本当に呆れます。
 家族会の面々の脳みそが俺には全く理解できません。

どういう形であれ前に進めば良い

まあ、そうですが荒木の手法では「拉致解決」は前に進まないし、荒木も「北朝鮮打倒こそが本当の目的」であり拉致解決を前に進める気はないでしょう。
 また「どういう形であれ」ときれいごとを言っても、蓮池透氏のように「日朝交渉で拉致被害者が取り戻せるのなら制裁緩和してもいいと思う。我々家族会は制裁による北朝鮮打倒を目指してるわけではない」という主張は敵視するのが荒木の訳です。なぜなら荒木が目指してるのは「北朝鮮打倒」であって「拉致被害者救出」ではないからです。「拉致被害者救出のために制裁を緩和する」という選択肢は最初から荒木にはありません。

自分たちの面子にとらわれず、しかし一方で根本的な問題にメスを入れていかなければならないと思っております。

 荒木ら巣くう会の「自分たちの面子にとらわれず、メスを入れるべき根本的問題」は「山本美保さんDNA鑑定捏造説」や「インチキきわまりない特定失踪者認定」など「拉致に関する巣くう会の数々のデタラメな主張」でしょう。もちろん荒木がそれらを「自分たちの面子にとらわれず、メスを入れるべき根本的問題」と認めないことは言うまでもありませんが。荒木の言う「メスを入れるべき根本的問題」とはあくまでも「日本政府や北朝鮮政府」など「巣くう会の外部」にしか存在しないのでしょう。
 また家族会の「自分たちの面子にとらわれず、メスを入れるべき根本的問題」としては「巣くう会の言うことを何故か盲従して恥じない家族会の体質」でしょう。その結果、「巣くう会批判をした」と言う理由で同志のはずの蓮池透氏を不当にも家族会から除名するのですから何度も言いますが本当に家族会とは愚かな組織です。

一方北朝鮮も昨年の張成沢*39処刑以来、内部に様々な動揺があります*40。ただしこちらも傍観していればこの20年間と同じように、周辺国のどこかが手をさしのべて、延命させてしまう可能性*41もあり、それは許してはなりません。

 意味がわかりませんね。巣くう会は建前では拉致被害者救出が最優先のはずなのに何で「北朝鮮打倒論」を唱えるのか。
 旧東ドイツのように平和的に崩壊すればともかく「イラクやアフガンのように内戦になれば」当然、拉致被害者の生命は危険にさらされる。つまりは、北朝鮮崩壊が拉致解決に役立つなんて事はないわけです。
 結局、荒木の本心は「北朝鮮打倒」という「右翼的野望」でしかなく、拉致被害者救出などどうでもいいわけです。
 まあ、延命も何も、「内戦など非平和的な崩壊を恐れる周辺各国」は荒木と違い北朝鮮の崩壊を望んではいません。
 たとえば「韓国は開城工業団地をやってる」し、中国、ロシアも公然と北朝鮮を経済支援しています。今後、北朝鮮がどうなるかはわかりませんが荒木の言うような崩壊の可能性は低いと見るべきでしょう。その上で問題解決のプランは立てるべきです。
 なお、周辺各国が危惧するように内戦など起こったら大変ですから崩壊しない方がいいと俺は思います。平和的な崩壊の可能性が見えてくればまた話は別ですが。もちろん荒木が「非平和的崩壊でも構わない」というトンデモ極右であることは言うまでもありません。


■公開銃殺
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/12/post-8d13.html
・まあ、「銃殺」でなく絞首刑だろうとギロチンだろうと何だろうと、「公開死刑」ってのは反人道的です。おそらく国際法でも禁じられてるんじゃないか。そういうのはやめてほしいもんですね。
・一方で日本のように「死刑が可視化されてない」と言うのも考え物です。もちろん「公開処刑しろ」と言う意味ではなく「死刑についての情報が全然公開されてない」ということですね。
 で、国民が死刑について何も知らないまま、勝手なイメージで「悪人は死刑になって当然」という安直な考えで死刑に賛成する。それも「公開死刑」とは別の意味で「おぞましい」「恐ろしい」ように思います。

11年前の10月15日、蓮池さんたち5人が羽田空港で専用機のタラップから降りてきたとき、下で彼らを見ていた私は「やればできるんだ」と思いました。救出ができると思っているから運動をやってきた自分ですが、それでもふとそんなことを思ってしまったのです。

 また心にもないことを。当時、荒木ら巣くう会一味(以下、荒木一味と呼ぶ)は「どうせ成果はないから訪朝するな」と言ってたはずなんですけど。
 ぶっちゃけ荒木一味は「拉致被害者救出が出来る」とはかけらも思ってなかったでしょう。単にアンチ北朝鮮の荒木一味が「北朝鮮が拉致を認めるはずがない」と思って「国交正常化妨害のネタ」として持ち出したに過ぎない。
 しかし北朝鮮が拉致を認め、5人を帰国させることによってもくろみが狂った荒木一味は「特定失踪者」というとんでもない捏造話をでっちあげるわけです。まあ、この捏造話によって「荒木一味の本心は北朝鮮打倒」ということが完全に丸見えになったわけです。

私自身も来年こそはしっかりと覚悟をもって望みたいと思います。

・荒木は「覚悟」なんてかけらもしてないでしょう。「覚悟」というなら「来年中に進展がなければ拉致問題の役職を全て辞め、故郷にでも引きこもりたい」とはっきり明言したらどうなんですかね。
 いや「小泉訪朝から11年経って何の成果もなくて申し訳ない」といってとっとと今すぐ役職全て辞任して田舎に引っ込んでくれてもいいんですけどね。何ら成果が出なくても「日本政府が悪い」「北朝鮮が悪い」と言って済ませてしまう屑が荒木です。
・そもそも拉致問題解決というのは「覚悟」などというくだらない精神論でどうにかなるもんじゃないでしょう。問題は解決するための戦略です。そして荒木一味には戦略を立てる能力はないし、それ以前に立てる意思がないでしょう。被害者を救出する意思なんぞ荒木一味にはないと言う事です。


■1万キロ現地調査第20回は愛媛・高知
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/12/120-7fff.html

ふざけているように思われるでしょうが「じぇじぇじぇ!」という思いを何度もしてきました。

 荒木が勝手に「山梨県警がDNA鑑定を捏造するなんて!。じぇじぇじぇ!」などとふざけたことを抜かしてるに過ぎません。こちらの方こそ「荒木の馬鹿さ」「荒木を幹部に出来る巣くう会の馬鹿さ」「そんな荒木とつきあえる家族会の馬鹿さ」に「じぇじぇじぇ!」です。

本当に、この国はどうなっているのでしょう。

 どうかしてるのは「この国」ではなく「どう見ても狂ってるとしか思えない荒木の頭」と「荒木のような狂人とつきあえる巣くう会、家族会メンバーの頭」です。

心ある警察・外務省・公安調査庁自衛隊の皆さんや報道関係の皆さんを含め、一人でも多くの方々のご協力をお願いする次第です。

 心ある人なら絶対に荒木に協力しないでしょう。頭のいかれたバカしか荒木になど協力は出来ません。


■永遠に0(ゼロ)
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/12/post-1e61.html

映画「永遠の0(ゼロ)」が話題を呼んでいます。私も先日観てきましたが、CGまで含めてなかなか見応えのある映画でした。

 原作者があの極右・百田尚樹で極右の荒木も大絶賛では見る価値はなさそうですね。 

さて、「永遠の0」なら見応えがあるのですが、「永遠に0」では話になりません。拉致の実行犯、協力者で逮捕されて刑に服した人間の数です。

 まあ、残念ながらもはや「永遠にゼロ」でしょうね。それがいいとは言いませんが今更逮捕なんか無理でしょう。よしんば逮捕したところで起訴できないでしょうし、起訴しても無罪判決しか出ないでしょう(そもそも実行犯が今も生きてるのかと言う問題もありますが)。そもそも一番大事なことは「拉致被害者の救出」であって「拉致犯行者の逮捕」ではありません。「拉致被害者の救出」が「永遠にゼロ」ではなかったことをまずは喜ぶべきでしょう。そして今気にすべき事は「犯人の処罰」などではなく、「小泉訪朝後、何の成果もないまま、小泉訪朝の成果(5人の拉致被害者とその家族の帰国)以外は『永遠にゼロ』で高齢化する拉致被害者家族が死んでいくこと」でしょう。

有本恵子さん拉致の実行犯八尾恵は「自分が有本恵子さんを拉致しました」と言って、本*42まで出しているのに全く法的措置はとられていません。

 やれやれ。本来告白する必要はないのに前非を悔いてわざわざ告白した人間「八尾恵氏」を逮捕しようなんて荒木は正気なんでしょうか。むしろ感謝すべきでしょうに。まあ、そういうふざけたことをすれば八尾氏は「証拠があるのか」と裁判で徹底的に争うんじゃないですかね。当然ながら「彼女が出版した本」なんぞで有罪判決はとれないでしょう。もちろん日本の捜査当局はそんな馬鹿な事はしないでしょうが。つうか一〇年前に出版された本のことで今頃「八尾を処罰しろ」と言い出すとはよほど荒木も精神的に追い詰められてるんでしょう。安倍は思い通りに動いてくれないし、八尾氏も思ったほど巣くう会に情報提供してくれないと。八尾氏が巣くう会と親密ならこんな暴言は吐かないでしょうから。

一方警察庁のホームページ(下記)を見ても分かるように拉致に関与した11人について逮捕状をとっていますが、全て北朝鮮など国外にいて、刑罰を科すどころか事情聴取もできない状態です。

それはもうどーしよーもないでしょう。北朝鮮が引き渡してくれればありがたいですが、たぶんないでしょう(なお、個人的には引き渡されても有罪判決がとれるかは正直微妙だと思っています。当人が罪を認めれば話は別でしょうが)。正直、処罰はあきらめてむしろ「被害者救出」に全力投球すべきでしょう。

日本国内に多数の拉致実行犯、協力者がいることはすでに明らかになっています。実際名前まで分かっている人間もいるわけですが、誰も捕まらないというのはどういうことでしょう。

 証拠がなければ逮捕できない、ただそれだけの話です。荒木と親しい元工作員当たりが「あいつは拉致の協力者だ」と言った程度のレベルではとても有罪判決なんかとれないでしょう。
 『逮捕、起訴し処罰できる』というレベルでは『日本国内に多数の拉致実行犯、協力者がいることはすでに明らかになっています』どころか、全然明らかではありません。

こういう結果になる理由は警察の能力や熱意の問題ではないということです。能力や熱意に問題があるのであれば、県警によって結果に差が出るはずですが、「0」ということは、構造的な問題であることの証拠です。

 荒木の言ってる意味がさっぱりわかりません。失礼ながら「能力の問題」でしょう。とは言え「北朝鮮拉致」なんて有罪に持っていくことが簡単にできるとも思えませんので俺個人は警察を批判する気はあまりないですが(ただし、被害者家族が警察批判するのは心情としてやむを得ないと思います)。
 逮捕できるのに故意に逮捕しなかった、警察上層部は何故か北朝鮮に甘いと「山本美保さんDNA鑑定捏造論」のような馬鹿な事を荒木は考えてるんでしょうか。日本広しといえども、荒木ほど酷い「警察をデマ中傷するバカ」も珍しいんじゃないか。


■圭運丸事件、告発を告訴に変更
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/12/post-dfcb.html
 こういうわけのわからない文章を書いて公表できる荒木は「悪い意味で」すごいですね。
 法律の専門家でもなければ「告発を告訴に変えた」と言われても「え、告発と告訴って同じ意味じゃないの?」「法律的に何が違うの?」と思うでしょう。
 でウィキペ「告訴・告発」を見たのですが「被害者*43やその遺族が逮捕や起訴を捜査機関に求めること」が「告訴」、「第三者(この場合だと例えば巣くう会)が逮捕や起訴を捜査機関に求めること」が「告発」です。どちらが有利なのか、それとも特に違いなどないのかはよくわかりません。


■田中実さん
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/12/post-d522.html

警察庁には「警察は間違いを起こさない。だから警察のやることは間違いではない。世論などは関係ない」という原則(?)があるようで、事実もそれにあわせないと気がすまないのではないかと思います。だからこそ山本美保さんにかかわるDNAデータ偽造事件も認められないのでしょう。
(中略)
 事実が全てです。そして本人を救出することが最優先のはずです。少なくとも組織の面子で優先順位を誤るようなことだけはしてもらいたくないと、切に思います。

いい加減うんざりですね。
むしろ

巣くう会には「巣くう会は間違いを起こさない。だから巣くう会のやることは間違いではない。警察発表などは関係ない」という原則(?)があるようで、事実もそれにあわせないと気がすまないのではないかと思います。だからこそ山梨県警による山本美保さんの死亡発表も認められないのでしょう。事実が全てです。そして本人を救出することが最優先のはずです。少なくとも巣くう会の面子で優先順位を誤るようなこと*44だけはしてもらいたくないと、切に思います。

の方が事実として正しいでしょう。荒木に言いがかりをつけられる山梨県警もいい迷惑です。荒木に「家族会やウヨ政治家」というバックがなければ山梨県警もとっくの昔に荒木を名誉毀損で逮捕してるでしょう。

*1:著書『社会主義市場経済の中国』(1994年、講談社現代新書)、『韓国経済入門』(1996年、ちくま学芸文庫)、『中国経済は成功するか』(1998年、ちくま新書)、『成長のアジア・停滞のアジア』(2002年、講談社学術文庫)、『新脱亜論』(2008年、文春新書)など

*2:著書『東アジア共同体は本当に必要なのか』(2006年、北星堂書店)、『東南アジアと中国・華僑』(共著、2012年、成文堂)など

*3:まあ、さすがにそんな非現実的な政党はないと思いますが

*4:維新の会所属の極右議員。元巣くう会兵庫役員

*5:竹下内閣国家公安委員長自治相、宇野内閣通産相、海部内閣法相、橋本内閣官房長官を歴任

*6:田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*7:岸内閣農林相、自民党政務調査会長(池田総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣経済企画庁長官などを経て首相

*8:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相などを経て首相

*9:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*10:池田内閣官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相などを経て首相

*11:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*12:現在で田口八重子さんの事と認識されている

*13:そりゃ普通問い合わせしないでしょう。単なる「船長と客」の関係でそこまでするわけがない。

*14:典型的には社民党共産党などの左派

*15:もちろん荒木とそのお仲間、つまりはウヨです。「朝鮮屋」でも和田春樹氏なんかはそんな事は考えてないでしょう。

*16:極右の藤尾正行文相が「日韓併合は双方の同意で行われた」と失言し韓国(当時、全斗煥政権)の抗議で中曽根首相に更迭されたのが1986年なのに何でそういう理解になるんでしょうか?

*17:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*18:竹下内閣官房長官、橋本内閣外相などを経て首相

*19:著書『朝鮮王朝社会と儒教』(2000年、法政大学出版局)、『東大生に語った韓国史』(2006年、明石書店

*20:コール内閣婦人・青年担当相、環境・自然保護・原子力安全担当相、キリスト教民主同盟(CDU)幹事長などを経て現在、首相

*21:正確には「航空幕僚長

*22:荒木が代表を務める巣くう会関係団体

*23:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事を歴任

*24:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相、「たちあがれ日本」党首などを歴任

*25:小泉内閣文科相麻生内閣国交相を歴任

*26:著書『【再検証】南京で本当は何が起こったのか』(2007年、徳間書店、2007年)、『日中戦争はドイツが仕組んだ:上海戦とドイツ軍事顧問団のナゾ』(2008年、小学館

*27:正確には『内閣官房内閣情報調査室

*28:荒木の上げる「公的機関」に何故か外務省が入ってないのが興味深い

*29:拉致実行犯の引き渡しを求めることを正式に方針として表明、など採用した部分もありますが、特定失踪者は拉致認定されませんでした

*30:もちろん「どちらかというと左派」の俺は荒木とは違った意味でこの高支持率を嘆いています

*31:政府認定拉致被害者も全て1970年代以降の失踪です

*32:まあ、お願い自体はまともですがそういうお願いを今更しても「拉致解決に役立つまともな情報」はもはやほとんど集まらないでしょうね

*33:うろ覚えですがそのくらいの数字だったと思います

*34:国防委員長、朝鮮労働党総書記、朝鮮人民軍最高司令官

*35:蓮池夫妻、地村夫妻、曽我ひとみさん。その後小泉第二次訪朝で5人のご家族も帰国

*36:拉致被害者横田めぐみさんの両親

*37:拉致被害者有本恵子さんの父

*38:拉致被害者・増元るみ子さんの弟

*39:前国防副委員長

*40:荒木が勝手に吹いてるだけで「動揺説」には何の根拠もありません

*41:金日成死去時さんざん崩壊論を唱えて外した荒木ですが「手をさしのべた中国が悪い」で居直る気のようです。でも「中国の支援」なんてことは当時からわかっていたことで、だからこそ当時から「巣くう会が言うようには簡単には崩壊しない」と言う論者(例:和田春樹氏)もいたわけです。ぶっちゃけ荒木はアホだとしか言いようがありません。

*42:八尾恵『謝罪します』(2002年、文藝春秋社)のこと

*43:被害者が死亡していない場合(窃盗被害とか)は被害者告訴が可能ですが殺人の場合は勿論そういうことはない。

*44:マジレスすると最初から巣くう会は「被害者救出に何の優先順位もおいてない」でしょうが