「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/12分:荒木和博の巻:その1)(追記・訂正あり)

■久しぶりに大森勝久ブログを読んで呆れる。
http://1st.geocities.jp/anpo1945/hoshunogisou.html

「保守」の偽装仮面を被る安倍晋三首相が率る政権が狙うものは何か
共産主義者菅義偉氏を官房長官にしている安倍首相の正体と同政権の狙い 
 私は前論考(2013年3月26日脱)を書いた後、『撃論』第十号(2013年4月25日。発売日は3月25日か)に載った筑波大学名誉教授の中川八洋氏の論文「安倍晋三よ、共産党菅義偉の首を斬れ!」を読んで、驚いた。中川氏は、安倍氏菅義偉(すがよしひで)氏が共産主義者だと知った上で、官房長官にしていると書いていたのだ。
(中略)
 思い出せば、2006年から7年の第1次安倍内閣官房長官も、毛沢東金日成を崇拝するマルクス・レーニン主義者で中核派に所属する暴力革命家の塩崎恭久
 安倍晋三コミュニストマルキストを側近(官房長官)にするのは、安倍本人が確信的にそうしてるのであって、菅や塩崎に騙されているわけではない。

 なかなかすさまじい。菅氏が必死に「河野談話を安倍政権は踏襲します」と火消ししてることが大森、中川のご両人は気にくわないのでしょうが、それにしたって「共産党員の菅」「もちろん菅を官房長官にした安倍も共産党」って。「塩崎氏が中核派」ってのもすごい。
 菅氏も塩崎氏も安倍も共産党中核派も怒ったり、呆れたり、笑ったりする前に、あまりにも言ってることがものすごくて返す言葉が見つからなくて「は?」でしょうね。根拠もなく自民党幹部(菅氏、塩崎氏、安倍)を「隠れ共産党」「隠れ中核派」呼ばわりするトンデモにはどんな言葉も通用しないでしょう。
 こういうトンデモを菅氏らが相手にする必要はどこにもないですけど。ここまで酷いウヨって大森、中川コンビだけですし、このコンビには政治力はないし。「河野談話踏襲」を安倍内閣が表明しても安倍を批判しない島田洋一櫻井よしこなどの「安倍甘やかし」もどうかと思いますが、「河野談話を踏襲したこと」を理由に無茶苦茶な安倍非難を始める大森、中川コンビもどうかと思います。
 ちなみにこの中川の本を最近本屋で立ち読みしたのですが、大平正芳*1(田中内閣で外相、日中国交正常化を実現)や園田直*2福田内閣で外相、日中平和友好条約締結を実現)を「隠れ共産党員じゃないか」呼ばわりしてたので吹き出しました。まあ、親中派なら自民党幹部でも「共産党呼ばわり」するのが中川のようなトンデモ右翼だとは知っていますけど(ただ、中川の陰謀論は論外ですが、反中国を徹底すれば大平や園田、そして彼らを外相に選んだ田中角栄*3福田赳夫*4の対中国外交は全否定せざるをえません。さすがに産経も含めてほとんどの右派はそこまで徹底しませんが)。しかし荒木もよく大森氏のような人間とつきあえる。そして前も書いたけど何で大森氏もこうなっちゃったんだか。
もともとは新左翼だったのに。
長期の刑務所生活が悪影響を及ぼしてることは間違いないでしょうが。


■古臭い「二元外交批判」への批判
http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/2013/05/post-7a59.html
 荒木のブログにリンクされている元巣くう会会員真鍋貞樹氏ブログ(http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/)のエントリですが興味深いです。
 「二元外交批判」ってのは救う会もしてきたと思うんですが、真鍋氏ははっきりと「二元だろうと三元だろうと何だろうとトップ(首相)が全てを把握し、整合性のとれた外交が打てるのであれば、それで成果が出るのであれば何元だろうと構わない。使える道具は全て使うべきだ。飯島訪朝を二元だからダメと切り捨てるのはおかしい」とはっきり言ってます。俺も同感です。しかし荒木はたぶんこの真鍋氏の意見には賛同しないんだろうな。過去、真鍋氏と荒木の意見が近いときにリンクを張って、その後も放置してるだけでしょう。なお、真鍋氏は最近の興味関心はミャンマー問題に移ったらしく、ブログの記述の大半はミャンマーネタです。


■1万キロ現地調査(千葉)
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/08/1-e534.html

日本海側ではなく、太平洋側、しかも千葉県ということで「なぜ?」と思う方もおられると思いますが、北朝鮮工作船ないし工作員の乗った船舶は間違いなく太平洋側にも来ており、千葉も間違いなく何らかの形で使われています。政府は長年それを知っていながらあえて隠蔽していたものと思われます。

 後半の太字部分(小生の独断で太字化)には絶句です。荒木と奴を幹部に担ぐ巣くう会一派、救う会とつきあえる家族会は正気なのか。
 前半の「北朝鮮工作船は間違いなく太平洋側にも来ており」も問題ですが、もっと問題なのが後半。それ(千葉に北朝鮮工作船が来て拉致を行った)を政府が認識できない理由は荒木曰く「政府が無能だから」ではなく「政府の隠蔽」。何のために隠蔽するんですかね。
 こんなふざけた男とつきあえる家族会にはただ呆れます。もちろん救う会には何一つ期待していませんので、せめて家族会はこんなふざけた男、及びこいつを幹部にする救う会とは縁を切るべきでしょう。

報道関係の皆さんもぜひ取材して下さいますようお願い申しあげます。

さすがにこんなのは取材しないだろうし、仮に「何かのしがらみで」取材したとしても「と救う会が言ってた」で終わりだろ。

昨日古屋圭司拉致問題担当大臣が大澤孝司さんの失踪関連現場である佐渡市新穂地区を視察しました。
同市内の曽我ひとみさん・ミヨシさんの拉致現場と新潟市横田めぐみさん拉致現場視察と合わせてですが、拉致問題担当大臣が特定失踪者の現場を視察したのは初めてです。

だって視察したって意味ないからな。特定失踪者なんて拉致じゃねえから。「曽我さん失踪現場視察のついで、おまけ」とはいえ視察する古屋の脳みそはおかしい。ま、「ガチの拉致被害者の失踪現場」だって今更視察する意味なんかないが。

今後さらに他の特定失踪者の関連現場にも足を運んでいただきたいと期待しています。

そんな馬鹿な事は辞めてもらいたいな。

とにかく、現場です。「踊る大捜査線」でも「事件は現場で起きてるんだ!」という青島刑事の言葉がたびたび出てきました(警察の某幹部は「事件は調査会で起きてるんだ!」と言ってましたが)。 

青島の言葉は荒木の詭弁を正当化出来るような言葉じゃないでしょうに。大体、荒木は「現場の人間(警察官)」じゃない「ただの探偵気取りの素人」にすぎないし。
それはともかく「事件は調査会で起きてるんだ!」は名言ですね。おっしゃるとおり、何でもかんでも失踪事件を北朝鮮拉致だと叫ぶ「拉致事件のでっち上げ」という「事件」は調査会で起こってるわけです。この言葉が事実なら完全に警察は荒木一派に激怒していることでしょう。彼ら警察官僚が、荒木一派への怒りを表に出せないのは「政治家が荒木らを批判しないから(それどころか応援する奴さえいる)」からにすぎません。
 もちろん荒木とつるんで恥じない「家族会連中」に対しても警察は「悪質なクレーマー集団」としか認識してないでしょう。当然の話です。家族会連中はもはや被害者扱いできる連中じゃない。家族会連中はもはや日本人が総力を挙げて打倒すべき敵、社会悪でしかありません。


■700人
http://www.chosa-kai.jp/130820.html

山梨県警は山本美保さんの情報を掲載しています。「死亡した」「自殺の可能性がある」と発表しているのに、一方で「どんな小さなことでも結構ですから、情報をお寄せ下さい」というのも不謹慎ながら滑稽です。県警の担当者が「なんで上*5が勝手にやった偽造事件のお先棒を担がされなければならないんだ」とこぼしている姿が目に浮かびます。

書き換えてみましょう。

山梨県警は山本美保さんの情報を掲載しています。「死亡した*6」「自殺の可能性がある」と発表しているのに、一方で「どんな小さなことでも結構ですから、情報をお寄せ下さい」というのも不謹慎ながら滑稽です。県警の担当者が「なんで荒木が勝手にでっち上げた特定失踪者認定につきあわないといけないんだ、いくら安倍政権の圧力とは言え酷すぎる」「我々警察は『自民党の圧力ならどんな無法でもやる集団、圧力がかかれば自民党支持者(自民党国会議員後援会幹部など)の犯罪(酒気帯び運転など)もみ消しも平気でやるに違いない』と世間に認識されてしまう」「現場の警官も『荒木にデマ中傷されたあげく反論も出来ないなんて警官をやっていることがつらい』とぼやいている。完全に現場の士気に悪影響だ」とこぼしている姿が目に浮かびます。

 しかしデマを垂れ流す荒木ら巣くう会と言い、荒木のデマを押しつける安倍政権と言い常識も倫理観も何もないんでしょうか。こんな荒木ら巣くう会や安倍政権の無法をメディアが批判しないというのも恐ろしい話です。ただ山梨県警が「遺体発見発表」を撤回していないのは最低限度の抵抗を示したと評価できるし、荒木一派はともかくさすがに安倍政権は無理矢理「遺体発見撤回」などやらせた場合、「後がやばい」と判断してるんでしょう。


■「調査会を支援する会」について
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/08/post-5006.html
 調査会の会員を増やせばいいでしょうに何で「支援する会」なんてへんてこな代物を作るんでしょうか?

特定失踪者問題調査会の財政は一般からのカンパ、グッズ等の売り上げ、そして「しおかぜ」の中で拉致問題対策本部の広報を行うことによる事業委託費で成り立っています。

 しおかぜ関係での「拉致問題対策本部」の業務委託費ってのは要するに税金です。この腐れゲス右翼・荒木が国民の収めた税金にたかってるかと思うと、ぶち殺したくなりますね。たぶん税金が完全にカットされたら「カンパとグッズの売り上げ」だけでは「国民の税金に巣くう会」はやっていけなくなるでしょう。その方が世のため人のためですが。
 俺は荒木や西岡、島田らゲス共の生活資金として納税した覚えは全くありません。どうせしおかぜなんて何の役にも立ってないでしょう。仮に役に立ってるとするなら「国が直接やればいい」話でしょう。荒木らゲス右翼の懐を肥やす理由は全くありません。

残念ながらカンパは少しずつ減少しており

成果がないんだから当たり前。自業自得です。調査会に限らず「巣くう会グループ」はとっとと消滅しろよ。

下記のお願い文の通りで、企業・団体を中心に年間一口5万円のご支援をいただこうというものです。

・なるほどね、広く個人会員からもらおうなんて志は全くない、金に詰まってるから、そんなまだるっこしいことやってらんないと。まあ、巣くう会は昔はともかく、今は右翼団体と見分けがつかなくなっちゃったもんなあ。拉致も風化してるし個人会員募るのは難しいかもね。
 てっとりばやく「つきあいのある右翼団体」「自民党の政治力で献金に応じてくれそうな企業や業界団体」から金をもらおうってことですね。どんどん巣くう会が庶民からかけ離れた存在になっていくな。
 なんか企業周りって、金の集め方が『エセ同和』を連想させるな。エセ同和と同じで断ったら「後が怖そう」だし。

発起人
飯塚繁雄(家族会代表)、増元照明(家族会事務局長)、横田滋

って呆れて物も言えませんね。「我々は特定失踪者とは関係ない、そもそも政府が拉致認定していない者についてこういう運動をやっていいのか疑問だ」位言えないんでしょうか?。言えないんでしょうね。
そういう趣旨のことを言った蓮池透さんを家族会から追放した人たちですから。
哀れな人たちです。そして役職を離れた今も横田滋氏は巣くう会連中にとって大いに利用価値があるようです。
・予想通りだけど、国会議員賛同人が『稲田朋美衛藤晟一佐藤正久中山恭子平沼赳夫古屋圭司山谷えり子』ってウヨばっかやん(特に稲田、衛藤、古屋、山谷と「安倍の子分」が多い)。


チャンネル桜でお話ししました
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/08/post-7179.html
 荒木大先生が自衛隊の予備一等陸曹から、予備陸曹長にご出世されたそうです。「予備何とか」に出世があるとは知りませんでした。出世の理由は何でしょうか?。昇進試験でもあるの?。そしてどこまで出世するんでしょうか。予備三等陸尉(三等陸尉は戦前の少尉にあたる)とか予備三等陸佐(三等陸佐は戦前の少佐にあたる)とかまで行くのか?(さすがに陸将はないでしょうが)
 ただしウィキペ「荒木和博」の肩書きは8/16現在まだ「予備一等陸曹」です(いずれ変わるでしょうが)。
 で荒木が語ってるのは例の「荒木らウヨだけが騒いでる海上拉致」だそうです。バカだねえ、本当にバカだ。


終戦
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/08/post-86ed.html

終戦」、ある意味便利な言葉です。戦争に負けた悔しさとか絶望とか悲しみとか、そんな感情をいくばくかは誤魔化してくれます。
 そしてまた、自分の意志で戦争は避けられる、終わらせられるという幻想をも感じさせる言葉です。

・何でこういう話を巣くう会ニュースに書くのかさっぱりわかりません。
・「終戦と呼ばずに敗戦と呼びたいなら」呼べばいいと思いますがそれ以外の荒木の主張は全く理解できません。
・「戦争は避けられる、終わらせられるという幻想」云々って、何を訳のわからないことを抜かしてるんですかね、このバカは。まさか「あの戦争は不可避だった」とでも言いたいんでしょうか。冗談じゃないですよ。真珠湾攻撃で太平洋戦争を始めたのは日本じゃないですか。日本がアメリカから攻められたから戦争が始まった訳じゃ全然ない。
 ハルノートで挑発するアメリカが悪いとでも居直る気なんでしょうか?
 日中戦争だって日本側が積極的に戦線を拡大していったわけです。蒋介石が当初、日本との対決より「共産党掃討」を重視していたこと、だからこそ西安事件が発生したことを知らないんでしょうか。
 日本が適当なところで戦線を収める気なら、蒋介石は「共産党掃討作戦実施のため」、喜んで終戦したでしょう。実際には日本は「蒋介石政権打倒による中国完全植民地化」を掲げ蒋介石との妥協の余地を自ら潰しますが。
・またあの時点で終わったのはポツダム宣言受諾したからでしょ?。「松代大本営で徹底抗戦」なんてやらかせばあの時点で戦争は終了しないんですけどね。まあ、それをやったら皇室滅亡が確定でしょうが。

日本中をそれこそ火の海にした上で2発の原爆まで落とし非戦闘員、要は女性も子供も年寄りも焼き殺した勝者

まあ、確かにその通りなんですが日本側も「731部隊の人体実験」「南京事件」「バターン死の行進」「沖縄戦での集団自決強要」とか相当酷いことやってるんですけどね。日本だって「非戦闘員、要は女性も子供も年寄りも殺していた国」だったんですが。
 同盟国のドイツもユダヤ人虐殺をやってた「非戦闘員、要は女性も子供も年寄りも殺していた国」ですし。大体、「無差別空襲」を先にやったのは「スペイン内戦でのドイツ(ピカソゲルニカで有名)」「日中戦争での日本」の方でしょうに。日本は一方的に米国批判できる立場じゃない。
 そしてそこまで米軍に悪口を言うなら、「騒音や米兵犯罪」という、沖縄などで、現在進行形の米軍の問題に何か言ったらどうなのか?。単に「戦前日本は悪くない」と言いたいだけで米軍の悪口というゲス行為も大概にして欲しいもんです。

占領軍がいつの間にか「進駐軍」になり

えっ?。逆じゃねえの?。昔は進駐軍って言う人もいたけど今は占領軍の方がよく使われるでしょ。
最近の若者に「進駐軍」って言っても話が通じないんじゃないの?

今は「日米同盟」と言われています。

ちょっと待て。GHQがそのまんま日米安保になった訳じゃない。大体言ってることがわからないんだが、荒木君は「戦前万歳右翼」の立場から「GHQの後進(?)」である在日米軍に日本からいなくなってほしいの?。自主防衛論の立場?

平和憲法があるから」と言い、またある人は「占領憲法が変わらない限りは」と言い、どちらにしても何もせず、され放題拉致をされて、その上に多数の拉致被害者を放置し続けてきたのです。

 憲法と拉致と何の関係があるのかと言えば、荒木が「自衛隊拉致被害者救出の為に北朝鮮に突っ込ませればいいのに、憲法九条の制約、専守防衛の制約で出来なかった」「安倍さんが集団的自衛権行使に踏み切れば北朝鮮自衛隊を突入させられる」ととんでもないことを考えているからです。どれほどバカなのか?。被害者の居場所もわからないのにどこに自衛隊を突入させる気なんでしょうか?。そしてそんな馬鹿な事をしたら戦争になりかねませんよ。何人、人が死ぬかわかったもんじゃない。そんなことは荒木のような極右以外、誰も望んでないでしょう。憲法九条のない韓国だって「拉致被害者はいますが」そんな馬鹿な突入作戦はやらない。
 安倍が集団的自衛権行使を仮に正当化することに「(俺のようなハト派にとって)不幸にして」成功したとしても「北朝鮮自衛隊突入」なんてできるわけがないでしょう。そもそもそんな無謀なことは考えてすらいないでしょうが。

私たちはもっと本質的なもの、簡単に言えば常識とか素朴な感情とか、そんなものに忠実になる必要があるのではないかと思います。

 拉致に限らず、論理無視で感情論(素朴な感情)で動いたら物事はぐちゃぐちゃになるだけですよ。北朝鮮憎しの「素朴な感情」で経済制裁を10年つづけて、拉致問題で何の成果もない現状はそのいい例です。中国や米英の反発(素朴な感情)から戦争に突き進んでいった戦前日本もそうした例の一つでしょう。
 「理屈は必要ない、感情に身を任せよ」というとは荒木はどれほど非常識なのか。ま、自分の主張を論理的に説明できないと荒木が事実上認めているところが実に悲惨です。こんなバカに家族会は良く「下駄の雪」のようについていけるもんです。まともな脳みそは家族会の連中にはないのか?


■3箇所同時
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/08/3-7df4.html

35年前の今日は鹿児島で市川修一さん・増元るみ子さん、佐渡で曽我ミヨシさん・ひとみさんの拉致が行われた日です。(中略)この3日後には富山県高岡市での拉致未遂も起きており、少なくとも同時期3箇所で拉致を実行できる状態にあったということです。このことはもう少し深刻に考えられても良いものと思います。

 で、深刻に考えて何をどうするの?。どうせまともな脳みそないんだから何もしないで黙ってろよ。


海上での拉致
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/08/post-bb08.html

5月に産経新聞が報じてから大きな関心を呼んでいる海上での拉致

大きな関心なんか呼んでないですよ。安倍ですら関心があるようには見えない。むしろ安倍が関心があるのは「内閣法制局長官」をタカ派に変えてまでやる気らしい「集団的自衛権否定の法制局見解を容認に変更すること」でしょう。

これ*7が事実なら殺害された人は100人以上になる可能性もあります。

そりゃ事実なら「100人も殺したのなら大騒ぎ」ですよ。事実の可能性が低いから産経以外は騒いでないわけです。

圭運丸事件の問題について、本日3日夕方のTBS系「報道特集」で放送されるとのこと

 圭運丸事件つうのはもちろん荒木が騒いでる「海上拉致」のワンオブゼムです。しかしいい加減報道特集も荒木のデマカセを好意的に報じるのも大概にして欲しいですね。多分荒木が出演してほら吹きまくるんだろうな。俺ももう報道特集を長いこと見てないですね。くだらないから。あの時間帯なら裏番組の「もしツア」(フジ)か「人生の楽園」(テレ朝)でも見てる。
 それにしても報道特集のキャスター・金平茂紀もこんなふざけたことやりながら、よくもまあ『テレビはなぜおかしくなったのか』(2013年、高文研、永田浩三*8NHKプロデューサー、水島宏明*9日本テレビプロデューサー、五十嵐仁法政大学教授との共著)なんて本を出せますね。「テレビをおかしくした人間の一人」は「荒木とつきあって恥じない」手前らTBSの人間だろうが、金平。そういう自覚がないのかね、全く。

それにしても「対日漁民作戦」の情報が事実であればこれだけで調査会リストにない(そしておそらくは警察のリストにも)多数の被害者がいることになります。しかも最初から殺害された人がいたということで、いったいどこまで広がるのかと頭を抱えたくなります。

 お前らがでっち上げで「拉致じゃない物まで拉致だと言って」無理矢理広げてるんだろ。こっちの方がお前らの狂った頭に頭痛がして「巣くう会のこじつけ」で連中の主張する拉致被害者が「いったいどこまで広がるのかと頭を抱えたくなります」。
まあ以前から荒木は
1)遺体が山形県で発見されたという山梨県警の発表は嘘、故意のでっち上げ。山本美保さんは今も北朝鮮で生きてる
2)小泉訪朝後も日本人拉致がある
3)アメリカ政府は拉致と認めていないが、中国雲南省での米国人青年スネドン氏の失踪も拉致
4)1989年に失踪した4歳の幼児「松岡伸矢君」も北朝鮮拉致
とか言ってることが非常識すぎてあれとつきあえる家族会は全く理解できません。


■戦略情報研究所Sセミナー
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-e42b.html

6月末から、各都道府県警ホームページに「拉致の可能性を排除できない失踪者」のリストが掲載されています。この中には特定失踪者問題調査会のリストにない失踪者も現時点で約130名含まれており、調査会ではこの方々のデータを非公開リストに入れています(ご家族の公開についての承諾を得ていないため)。
 そのためリストの人数は一気に増えて約600名となりました。

こんな馬鹿げたこじつけで「600人に増えた」なんて言ったところで全く無意味ですが、警察も『荒木の詭弁のネタ作り』という余計なことをしないで欲しいですね。「安倍政権の無茶苦茶な政治的圧力に抵抗しきれなかったんだろう」と同情はしますけどね。

Sセミナーではこれまで発表してきた共通点による失踪者の分類、いわゆる「マッピングリスト」を再度整理してその意味を明らかにします。

まあ、こじつけによる共通点でしょう。いずれ荒木の具体的説明があったら突っ込む予定です。

会場 UAゼンセン会館2階会議室

UAゼンセンってのは日本最大の労組で連合系です(つまり連合最大勢力)。
小生は「右派労働組合は無意味、無価値。左派のみが価値がある」というほどごりごりの左派ではないですがこのUAゼンセンの愚行には心から呆れますね。荒木の戯言なんぞにつきあって恥ずかしくないのかと。労組として賃金闘争とか過労死撲滅とか、本業でもっとやるべきことがあるのにこんなくだらない事に荷担して恥ずかしくないのかと。


■県警のホームページ
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-d4f5.html

お役所仕事のせいもあり、極めて見にくいものが少なくありません。

お役所仕事じゃなくて、本心では、「ばかばかしい」と思っててやりたくないからおざなりなの。本当は荒木もわかってるとは思うけど。しかしこんな馬鹿話に荷担する「特定失踪者家族」って本当にバカだよな。

調査会のホームページなど、現在は専務理事の村尾が「しおかぜ」などの作業のかたわら更新

 どうでもいいが「専務理事がホームページ更新」ってよほどマンパワーがないんだなあ。アンチ巣くう会の俺にとっていいことだけど。

参院選の与党勝利で衆参のねじれが解消されました。これは同時に安倍政権としていよいよ逃げ道がなくなったことを意味します。

 何馬鹿な事を言ってるんでしょうか。他の問題ならともかく一体「拉致問題のどこにねじれなんか存在するのか」?
 もしかして「これで改憲して北朝鮮攻撃だ!」「そういうことは民主党が認めないから選挙前はねじれがあった」と馬鹿な事でも抜かす気でしょうか?。さすがに安倍もそこまで野蛮じゃないと思うよ。6カ国協議参加国(特に中国)もそんなもん容認するわけがないし。


衆院拉致特委員長への意見
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-e495.html

この委員会では決議を行うことを検討しているとのこと

 委員長はあの高市の夫ですからね。高市と同レベルの人間なんでしょうし、荒木を呼んで決議と言うんじゃ相当酷い決議が出ることが危惧されますね。ま、拉致特委委員(http://www.shugiin.go.jp/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_t5130.htm)のうち、共産党笠井亮議員はあまりにもひどい決議なら反対票を投じるでしょうが、他の面子はわかったものではありません。「the facts」賛同者の鷲尾英一郎笠浩史(以上、民主)とか明らかにろくでもない議員も委員にはいますので。

当日は圭運丸事件のこと及びこの意見書の内容について陳述する予定です。

圭運丸事件というのは漁船沈没事件で、巣くう会が『北朝鮮拉致だ』と騒いでいるがまともなメディアは全く相手にしていないというとんでもない代物です。次に荒木の意見書に突っ込んでみます。

北朝鮮は自決を覚悟して工作員を送り込んでおり、その工作員が拉致を行っているのだから、単なる話し合いや経済制裁だけで全員の救出は不可能である。政府に対しこちらの犠牲も覚悟して救出を実現する覚悟を固めるよう求めていただきたい。

「単なる話し合いや経済制裁だけで全員の救出は不可能」「こちらの犠牲も覚悟して救出を実現する覚悟を固める」
 要するに「拉致被害者救出のために自衛隊レンジャー部隊を北朝鮮に送り込め」「こちら(自衛隊員のこと)に犠牲が出ても仕方がない」という「自衛隊員の命をお前は何だと思ってるんだ」という暴論です。
 そもそも「国際法上、憲法上そうした行為が合法か(おそらく違法)」「そうした行為に6カ国協議参加国(米国、中国、ロシア、韓国)の同意はとれるのか(あまりにもリスキーすぎるのでおそらくどこも同意しない)」と言う問題もありますがそれ以前に「拉致被害者の居場所もわからない」のにどこに送り込む気なんでしょうか。
 あの米国ですら「自国民が北朝鮮に拘束されたとき」は交渉で取り戻してるのであって、荒木みたいな物騒な事はしません。当たり前でしょう。

「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件」(中略)の真相究明を行うよう求めていただきたい。

 荒木のバカは「山梨県警がDNA鑑定結果を捏造した」だのという失礼なデマをいつまで流し続ければ気が済むんでしょうか。そして美保さんの遺族はこんな世迷い言にいつまでつきあえば気が済むんでしょうか。遺族の周囲に「馬鹿な事はやめなさい」と忠告してくれる人はいないんでしょうか。蓮池透さんが巣くう会に呆れて批判を始めるのも当然ですが、その蓮池さんを除名し、荒木の寝言を容認するのが家族会なんですから呆れて物も言えません。

特定失踪者問題調査会が行っている北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の中波放送の実現について協力を求めていただきたい。

 短波だけではダメだという根拠はどこにあるんでしょうか?。そもそも北朝鮮にいる相手がラジオを持っていれば短波だけで充分でしょうし、持っていなければ中波を流しても何の意味もありません。日本は財政危機なんだから、「放送が成果を上げている」という根拠もないのに税金を使った中波放送なんて無駄金使いができるわけがないでしょう。そもそも短波放送だって打ち切っていいと思います。何か成果が出てるのか。


■訂正/衆院拉致特委
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-0e74.html

前号で紙谷慶五郎さん・圭剛さん・礼人さん・速水さんについて、失踪当時の年齢が間違っていました。正しくは以下の通りです。
 紙谷慶五郎さん 55歳
 紙谷圭剛さん  26歳
 紙谷礼人さん  19歳
 紙谷速水さん  16歳

 以前事件の日付を昭和43(1968)年11月7日としており、実際は1年前の昭和42年11月7日だったのですが、間違った日付の時点での年齢にしていたため1歳ずつ多くなっていたことによるものです。お詫びして訂正します。

つまらないケアレスミスですがこうしたことは
「荒木はまともに拉致に取り組んでないんじゃないか」「巣くう会にはまともなマンパワーがないんじゃないか」ということを改めて疑わせますね。



■「拉致濃厚」「拉致疑惑」発表
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-8f2c.html
 北朝鮮拉致だと騒ぐ癖にその根拠はおよそ北朝鮮拉致と断定するに足りない代物という、いつものパターンです。結婚間近で自主的に失踪するとは思えない中島慶子さん*10はともかく、漁船沈没にいたっては「事故ではない、犯罪だ」とすら証明できてないのだから話になりません。


拉致被害者はお花畑にいるわけではない
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-64e2.html
 タイトルだけでげんなりですね。そんなことは荒木に教えてもらわなくても、みんなわかってる。なんかよほど酷いこと言ってるんだろうなあと思って読む気がなくなりますが一応読んでみます。

石原慎太郎・維新の会共同代表が街頭演説で横田めぐみさんについて、「非常に日本的な美人だから、強引に結婚させられて子どもまで産まされた。誰か偉い人のお妾さんになっているに違いない」という発言が問題になっています。
 全体の文脈は分かりませんが、確かに不用意な発言であることは間違いありません。その点で石原さんを弁護するつもりはありませんが、あえて言いたいのは、「それなら横田めぐみさんは、そして他の被害者はどうしているのか」ということです。

思い切り奥歯に物が挟まってますね。「前後の文脈がわからない」とか「不用意」とか明らかに石原を擁護したいのが見え見え。不用意なんて生やさしいもんじゃなくて明らかな暴言だし、前後の文脈でまともになるような発言じゃないでしょ。

■なぜ繰り返される石原慎太郎氏の拉致「失言」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3129961/
維新の会は早く、平沼赳夫拉致議連会長を中心とする精鋭組織に再編を遂げてもらいたい。

石原慎太郎氏には、「曽我さんのお母さんは年寄り(拉致当時46才)だから殺された」といった、配慮のみならず論理も欠如*11した発言もあった。http://island.iza.ne.jp/blog/entry/492687/
しかも批判を受け「謝罪」しながら、同種の放言*12が繰り返される。残念ながら、反省能力も欠如しているようだ。(島田のツィート)

と石原批判する島田洋一がまともに見えてきます。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130713/kor13071319550005-n1.htm
 日本維新の会石原慎太郎共同代表が12日の街頭演説で、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=拉致当時(13)=が「非常に日本的な美人だから、誰か偉い人のお妾さんになっているに違いない」と発言したことについて、父の滋さん(80)は13日、「あまりいい気分はしない」と不快感を示した。東京都内で記者団の質問に答えた。
 同席した古屋圭司拉致問題担当相も「私としては首をかしげたくなるような発言」と述べ「これ以上は選挙期間中なので申し上げない」とした。
 滋さんは、石原氏の正確な発言内容を知らないとした上で「事実であれば、どんな形であっても受け入れることはできる。これまでにもいろんな噂話があった。今回もあり得ないと思う」と話した。

と滋氏どころか、安倍の側近・古屋拉致担当相さえ石原を批判してるのに荒木とはどれほど屑なんでしょうか?

これは私自身も例外ではありませんが、何十年も拉致問題を解決できないで放置している後ろめたさ*13のためか、被害者がどうなっているかについて政治家も官僚はもちろん、日本国民すべてが思考停止、あえて考えないようにしているのではないでしょうか。

いや俺は考えてますよ。荒木さん。そしてこれから俺が書くようなことは政治家や官僚どころか一般国民だっておそらく考えてる。
まず第一にたぶん特定失踪者は拉致じゃないでしょう。少なくとも「拉致」として北朝鮮相手に交渉できるような代物じゃない。将来的に拉致認定できる証拠が出れば別ですが、現時点ではこれはどうしようもないでしょう。
第二に「政府認定拉致被害者」のうち、北朝鮮が死亡発表した人は「死亡の経緯はともかく」実際に死亡していると見るべきでしょうね。返さない理由が思いつきませんので。
第三に「政府認定拉致被害者」のうち北朝鮮が拉致を認めてない人(曽我ミヨシさん)も「第二」にあげたのと同様の理由で生きてないでしょうね。
要するに結論は「もう拉致問題は蓮池さんら帰国者の皆さんで打ち止めにするしかないよ、これ以上の救出なんて無理。真相解明が出来ればいいけど多分無理。犯人引き渡し要求なんて論外」ですね。
ま、そういうこというと家族会や巣くう会が怒り出すのはわかってますけど、どうしようもないでしょう。現実ってものを考えて欲しいですね。現実無視して自分の希望だけ言うことが許されるのは子どもだけですよ。もっと大人になって下さい。
思考停止してるのは「被害者が生きてる証拠もないのに生きてるという」「被害者が救出できる保障もないのに救出できるという」「北朝鮮が崩壊する保障もないのに崩壊するという」家族会、巣くう会の方でしょう。
 で現実主義でいこうとした田中均さんは家族会から悪口雑言で外務省を事実上追放された。でこれで政治家も官僚もみんなやる気を失ったわけです。
 「家族会や巣くう会がやってほしいということだけやればいいや」「田中さんみたいな目にあってたまるか」と。まあ、さすがに家族会や巣くう会が言うことでも「サッカー日本代表平壌に行くな」とかあまりにも無茶苦茶なものはできなかったんですが。
つうことで政府が何もできなかったのは荒木の言うような意味での思考停止じゃなくて「家族会、巣くう会」に怯えてたからです。「触らぬ神にたたり無し」。
 国民が最近拉致について語らないのは単に「興味を失った」からでしょう。当事者じゃないんだから当然です。

拉致被害者はお花畑にいるわけではない。北朝鮮は自国民に対しても厳しい人権侵害をしている国です。政治犯収容所や公開処刑などの話はご存じの方も少なくないでしょう。人権どころか国民の命さえ何とも思っていないのが北朝鮮の独裁体制であり、そこに拉致被害者はいるのです。そのことを私たちは絶対に忘れてはなりません。

 前も書きましたけどそれで経済制裁だの軍事攻撃だのが公言できる神経は理解できませんね。そんな喧嘩を売るようなまねをしたら、「北朝鮮が荒木の言うような野蛮な国」だったらそれこそ拉致被害者の命が危ないわけです。
 つまりは
1)荒木は日本側の反発を恐れて、北朝鮮拉致被害者の命を危険にさらすようなまねは出来ないと考えてる(にも関わらず危険な国だと扇動している)
2)荒木は生存拉致被害者が今もいるとは全く思ってない、既に拉致被害者は「帰国被害者以外」は全て死亡していると思ってる
3)今も生存拉致被害者がいても、別に拉致被害者が殺されても知ったことじゃねえ、北朝鮮叩きが出来てむしろ好都合と思ってる、
のどれかまたは全部でしょう。
 巣くう会がそういうふざけた会であることはよくわかりますが何で家族会がこれにつきあうのか。
 横田夫妻なんか自分のやってることが「孫の命を危険にさらしてるかもしれない」という自覚はないんでしょうか。
 俺なんか「拉致かもしれない」と思いながらも「息子(寺越武志さん)は拉致じゃない言うとるし、拉致じゃ言うてもあの子に迷惑がかかるだけ」と思って北朝鮮側の言い分「海難救助」を受け入れた寺越友枝さんはよく理解できますが、「孫を危険にさらせる」横田夫妻は理解できませんね。
 「家族会はお花畑にいるのか」と聞きたくなります。残された時間も長くはないだろうに。

戦争を覚悟してでも国民を取り返そうとするのが国家

 居場所もわからないのに北朝鮮相手に戦争なんかしたって取り戻せるわけがないでしょう(居場所がわかってたって困難でしょうが)。戦争に巻き込まれてなくなるか、激怒した北朝鮮に即座に見せしめで殺されるか、どっちにしろ拉致被害者の生命が失われる公算が大きい。そして戦争なんかすれば、北朝鮮の反撃で死者が出る可能性が当然あるわけです。韓国が「青瓦台襲撃事件」「ラングーン事件」「ヨンビョン島砲撃」と酷いことをされても荒木のように戦争と言わないのは「反撃されたときのダメージがでかいから」です。
 映画にも成った「シルミド計画(金日成暗殺計画)」が結局放棄されたのも「青瓦台襲撃」に朴チョンヒが激怒したとは言え、冷静になればそんなことをした場合のダメージがでかすぎるからです(確か米国からも反対意見が表明されていた)
 ま、荒木の場合「被害者を取り返す」は口実で「とにかく自衛隊で攻撃して北朝鮮を転覆したい」んでしょうが。荒木らの極右性には空恐ろしさを感じますね。

かつて国会で細田官房長官が答弁した拉致問題解決の方針、「先方も政府で、彼らのこの領土の中においてはあらゆる人に対する権限を持っておりますので、これは我々が説得をして、そして彼らがついに、実は生きておりました、全員返しますと言うまで粘り強く交渉をすることが我々の今の方針でございます」というのが全く問題にならず、今回の石原発言が問題になるというなら、私たちは根本的な間違いを犯しているのではないでしょうか。

何を抜かしてるんですかね、荒木のバカは。
第一に細田博之*14官房長官福田康夫*15官房長官の後任)の答弁をどう評価しようと、それと石原の暴言の評価と全く関係ない。石原の暴言はどこから見てもかばいようのない暴言です。
第二に細田官房長官答弁の何が問題なのか。正論じゃないですか。交渉以外にどうやって取り戻せるって言うんでしょうか。細田氏でなくたってまともな常識があればこれ以外に答弁のしようがないですよ。戦争してでも取り戻すなんて言えるわけがない。そもそも今回の石原発言には横田さんから批判がありますが細田答弁に批判なんかないでしょうに。さすがの巣くう会、家族会も「戦争してでも取り戻せ、細田は腰抜けだ」なんて抗議してないでしょ?(まあ、抗議してたとしても単に巣くう会、家族会の気が違ってるだけですが)


■記者会見のお知らせ/争点
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-7780.html
 拉致が争点になってないと嘆く荒木ですがそもそも「与党が争点にする気がない」んだから争点になるわけがないでしょう。マスコミが拉致について報じないのも動きがないんだから当然です。巣くう会が騒ぐ「産経しか報じない」怪しいネタなんか話になりませんよ。
 飯島訪朝が目立った成果を上げれば話も別だったんでしょうが。
 産経『【参院選】安倍首相の演説スタイル 6年でこんなに変わった』(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130713/elc13071308010019-n1.htm)も安倍が演説のメインにしているのがアベノミクスであること、改憲などの右翼的なことにはあまり触れないこと、前回の第1次安倍内閣での参院選と比べて拉致に触れる割合が減ってることを指摘しています。拉致は票が取れないし、下手なことを言うと国内外から極右さを批判されかえって逆効果と安倍は思っているんでしょう。
 大体、第1次安倍内閣の2007年参院選だって拉致なんか争点になってない。「消えた年金」とか別の問題が争点になっていたわけです。
 また、2004年参院選で「拉致を争点にしたい」と「自民の公認をえた上で」出馬しようとした増元は自民の公認がもらえず「無所属」で参院東京選挙区から出馬したものの落選。それも増元がバカにしていた共産より下位というのだから如何に拉致が選挙の争点にならないかと言うことです。これに懲りたのかその後増元は選挙に出馬していません(ウィキペ「東京都選挙区」参照。共産が約45万票で6位、増元が約38万票で7位。4位で下位当選した公明党の澤雄二が83万票)。
 それに荒木の立場では「安倍さんに失望した、安倍さんなら拉致を争点にしてくれたはず」と言うべきだろうに安倍は批判せず

永田町や霞ヶ関の中には拉致問題が選挙で争点にならないことを喜んでいる人間がいるはずです。それを許してはならないと思います。

なんて言うんだから頭が痛いですね。安倍が拉致を争点にすれば嫌でも拉致は争点になります。
だからこそ何度も言いますが、荒木の立場なら「拉致を争点にしない安倍を批判すべきにもかかわらず」、荒木は「安倍批判」しないのですから頭が痛い。「争点にならないことを喜んでいる人間」がいるとしたらそれは「争点にしない」安倍でしょうがここで荒木が批判してるのはもちろん安倍ではないでしょう。ま、何が言いたいのかおおよそ見当がつきます。


■1万キロ現地調査 第16回 概要報告
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/16-ec95.html
 荒木の文章は何時読んでもその無内容さや馬鹿さに「こんなバカが巣くう会幹部なら拉致敗戦も当然だな」と痛感させてくれますが今回もそうですね(まあ、西岡や島田の文章読んでも西岡や島田の馬鹿さに心から呆れますけど)
 何がばかばかしいか。先ず第一に「北朝鮮拉致だ」という荒木ですが荒木の文章を読んでも「何を根拠に北朝鮮拉致と判断したのか」さっぱりわかりません。
 第二に荒木が今回の調査でわかったことと得意げに書いてること、たとえば「推定失踪日時」「推定失踪場所」なんてものは
「おそらく当時の警察も把握していること」
「わかっても事件解決に何ら役立たないこと」でしかない。現場に残された犯人らしき者の遺留品とかならまだしも今更「失踪推定日時」「失踪推定場所」なんてわかっても何がどうなるもんじゃないでしょう。


■組織の壁
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-2382.html
 圭運丸事件なる「漁船沈没事件」が犯罪だなどという根拠はどこにもありません。
 当時の海保だって「北朝鮮拉致の可能性」なんてさすがに考えてないでしょうが「犯罪の可能性」は当然捜査してるでしょう。で犯罪性は何らなかったと。
 であるなら、「犯罪ではない」と見なすのが普通でしょうに、海保が荒木の主張を受け入れないことを「組織の壁」などと言い出すんだから荒木の馬鹿さに呆れて言葉もないですね。

今月26日、衆議院拉致特の閉会中審査があり、私も参考人として出席しますのでこの点についても明らかにしようと思っています。

いい加減荒木なんか国会に呼ぶなっての。ま、それはともかく今国会の会期中にやればいいものを閉会中審査というのが笑える。マスコミは完全に「選挙モード」だし拉致も風化している。よほどの「衝撃的質問」か「衝撃的答弁」でもない限り閉会中審査など何の意味もない。参院選後、正式に国会開会後の拉致特でも何の問題もないだろうに。
どうも「拉致特」を会期中に開くことにより「野党に飯島訪朝を質問される」事を恐れた安倍自民が頑として「拉致特開会」に応じなかったらしい。それが何を意味するかといったら
1)飯島訪朝は成果無し
2)成果はあったが一定の妥協が不可避なので下手に答弁すれば家族会に罵倒されかねない
ってことだろう。未だに安倍を盲従できる家族会には心底呆れる。


■札幌にて
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-a72e.html

私と杉野常務理事はこの途中中座して、(注:北海道札幌市)白石区で昭和43年(1968)に起きた拉致未遂の可能性のある事件の現場に行きました。本件は当時高校3年生だった女性が夜不審な車に追いかけられた事件

 何でその事件を「北朝鮮工作員の拉致未遂かもしれない」と思えるのか荒木の調査報告が楽しみですね(もちろん皮肉)

昨日夕刻には北海道放送が圭運丸事件(昭和42年)について報道し、事件当時圭運丸が不審な船2隻に取り囲まれていたというニュースを流しました。

 だから荒木の与太話にマスコミは荷担するなっての。プライドってもんはないのか?


■「反物事案」横田早紀江さん証言
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-5f00.html
 興味のある方は、荒木が代表を務める「特定失踪者問題調査会」サイトにある横田奥さんの証言動画とやらを見ればいいでしょう。言ってることは荒木の「反物事案」云々の過去エントリと大して変わらないので、荒木過去エントリを読んだ人間は見る必要は全くないと思いますが。
 一言で言えば「ばかばかしい」。
 1)本気で「北朝鮮工作員による拉致未遂」と思ってるのか
 2)嘘でも話題作りすればいい、拉致解決に役立つと思ってるのか
知りませんが実にばかばかしい。どっちにしろバカですよね。本気ならバカだし本気でなくてもバカ。
 こんなので話題作りしてもまともな人間はどんびきして、横田奥さんから去っていくだけですよ。拉致解決に役立つわけがない。大体百歩譲ってこれが拉致未遂だとしてそれが何だと言うんでしょうか?。こんな怪しい話を持ち出したところで「はい、その通りです」と北朝鮮が認めるわけがないでしょう。
 興味深いのはこの証言に横田滋さんが全く登場しないこと。もちろん「怪しい反物屋に出会ったのは奥さんだけ」だからというのが「横田奥さんや荒木一派」の「建前」でしょうが俺が思うにさすがに横田滋さんは「こんな与太話にはつきあいきれない」と思ってるんでしょう。まあね、いくら愛妻でもこんなアホ発言にはつきあいきれませんよ。つうかいっそ離婚すればいいのに。


■「反物事案」その3
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-fa3c.html

永本憲子さん*16(昭和56年高知県で失踪)の従姉妹、牧野由美さんから次のようなメールをいただきました。正直なところちょっとぞっとしました。

まあ興味のある方はリンク先をお読みになればいいですが、読まなくても予想はつきますよね。
1)「横田奥さんの前に現れた怪しい自称反物屋は拉致工作員だ!」と荒木がいった
2)牧野さんから「私も怪しい自称反物屋にあいました」とメール
3)荒木「ぞっとした」と発言という与太話です。
 この怪しい自称反物屋が北朝鮮工作員であるという根拠は何もありませんし、そもそも「牧野さんの前に表れた連中」と「横田奥さんの前に表れた連中」についてわかってることは「正体不明で怪しい自称・反物販売業者」ってことだけでそれ以外に「同一人物」だの「何かつながりがある」だのといった共通点は何もないわけです。
 「ぞっとする」のはこんな与太話を公言できる荒木のいかれたおつむとこんないかれポンチを幹部に出来る巣くう会、そしてそんな巣くう会とつきあい、巣くう会批判した蓮池さんを除名する家族会の方です。

1985年(昭和60)年から1992(平成4)年の間のことと記憶しています。当時、私は20代から30代になる年齢でした。

 随分、時間に幅があるなあ。中曽根内閣(1985年)から宮沢内閣(1992年)の間(その間、竹下、宇野、海部内閣)って言われてもねえ。7年の違いは大きいですよ。「小学1年生(6歳)が中学生1年生(13歳)に」、「中学1年生(13歳)が大学2年生(20歳)に」なるわけですから。
 まあ、人間の記憶力なんて結構いい加減ですからね。しかも大人になってからの「7年」は「小学1年生にとっての7年」とはだいぶ違う。
 荒木のメールがなければ忘れてるレベルの話だったんでしょう。


■「反物事案」に関する情報
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-ffd0.html
 そもそも怪しい「自称呉服・移動販売屋(?)のおっさん」を北朝鮮拉致工作員と決めつける根拠は何もありません。犯罪行為をやろうとしたのかどうか自体不明だし、仮に犯罪未遂だとしてもそれが「呉服の悪徳商法ではなく拉致」であり「その拉致目的は一般人による身代金目的誘拐ではなく北朝鮮拉致」といえる根拠はどこにもない。
 単に「被害者(?)の一人」が横田奥さんというだけで、
1)「韓国公安当局に摘発された北朝鮮工作員が呉服移動販売方式の拉致を自供した」とか
2)「呉服移動販売方式で拉致しようとして日本警察に逮捕された」とかいう一定の信頼性のある話では全くありません。

 一般的に反物の移動販売など考えられません。
 もし、商売としての移動販売なら、女性対象としては化粧品やアクセサリーなどの販売など。男性対象なら、安い腕時計や財布、ネクタイなどの販売など。

やれやれですね。確かに呉服の移動販売なんて俺も見たことも聞いたこともありません。また仮にそういうものがあるとしてもいきなり見ず知らずの人間に声をかけるなんて怪しい売り方は普通しないでしょう。確かに怪しい。
 でも問題は「商品が呉服かどうか」ではなく「車に乗ってくれと見ず知らずの人間が言う」ことであって俺だったら商品が財布やネクタイだろうと車に乗りませんよ。いや、俺じゃなくたってそうでしょう。化粧品だったら車に横田奥さんが乗ったかといったら乗るわけがないでしょう。
 「呉服だから怪しい」とはどれほど荒木もとんちんかんなんでしょうか。

反物は朝鮮半島でも歴史がある産業です。

 日本でも西陣だの桐生だの反物の産地はあるでしょうに。いつから反物が「朝鮮でしか製造しない、出来ない商品」になったんでしょうか?

戦前から全国的に在日の方に対する職業差別などがあり稼動できる職種は限られていたようです。そのなかに主たる彼らの職業として、反物製造業があります。

ばかばかしい。それ(反物製造業者に在日が多い)が事実だとしても、そんなことが怪しい「自称・反物屋のオヤジ」を「北朝鮮工作員」呼ばわりする理由になると本気で思ってるんでしょうか?。大体、こんな発言をしたら反物業界への差別感情を助長しかねませんよ。荒木の暴言に反物業界関係者はマジで怒り出すんじゃないか。そもそも、本当に「このオヤジが反物屋」だったら「むしろ足がつきかねない商売道具・反物」なんか拉致の小道具に使わないでしょう。


横田早紀江さん拉致未遂?
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-6a89.html

横田早紀江さんがめぐみさんの拉致された翌昭和53(1978)年、拉致未遂に遭っていた可能性がある。

 ばかばかしくて話にならないですね。もちろんそう疑うまともな根拠なんかどこにもないわけです。

和服の反物を売ろうとする不審な人物を過去に目撃したとの三つの情報が入ってきた。

 不審だと即「拉致実行犯」「北朝鮮工作員」になるんですか?。呆れて物も言えません。

 1人の男が反物を2本手に持って「奥さん、反物の良い物が安く展示してあるので、見に来ませんか」と声を掛けて来た。
(中略)
 早紀江さんは以前に呉服店に勤めた経験があり、展示会などを路上にて声をかけ誘う事はあり得ない、顧客には招待状を出すのが普通だという認識があり、非常に不審な感触を抱いた。めぐみさんがいなくなった直後から不審な電話などもあり、日常的に警戒心を持っていた。
(中略)
 早紀江さんは怖くなり、すぐに申し出を断って、新潟大学の交差点方向へ向かった。

 面識の全くない得体の知れない男から突然声をかけられれば誰でも怖いでしょうね。俺だって怖い。
 悪い人ではないかもしれないが「いい人だという根拠はない」し、反物なら別にこんな怪しげな男から買わなくても信頼できる呉服店で買えばいいわけです。得体の知れない男に一人でついて行く*17という危険を冒す必要はどこにもない。
 しかしこれを北朝鮮拉致と疑う根拠はどこにもないわけです。拉致が目的だとしても北朝鮮だという証拠はどこにもない。一般人による身代金目的誘拐なのかもしれない。
 また、犯罪だとしても、拉致ではなく単に「呉服の悪徳商法」に過ぎない可能性もあるわけです。
 以上は横田奥さんが出会った怪しい人たち。
 次は別の人が出会った怪しい人たち。

「自分たちの勤めていた呉服店が倒産して現物支給として反物を貰った・・・その反物を買ってくれないか? 反物は車に積んであるので、乗って見てほしい」と話しかけてきた。

 確かに怪しいことは怪しいですね。単に「常識外れなだけで悪意はない」のかもしれませんが、俺も「知人ならまだしも*18」面識のない得体の知れない人物に「車に乗ってくれ」と言われたら断りますね(よほどのバカでない限り、俺に限らず皆そうでしょうが)。車に閉じ込められて誘拐されないと言う保障はどこにもないからです。
 相手が知り合いで「駅まで行くなら送ってきますよ。歩くの疲れるでしょう」とかなら「断るのも気まずい」「まあ、問題ないだろう」と思って「いやあ、助かります」とか言って乗るかもしれないけどこのケースでは普通乗りません。
 別に北朝鮮拉致がどうこう言う話じゃない。この程度で「北朝鮮拉致では?」なんて言ったら正気を疑われますよ。


■底なし沼
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/07/post-8fcc.html
 底なし沼なのは「荒木巣くう会一派のデタラメさ、腹黒さ」でしょう。
普通の人間は
1)「山本美保さんは生きてる、遺体が山形県で発見されたという警察発表は捏造だ」
2)「スネドン青年は小泉訪朝後に、北朝鮮から遠く離れた中国雲南省で失踪し、米国国務省も拉致認定していないが北朝鮮拉致だ」なんて言いません。
 恐ろしいのは
1)この男の与太を家族会が支持している
2)この与太男と安倍晋三など右翼国会議員がつるんでいる
3)であるが為にまともな批判をマスコミがせず、警察もしぶしぶ「特定失踪者の警察ホームページ掲載などという愚行を強要された」ということでしょう。
 ま、荒木らの愚行のおかげで「警察は政治圧力に弱く、安倍や麻生のような大物政治家の犯罪を摘発できない」という巷の噂は本当らしいことが明らかになったわけですが。


■金田龍光さんと兵庫県警ホームページ
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-ffdb.html
 「特定失踪者情報」http://www.police.pref.hyogo.jp/rachi/index.htmなんてくだらないものを「政治圧力」で掲載させられる各都道府県警の皆さんには心から同情します。
 特に「稲田裕次郎さん(平成14年2月失踪)」なんて明らかに拉致じゃないでしょう。何せ小泉訪朝が「平成14年9月」ですから。「小泉訪朝の7ヶ月前の失踪が北朝鮮拉致かもしれない」なんてアホな話に荷担させられる兵庫県警が気の毒だし、日本人として心底恥ずかしいですね。
 巣くう会だって本心ではこんな馬鹿なことは考えてないでしょう。
 「小泉訪朝の7ヶ月前」に「北朝鮮が拉致を実行し」、愚かにも「稲田さんは拉致疑惑が当時大々的に報道されていたにもかかわらずやすやすと拉致され」、日本政府も「それを阻止することが出来ないほど無能」なんて馬鹿な話はないわけです。しかし巣くう会も「昭和50年代の失踪」など「拉致の可能性が否定できない事案」だけ騒げばいいのに、「平成14年2月失踪」なんてとんでもない代物まで騒ぐのですから奴らのアホさには言葉もないですね。

金田さんと同じ養護施設で育った二人の姉妹の存在は知っていましたが、会うことは叶いませんでした。今後はメディアも探すでしょうし、新たな情報が得られるものと思われます。

まあ、普通に考えて金田さん失踪捜査に役立つ新情報なんてあるわけがないでしょう。
「メディアも探すでしょう」って探すべきじゃないでしょ。当事者たちが自分の事をメディアに売り込まないってことがどういうことかまともな人間ならわかる話です。要するにメディアに報道されて自分たちの生活が脅かされることを望んでないって事でしょう。失踪事件捜査に関係することならメディアに話さずとも警察に話せばそれで充分です。

失踪年月日確定

やれやれですね。新情報も何も巣くう会一派に「正確な失踪日」を特定する能力がない、無能な集団ってだけでしょうが。こんなことは別に警察が隠してたなんて話じゃないでしょうに。

拉致の可能性がより高くなった

意味不明。何がどう高くなったのか?

調査会ポスターの写真は、卒業中学の了承を得た、卒業アルバムからのものです。
(中略)
(注:一方、警察ホームページの写真は)失踪数年前の証明写真と思われます。

中学の卒業アルバム写真なんて「大人になってから失踪した人」の写真としては全く不適切でしょうに、巣くう会も何を考えているのやら。

失踪数年前の証明写真と思われます。
(中略)
彼の周辺からの写真提供もなかったのでしょう。

金田氏の写真の古さを嘆く巣くう会ですがあるだけでマシで「懸樋友重さん」にいたっては写真がありません。

県警自らの新情報、何かとんでもない事実が隠されているのかもしれません。

単に「巣くう会と違い県警の方が情報収集力がある」ってだけの話。大騒ぎするような新情報はどこにもありません。これで何で『何かとんでもない事実が隠されているのかもしれません』なんて馬鹿なことが言えるのか全く理解できません。


■警察のホームページ
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-99b4.html
 拉致問題において警察の捜査に問題があったかなかったか俺にはわかりません。
 もちろん「拉致被害者家族」が「警察がだらしない」「何故事件を阻止できなかった」「何故犯人を逮捕できなかった」などと思うのは人情として仕方がないでしょう。
 また警察に問題があれば批判されて当然です。
 ただ警察は神様ではない。人間の集団でしかないわけです。無茶苦茶な要求をするわけにもいかないでしょう。拉致に限らず「三億円事件」「グリコ森永事件」「朝日新聞阪神支局襲撃事件赤報隊事件)」など未解決に終わってる事件は山ほどあるわけです。
 また荒木の場合、警察が「特定失踪者を拉致と認めないこと」に逆ギレして悪口雑言はいてるだけなので話になりません。何せ、荒木曰く「山梨県警がDNA鑑定を故意に捏造した」ですから。
 荒木及び彼を幹部とする救う会一派にはまともな警察批判をする気など全くないわけです。まともな人間なら荒木や救う会はつきあいきれませんが、つきあえる家族会には心底呆れます。


■『マスコミが絶対教えてくれない中国・韓国・北朝鮮
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-1a69.html
 晋遊舎ってのは山野車輪マンガ嫌韓流』の版元で荒木のような極右を対象に「中国・韓国・北朝鮮誹謗中傷商売」で金儲けしてるゲス右翼出版社です。
 でそんなところが出す本なんだから読まなくてもどんな本か予想がつきます。
 「読まなくても」安倍晋三石原慎太郎が書く本は右翼的代物だろうとか、「読まなくても」不破哲三氏や福島瑞穂氏が書く本は左翼的だろうってのと同じ事です。
 「マスコミが教えてくれない」云々ってのも扶桑社が出してた、藤岡信勝著「教科書が教えない歴史」と同じ意味での「教えない」です。つまり「まともな内容じゃないから」教えないわけです。
 で荒木曰く、そんなウヨ本にインタビューが掲載されたそうです。まともな人間だったら恥ずかしいと思うでしょうが、荒木はまともでないので自慢するわけです。
 一応、晋遊舎のサイトで本の目次だけは確認できるのでリンク(http://www.shinyusha.co.jp/~top/02mook/anti-japan.htm)を張っておきます。


■山本美保さんも県警ホームページにー各県で失踪者情報公開ー
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-3bc4.html
 本来山梨県警の立場では美保さんのホームページ掲載はおかしいんですが、安倍ら極右政治家とつるむ巣くう会の圧力に抵抗しきれなかったんでしょう。犯罪捜査が政治圧力で歪むとは恐ろしい話です。完全に人治国家じゃないですか。日本がまともな法治国家ならあり得ない話です。
 山梨県警内部の良識派は歯がみして悔しがっていることでしょう。俺が県警の人間ならやりきれませんよ。なんで山形県の海岸で遺体が発見された人間・美保さんをホームページ掲載するのか。さすがに「遺体発見という発表は撤回しない」という最後の一線は何とか踏みとどまってるようですが。遺族もいい加減荒木のデマカセに踊らされて恥ずかしくないのか。

警察が家族の申し出などに基づいて拉致の可能性があるとして捜査・調査している864名(今はまた少し少なくなっているかも知れません)

なんで荒木ですら「少なくなってるかもしれない」と言うかといえば当初発表は868人だったからです。これが後に警察が「拉致でないことがわかった(おそらく国内での所在が確認されたんでしょう)」として4人減らして864人になった。荒木ですら、特定失踪者とはその程度のいい加減な代物であることを認めざるをえないわけです。

調査会の非公開リストに入っている失踪者でマスコミには誘拐ないし通常の失踪事件として公開になっている人もいます。

荒木もすごいことを言いますね。マスコミが通常の失踪事件として扱ってる物をどうして荒木は拉致だといえるのかまともに説明できるんでしょうか。

警察は今も山形の身元不明遺体を山本美保さんであると言い張っており、これはつまり美保さんが拉致途中殺害されて海に棄てられた可能性があるということなのでしょうが、だとしたら殺人事件としてもっと真剣に捜査すべきなのは当然です。そんな様子が見えないのはやはりあの遺体が別人で、本当は拉致だと思っているからではないでしょうか。

ばかばかしい。常識で考えて
1)遺体は美保さんだが、自殺または事故の可能性が高い(殺人の可能性なし)
2)殺人の可能性はあるが目撃者もいないし、今更捜査しようがない
3)捜査したいが下手に手をつけると荒木が因縁をつけるので「触らぬ神にたたり無し」「『1)事件性なし』か『2)事件性はあるが捜査のしようがない』のどちらかの可能性が高いから捜査しようもない」で放置されてる、のどれかでしょう。正直、美保さんの事件でなくたって「何年も身元がわからなかったような変死事件(美保さんの事件は遺体が発見されたのが1984年で身元が判明したのが2003年)」を警察が熱心に捜査するかといったらするわけがないでしょう。いや遺族の気持ちを考えればそれでは無念の極みでしょうが「警察は神様ではない」。1984年当時捜査して何の手がかりもつかめなかった物が、2003年になったらつかめるかといったらつかめるわけがないでしょう。そして毎日毎日、新しい犯罪事件が発生してるわけです。解決の見込みの薄い古い事件が放置される傾向にあるのは仕方ないでしょう。まあ、「よくないこと」だとしてもそれを「遺族の気持ちを考えて捜査すべきだ」と言うならまだしも変な陰謀論を唱える荒木には心底呆れます。
 こんな男を幹部にしている巣くう会にも、そんな巣くう会とつきあうことに疑問を感じない、それどころか疑問を感じて巣くう会批判をした蓮池透さんを除名した家族会にも呆れますが。
 しかし荒木という男も本当にたちが悪いですね。「殺人として大々的に捜査しないのは拉致だからだ」なんて馬鹿なことを言っていますがじゃあ「大々的に捜査したら」何というか。
 もちろん「北朝鮮拉致なのに必死にごまかそうとしている」「偽装工作だ」としか言わないことはわかりきってるわけです。荒木はイソップの「狼と子羊」の話に出てくる狼そっくりですね。結論ありきで道理が全く通用しないわけです。

http://www.hitsuzi.jp/news/2006/02/458sheep.html
狼と仔羊
 仔羊が川で水を飲んでいるのを狼が見つけ、もっともらしい口実を設けて食べてやろうと思った。
 そこで川上に立つと、お前は水を濁らせ、俺が飲めなくしている、と仔羊に言いがかりをつけた。
仔羊が、ほんの唇の先で飲んでいるだけだし、それでなくても、川下にいて上流の水を濁すことはできない、と言うと、この口実が空を切った狼は、「しかしお前は、去年俺の親父に悪態をついたぞ」と言った。
一年前はまだ生まれていなかった、と仔羊が言うと、狼の言うには、「お前がどんなに言い訳上手でも、俺としては食べないわけにはいかないのだ」
悪事を働くことが決まっている人の所では正当な弁明も無力である、ということをこの話は説き明かしている。


■圭運丸引き揚げを検討--海保長官
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/---1fa6.html
 「荒木がネタにしてる」と言うことで本文を読む前から、タイトルだけで「圭運丸沈没は北朝鮮拉致だ」「引き上げれば何かわかる」と荒木が主張するんだろうなということがわかりますね。実際そうなんですけど。
 まあ当時引き上げなかった理由は「事件性がない」「引き上げに金がかかる」「引き上げが技術的に難しい」「遺族も何が何でも遺骨を回収したいとは言わなかった」、まあそんなことでしょう。で今回引き上げたとして何かわかるかといったらまあ何もわからないでしょうね。そもそも、たぶん拉致どころか事件性自体がないんでしょうし。当時「海賊による襲撃&故意の沈没」とか犯罪の疑いがあったら無理してでも引き上げるでしょうよ。
 で国会で荒木とずぶずぶの「維新の極右議員」が「引き上げたらどうか」と質問し、海保側は「検討したい」と言ったそうです。「引き上げる」と確約していない点がポイントですね。拉致でも何でもないであろう物を今更金をかけて引き上げることほど馬鹿げたこともないわけです。
 しかし「都議選直前だ」とか「G8サミット」とかビッグニュースがあるとは言え、荒木の「圭運丸沈没は拉致だ!」が「産経など一部ウヨメディアを除き」全く騒がれないのも興味深い。10年前だったらもう少し騒がれていたろうが10年経過して完全に拉致は風化したと言うことだろう。


■折り目
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-48a1.html
 ま、これだけでは何とも言えないでしょうが「金正恩の権威が落ちてるんだ!。北朝鮮崩壊もまもなくだ!」とでも言いたいらしい荒木には失笑ですね。何度「北朝鮮崩壊論を唱えて、外すこと」を繰り返せば気が済むのか。
 しかしふと思ったんですが戦前日本の新聞も荒木の言う労働新聞のように「天皇・皇族写真には気を遣ってた」んですかね?。さすがに今はそんな気は使ってはいないでしょうが。いや右翼を恐れて気を使ってるのかな?


松本京子さん・市川修一さん・斎藤裕さんに関わる情報について
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-3617.html
 荒木だの光文社フラッシュだのにははなからまともな常識があるとは思っていませんが、まさか辺真一がそこまで頭のおかしい男だとは思ってもみなかった。松本さん、市川さんは政府認定拉致被害者だが斎藤某さんはそもそもいわゆる特定失踪者に過ぎない。北朝鮮にいる保障などどこにもないのだ。
それを

「彼は'05年に日本のラジオ放送を聴くことに成功し、ある日、自分の名前が連呼されていたのを聴いたという。そのため、人民軍少佐にまでなったのに退役させられ、平安南道の成川に写され、'08年にここに連れてこられたという」

とフラッシュに書く辺もバカなら、辺の怪しい記事をネタに

「しおかぜ」のスタートは2005(平成17)年10月31日深夜(実際は11月1日0時半)からなので、これが事実とすれば「しおかぜ」スタート直後に斎藤裕さんは聴いていたということになります。退役させられたという点は心配ですが、今も健在であるということを考えれば、私たちにとっては非常に心強い情報でもあります。

自画自賛する荒木にも心底呆れる。本当に辺の言うような話が事実であるならばとっくに拉致認定されているだろう。
 辺と荒木には「黒いつながり」でもあり辺は荒木から金でももらってるのだろうか。


■韓国政府対北風船を妨害
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-7d4d.html
 風船飛ばしなんて、迷惑な挑発行為やれば警察に叱られるのは当たり前だろう。その程度の常識もないとは脳みそに馬糞でも詰まってるのだろうか?


■海保への要請・リスト提出
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-19e4.html
 こんな物を受け取ったところで海保には動きようがないでしょう。事件事故の両面からの捜査なら失踪当初からやってるわけです。もちろん荒木一派だってそんなことはよくわかってるでしょう。


海上の拉致に関する動き
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-7084.html
動きと言っても「荒木ら救う会一派が海保に陳情した」「荒木と近い関係にある右翼議員が今後質問の予定」だのだから「自作自演」「マッチポンプ」みたいなもん。安倍政権が何か動いたわけでも何でもない。


■1万キロ現地調査15回(福岡・公開分)報告
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/115-28da.html
 ろくな根拠もないのによくもまあ「拉致だ、拉致だ」と騒ぐ「拉致だ拉致だサギ」ができるもんだと感心しますね。

(1)加藤久美子さん
北朝鮮工作員安明進氏が、「1989〜90年、金正日政治軍事大学横田めぐみ*19らと一緒にいた女性に似ている」と証言。

1)安が後に覚醒剤不正使用で逮捕され「覚醒剤の金欲しさにあることないこと言った」と自供したこと
2)安の証言が正しいとしても「似ている」だけで「話をしたわけでも何でもない」こと
を考えればこの程度の話では「似ている人」が加藤さんとは断定できず、当然、加藤さんの失踪を拉致なんて認定できません。まあ、それでも他の事件に比べれば安証言という「それなりの証拠があるだけ」この加藤さん失踪事件はマシなのですが。
 荒木が紹介するほかの事件は拉致と認定する根拠がさっぱりわかりません。荒木の紹介する失踪状況は確かに異常であり、残念ながら自発的失踪や事故ではなく犯罪に巻き込まれて悪人に酷い目に遭わされてる疑いが強いように思います。とはいえその「悪人」を北朝鮮工作員と推定する根拠は何もないと思います。


海上保安庁への要請について
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/06/post-39a0.html
 海上保安庁も怪しげな脱北者証言なんぞをもとに要請されたってただ呆れるだけでしょう。
 何をどうしろというのか。漁船が失踪した段階で、海保だって「事故、犯罪の両面から調査していた」に決まってる。で、そのとき拉致だ何だなんてものはでなかったわけです。おそらく拉致云々以前に犯罪性自体が認められなかったんでしょう(つまり事故扱い)。今回かなり有力な証拠付きで「拉致疑惑」が出てきたのならともかく、こんな怪しい証言で何をどうしろと言うのか。何もできるわけがないでしょう。

先日の産経新聞以来注目を集めている海上での拉致

まともな人間はこんな与太相手にしてませんから。

記者会見は下記の通り行います。

どれほどのメディアが来てどれほどのメディアが記事にするのか。もういい加減荒木の与太を記事にするのはやめて欲しいですね。

場所 UAゼンセン会館2階会議室

 UAゼンセンってのは右よりの労働組合です。「右よりの労働組合なんか無価値、左派労組だけに価値がある」というほど俺はごりごりの左翼ではありませんがこれは酷い。UAゼンセンの馬鹿さに呆れます。こんなことは労組運動に全く関係ないし、荒木の寝言に組合の会議室を貸すとはどういう神経をしてるのか?。非常識極右にもほどがある。

*1:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、三木内閣蔵相などを経て首相

*2:佐藤内閣厚生相、福田内閣官房長官、鈴木内閣外相などを歴任

*3:池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*4:佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣経済企画庁長官などを経て首相

*5:警察庁のことか?

*6:というか山形県の海岸で遺体が発見されたんですが

*7:「拉致に抵抗した人」や「拉致しても使い道がなさそうな高齢者(老いぼれのじいさん)」は容赦なくぶっ殺したという脱北者の証言

*8:もちろん永田氏がこの本で問題にしているのは彼がNHKを去る原因と成った安倍の「慰安婦番組への不当な政治介入」です。

*9:著書に生活保護が受けられず餓死した母子を取り上げた『母さんが死んだ:しあわせ幻想の時代に』(社会思想社・現代教養文庫)や『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』(日本テレビ放送網

*10:彼女だって荒木の文章を読む限り何が北朝鮮拉致認定の根拠かさっぱりわかりませんが

*11:あえて言えば「年寄り」云々はともかく「殺された」と言う部分は論理は欠如していないですね。可能性としては充分ありうる。根拠もなく生存説を唱える島田の方が論理欠如です。もちろんだからといって証拠もないのに「殺されたのだ」と断言して曽我ひとみさんの心を傷つけていい訳はないですが

*12:妾発言のこと

*13:お前に後ろめたさなんかないだろ、ふざけんな。

*14:小泉内閣官房長官自民党幹事長(麻生総裁時代)、自民党総務会長(谷垣総裁)などを歴任し、現在、自民党幹事長代行

*15:後に首相

*16:要するに特定失踪者ですね

*17:まあ、夫の滋さんや友達が一緒でもついていくべきではないでしょうが

*18:知人でも信用できないなんて恐ろしいことも時にありますが

*19:そもそもめぐみさんが金正日政治軍事大学にいたという証拠は安証言以外にはなく真偽不明だったと思う