■毎日新聞『朝鮮総連:民間企業が50億1000万円で落札』
http://mainichi.jp/select/news/20131017k0000e040209000c.html
毎日以外にも勿論記事はありますけれどまずは毎日を紹介しておきます。ま、そのうち三浦「守る会」だの西岡「巣くう会」だのもいろいろ言うでしょうからそのときは随時コメントします。
競売にかけられている在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の再入札について、東京地裁民事執行センターは17日、「Avar Limited Liability Company」(アバール・リミテッド・ライアビリティー・カンパニー)が50億1000万円で落札したと発表した。
(中略)
関係者によると、ア社はモンゴルの鉱物資源関連会社との情報がある。モンゴルは北朝鮮と友好関係にあることから、公安当局は同社について情報収集を進める。
・どーも現時点では落札者の素性など、何が何だかさっぱりわからないようですね。アバール社の名前でググっても日本支社ホームページなどない(それとも日本支社自体ないのか?)らしく今回のマスコミ報道以外全然ヒットしません。
・小生としては朝鮮総連が今まで通りの使用が出来ることを願ってやみません。しかしモンゴルって北朝鮮とそんなに親しいか?
・しかし「昨日の台風で甚大な被害が出た*1」「米国ではデフォルト(債務不履行)に突入*2するかどうか*3やそれに関連してオバマケア*4がどうなるかが大問題」など総連本部売却以外にビッグニュースがいろいろあるとは言え、まあこの件で何ともマスコミも静かですね。完全に拉致は風化していますね。
■産経新聞『会館落札のモンゴル系企業? 総連に便宜か』
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131017/trl13101722270009-n1.htm
実に産経らしい記事ですね。
落札企業には謎の部分が多いが、モンゴルの企業とすれば、北朝鮮に有利な方向に会館の土地と建物が利用されるとの見方もある。拉致被害者を調べている特定失踪者問題調査会の曽田英雄常務理事は「会館を再開発しないで、朝鮮総連と賃貸契約を結んで貸し出すという狙いもあるのではないか」と推測している。
実に巣くう会らしい発言。本来こんなこと(落札企業の動向)は巣くう会に関係ないと思うんですけどね。
落札者と巣くう会(あるいは安倍政権)がつながっていて巣くう会(あるいは安倍政権)が拉致解決に有利な方向に何か工作でもするのならともかく。
■NHK『朝鮮総連 入札モンゴル企業はペーパーカンパニーか』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131020/k10015409541000.html
モンゴルの税務当局によりますとこの企業の業務内容はビジネスコンサルタント*5で、資本金は日本円でおよそ6万円、税金や保険料、給料などを支払った記録がなく、資金の流れがほぼ止まっていることから「活動していない」と認定しているということです。
さらに、記載された電話番号は通じないうえ、別の登記情報に書かれているウランバートル市内の住所はアパートの一室になっていますが看板はなく、この部屋の住民も、企業について「関係ない」と話していることなどから、経営の実態がないペーパーカンパニーの可能性が高くなっています。
この落札を「総連に有利」と認識する勢力が落札阻止をねらってこういう情報を流してるという話でしょう。こういう情報を流すことによってアバール社の「金額納付」を阻止しようとか(第1回入札時の最福寺のように、アバール社が納付期限までに落札金額を納付しなければ落札はチャラになるわけです)。
今後の動向が注目されますね。
■読売新聞「朝鮮総連本部の落札企業、モンゴルで貿易業」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131018-OYT1T01539.htm?from=navr
東京都千代田区にある在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物を入札の下限額を大幅に上回る50億1000万円で落札した「アヴァール・リミテッド・ライアビリティー・カンパニー」社が、モンゴルのウランバートル市に本社を置く貿易業として登記されていることが18日、同国政府機関関係者への取材でわかった。
やれやれですね。一体何の会社なんでしょうか。
当初の報道「鉱物資源開発会社」
NHK「経営コンサルタント」
読売「貿易業」
さっぱりわかりません。
【追記】
テレビ朝日「朝鮮総連入札のモンゴル企業…活動実態ない可能性」(http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000014478.html)はNHKと同じ「経営コンサルタント説」を唱えています。まあ、情報元が同じなんでしょうけど。