今日のMSN産経ニュース(6/26分)(追記・訂正あり)

■女性官僚、仕事と家庭の両立で提言 加藤人事局長に“直談判”
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140626/plc14062621410014-n1.htm
 ブクマもつけましたがこれってやらせみたいなもんですよね。
 安倍政権が会ってくれる保障がなきゃ、こんな提言を「女性官僚の皆さん」はしないでしょうし、提言をわざわざ安倍政権側から宣伝してる時点で「霞が関で働く女性有志」には「官製団体臭」がしますよ。
 内容自体はまともかもしれないし、「こういうやらせをしてまで、長時間労働反対イメージを安倍自民党が自らの政権に付着させようとしていること」は「それなりに喜ぶべき事」かもしれませんが、なんかもやもやするなあ。
 「やらせは所詮やらせじゃん」&「ホワエグ導入論&ワタミ参院議員の癖に、『女性の社会進出を進めるためにまず公務員の長時間労働を減らします、そして民間の長時間労働減少につなげます』とか言うか?。『長時間労働を減らす』が本心ならホワエグ導入論なんか唱えるなよ」的なもやもや。


■行動規範策定で協議 中国とASEAN
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140626/asi14062600340001-n1.htm

 東南アジア諸国連合ASEAN*1)の一部加盟国*2と中国などが領有権を争う南シナ海問題で、ASEANと中国の担当者による作業部会が24、25両日、インドネシア・バリ島で開かれ、紛争回避のための法的拘束力のある「行動規範」の策定について協議した。

 何でこういう話になるかといえば「お互いもめたくないから」でしょう。産経が煽るほど中国とASEAN加盟国(フィリピンやベトナムなど)はおそらく「敵対したいわけではない」。もちろんどんな行動規範が出来るのか、そもそも行動規範が出来るのか、出来たとして守られるのかというのはまだわかりません。
 結局どっちかが「こんなん飲めるか」と言って挫折する可能性もある。ただ正直こういう交渉路線しか解決の道はないでしょう。

*1:加盟国はインドネシアカンボジアシンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイベトナム、マレーシア、ミャンマーラオス

*2:フィリピン、ベトナム