今日の産経ニュース(2/17分)(追記・訂正あり)

与那国町陸自配備めぐる2月22日の住民投票 中央大の長尾一紘*1名誉教授に聞く
http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170042-n1.html
 この長尾という御仁も、昔はこんな「百地章*2日本大学)」「西修*3駒澤大学)」みたいなウヨではなかったと思うんですが一体何があったんでしょうか?。「1990年代以降の秦郁彦の極端な右翼化」ともども実に謎です。
 いや知りたくもないですけど。
 中央大学(一応、母校)の名誉が落ちるから勘弁して欲しいですね。正直、「日本大や駒澤大、中央大」に「まともな憲法学の教員がいると仮定*4して」の話ですが、「百地や西や長尾と一緒にされたくはない」と思うでしょう。

 (注:与那国島の)住民投票に外国人参加が認められたことで沖縄県レベルでも同じことが行われ、米軍基地問題が問われる可能性がある。そうなると在日中国人らに日米安保条約の問題で影響力を行使させる危険性をはらむ

 やれやれですね。沖縄のどこにそんなに中国人がいるんでしょうか?。「沖縄で外国人住民も投票できる住民投票が行われれば」、そのときは「大挙して押し寄せてくる」とでも?。正気じゃないですな。大体この間の衆院選(沖縄選挙区)や沖縄県知事選結果で分かるように「外国人が投票するまでもなく*5」、政府に対して「米軍基地ノー」の民意が示されたじゃないですか。

*1:著書『外国人の参政権』(2000年、世界思想社)など

*2:著書『憲法の常識・常識の憲法』(2005年、文春新書)、『外国人の参政権問題Q&A:地方選挙権付与も憲法違反(改訂版)』(2010年、明成社)など

*3:著書『日本国憲法を考える』(1999年、文春新書)、『日本国憲法はこうして生まれた』(2000年、中公文庫)、『憲法改正の論点』(2013年、文春新書)など

*4:さすがにいると思いますけど

*5:現行法上、勿論外国人は衆院選や県知事選で投票できませんので