■【経済インサイド】「キャッシュで97億円払う」中国人富裕層、日本の不動産まで「爆買い」…日本人居住者とトラブル、市況悪化の懸念指摘も
http://www.sankei.com/premium/news/150420/prm1504200002-n1.html
中国人旅行者が2月の「春節(旧正月)」に大挙して日本を訪れ、高額・大量消費する「爆買い」が話題となった。お花見シーズンにも多くの中国人客が入国し同様な行動を起こすなど、勢いに衰えはない。こうした中、円安も味方につけて、一段と加速しているのが中国の富裕層による日本の不動産の“爆買い”だ。
(中略)
中国人の勢いを示すエピソードは、都内随所から聞こえてくる。例えば東京都心部で建設中の大型タワーマンション。大手デベロッパーはマンションの販売に関し、完成後の円滑な管理を考慮して「外国人に売るのは全住戸の3割」といった一定の自主基準を設けたが、結局、その物件は中国人への販売が半分を超えたという。
(中略)
ある中国人の顧客は1500万円の物件を購入するため、数千万円分の札束が入った紙袋を持参して同社を訪れた。あまりにも危険な行為なので、新宿駅西口から連絡を受けた社員が慌てて迎えに行ったエピソードもある。
ただ、中国人による不動産の爆買いは、さまざまな弊害をもたらす恐れが指摘されている。最も懸念されるのが(注:不動産バブル崩壊による)市況の悪化だ。
(中略)
投資家は価格がピークに達するとみられる東京五輪前の18〜19年に売り抜けることを考えているが、それに応える需要層が現れる保証はない。
(中略)
結果的に買い手が付かず値崩れして、不動産市況が大混乱する可能性もある。
まあ、何というか「中国の富豪ってすごいなあ」と絶句ですね。いずれにせよここまで中国人が日本経済にしっかり組み込まれてしまうと産経のような反中国はおよそ現実的じゃないでしょう。