■インド結び政経連携、米越仲介し対中牽制 メコンへの７５００億円支援、２つの「俯瞰外交」戦略
http://www.sankei.com/politics/news/150705/plt1507050013-n1.html
ベトナムのグエン・フー・チョン*1共産党書記長は６日から米国を訪問する。ベトナム戦争後、ベトナムの最高指導者が米国を訪れるのは初めてだ。
ベトナムにとって圧倒的な軍事力を持つ中国との交渉や領海警備には、米国の後ろ盾が必要。
産経なので割り引く必要はあるでしょうが。「ベトナム戦争時代」に「ベトナム首脳が中国牽制目的（？）で米国を訪問する時代」が来るとは誰も予想してなかったでしょうね。
■【安保法制】民主、維新と領域警備法案提出へ 岡田*2代表が明言
http://www.sankei.com/politics/news/150705/plt1507050003-n1.html
記事が事実*3なら「政治的是非*4以前に民主党て本当に政治センスねえよな」「つうか何、反中国極右の巣窟が民主党なの？」「岡田は政界引退して家業のイオンでも継げよ」と実感しますね。領域警備法て何かと言えば「尖閣防衛」ですからね。
そんなもん「中国への挑発行為」以外何物でもないでしょうよ。安倍の反中国外交を批判すべき最大野党が「反中国外交」を繰り広げてどうするのか？。本気で中国が尖閣に攻めてくるとか思ってるのか？（もし、そうなら岡田民主党は正気じゃありません）。しかも「橋下ら反中国極右の巣窟・維新と共同提出の予定」ですからね。中国が岡田民主党をどれほど警戒し、反発するか今から予想がつきます。中国は「他の件はともかく、対中国外交では安倍の方が岡田よりまだマシじゃないか（勿論安倍は歴代自民党政権と比べれば相当酷いが）」「そう言えば尖閣侵入漁船船長逮捕（鳩山政権）とか尖閣国有化（野田政権）とか無茶苦茶な事やらかして日中関係をぶちこわしにした政党が民主党だったな」とすら思うんじゃないか（つうか俺もそう思いつつありますが）。
民主党政権の「日中友好破壊行為（例：尖閣国有化）」を思い出すと今でも当時の民主党政権への怒りがこみ上げてきますね。
ああいうバカを民主党政権がするから安倍が「日中関係を既に悪いから俺が何しようと問題ねえ」とか勘違いして暴走した面は否定できないでしょう。
またウヨ連中、タカ派連中においては「領域警備法」は「自衛隊の権力強化」と言う意味では「集団的自衛権関係法」とつながってるわけです。左派、ハト派からすれば「民主党の集団的自衛権反対は全く信用できない」てことになるでしょうね。
でこういうのに辻元清美ら自称「党内左派」も反対しないんでしょうね。民主党のていたらくには本当に呆れますし、ハト派、親中派*5の俺としては「共産主義者でもねえのに、共産しか支持政党がねえ」感が半端ないですね。まあ、社民でもいいんですけど議席数が少ないから。
