【主張】米厚生長官の訪台 「民主主義」の連帯示した - 産経ニュース
アンチ中国の産経らしいですが「ばかばかしい」としか言いようが無いですね。
中国政府も指摘するように「米国がいわゆる『一つの中国』の立場を否定しない限り」できることには限界があります。今回とて米国は『一つの中国』には反しないと言い訳してるわけで産経が願望するような『台湾と米国の国交樹立』などありえないわけです。
大体、米国内の台湾ロビーがこうした動きをすることの何が「民主主義の連帯」なのか。
立民との合流「役員会は6対3で反対多数だった」 - 産経ニュース
国民民主党の玉木雄一郎*1代表は12日夜のBSフジ番組で、立憲民主党との合流を議論した11日の党執行役員会では、両党幹事長間でまとめた条件での合流には反対する意見が多数だったことを明らかにした。「相当もめた。今の条件で合流することには反対の方が多かった。6対3だった」と語った。
関係者によると、賛成した3人は平野博文*2幹事長、泉健太*3政調会長、原口一博*4国対委員長。玉木氏や古川元久*5代表代行ら6人は反対した。綱領案など合流条件は平野、泉両氏が立民と協議してまとめた。
で、トップであるものの、「もはや合流話は覆せない」「無理に覆そうとすれば自分が負け犬となる」と諦めた玉木は「合流派と合流反対派の円満離婚(分党話)」を言い出したわけです。その場合でも玉木派は少数派にとどまるでしょうが「党から追い出されたというイメージ」だけは避けたいと言うことでしょう。玉木の思惑が通るかは分かりませんが。
【主張】国民民主分裂へ これが野党の再編なのか - 産経ニュース
アンチ立民の産経らしいですが、
1)まともな自民支持者にとっては野党がどうなろうがどうでもいい(自民がまともな政党として頑張るだけの話)
2)まともな野党支持者(立民、国民民主支持者除く)にとっては「過去の野党共闘の蓄積をいきなり全否定するような暴挙さえしない限り」どうでもいい
話であって、こんな合同話を問題にする「まともな動機がある」のは当事者である立憲民主と国民民主の支持者だけの話です。
まあ、合同話に恐れおののいてるらしい「自民応援団」産経は「野合」と悪口するわけですが、そんなん、「野合だから合同するな」という「合同反対派」の立憲民主、国民民主支持者でもない限り「部外者が余計な口出すな」て話です。
玉木氏ら非合流派には、今までの政策提案型の行動を貫き、憲法改正や原子力発電、安全保障などでも現実的な政策を掲げる勢力をつくってもらいたい。
やれやれですね。結局「野党内に自民に色目使う集団(第二自民党のインチキ野党)があるとありがたい。玉木一派は今後もそう言う第二自民党路線でお願いします」つうくだらない話です。つまりは「そんなことは政治的にあり得ませんが」、玉木主導の合同で「合同後の政党が完全な第二自民党となり、共産、社民との野党共闘をぶち壊しにでもすれば」産経は「野合呼ばわり」どころか、「良くやった」と絶賛でしょう。
「政策提案」て政策提案なら立憲民主や共産党だってやってるわけですが(是非はひとまず置きます)。産経が「俺が政策提案と認めないから政策提案じゃ無い」と言うだけのくだらない話です。
しかし「現実的な政策」て。国民の大半が否定的で、歴代自民党政権も現在の安倍など一部のウヨ政権を除けば、「いわゆる解釈改憲で安保、自衛隊を正当化してきた」とはいえ、産経のような明文改憲路線で無かったのに何が「改憲が現実的」なんでしょうか。
なお、細野*6など「一部の旧民主党議員」が既に自民入りしたことを考えれば今後、玉木が自民入りしたとしても全く不思議では無いでしょう。